奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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実樹輝と翔太(その2)

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2人の甘い生活をもう少しだけ見物してリゾートに戻ることにしよう
翔太はそこそこ給料を貰っているので実樹輝にバイトとかしなくて良いって言っているがそれは申し訳ないと実樹輝は自宅の近くのコンビニでバイトしている。バイト代は大学通学のための費用やら日々の食材費にも使っている。翔太から預けられたお金に足して使っている。余ったお金は翔太の名前で貯金したり優待株などをそれそれの名義で買ったりもしている。プチ贅沢ができるので翔太も喜んでいる。実樹輝は翔太が喜んでくれるのが好きだ
大学の学費はリゾートから貰ったお金でとりあえず来年までは心配ない
商学部の実樹輝は株売買とかに興味があったのだ

それでもたまに翔太の方が早く帰ることもある。翔太の仕事もシフトのため変更があることもあるのだ。実樹輝はできる限り翔太に合わせて授業の時間割を組みバイトも調整しているのだが急な変更の場合は致し方ない

沿線に大学前の駅があるので早く帰った翔太は大学前の駅に向かった。奴隷ボーイになる前は北関東にいたので東京は不慣れであるけどまぁ大丈夫だろう
軽いノリで電車に乗った。出勤には中古の軽自動車を使っているので電車は久しぶりだ
『東京の電車は昼間でも混んでるなぁ』
実樹輝の時間割は今日はもう終わるはず
学生が利用する改札近くで待つ。それはネットでしらべてある
『来た来た』
友人が一緒だった。同級生か?女の子だ
「じゃ、そこのカフェでも行く?」
実樹輝が女の子を誘った
真後ろに翔太がいることには気付いていない。翔太の耳にも入る。女の子と仲よさげで内心、穏やかでなかった
実樹輝と女の子は駅近くの喫茶店に入っていく
趣味が悪いと自覚しつつ翔太は気づかれないように後をつけた。やはり気になる
翔太は見つかってしまうので少し離れたところに席をとった。会話は全ては聞こえない
しかし、ところどころは聞こえてくる
女の子が好きだとか言っているようだ。実樹輝もまんざらではないような顔をしているようで少し不愉快だった
『ミキめ、だらしなく鼻の下伸ばして!!』
と思った
しばらくいたが先に帰った。実樹輝が帰宅してきたら噛み付いてやる!

翔太が先に帰って1時間ほどして実樹輝も帰ってきた
「ただいま」
相変わらず可愛い。いやいや何を考えてるんだ!怒らないと!

いつも先に帰っていたら
「お帰り!」
と、言ってくれるのに聞こえないのか?返事がない
実樹輝はもう一度、大きな声で
「ただいま!!」
って言った
リビングにいくと翔太はいた。不機嫌そうである
「どうしたの?機嫌悪そう」
実樹輝が言うと、
「今日、ミキの学校近くの喫茶店に配達に行ったんよ。南十字星だったかな」
実樹輝はふーん。と、言って何も表情を変えない
「知ってる、何回か学校の友達と行ったことある」
「今日もだろ?」
「うん。帰り道に。早く帰りたかったけどどうしてもって友達に言われて」
「可愛い女の子ね」
実樹輝は全然、悪びれる様子はない
「見てたの?そう可愛い女の子だね」
そこで翔太は
「で、告られたの?」
と、単刀直入に言った。実樹輝は眼を丸くして、
「えっ?」
と、言いそして
「全然、違うよ。他の同級生が好きらしいよ。彼女、俺、女の子に興味ないの知ってるからよく、相談してくるの」
そこで翔太はハッとした。そう言えば実樹輝はバイではなくゲイだった。リゾートでも言ってた。つい熱くなってしまい翔太は恥ずかしくなった
「え?どうしたの?妬いてくれてるの?」
実樹輝は少しはにかみながら言った
少しの沈黙が続いた

後記
 この話でとりあえず2人の話は終わらせるつもりでしたが、少し長くなってしまったので、もう一度続けさせて頂きます
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