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23号の卒業
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道頓堀アワーにより23号の残債は完済され晴れて卒業となった
23号の前の学籍は残っておらず新たに高校1年生をもう一度始めることになった
リゾートが手を回して病気入院の証明書を用意してくれ前にいた高校とは別の高校を受験した
成績は問題ない。成績だけなら神奈川の名門校に復学した兄弟奴隷ボーイだった榎(元奴隷ボーイ36号)や大阪の私立男子校に入学した保(元奴隷ボーイ45号)と遜色しない。いや上かも知れない
道頓堀アワーは豊崎賢太郎と言う。大阪市中央区の天満橋、大阪城のほど近くのタワマンが自宅だ
23号は松島亮。豊崎賢太郎と養子縁組して豊崎亮となった
この日から亮の再度の高校受験勉強が始まった。賢太郎は亮のために家庭教師を付けてくれた
養子といえども息子が成績優秀なら鼻が高い
3月、ついに亮は大阪でトップの偏差値を誇る私立男子校に合格した
朝食にはご飯を好む賢太郎のためご飯を炊き、味噌汁を作る。賢太郎はワカメと豆腐の味噌汁が好きなので今朝も用意した
若狭ガレイの干物を焼き、だし巻きタマゴも加えた
「お父さん、起きて。おはようございます」
入学式は昨日で一緒に通学した。予定では今日は始業式や各種説明会、身体検査などが予定されている。来週から平常通りの授業だと言う
賢太郎が起きてきた
「おはよう」
そう言ってイスに腰掛けた
「ご飯はどうするの?」
亮は賢太郎にご飯の量を聞いた
「普通でいいよ」
ハイ、そう言って亮はご飯をよそった
「もう行くんか?」
まだパジャマな賢太郎に対して亮は濃紺のズボンに白のワイシャツ姿。あと上着を着たら登校姿である。ハンガーにズボンと同じ色の5つの金ボタンの学生服が掛けてある
「僕もご飯まだやから一緒に食べてから行くよ」
「そうか。ほんなら一緒に食べよ」
「うん。今、味噌汁もいれるね」
これだけ見ると普通の父子家庭の朝の一幕だが、この2人は夜は恋人になる
「お前、ホンマ頭ええもんな」
ハンガーの学生服を見て賢太郎が言った
「そう?」
リゾートで奴隷ボーイになる前の府立高校も北大阪のかなり高めの偏差値だった。男子が学生服、女子がセーラー服だった。男子の亮から見ると女子がいなくなって制服の色が変わった。そんなイメージだった。設備は私立高校の方が良いのだろうが
食事が終わり食器類を少し予洗いして食洗機に入れる
賢太郎は座って新聞を読んでいた
「まだ行かへんのか?」
学生服を着込んでまだ家を出ない亮に賢太郎が聞いた
「あの~、これを」
亮の股間には簡易貞操具が装着されている。賢太郎が昨晩付けた。学校の休みの日は奴隷ボーイの時に装着していた貞操帯を。学校のある日は簡易貞操具を装着するのが約束だが体育のある日と身体検査などのある日は外して貰える約束だ。他人に気付かれたら大変なことになる
「仕方ないな。その代わり真っすぐ帰ってくるんやで」
賢太郎はそう言って学生服にズボンを少し下ろした亮の股間の金具を解錠した
人肌のする貞操具を頬ずりして賢太郎が
「亮の体温を感じるな」
「ありがとう。お父さん」
亮はそう言って玄関に向かった
「行ってきます」
亮は賢太郎の強い独占欲に戸惑いながらもその愛情の深さに喜びを感じていたのだった
23号の前の学籍は残っておらず新たに高校1年生をもう一度始めることになった
リゾートが手を回して病気入院の証明書を用意してくれ前にいた高校とは別の高校を受験した
成績は問題ない。成績だけなら神奈川の名門校に復学した兄弟奴隷ボーイだった榎(元奴隷ボーイ36号)や大阪の私立男子校に入学した保(元奴隷ボーイ45号)と遜色しない。いや上かも知れない
道頓堀アワーは豊崎賢太郎と言う。大阪市中央区の天満橋、大阪城のほど近くのタワマンが自宅だ
23号は松島亮。豊崎賢太郎と養子縁組して豊崎亮となった
この日から亮の再度の高校受験勉強が始まった。賢太郎は亮のために家庭教師を付けてくれた
養子といえども息子が成績優秀なら鼻が高い
3月、ついに亮は大阪でトップの偏差値を誇る私立男子校に合格した
朝食にはご飯を好む賢太郎のためご飯を炊き、味噌汁を作る。賢太郎はワカメと豆腐の味噌汁が好きなので今朝も用意した
若狭ガレイの干物を焼き、だし巻きタマゴも加えた
「お父さん、起きて。おはようございます」
入学式は昨日で一緒に通学した。予定では今日は始業式や各種説明会、身体検査などが予定されている。来週から平常通りの授業だと言う
賢太郎が起きてきた
「おはよう」
そう言ってイスに腰掛けた
「ご飯はどうするの?」
亮は賢太郎にご飯の量を聞いた
「普通でいいよ」
ハイ、そう言って亮はご飯をよそった
「もう行くんか?」
まだパジャマな賢太郎に対して亮は濃紺のズボンに白のワイシャツ姿。あと上着を着たら登校姿である。ハンガーにズボンと同じ色の5つの金ボタンの学生服が掛けてある
「僕もご飯まだやから一緒に食べてから行くよ」
「そうか。ほんなら一緒に食べよ」
「うん。今、味噌汁もいれるね」
これだけ見ると普通の父子家庭の朝の一幕だが、この2人は夜は恋人になる
「お前、ホンマ頭ええもんな」
ハンガーの学生服を見て賢太郎が言った
「そう?」
リゾートで奴隷ボーイになる前の府立高校も北大阪のかなり高めの偏差値だった。男子が学生服、女子がセーラー服だった。男子の亮から見ると女子がいなくなって制服の色が変わった。そんなイメージだった。設備は私立高校の方が良いのだろうが
食事が終わり食器類を少し予洗いして食洗機に入れる
賢太郎は座って新聞を読んでいた
「まだ行かへんのか?」
学生服を着込んでまだ家を出ない亮に賢太郎が聞いた
「あの~、これを」
亮の股間には簡易貞操具が装着されている。賢太郎が昨晩付けた。学校の休みの日は奴隷ボーイの時に装着していた貞操帯を。学校のある日は簡易貞操具を装着するのが約束だが体育のある日と身体検査などのある日は外して貰える約束だ。他人に気付かれたら大変なことになる
「仕方ないな。その代わり真っすぐ帰ってくるんやで」
賢太郎はそう言って学生服にズボンを少し下ろした亮の股間の金具を解錠した
人肌のする貞操具を頬ずりして賢太郎が
「亮の体温を感じるな」
「ありがとう。お父さん」
亮はそう言って玄関に向かった
「行ってきます」
亮は賢太郎の強い独占欲に戸惑いながらもその愛情の深さに喜びを感じていたのだった
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