87 / 491
番外編(元・奴隷ボーイの保)
しおりを挟む
今日は番外編として元奴隷ボーイで今は幸せに暮らしている子についてお話ししますネ。よろしくお願い致します
桜塚保は元・奴隷ボーイ。お客様の八重桜こと桜塚慎太郎が身請けして自宅に引き取った。奴隷ボーイだったころは45号と呼ばれていた
慎太郎は保を養子縁組してからは性的に抱いていない。性の保護者から普通の保護者を選んだ
慎太郎の友人が理事長をしている高校の編入試験を受けて今は高校2年生である。そして慎太郎は保の父になることにした。そこでそれに際し、
1 クラブ活動は学業に支障がない程度になら思い切りしてよい
2 友人もたくさん作って欲しい。ただし親友となる友達は紹介して欲しい。保護者として見ておきたい
3 彼女を作るのも学校に支障がない程度で作って良い。たたまし、高校生らしい交際にして欲しい。また彼氏を作るのならそれも同じである
と、話し合って決めた
保が通うことになったのは養父慎太郎の自宅から電車で30分ほどの私立男子校。奴隷ボーイになる前は施設から公立高校に通っていた
元々、成績優秀だったし、リゾートでも勉強はしてきた(奴隷ボーイへの教育(一般教養)をご参照下さい)。スポーツはやや劣るが学校についていけないほど酷くもない
「今日は転校生を紹介する。桜塚保君だ。桜塚君、皆に挨拶して」
担任が保の肩を軽く叩きながら話す
「桜塚保です。父と暮らすことになりこちらに来ました。以前は関東の公立高校に通ってました。よろしくお願いします」
これは拉致前の経歴である。拉致後の経歴は口が裂けても言えない
拍手で用意された席に戻る
隣の席は涼介だ
「おい、涼介、桜塚君に色々と教えてやれよ」
担任が言う。ペコリと頭を下げた。陽キャそうな男子だ
「言葉、あんまり東京ぽくないなぁ」
涼介が聞いてきた
「うん。生まれはこっちやから。母が関西の人でね」
「そうなんや。全然、話し方に違和感ないから」
「うん。バイリンガルかな。大阪弁と東京弁の」
周囲も聞いていて笑ってくれた。クラスにも少しは打ちとけたような気がする
「お前らうるさいぞ。朝のホームルーム始めるぞ。日直」
担任が笑いながら笑いを消し、日直の2人が起立して朝のホームルームが始まった
昼休み。お弁当を持ってきてる生徒、学食やパンを買いに購買に向かう生徒らで静かだった校内はざわめき出す
八重桜こと慎太郎は息子に弁当を作るほどマメでなく
「ごめん、これで学食ででも食べて」
と、お金を渡してくれた。バイトしたいと言うといい顔はしなかった
とりあえず学食にでも行こ
と、編入試験後に説明会で教えて貰った学食に向かう。何のこともない。行列ができているので付いて行けばいいだけ
「おーい保、こっちこっち!!」
声がした。涼介だった
「兵頭君もお昼?助かる」
今から場所取りをしていたら貴重な休憩時間がなくなってしまう
「涼介でいいよ」
涼介は人懐っこく笑った。いい笑顔だ
「え?いいの?」
そう言えば涼介も保って呼んでるんでお互い様か
涼介はカレーライスに購買で買ってきたメロンパンを食べている。面白い組み合わせだが若い食欲のなせるワザである
一方の保は天ぷらうどん定食。天ぷらうどんにおにぎりが付いている。この組み合わせは関東にはない
「ここのカレー美味しい?」
保が聞く。美味いなら次はそれにしようと付け加えた
「まぁまぁやなぁ。安いけど」
まぁ学食なんだからそこそこってとこか
「うどん定食?」
涼介が聞いてきた
「うん。関西に帰ってきたらこれで決まり。うどんにおにぎりサイコー」
うどんをオカズにご飯を食べるのは関西人だけ。東京では決してしない
「えっ?ホンマなん?」
涼介は知らなかった。大阪の常識が東京の非常識なことが多いことを
お好み焼きとご飯とか他にもある
「本当だよ。あっちは主食と主食だもん。うどんとおにぎりは食べないって」
東京弁で話してみる。涼介は変な顔して聞いているが、最後に保は
「知らんけど」
ってまとめた
「知らんのんかい」
涼介がツッコむ。急に保と涼介の距離が縮まった
今回は自由になった保(45号)のお話ししました。次は保と涼介の話もしてみたいと思います。
