奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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C35号の昇格後

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C35号はB6号がシルバー昇格が決まった時にゴールド昇格になった
今はゴールドの部屋に移動している
ゴールドの部屋はシルバーの時よりずっと高級な造りで高級マンションのようだ
玄関アプローチがあり、リビングダイニングキッチンまで通路がありバスとトイレが通路に付いてる。LDKの隣は寝室がある。新婚さんでも住めそうだ
LDKにはテーブル席とは別にソファーまである
ハンガー掛けにはパーカーやトレーナーを掛けている。ここで買った少しオシャレな私服
新人奴隷ボーイは施設内見学のためこの部屋にも調教師に連れられて来る。ゴールドの奴隷ボーイの待遇を見て、仕事を頑張らせるためだ
昼近くだ。テレビを観ていた。YouTubeなども視聴できるが発信はできない

志望しない限りレストランやティーラウンジのシフトもない。志望すると僅かだが報酬が出て、指名客を獲得することもある。それでたまにはシフトに入っている。1人でも多くの指名客を得て、あとは卒業するのみだ
極貧兄妹としてここに来た。妹はC35号がここに身を売った費用で中学生になっているはずだ
もし自分がここから長く卒業できなくても妹が望む高校を卒業させ、大学にいくぐらいの費用は預けてある。そのためここでの借入金が増え、結構、売れっ子なのにすぐには卒業できなかった
借入金が全て無くなってももう少しここにいるかも知れない。次は自分が大検の認定を取り、大学に進みたい。その費用も稼ぎたい
実際、借入金なしの奴隷ボーイもいるらしい。C35号のように卒業後の当面の費用を得るためである
昼の間、自由に動けるゴールドの奴隷ボーイへの連絡は館内放送でなされる
「C35号、調教師室まで連絡するように」
などと業務連絡が入る。返事は館内や部屋にある業務用テレフォンで行う
部屋にいたC35号はLDKのインターホンで返事する
「はいC35号です」
「おつかれさん、指名客が入った。すぐに浴室にきてくれ」
行くしかない。ゴールドでも仕事は拒否できない
良いお客様ならいいんだけど………
そう思いながらC35号は浴室に向かった
脱衣場で浣腸を受け排泄。裸になって浴室に入る。まずは浴槽で身体を温める
上がると調教師のアシスタントがC35号の全身をキレイに洗う。これは自分ではさせてもらえない。身体を洗いながらシャワー浣腸で腸内をもっとキレイにする。女子と違いアナルが性器だからここはキレイにしておかないとならない
お腹の痛みはガマンするしかない。もし自分の腸内の汚れを付けたお客様のペニスをフェラするよりマシだ
もう少し浴槽で浸かり上がる
脱衣場は入ってきた所でなく反対側にもある。いわば着衣場である
アシスタントが全身くまなくバスタオルで拭いてくれ、髪の毛もドライヤーで乾かしてくれ、セットもしてくれる
「ご指名はもみじ饅頭様だ」
C35号には初めてのお客様だ
C35号は着衣しながらもみじ饅頭の好みなどを調教師の純一から説明をうけた
C35号は純一に連れられてプレイルーム2に向かったのだった
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