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3章 依存国ツィーシャ
視える子ども
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「ねぇ、君はひとりで来たの?お父さんやお母さんは一緒?」
気を取り直してクレアが問いかけると、男の子は視線を手から外して、今度は青ざめた表情をした。
「……ぼく、パパとここにきたの。
ひさしぶりだったから、うれしくて……きれいで、パパに言わないでおいかけてきちゃった」
「そっか。それはお父さん、心配してるだろうね」
「うん…………」
しゅんとしおれた男の子は自分のしたことを反省しているようだった。
すっかり元気をなくした男の子が不憫で、クレアはそのまま隣に腰掛けた。
「じゃあ、お父さんが来るまで私とここで待ってようか」
「……ほんと?」
クレアが男の子の頭を優しく撫でながら提案すると、男の子は思ってもみなかったのか、救いを得たような目をしてクレアを見た。
クレアは男の子の聞き返しに軽く頷いた。
「ひとりだと寂しいから。退屈させないために魔法も見せられるからね」
「まほう?おねえちゃん、さっきのほかにもつかえるの?」
魔法、という言葉に反応した男の子はまた元気を取り戻して目を輝かせた。
表情がころころ変わるところにクレアは少しだけ笑った。
男の子の期待に応えようと、クレアは指を鳴らした。
途端に、目の前にうさぎの氷像が現れた。
手のひらで持てるほどの大きさに作った氷像を、クレアは男の子の手のひらにのせた。
「わ……うさぎさん!こおりなのに、つめたくない!」
氷像を手で持てるように、内側の冷気を閉じ込めたものを外から覆っているだけで、本当は冷たいのだが、夢は壊せない。
「魔法だからね」
「すごい………………あっ!おねえちゃん水いろだ!」
「えっ?」
クレアが少しだけ得意げに言ってみせると、男の子はまた目を輝かせた。
そして、銀の次は水色だと言われ、クレアはまた困惑した。
何を見て色を言っているのだろうか。
クレアはうさぎに夢中な男の子を横目に、ふと考える。
(銀に水色………属性?)
クレアはさっき男の子に治癒の魔法を使ったときに出た淡い銀の光を思い出した。
聖属性魔法は、低次の魔法だと淡く銀の光を発して高次になるほどはっきりとした銀の光を放つ。
しかし、先ほど出したうさぎは何の光も発していない。氷属性の人の魔法陣が水色に光るときがあるが、魔法陣すら出ていないから色を判定するのは不可能だ。
属性ごとに放つ光の色があるにはある。
それを知った上での発言なのか、もしくは─────。
「ねぇ、おねえちゃん!ほかにもない?」
「えっ?あぁ……こういうのは?」
思考を遮られ、次の魔法を所望する男の子に視線を戻したクレアはまた別の魔法を見せた。
氷のうさぎの次は色とりどりの小さな花火だった。
光は生活魔法を使うことができれば誰でもできるもので、花火は火属性が少し混ざっている。
ちらりと男の子の様子を窺うと、目の前の幻想的な光景に信じられないといった様子だった。
そうして、クレアの視線に気づいたのか、クレアのほうを向いてまた笑った。
「すごいすごい!!おねえちゃん、すごいまほうつかいなんだね!」
「それなり……だよ。ちなみに、今の私は何色なの?」
純粋に褒めてくれる男の子に問いかけると、男の子は驚いた顔をしたが、すぐにクレアの胸元───魔力の源あたりを見て答えた。
「んーっと………白と赤!だけどね、このまんなかのところは、もっと白い!」
クレアはその答えで確信を得た。
この男の子は『視える』種類だと。
属性によって様々な色が視えるのだろう。
もっと白い、というのはきっとクレアが使えるすべての属性の色が混ざった結果だろう。
(視えるのか………)
クレアはあのころの自分と歳が近い男の子を見て、複雑な顔をした。
魔力や属性が視えるというのは、魔法を使ったり関わったりして生きていくなら、喉から手が出るほど欲しがるものだ。
ただ。
『…………へぇ、キミ「視える」人なんだ?』
クレアはあの男の声がよぎって頭を振った。