あまりエロくなくて申し訳ありません
桜塚保は元・奴隷ボーイ。お客様の八重桜こと桜塚慎太郎が身請けして自宅に引き取った。奴隷ボーイだったころは45号と呼ばれていた
慎太郎は保を養子縁組してからは性的に抱いていない。性の保護者から普通の保護者を選んだ
慎太郎の友人が理事長をしている高校の編入試験を受けて今は高校2年生である。そして慎太郎は保の父になることにした。そこでそれに際し、
1 クラブ活動は学業に支障がない程度になら思い切りしてよい
2 友人もたくさん作って欲しい。ただし親友となる友達は紹介して欲しい。保護者として見ておきたい
3 彼女を作るのも学校に支障がない程度で作って良い。たたまし、高校生らしい交際にして欲しい。また彼氏を作るのならそれも同じである
と、話し合って決めた
保が通うことになったのは養父慎太郎の自宅から電車で30分ほどの私立男子校。奴隷ボーイになる前は施設から公立高校に通っていた
元々、成績優秀だったし、リゾートでも勉強はしてきた(奴隷ボーイへの教育(一般教養)をご参照下さい)。スポーツはやや劣るが学校についていけないほど酷くもない
「今日は転校生を紹介する。桜塚保君だ。桜塚君、皆に挨拶して」
担任が保の肩を軽く叩きながら話す
「桜塚保です。父と暮らすことになりこちらに来ました。以前は関東の公立高校に通ってました。よろしくお願いします」
これは拉致前の経歴である。拉致後の経歴は口が裂けても言えない
拍手で用意された席に戻る
隣の席は涼介だ
「おい、涼介、桜塚君に色々と教えてやれよ」
担任が言う。ペコリと頭を下げた。陽キャそうな男子だ
「言葉、あんまり東京ぽくないなぁ」
涼介が聞いてきた
「うん。生まれはこっちやから。母が関西の人でね」
「そうなんや。全然、話し方に違和感ないから」
「うん。バイリンガルかな。大阪弁と東京弁の」
周囲も聞いていて笑ってくれた。クラスにも少しは打ちとけたような気がする
「お前らうるさいぞ。朝のホームルーム始めるぞ。日直」
担任が笑いながら笑いを消し、日直の2人が起立して朝のホームルームが始まった
昼休み。お弁当を持ってきてる生徒、学食やパンを買いに購買に向かう生徒らで静かだった校内はざわめき出す
八重桜こと慎太郎は息子に弁当を作るほどマメでなく
「ごめん、これで学食ででも食べて」
と、お金を渡してくれた。バイトしたいと言うといい顔はしなかった
とりあえず学食にでも行こ
と、編入試験後に説明会で教えて貰った学食に向かう。何のこともない。行列ができているので付いて行けばいいだけ
「おーい保、こっちこっち!!」
声がした。涼介だった
「兵頭君もお昼?助かる」
今から場所取りをしていたら貴重な休憩時間がなくなってしまう
「涼介でいいよ」
涼介は人懐っこく笑った。いい笑顔だ
「え?いいの?」
そう言えば涼介も保って呼んでるんでお互い様か
涼介はカレーライスに購買で買ってきたメロンパンを食べている。面白い組み合わせだが若い食欲のなせるワザである
一方の保は天ぷらうどん定食。天ぷらうどんにおにぎりが付いている。この組み合わせは関東にはない
「ここのカレー美味しい?」
保が聞く。美味いなら次はそれにしようと付け加えた
「まぁまぁやなぁ。安いけど」
まぁ学食なんだからそこそこってとこか
「うどん定食?」
涼介が聞いてきた
「うん。関西に帰ってきたらこれで決まり。うどんにおにぎりサイコー」
うどんをオカズにご飯を食べるのは関西人だけ。東京では決してしない
「えっ?ホンマなん?」
涼介は知らなかった。大阪の常識が東京の非常識なことが多いことを
お好み焼きとご飯とか他にもある
「本当だよ。あっちは主食と主食だもん。うどんとおにぎりは食べないって」
東京弁で話してみる。涼介は変な顔して聞いているが、最後に保は
「知らんけど」
ってまとめた
「知らんのんかい」
涼介がツッコむ。急に保と涼介の距離が縮まった
今回は自由になった保(45号)のお話ししました。次は保と涼介の話もしてみたいと思います。
あまりエロくなくて申し訳ありません
11
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる