奴隷島の青年たち

KEYちゃん

文字の大きさ
210 / 491

保と涼介のラブラブ週末(その2)

しおりを挟む
豊中の保のマンション(養父・慎太郎のマンションだが)に帰ってきた。保は制服を脱ぎジーンズとパーカーに着替えた。すぐにエプロンを付ける。涼介は保のエプロン姿が好きだ
いつか裸エプロンにしたい!と、思ったけど嫌われそうで止めた
「ハンバーグ作るね」
保が言う。食材をキッチンで広げた
「俺も手伝う」
涼介が言う。何を手伝って貰って良いか解らない
「制服汚れるから良いよ」
当然ながら涼介の私服はこの家にはない。体格が違うので保の私服は涼介には入らない。涼介の方がガッチリしていて身長も高い
「これがある」
堀江のオレンジストリートで買ってきたトレーナーを袋から出してきた
涼介は保にハンガーを借りて脱いだワイシャツとブレザーを掛けた。保は予備のエプロンを渡した
可愛い!!恐竜が口から火を吹くイラストが可愛すぎる
「これ、保に着て欲しい」
少し面倒くさい顔をして保はエプロンを替えた
「じゃ、こっち着て」
涼介は保が着ていたエプロンをつけた
「制服のズボン、汚さないでね」
と、言いつつも汚れる手伝いをさせる気はない
「保、可愛すぎるなぁ」
確かに保に可愛いエプロンは似合いすぎる
「可愛い保をレイプしてやる!!」
後ろから涼介が保を襲おうとした
「涼介、刺し殺されたいん?」
調理の支度に包丁を取り出していた保は安全な位置で包丁を向けた
「怖ぁ」
涼介はおどけてみせた
「涼介と牛肉の合挽きバーグです」
保も言う。関西人高校生は面白い
「ハンバーグの具材にされたくないから玉ねぎ切るわな。みじん切りやね?」
「うん。できる?」
保は涼介の腕を信じてない

切り始めてすぐ涼介は涙目になっている
「玉ねぎが泣かせるわ」
などと言う
「チンしたら大丈夫やで。あと、メガネやコンタクトも良いみたい。カケラ咥えても効果あるらしいし」
保は両目を見開いてコンタクトを指差した
「何でもよう知ってるなぁ」
「涼介の電車ほどやないよ」
保は笑った
「玉ねぎ、大変やったらジャガイモ皮剥いて」
保はピーラーを涼介に手渡した
「これもサラダにするね」
玉ねぎは保が代わりみじん切りにしてフライパンで炒める
ひき肉、玉ねぎ、玉子、パン粉、牛乳を加えて混ぜる
鍋に塩を加えて水を張り涼介が剥いてくれたジャガイモを入る

ハンバーグの形に成形して叩いて空気を抜く
「凄いね」
涼介は保に尊敬の眼差しを向けた
この眼差しは保に勉強を教えて貰った時にも見せた
肉汁が少し溢れても気にしない
ソースにしてしまうから
「ご飯が炊けたね」
炊飯器が奏でた
こうして保と涼介の食事が始まる
涼介は保に二度惚れしたのだった


続きます
しおりを挟む
感想 39

あなたにおすすめの小説

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

少年達は吊るされた姿で甘く残酷に躾けられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

処理中です...