守る術がなければ搾取される可能性も十分にある。
属性を特定することができるのは、とても珍しいだろう。
クレアも見たことがなかったのだから。
「………おねえちゃん、ぼくのいうことほんとだとおもってくれるの?」
不安げな表情で聞かれて、クレアは思わず男の子の頭を撫でた。
『視える』ことは説明するのが難しい。
今まで異質扱いされたことがあるのかもしれない。
「………そうだね。私は人の魔力が視えるけど、おかしな人だと思われたことがあったからその気持ちが分かるなと思ってさ」
「おねえちゃんも……?」
仲間を見つけたことに胸を躍らせているようだ。
クレアがこくりと頷くと、男の子は嬉しそうにはにかんだ。
「えへへ、ぼくおなじ人はじめて!」
「ふふ、おそろいだね」
クレアはそこまで言って口をつぐんだ。
身を守るためにも、みだりに『視える』ことは言わないほうがいいと、どう教えたものかと思案していたのだ。
しかし、その言葉を紡ぐ機会は失われる。
「おい!アルン!」
突然、二人で座っていたベンチに向かって叫ぶ声が聞こえたのだ。
声のほうを見ると、息を切らした男の人が立っていた。
隣に座る男の子を見ると、表情が一目瞭然なくらいに明るくなった。
「パパーー!!」
男の子、もといアルンは元気よくベンチからおりて男のもとへ駆け寄っていく。
父親と思われる男もアルンを迎え入れるために両手を広げて待っている。
アルンがその両手に飛び込むと、いつもやっているのか父親がアルンの頭をわしわしと撫でまわした。それが心地いいのか、アルンも「きゃー!」といいながら撫でまわしに応じている。
父親はひと通り撫でまわすと、すぐにアルンの体を執拗なまでに隅々と確認する。 その光景をクレアが不審がったところで、父親はアルンと視線を合わせた。
「アルン、こんな大事な時期に勝手にいなくなったら駄目だろ!ただでさえお前は大事なんだ……心配したんだぞ」
「ごめんなさい……パパ、今日も泥だらけだね」
「またそれか?泥なんてついてないだろう?まったく……帰るぞ」
「…………はぁい」
父親のお叱りを受けてなのか、少し元気をなくしたアルンを父親が抱っこで抱えた。
そして、クレアのほうを見て一度会釈して背中を向けた。
(………まただ)
クレアはアルンの父親の視線に背筋が凍る思いがした。
「あっ………おねえちゃんバイバイ!」
突然の移動で驚いたのか、アルンは父親の肩に乗り出してクレアのほうに手を大きく振った。
クレアは少し笑いながら手を振り返した。
「泥……って何の属性なんだろう」
アルンが去って行った方向を見て父親が思ったとおりの過保護だったと振り返りながら、クレアはまた新たな疑問を抱えることになった。
クレアは向かう予定だった魔導具を売っている場所まで歩きながら深く考えだした。
『また』と父親があしらっていた様子からして、アルンが何かを視たのは確かだが、父親はアルンが『視える』ことをわかっていないし、信じていない。
『今日も』ということはよく出会う属性なのかもしれない。
色で言えば地属性や雷の属性は近からず遠からずといった感じだ。
わざわざ『泥』と言うのなら、本当に泥なのだろう。
属性が混ざった状態を指していたのだろうか。
しかし、クレアが先ほど出した花火は生活魔法の光と火属性を掛け合わせたもので、アルンはたしかに「白と赤」と分けて色を述べた。それでも証拠としては薄いものだが、複数の属性ではないのかもしれない。
色で表せないありふれた属性が一体なんなのか。
この土地に根付いた属性などがあれば絞れるが、そこまで詳しくはない。
それに、あの父親の顔は子どもを心配する表情ではなかった。
アルンには見せていなかったが、クレアや周囲を警戒するあの視線は、とても恐ろしいものだった。
『ただでさえお前は大事なんだ……』
あんな目をしておいて大事、というのは少し無理がある。
クレアは親が誰かわからない。
これまでの人生で楽しい時間は少なく、グラントで知った『家族』という形が正しいのかも判断ができない。
だから、あの親子に感じた異常性も憶測に過ぎない。
もう一度会うかどうかもわからない親子だし、考えすぎの可能性だってある。
実際、アルンは父親と再会して顔を綻ばせていた。
「幸せそうならいいのかな………」
クレアはアルンの笑顔を思い出しながら、小さくつぶやいた。
気を取り直してクレアが問いかけると、男の子は視線を手から外して、今度は青ざめた表情をした。
「……ぼく、パパとここにきたの。
ひさしぶりだったから、うれしくて……きれいで、パパに言わないでおいかけてきちゃった」
「そっか。それはお父さん、心配してるだろうね」
「うん…………」
しゅんとしおれた男の子は自分のしたことを反省しているようだった。
すっかり元気をなくした男の子が不憫で、クレアはそのまま隣に腰掛けた。
「じゃあ、お父さんが来るまで私とここで待ってようか」
「……ほんと?」
クレアが男の子の頭を優しく撫でながら提案すると、男の子は思ってもみなかったのか、救いを得たような目をしてクレアを見た。
クレアは男の子の聞き返しに軽く頷いた。
「ひとりだと寂しいから。退屈させないために魔法も見せられるからね」
「まほう?おねえちゃん、さっきのほかにもつかえるの?」
魔法、という言葉に反応した男の子はまた元気を取り戻して目を輝かせた。
表情がころころ変わるところにクレアは少しだけ笑った。
男の子の期待に応えようと、クレアは指を鳴らした。
途端に、目の前にうさぎの氷像が現れた。
手のひらで持てるほどの大きさに作った氷像を、クレアは男の子の手のひらにのせた。
「わ……うさぎさん!こおりなのに、つめたくない!」
氷像を手で持てるように、内側の冷気を閉じ込めたものを外から覆っているだけで、本当は冷たいのだが、夢は壊せない。
「魔法だからね」
「すごい………………あっ!おねえちゃん水いろだ!」
「えっ?」
クレアが少しだけ得意げに言ってみせると、男の子はまた目を輝かせた。
そして、銀の次は水色だと言われ、クレアはまた困惑した。
何を見て色を言っているのだろうか。
クレアはうさぎに夢中な男の子を横目に、ふと考える。
(銀に水色………属性?)
クレアはさっき男の子に治癒の魔法を使ったときに出た淡い銀の光を思い出した。
聖属性魔法は、低次の魔法だと淡く銀の光を発して高次になるほどはっきりとした銀の光を放つ。
しかし、先ほど出したうさぎは何の光も発していない。氷属性の人の魔法陣が水色に光るときがあるが、魔法陣すら出ていないから色を判定するのは不可能だ。
属性ごとに放つ光の色があるにはある。
それを知った上での発言なのか、もしくは─────。
「ねぇ、おねえちゃん!ほかにもない?」
「えっ?あぁ……こういうのは?」
思考を遮られ、次の魔法を所望する男の子に視線を戻したクレアはまた別の魔法を見せた。
氷のうさぎの次は色とりどりの小さな花火だった。
光は生活魔法を使うことができれば誰でもできるもので、花火は火属性が少し混ざっている。
ちらりと男の子の様子を窺うと、目の前の幻想的な光景に信じられないといった様子だった。
そうして、クレアの視線に気づいたのか、クレアのほうを向いてまた笑った。
「すごいすごい!!おねえちゃん、すごいまほうつかいなんだね!」
「それなり……だよ。ちなみに、今の私は何色なの?」
純粋に褒めてくれる男の子に問いかけると、男の子は驚いた顔をしたが、すぐにクレアの胸元───魔力の源あたりを見て答えた。
「んーっと………白と赤!だけどね、このまんなかのところは、もっと白い!」
クレアはその答えで確信を得た。
この男の子は『視える』種類だと。
属性によって様々な色が視えるのだろう。
もっと白い、というのはきっとクレアが使えるすべての属性の色が混ざった結果だろう。
(視えるのか………)
クレアはあのころの自分と歳が近い男の子を見て、複雑な顔をした。
魔力や属性が視えるというのは、魔法を使ったり関わったりして生きていくなら、喉から手が出るほど欲しがるものだ。
ただ。
『…………へぇ、キミ「視える」人なんだ?』
クレアはあの男の声がよぎって頭を振った。
守る術がなければ搾取される可能性も十分にある。
属性を特定することができるのは、とても珍しいだろう。
クレアも見たことがなかったのだから。
「………おねえちゃん、ぼくのいうことほんとだとおもってくれるの?」
不安げな表情で聞かれて、クレアは思わず男の子の頭を撫でた。
『視える』ことは説明するのが難しい。
今まで異質扱いされたことがあるのかもしれない。
「………そうだね。私は人の魔力が視えるけど、おかしな人だと思われたことがあったからその気持ちが分かるなと思ってさ」
「おねえちゃんも……?」
仲間を見つけたことに胸を躍らせているようだ。
クレアがこくりと頷くと、男の子は嬉しそうにはにかんだ。
「えへへ、ぼくおなじ人はじめて!」
「ふふ、おそろいだね」
クレアはそこまで言って口をつぐんだ。
身を守るためにも、みだりに『視える』ことは言わないほうがいいと、どう教えたものかと思案していたのだ。
しかし、その言葉を紡ぐ機会は失われる。
「おい!アルン!」
突然、二人で座っていたベンチに向かって叫ぶ声が聞こえたのだ。
声のほうを見ると、息を切らした男の人が立っていた。
隣に座る男の子を見ると、表情が一目瞭然なくらいに明るくなった。
「パパーー!!」
男の子、もといアルンは元気よくベンチからおりて男のもとへ駆け寄っていく。
父親と思われる男もアルンを迎え入れるために両手を広げて待っている。
アルンがその両手に飛び込むと、いつもやっているのか父親がアルンの頭をわしわしと撫でまわした。それが心地いいのか、アルンも「きゃー!」といいながら撫でまわしに応じている。
父親はひと通り撫でまわすと、すぐにアルンの体を執拗なまでに隅々と確認する。 その光景をクレアが不審がったところで、父親はアルンと視線を合わせた。
「アルン、こんな大事な時期に勝手にいなくなったら駄目だろ!ただでさえお前は大事なんだ……心配したんだぞ」
「ごめんなさい……パパ、今日も泥だらけだね」
「またそれか?泥なんてついてないだろう?まったく……帰るぞ」
「…………はぁい」
父親のお叱りを受けてなのか、少し元気をなくしたアルンを父親が抱っこで抱えた。
そして、クレアのほうを見て一度会釈して背中を向けた。
(………まただ)
クレアはアルンの父親の視線に背筋が凍る思いがした。
「あっ………おねえちゃんバイバイ!」
突然の移動で驚いたのか、アルンは父親の肩に乗り出してクレアのほうに手を大きく振った。
クレアは少し笑いながら手を振り返した。
「泥……って何の属性なんだろう」
アルンが去って行った方向を見て父親が思ったとおりの過保護だったと振り返りながら、クレアはまた新たな疑問を抱えることになった。
クレアは向かう予定だった魔導具を売っている場所まで歩きながら深く考えだした。
『また』と父親があしらっていた様子からして、アルンが何かを視たのは確かだが、父親はアルンが『視える』ことをわかっていないし、信じていない。
『今日も』ということはよく出会う属性なのかもしれない。
色で言えば地属性や雷の属性は近からず遠からずといった感じだ。
わざわざ『泥』と言うのなら、本当に泥なのだろう。
属性が混ざった状態を指していたのだろうか。
しかし、クレアが先ほど出した花火は生活魔法の光と火属性を掛け合わせたもので、アルンはたしかに「白と赤」と分けて色を述べた。それでも証拠としては薄いものだが、複数の属性ではないのかもしれない。
色で表せないありふれた属性が一体なんなのか。
この土地に根付いた属性などがあれば絞れるが、そこまで詳しくはない。
それに、あの父親の顔は子どもを心配する表情ではなかった。
アルンには見せていなかったが、クレアや周囲を警戒するあの視線は、とても恐ろしいものだった。
『ただでさえお前は大事なんだ……』
あんな目をしておいて大事、というのは少し無理がある。
クレアは親が誰かわからない。
これまでの人生で楽しい時間は少なく、グラントで知った『家族』という形が正しいのかも判断ができない。
だから、あの親子に感じた異常性も憶測に過ぎない。
もう一度会うかどうかもわからない親子だし、考えすぎの可能性だってある。
実際、アルンは父親と再会して顔を綻ばせていた。
「幸せそうならいいのかな………」
クレアはアルンの笑顔を思い出しながら、小さくつぶやいた。
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