468 / 491
売れっ子の片鱗(その2)
しおりを挟む
売れっ子の片鱗と言ったが、37号は別に売れっ子になってチヤホヤされたい訳ではない。ただただ奴隷ボーイから卒業したいのだ。
それもできれば自力で卒業したいと思う。と、言うのもお客様からの身請けとなれば自分はそのお客様の想われ人にならなければならない、その人が自分にとっても想い人なら良いのだが、そうでないなら妥協することになる。ただでさえ奴隷ボーイになると言う妥協をしているのだ。これ以上の妥協はしたくない。
そして卒業したらなれなかった高校生になりたい。学力には自信がある。中学での成績も決して悪くはなかった。
しかし両親亡きあと引き取ってくれは親戚は37号に高校入学を認めなかった。義務教育終了後は家から出て行って欲しいと言った
そのため37号は身体を売ることにした。大黒屋金融ではこの身体を買ってくれるとの噂を聞いたことがある
大黒屋金融は最初、そのような事実はないと否定したが37号の必死な思いを聞くことにした
大黒屋金融を通じて身体を売る。お金を借りるのではない。売るので返済は奴隷島に行う。すぐに売り、働きたい。余計な金利は払いたくないと。そしてその代金は投資信託にしておく
『15歳の考えることか?』
1000万もあれば高校入学し、バイトなどをしながら生活し、大学入学ぐらいまでは何とかなるであろう
37号の計画に大黒屋金融の大人は驚いた。こんな社員が欲しいとまで思った。来てくれないだろうが………
本来なら1000万を貸し付け、金利で増やしてリゾートに売りたかったが37号の言い分があまりにも潔いのでリゾートへの売却利潤とリゾートからの礼金だけで妥協してやった
リゾートに到着してからも37号は他の新人奴隷ボーイと違った。契約借入金1400万に、
「案外、良心的です」
と、言った。もっとボラれると思ったらしい。そして衣料費や拘束具費用も納得した。今の自分はそうでもしないと普通の人生を送れないと察しているのだ
手錠などの拘束も動じなかった。さすがに貞操帯は顔を背けたが他の奴隷ボーイが初めて装着される時みたいに泣き叫んだり逃げようとしたりしなかった
「本日は僕へのご指名ありがとうごさいます」
入口で拘束具を解かれ入室する
調教師が去ると同時に、
「横に座ってもいいですか?」
と、言って横に座る。少し甘えた声で、
「今日はよろしくお願い致します」
などと言ってお客様の反応を待つ
「うん。君、可愛いねぇ~。もっと甘えて良いよ~」
などと言うお客様にはすっかり甘えん坊になる。37号の今までの人生が彼をしたたかに育て頭は遺伝的なものか?回転が早かった
今日が初めてのお客様だったがトイレに行った時にメモする
『毘沙門天さま。甘えん坊好き。男子高校生が好き』
などとメモしておく。お客様により接し方を変えるためである。あとは詰襟制服とブレザー制服、どちらが好きか?などもそれとなく聞き出す。ブレザー制服がより好きな毘沙門天様に次、接客する時はリゾート内の学園の制服を着ることに決めた。もちろんメモしておくのだった
彼の卒業は多分、早いことだろう
それもできれば自力で卒業したいと思う。と、言うのもお客様からの身請けとなれば自分はそのお客様の想われ人にならなければならない、その人が自分にとっても想い人なら良いのだが、そうでないなら妥協することになる。ただでさえ奴隷ボーイになると言う妥協をしているのだ。これ以上の妥協はしたくない。
そして卒業したらなれなかった高校生になりたい。学力には自信がある。中学での成績も決して悪くはなかった。
しかし両親亡きあと引き取ってくれは親戚は37号に高校入学を認めなかった。義務教育終了後は家から出て行って欲しいと言った
そのため37号は身体を売ることにした。大黒屋金融ではこの身体を買ってくれるとの噂を聞いたことがある
大黒屋金融は最初、そのような事実はないと否定したが37号の必死な思いを聞くことにした
大黒屋金融を通じて身体を売る。お金を借りるのではない。売るので返済は奴隷島に行う。すぐに売り、働きたい。余計な金利は払いたくないと。そしてその代金は投資信託にしておく
『15歳の考えることか?』
1000万もあれば高校入学し、バイトなどをしながら生活し、大学入学ぐらいまでは何とかなるであろう
37号の計画に大黒屋金融の大人は驚いた。こんな社員が欲しいとまで思った。来てくれないだろうが………
本来なら1000万を貸し付け、金利で増やしてリゾートに売りたかったが37号の言い分があまりにも潔いのでリゾートへの売却利潤とリゾートからの礼金だけで妥協してやった
リゾートに到着してからも37号は他の新人奴隷ボーイと違った。契約借入金1400万に、
「案外、良心的です」
と、言った。もっとボラれると思ったらしい。そして衣料費や拘束具費用も納得した。今の自分はそうでもしないと普通の人生を送れないと察しているのだ
手錠などの拘束も動じなかった。さすがに貞操帯は顔を背けたが他の奴隷ボーイが初めて装着される時みたいに泣き叫んだり逃げようとしたりしなかった
「本日は僕へのご指名ありがとうごさいます」
入口で拘束具を解かれ入室する
調教師が去ると同時に、
「横に座ってもいいですか?」
と、言って横に座る。少し甘えた声で、
「今日はよろしくお願い致します」
などと言ってお客様の反応を待つ
「うん。君、可愛いねぇ~。もっと甘えて良いよ~」
などと言うお客様にはすっかり甘えん坊になる。37号の今までの人生が彼をしたたかに育て頭は遺伝的なものか?回転が早かった
今日が初めてのお客様だったがトイレに行った時にメモする
『毘沙門天さま。甘えん坊好き。男子高校生が好き』
などとメモしておく。お客様により接し方を変えるためである。あとは詰襟制服とブレザー制服、どちらが好きか?などもそれとなく聞き出す。ブレザー制服がより好きな毘沙門天様に次、接客する時はリゾート内の学園の制服を着ることに決めた。もちろんメモしておくのだった
彼の卒業は多分、早いことだろう
31
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる