奴隷島の青年たち

KEYちゃん

文字の大きさ
360 / 491

11号その後

しおりを挟む
11号の最近を案じて下さる感想を頂きました。11号についての近況です

ブロンズからシルバー昇格はもう少しかかりそうだ
と、言っても指名客は多い。なんせ元奴隷ボーイのゴールドだし少し他の奴隷ボーイと比べると20歳を少し過ぎた彼は少し年かさと言える。しかし容貌は益々磨きがかかりまた奴隷ボーイとしてのテクニックも飛び抜けていた
それゆえ長く彼を指名するお客様も多い。11号がお客様にあぶれる日は11号の病欠などを除きまずない
それが卒業はまだしもシルバー昇格ですらなかなか通達すらない
何故か?逃亡を謀って追捕された11号は罰金として借入金残債に2500万円を加えられた
多くのお客様をお相手して売上げても借入金の金利と生活費を毎月搾取されてはなかなかシルバー昇格できないでいた
卒業が近くならないと昇格はないのだ
元ゴールドクラスだったことは忘れることにしている。でないと辛い思いに襲われるからである
私服を着用し部屋は夜間以外は解放、移動も拘束されることなく自由に動けた
ブロンズまで回復したのはスチールクラス(罰則的クラス)の安い舌奴隷に留めておくのは損だとリゾートが判断したからである
移動は調教師がつき、手錠と腰ベルト、足枷が装着される。部屋は鉄格子の狭く暗い中世のような牢屋である
全て経験してきたことである

この日もレストランのシフトをこなすため調教師の俊介が迎えに来た。実は元カノのいた11号だが今は俊介のことを慕っていた。俊介もまんざらでもないようだがそれは口できるものではない 
一度はゴールド昇格を果たした11号を拘束するのは辛い。もう11号が逃亡を企てることは絶対にあるまい
しかし規則を調教師が破る訳にはいかない
「すまんな付けるぞ」
そう言うと11号は装着しやすいように身体を動かした
「気を遣わないで下さい」
11号は笑った

レストランでも11号は真面目に仕事をこなした。誰かの指名を貰えると少し空いているスケジュールが埋まる

性を交えることは大好きだ
元々はノンケの青年で逃亡を企てたのは危篤の彼女の死に間に合わせたいと思ったからである
しかしここで奴隷ボーイとして性を交わしていると性の嗜好が変化する
お客様に買われて抱かれることに性嗜好が変わるのだ
好みも女性でなく男性になっていく。それゆえ11号は今は俊介を慕っているのである

「11号やないか?」
レストランに来てたのは昔なじみのお客様・天王寺公園だった
「あっ、天王寺公園様、お久しぶりです」
久しぶりの再会であった
しおりを挟む
感想 39

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

少年達は吊るされた姿で甘く残酷に躾けられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

処理中です...