奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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鎌倉大仏と味噌煮込みうどん

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鎌倉大仏はリゾートのティーラウンジでコーヒータイムしていた
好みの2号や17号はシフトに入ることは少ない。学力が著しく劣る彼らはリゾート学園で勉強している
が、その日は珍しく2号と17号がシフトに入っていた。鎌倉大仏と名付けるだけあって身体は大きい。彼に上に乗られたら華奢な2号も17号もさぞかししんどいと思う
「おっ!!久しぶりじゃん!」
鎌倉大仏が17号に声をかけた
「ご無沙汰してます」
17号は小さく頭を下げた
少しだけ話した。そして、
「昨日は2号もシフト入ってますよ」
と、17号は伝えた
「そうなんだ」
鎌倉大仏は言い、そして、
「俺は君も2号もどっちも好きだけどね。2人並べて3人でエッチしたいもんだ」
と、言った。2号とエッチできる!そう思った17号は、
「良いですねぇ。楽しそうです」
と、応じた
「今度、そうしてみるわ」
鎌倉大仏が言った。17号は他のお客様に呼ばれ注文を取りに行った

鎌倉大仏の席の隣に味噌煮込みうどんが座った
何と言う偶然ではある
「少し構いませんか?」
味噌煮込みうどんが鎌倉大仏に尋ねた
「何でしょう」
客同士が話することはそう珍しくはない
「17号、可愛いですよね」
味噌煮込みうどんに言われ鎌倉大仏はよく17号が指名済なのはこの客によることも少くないだろうと思った
「はい。私の好みです。あとあそこにいる」
鎌倉大仏は2号を指差した
「2号なんですが、彼も可愛い。貴方か17号を指名した時など2号を指名します」
味噌煮込みうどんは鎌倉大仏の指さす方向を見た
「ほうー、これはなかなかに」
タイプが似ているので17号は運ばれたコーヒーを飲みながら観察して言うのだった
「そう言えばこの間、17号を指名して勉強も教えました」
鎌倉大仏は聞きながら、
「それは凄い」
教室を使って勉強を教え、その後、教室に持ち込まれたベットで愛を通じた
鎌倉大仏は聞きながら、楽しそうだと思った
「今度、教室の時、ご一緒します?」
味噌煮込みうどんが言う
鎌倉大仏が2号を指名し、味噌煮込みうどんが17号を指名する
この2人を教室に連れて行き。この2人に味噌煮込みうどんが勉強を教える
鎌倉大仏は授業参観の父母よように後ろに並び2人のお仕置きタイムには付き合う
「それは面白そうだ」
鎌倉大仏は味噌煮込みうどんの提案に賛成した
「これからも色々、面白いことしましょう」
鎌倉大仏は味噌煮込みうどんに言う
「こちらこそよろしくお願いしますね」
味噌煮込みうどんはそう言った
このあと、味噌煮込みうどんは17号を指名し、鎌倉大仏は2号を指名した
面白い宴のはじまりであった

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