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保と涼介のラブラブ週末(その2)
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豊中の保のマンション(養父・慎太郎のマンションだが)に帰ってきた。保は制服を脱ぎジーンズとパーカーに着替えた。すぐにエプロンを付ける。涼介は保のエプロン姿が好きだ
いつか裸エプロンにしたい!と、思ったけど嫌われそうで止めた
「ハンバーグ作るね」
保が言う。食材をキッチンで広げた
「俺も手伝う」
涼介が言う。何を手伝って貰って良いか解らない
「制服汚れるから良いよ」
当然ながら涼介の私服はこの家にはない。体格が違うので保の私服は涼介には入らない。涼介の方がガッチリしていて身長も高い
「これがある」
堀江のオレンジストリートで買ってきたトレーナーを袋から出してきた
涼介は保にハンガーを借りて脱いだワイシャツとブレザーを掛けた。保は予備のエプロンを渡した
可愛い!!恐竜が口から火を吹くイラストが可愛すぎる
「これ、保に着て欲しい」
少し面倒くさい顔をして保はエプロンを替えた
「じゃ、こっち着て」
涼介は保が着ていたエプロンをつけた
「制服のズボン、汚さないでね」
と、言いつつも汚れる手伝いをさせる気はない
「保、可愛すぎるなぁ」
確かに保に可愛いエプロンは似合いすぎる
「可愛い保をレイプしてやる!!」
後ろから涼介が保を襲おうとした
「涼介、刺し殺されたいん?」
調理の支度に包丁を取り出していた保は安全な位置で包丁を向けた
「怖ぁ」
涼介はおどけてみせた
「涼介と牛肉の合挽きバーグです」
保も言う。関西人高校生は面白い
「ハンバーグの具材にされたくないから玉ねぎ切るわな。みじん切りやね?」
「うん。できる?」
保は涼介の腕を信じてない
切り始めてすぐ涼介は涙目になっている
「玉ねぎが泣かせるわ」
などと言う
「チンしたら大丈夫やで。あと、メガネやコンタクトも良いみたい。カケラ咥えても効果あるらしいし」
保は両目を見開いてコンタクトを指差した
「何でもよう知ってるなぁ」
「涼介の電車ほどやないよ」
保は笑った
「玉ねぎ、大変やったらジャガイモ皮剥いて」
保はピーラーを涼介に手渡した
「これもサラダにするね」
玉ねぎは保が代わりみじん切りにしてフライパンで炒める
ひき肉、玉ねぎ、玉子、パン粉、牛乳を加えて混ぜる
鍋に塩を加えて水を張り涼介が剥いてくれたジャガイモを入る
ハンバーグの形に成形して叩いて空気を抜く
「凄いね」
涼介は保に尊敬の眼差しを向けた
この眼差しは保に勉強を教えて貰った時にも見せた
肉汁が少し溢れても気にしない
ソースにしてしまうから
「ご飯が炊けたね」
炊飯器が奏でた
こうして保と涼介の食事が始まる
涼介は保に二度惚れしたのだった
続きます
いつか裸エプロンにしたい!と、思ったけど嫌われそうで止めた
「ハンバーグ作るね」
保が言う。食材をキッチンで広げた
「俺も手伝う」
涼介が言う。何を手伝って貰って良いか解らない
「制服汚れるから良いよ」
当然ながら涼介の私服はこの家にはない。体格が違うので保の私服は涼介には入らない。涼介の方がガッチリしていて身長も高い
「これがある」
堀江のオレンジストリートで買ってきたトレーナーを袋から出してきた
涼介は保にハンガーを借りて脱いだワイシャツとブレザーを掛けた。保は予備のエプロンを渡した
可愛い!!恐竜が口から火を吹くイラストが可愛すぎる
「これ、保に着て欲しい」
少し面倒くさい顔をして保はエプロンを替えた
「じゃ、こっち着て」
涼介は保が着ていたエプロンをつけた
「制服のズボン、汚さないでね」
と、言いつつも汚れる手伝いをさせる気はない
「保、可愛すぎるなぁ」
確かに保に可愛いエプロンは似合いすぎる
「可愛い保をレイプしてやる!!」
後ろから涼介が保を襲おうとした
「涼介、刺し殺されたいん?」
調理の支度に包丁を取り出していた保は安全な位置で包丁を向けた
「怖ぁ」
涼介はおどけてみせた
「涼介と牛肉の合挽きバーグです」
保も言う。関西人高校生は面白い
「ハンバーグの具材にされたくないから玉ねぎ切るわな。みじん切りやね?」
「うん。できる?」
保は涼介の腕を信じてない
切り始めてすぐ涼介は涙目になっている
「玉ねぎが泣かせるわ」
などと言う
「チンしたら大丈夫やで。あと、メガネやコンタクトも良いみたい。カケラ咥えても効果あるらしいし」
保は両目を見開いてコンタクトを指差した
「何でもよう知ってるなぁ」
「涼介の電車ほどやないよ」
保は笑った
「玉ねぎ、大変やったらジャガイモ皮剥いて」
保はピーラーを涼介に手渡した
「これもサラダにするね」
玉ねぎは保が代わりみじん切りにしてフライパンで炒める
ひき肉、玉ねぎ、玉子、パン粉、牛乳を加えて混ぜる
鍋に塩を加えて水を張り涼介が剥いてくれたジャガイモを入る
ハンバーグの形に成形して叩いて空気を抜く
「凄いね」
涼介は保に尊敬の眼差しを向けた
この眼差しは保に勉強を教えて貰った時にも見せた
肉汁が少し溢れても気にしない
ソースにしてしまうから
「ご飯が炊けたね」
炊飯器が奏でた
こうして保と涼介の食事が始まる
涼介は保に二度惚れしたのだった
続きます
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