奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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俊介と11号の休日

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この場合、本来、11号は仕事であって俊介だけが休暇中なのだが………。11号は俊介に指名された奴隷ボーイの1人に過ぎない
俊介からリゾートに支払われた費用は11号にバックされる。つまり11号は勤務中だ
俊介は五泊六日である
時間はたっぷりある。そして費用の一部が社割でリゾートが割引いてくれるのもありがたい
「俊介さん、ごゆっくり!」
新人調教師の海星が去る
俊介は軽く手を振ってから11号を招く
「おいで湊」
俊介は二人きりの時は11号を名前で呼ぶ。本名を知っているのは調教師ならではである
「はい。俊介さん」
俊介は本名である。11号は俊介にずっと前に教えられた
コーヒーセットを用意してくれているのでソファーの隣に座る
コーヒーとケーキが二組並んでいた
「苺のケーキが好きだったよねぇ?」
俊介が言うと。11号はゆっくりと頭を下げた
「前に言ったこと忘れていなかったんですね」
初めて俊介が11号を指名した時に言った覚えがある。覚えていてくれたんだぁ?
何か嬉しい
「覚えてるよ。湊が言ったことは忘れないよ」
などともっと嬉しいことを言ってくれた
「ありがと」
11号は俊介に甘えるようにしなれかかった

11号は普段、あまりお金を使わない。ゴールドになるとケーキやコーヒーなど自ら足を運んで購入できる。しかし滅多にそれはしなかった。少しでも早く借入金を返済しここを卒業したいからだ。俊介が見ている時に誰かに抱かれたくない。卒業や仮卒業したらもう奴隷ボーイとして誰にでも抱かれることはなくなる
「抱いて」
「うん。抱いて君の全てを清めるね」
俊介が言った。ほかの指名客に抱かれた身体も俊介が書き加えることでそれは削除される。前に俊介に最後に俺が抱いて清めてやると
「うん。僕の身体を俊介さん、清めて欲しいです」
過去のお客様が11号に付けた記憶は俊介により上書きされるのだ
ソファーではイチャイチャしながらケーキとコーヒーを口にした
「美味しい」
リゾートのお客様に出すのはもったいないぐらい美味しい
食べ終わるのを見届けて俊介は11号をお姫様ダッコする。11号もそれなりの身体だが俊介は鍛えている。軽々と抱き上げた
俊介は11号をベッドに優しく置いて脱がせる。元水泳部だった11号の身体は見事である。全身の筋肉が発達している。華奢、言い換えれば少年ぽい未発達な身体が多いリゾートの奴隷ボーイでは少ないタイプだ。それでいて童顔ゆえにガタイ系ではなく可愛い系に分類されているのだ
「相変わらず見事な身体だ!」
俊介は11号を抱きしめた
長い長い………、でも本人たちには短い短い時間が始まるのだった



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