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俊介と湊の島外旅行(その2)
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「なんや来てくれたんかいな?」
天王寺公園は湊と俊介の訪問を喜んでくれた。俊介が聞く
「桂田(天王寺公園の本名)さんはもう………」
桂田は
「11号君、え~と、湊君のことか?」
と聞き返した。今では好きだった湊への想いはなくなり俊介とのことを祝福している。と、応じた
「ではもうリゾートには来て下さらないのですか?たまにはお顔見たいです」
湊が言った。半分本心、半分社交辞令である
「そやな。たまには行ってもええかなぁ」
若い男好きなのはED気味な今も変わらないようだ
「でも湊君はあそこにはおらんのやろ?」
桂田は遠くを見ながら言った。湊には2回口説いて2回とも振られた
「ベルボーイとして働いてます」
そう言うと俊介が仕事中の湊の画像を桂田に見せた
「えっ!それいつ撮ったの?」
沢山のお客様の荷物を抱えて汗を流している画像だった
「もう、恥ずかしい。最低!」
湊は少しだけ膨れてみせた
「あまりに一生懸命だったからさぁ~。可愛くて」
可愛くてと言われて湊は黙った。俊介の口にはかなわない
「どれどれ」
痴話喧嘩に蚊帳の外だった桂田が俊介のスマホを覗きこむ
「ほ~、確かに一生懸命で可愛い」
湊への恋愛感情は消えた桂田もこのように一生懸命な若者は好きだ
「また新しい子、いっぱいいてますよ」
俊介が言う。業務ではないが営業した。ただし湊は絶対にダメだ
「湊君みたいな子いてるか?」
俊介を少しからかいたくなった
「湊は僕のモノだからいくらご恩のある桂田さんにも譲れませんが………」
湊より若くて可愛くていじらしい子はいっぱいいますよ。と、言っておいた
「今さらワシも湊君に懸想はせんよ。俊介君がいなくなったら頂くけど」
と、言って桂田は笑った。俊介も笑ったが、湊はしんみりとした顔で桂田と俊介を見つめた
「近く、またお邪魔するよ」
桂田はそう言ってくれた
「その時は俺と湊が案内しますね~」
俊介が言った。その日の夕食は桂田が招待してくれた
俊介と湊は桂田のオフィスの近く新今宮のリゾートホテルで泊まった。宿泊代以上の豪華さに2人は大阪の夜でも1つになった
その後、2人は大阪城公園と万博記念公園を楽しみ夕方には島に戻った
「楽しかったね」
湊は今回の大阪旅行をサプライズしてくれた俊介に寄り添った
「お二人さん。熱いなぁ~」
島へ戻る船の乗務員にからかわれた
「へへへ」
俊介は他の目線を確認して乗務員に悪びれることもなく俊介の肩に顔を沈める湊にキスをした。いきなりのことで大きく驚いた湊もすぐに俊介を受け入れた
「もう、いい加減にして下さいよ。俺はもう他を回ります」
乗務員は呆れて2人の前から消えた。俊介はもう一度、湊にキスをした
天王寺公園は湊と俊介の訪問を喜んでくれた。俊介が聞く
「桂田(天王寺公園の本名)さんはもう………」
桂田は
「11号君、え~と、湊君のことか?」
と聞き返した。今では好きだった湊への想いはなくなり俊介とのことを祝福している。と、応じた
「ではもうリゾートには来て下さらないのですか?たまにはお顔見たいです」
湊が言った。半分本心、半分社交辞令である
「そやな。たまには行ってもええかなぁ」
若い男好きなのはED気味な今も変わらないようだ
「でも湊君はあそこにはおらんのやろ?」
桂田は遠くを見ながら言った。湊には2回口説いて2回とも振られた
「ベルボーイとして働いてます」
そう言うと俊介が仕事中の湊の画像を桂田に見せた
「えっ!それいつ撮ったの?」
沢山のお客様の荷物を抱えて汗を流している画像だった
「もう、恥ずかしい。最低!」
湊は少しだけ膨れてみせた
「あまりに一生懸命だったからさぁ~。可愛くて」
可愛くてと言われて湊は黙った。俊介の口にはかなわない
「どれどれ」
痴話喧嘩に蚊帳の外だった桂田が俊介のスマホを覗きこむ
「ほ~、確かに一生懸命で可愛い」
湊への恋愛感情は消えた桂田もこのように一生懸命な若者は好きだ
「また新しい子、いっぱいいてますよ」
俊介が言う。業務ではないが営業した。ただし湊は絶対にダメだ
「湊君みたいな子いてるか?」
俊介を少しからかいたくなった
「湊は僕のモノだからいくらご恩のある桂田さんにも譲れませんが………」
湊より若くて可愛くていじらしい子はいっぱいいますよ。と、言っておいた
「今さらワシも湊君に懸想はせんよ。俊介君がいなくなったら頂くけど」
と、言って桂田は笑った。俊介も笑ったが、湊はしんみりとした顔で桂田と俊介を見つめた
「近く、またお邪魔するよ」
桂田はそう言ってくれた
「その時は俺と湊が案内しますね~」
俊介が言った。その日の夕食は桂田が招待してくれた
俊介と湊は桂田のオフィスの近く新今宮のリゾートホテルで泊まった。宿泊代以上の豪華さに2人は大阪の夜でも1つになった
その後、2人は大阪城公園と万博記念公園を楽しみ夕方には島に戻った
「楽しかったね」
湊は今回の大阪旅行をサプライズしてくれた俊介に寄り添った
「お二人さん。熱いなぁ~」
島へ戻る船の乗務員にからかわれた
「へへへ」
俊介は他の目線を確認して乗務員に悪びれることもなく俊介の肩に顔を沈める湊にキスをした。いきなりのことで大きく驚いた湊もすぐに俊介を受け入れた
「もう、いい加減にして下さいよ。俺はもう他を回ります」
乗務員は呆れて2人の前から消えた。俊介はもう一度、湊にキスをした
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