奴隷島の青年たち

KEYちゃん

文字の大きさ
424 / 491

湊の近況

しおりを挟む
湊は木曜日の全体朝礼から奴隷ボーイではなくなった。借入金残債は280万ほど。今後は給料からの天引きと俊介からの返済で相殺していく
湊はベルボーイの制服に着替えて研修の毎日だ。お辞儀の角度、お客様への挨拶、お荷物の扱いなどなかなか難しい。鼻の下を伸ばすお客様なら奴隷ボーイが可愛い笑顔で何とかなる場合も多いが、ベルボーイだとそうもいくまい。指導係にこってり絞られている

仕事後、帰ってきたら、あとは天国である。俊介が帰ってくるのを待って一緒にごはん。食材があまりないので社員食堂での食事となる。2人の時間が異なればテイクアウトで部屋に持ち帰り、もうひと手間かけるのも良い
湊はシフトの不規則な俊介を待つことが多かった
俊介が帰ってきたら寮のキッチンでお湯を沸かし、テーブルに食べ物を並べる。簡単な一品も一緒に出す。俊介が喜んでくれるのが嬉しい
ラインの着信音
「もうすぐ帰ります」
のメッセージ。キッチンに立つ湊に
「いつもの格好が良い」
「もう~、エッチ!!!」
送り返す
俊介のリクエストは裸エプロン
部屋をもう少し暖めて湊は全裸になる。俊介のお気に入りのライオンのエプロンを着た。少し隠れるのがかえって恥ずかしい
よく裸を強要される隷ボーイでなくなって幾ばくもないに裸でいるのが何故か恥ずかしいのだった
インターホンがなり俊介が入ってくる。お互いの部屋の予備キーを預けている今日は俊介の部屋だ。と、言っても同じ間取りで同じフロアーなのだが………
「お帰り!!!」
お客様フロアーの売店で買ってきたキュウリの漬物を切る。今日の手作り一品は茶わん蒸し。俊介の好物だ
社員食堂の晩ごはんの定食に茶わん蒸しと漬物を付ける。本当は全部、手作りの晩ごはんを食べて貰いたい。しかしここでは食材も揃わない。いつか島を出ることがあればその時は………
「おッ!裸エプロン」
湊の姿を見て俊介が言う。嬉しい
「相変わらず可愛い!俺の湊」
そう言って近寄る俊介。下心いっぱいの表情である
案の定、俊介はエプロンに右手を滑らせ湊の乳首を執拗に責めた
「止めて………」
と、言う湊を制するように左手で湊の股間に触れる
「こんなに大きくしてるのに……?湊は嘘つきだなぁ~」
見ていられない
「そんないたずらな手は切るぞ~!!」
包丁を持っていた湊は刃でない方で俊介を切った
「やられた~」
俊介は切られた悪者のふりをして大げさに倒れた
「もう~」
湊は呆れたように言った。が、俊介もひと筋縄ではいかない
「湊のおチンコ見えるからこれはこれで良いや」
と湊を怒らせるのだった
アホらし。アホらし


しおりを挟む
感想 39

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

少年達は吊るされた姿で甘く残酷に躾けられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

処理中です...