奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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性奴隷狩り

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今回は性奴隷の狩人についてお話ししたいと思う
狩人は奴隷島リゾートとは直接、関係はない組織である。狩人が捕まえてきた獲物をリゾートが買い取る
そして買取価格が奴隷ボーイへの借金となる

奴隷島リゾートに在籍する奴隷ボーイは借金のカタに売られて来る者もいるが多くは不法にも拉致されてきた青年たちである
理由は2つ
一つ目は見た目が良いこと。可愛い系、ちょいワル系、ガタイ系などタイプは様々であるがどの奴隷ボーイもイケてる
2つ目は係累がないかあっても弱い少ないとかで蒸発されてもあまり騒がれたりしない者である
いくらイケメンでも議員の息子とか警察官とかは困る
また裕福な家庭の息子も除外された。金の力で消えた息子の行方を追及し組織にたどり着かれても厄介だ

そのような条件に合う青年を見つけてきたら
後はその男子の行動をつぶさに調べる
で、いつなら人目につかず拉致できるかをシュミレーションする

ここに一人の青年がいる。孤児だった彼は福祉施設に所属して高校まで卒業できた。成績優秀な青年は施設を退所後、奨学金で大学に進むことになっていた
身長165cm50kgと小柄でスリム
顔はアイドル並のイケメンだった
まさに奴隷リゾートの奴隷ボーイの模範であろう

狩人達は青年の行動パターンを把握する

青年は4月から入学する大学の近くの安アパートを借りた。家賃はバイトして稼ぐことにしておりバイトは近くのファミレスとコンビニを掛け持ちする
これで家賃と食費を賄う。ファミレスは賄いが出て1食浮くのもありがたい

金曜日はファミレスが23時に終わりアパートに帰る。その時、大通りから大きめの公園を突っきる。かなりショートカットできる
夜中の公園は人目につかない
青年がいつも使う通路に狩人が潜む
案の定、青年は無防備に現れた
女性と異なり男子は大抵、無防備である
取り囲まれてもただの通りすがりと思い進路を変えようともしなかった
一人の男が近づいた
「すみません、ライターお持ちですか?」
男はタバコをくわえ火がなくて困った様子であった
「ごめんなさい。僕、タバコ吸わないもので」
18の青年はタバコが吸えない。20歳になっても吸う気はないけど
「そうですか」
残念そうに男は青年から通り過ぎた
感じから突然、振り返り
薬物を染み込ませたタオルを青年の鼻と口に押しつけた。青年は意識を失った
あとは周りに配置した男達が青年を抱え公園の駐車場に停めてあるバンに搬入する
途中、巡回の警察官や近所の住民がいないのは他にも配置した狩人からの連絡で確認済みだ

青年が気がついたのは倉庫のような所でコンクリートの土間の上だった
「起きたか?」
身体が拘束されていて動けない
「こんなことして、どうするつもりだ?」
普段、温厚な青年でも怒りを隠さない
「すまないな。お前の臓器を欲しがってるクライアントがいてな」
「なんだって?」 
「お前の心臓を頂く。お前は死ぬが心臓は生きる」
そんな理不尽なこと許されるはずもない
が、現にこうして理不尽にも拉致されている
青年の目から涙が溢れる
幸せに縁遠い人生だった。そして18で心臓を取られて死んでしまうのか
もがいても拘束は外れない

「兄貴、こいつなかなか可愛い顔してますぜ」
「ほー、随分、女泣かせてきたんだろ?いえっ?」
青年は涙声で
「そんなことしたことありませんよ」
なかなかのルックスである。女の子に言い寄られたことはある。しかし自分の立場で女の子と付き合うなど考えられなかった。塾にも行けないので勉強も一人でした
また陸上部の部活もしていた。本当はテニスがしたかったが費用がかかるので断念した
そんな青年が女子と付き合うとかムリだった
学校に部活とバイトそして勉強で他の時間もなかった
「兄貴、こいつなら島でも売れるんじゃねえですか?」
弟分が言った
本来は奴隷島リゾートに売るつもりだが、最初は心臓を取り出し殺すと脅した
「お前、奴隷島に売られて男の性奴隷として生きるか、今、心臓を取り出されて死ぬのとどっちがいい?」
「生きていけるの?」
青年は殺されるよりはマシだと思った
「売り物になるか調べてやんよ」
兄貴と呼ばれた男が転がってる青年に近づき青年が着ていたワイシャツ越しに乳首をいじる
執拗な行為にやがて青年の声は鳴き声から悶え声に変わる
「いいぞ、なかなかの感度だ」
ジーンズを下ろしペニスも揉む
「仮性包茎か?」
勃起しだして皮がめくれる
「女を知らない童貞チンポですね、兄貴」
弟分は勃起しだした青年のチンポを笑う
「そうだな。島に行くと一生、女を知らねえチンポになるかもな」
「こんな可愛い顔して残念なヤツですね」
兄貴分が青年に問う
「なら奴隷島に売ってもいいんだな?心臓を取り出さるよりよな」
青年はコクリと頷いた。生きていたらまた幸せな時も来るかも知れない
青年は後日16号と呼ばれることになる
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