84 / 491
縄地獄から解放されて
しおりを挟む
次の予約を入れて事実上、37号を助けたのは猛虎だった
てか37号は諦めて別の奴隷ボーイを選んでもよかった。しかし37号が嫌う丑寅の指名だと知り、それなら延長はできなくするた丑寅予定後を指名した
直前のサロンクラブでホストに37号を指名した。その後にそのままプレイするつもりだった
「どう?元気してる」
37号の眼の奥に翳りを見つけた猛虎は単刀直入に聞いた
「元気ですよ。僕はいつも元気いっぱいです!!」
下手な心配はさせたくない。嫌なことがあっても退職できる職場でも立場でもない。奴隷島リゾートの奴隷ボーイだ。闇が深すぎる
そんな気持ちを察したのだろう。猛虎が聞いてきた
「嫌なお客とかいるん?」
奴隷ボーイの悩みの第一はこれであろう
「いないことはないけど」
37号はぽつりぽつり話した。その多くは丑寅への接客だった
丑寅はSっ気が強く必ず手錠や縄で拘束してプレイする
それだけなら大した苦痛ではない。奴隷ボーイとして普段から部屋を出る時には必ず拘束されるので悲しいけど仕方ないように思える。アナルに異物を挿入されるのも気分は悪いが、一応、調教師が立ち会ってるのでダメージは最低限だとは思う。しかし奴隷ボーイを常に下に見て罵るのは辛い。好きでしている奴隷ボーイではない。理不尽に捕まえてここに連れて来られただけで淫乱でも下衆でもなかったのにイヤらしいことを言われ、寸止めを強要して
『僕は淫乱でアバズレ男です。射精したくてたまりません。いかせて下さい』
などと言わされるのも気分悪い。
などと猛虎に打ち明けていた
「かわいそうにな。自分は何も悪くないのに」
そう言ってくれる猛虎に37号は思わず涙を溜めた
「ありがとう。そう言ってくれるから猛虎さん、好き!!」
37号はここで屈託のない笑顔を見せた
そしてすぐ丑寅に指名されたのであった
丑寅への指名分がようやく終わった
「次こそ泣いてお願いさせてやるからな」
縄を解かれている間、丑寅が言っていた。37号は
『アッカンベー』
と、言いたかったがそこは、
「はい。よろしくお願いします」
と、応じた
次にご予約を入れて下さったお客様に感謝!!
「本日はありがとうございました」
37号はそう言ってお迎えの調教師・大輝に手錠されてプレイルームを出た
「大丈夫か?」
大輝も心配してくれた。丑寅とテツのコンビだとかなりきつく縛り上げられたに決まっている
「縛り上げられたのはガマンできますが丑寅さまは僕らをバカにしすぎです。メンタルやられます」
「だよな」
色々聞いている。しかし違反事項でないので調教師にして上げることがなかった
「次は猛虎さまだ」
大輝がそう言う。37号の顔色が明るくなった
「嬉しいです!!」
足取りが軽くなったのは足枷が免除されたからだけではなかった
次は37号と猛虎の話です
よろしくお願いします
てか37号は諦めて別の奴隷ボーイを選んでもよかった。しかし37号が嫌う丑寅の指名だと知り、それなら延長はできなくするた丑寅予定後を指名した
直前のサロンクラブでホストに37号を指名した。その後にそのままプレイするつもりだった
「どう?元気してる」
37号の眼の奥に翳りを見つけた猛虎は単刀直入に聞いた
「元気ですよ。僕はいつも元気いっぱいです!!」
下手な心配はさせたくない。嫌なことがあっても退職できる職場でも立場でもない。奴隷島リゾートの奴隷ボーイだ。闇が深すぎる
そんな気持ちを察したのだろう。猛虎が聞いてきた
「嫌なお客とかいるん?」
奴隷ボーイの悩みの第一はこれであろう
「いないことはないけど」
37号はぽつりぽつり話した。その多くは丑寅への接客だった
丑寅はSっ気が強く必ず手錠や縄で拘束してプレイする
それだけなら大した苦痛ではない。奴隷ボーイとして普段から部屋を出る時には必ず拘束されるので悲しいけど仕方ないように思える。アナルに異物を挿入されるのも気分は悪いが、一応、調教師が立ち会ってるのでダメージは最低限だとは思う。しかし奴隷ボーイを常に下に見て罵るのは辛い。好きでしている奴隷ボーイではない。理不尽に捕まえてここに連れて来られただけで淫乱でも下衆でもなかったのにイヤらしいことを言われ、寸止めを強要して
『僕は淫乱でアバズレ男です。射精したくてたまりません。いかせて下さい』
などと言わされるのも気分悪い。
などと猛虎に打ち明けていた
「かわいそうにな。自分は何も悪くないのに」
そう言ってくれる猛虎に37号は思わず涙を溜めた
「ありがとう。そう言ってくれるから猛虎さん、好き!!」
37号はここで屈託のない笑顔を見せた
そしてすぐ丑寅に指名されたのであった
丑寅への指名分がようやく終わった
「次こそ泣いてお願いさせてやるからな」
縄を解かれている間、丑寅が言っていた。37号は
『アッカンベー』
と、言いたかったがそこは、
「はい。よろしくお願いします」
と、応じた
次にご予約を入れて下さったお客様に感謝!!
「本日はありがとうございました」
37号はそう言ってお迎えの調教師・大輝に手錠されてプレイルームを出た
「大丈夫か?」
大輝も心配してくれた。丑寅とテツのコンビだとかなりきつく縛り上げられたに決まっている
「縛り上げられたのはガマンできますが丑寅さまは僕らをバカにしすぎです。メンタルやられます」
「だよな」
色々聞いている。しかし違反事項でないので調教師にして上げることがなかった
「次は猛虎さまだ」
大輝がそう言う。37号の顔色が明るくなった
「嬉しいです!!」
足取りが軽くなったのは足枷が免除されたからだけではなかった
次は37号と猛虎の話です
よろしくお願いします
22
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる