212 / 491
実樹輝(元20号)と翔太(88号)の最近
しおりを挟む
このカップルはともに元奴隷ボーイであるので全く秘密はない
お互い自由を奪われ、気望まない性交渉もしてきた
実樹輝はヒモのワタルに食い物にされ多額の借金を負わされ、奴隷ボーイとなった後も定期的に搾取されてきた
ワタルがまだ生きていて実樹輝の心を支配していたらまだ実樹輝はリゾートで20号のままだと思う
実樹輝は翔太に話して一度だけワタルの墓に行くことにした
過去との決別のため!と、言うと最初は難色を示していた翔太も許してくれた
翔太はわざわざ車を出してくれて実樹輝を送ってくれた
お墓は千葉のワタルの実家近くにあった
「ここは車でないと大変だよ」
翔太は宅配便のドライバーなので道には詳しい。以前は長距離ドライバーだったので日本中の道に詳しい
「多分、ここだよ」
地元の人だけが使う小さな墓地があった
ワタルの墓はすぐに見つかった。墓石簿にワタルの俗名と戒名が記されていた。亡くなった日から見ても間違いない
実樹輝は手を合わせ線香を手向けた
「これからは翔太と幸せになるからね」
ワタルへの想いは冷めている実樹輝だが、一つだけ感謝することは奴隷ボーイに売ってくれたから翔太と知り合えた
「それはありがとね」
そう言って実樹輝はワタルの墓を後にした
車では翔太が心配そうな表情で待っていた
「もう少し遅いようなら迎えに行くつもりだったよ」
と言う
ワタルの墓を見て翔太への想いからワタルへの想いへ変わり悲しみに溺れているのか?
と、翔太は危惧した
そんなことを言うと実樹輝は
「そんな訳ないじゃん」
と一笑に付した
「ワタルには翔太と幸せになるからねって言って来た」
今となってはワタルがいかに自分を食い物にしてきた悪いヤツだと理解できる。ワタルの生前はいかに調教師の大輝や俊介が口を酸っぱくして説いても否定していた。頭の良い大学生だった実樹輝が何故、この件だけは理解できないのか?頭を抱えたものだ
今は優しくて誠実な翔太に出会っていかにワタルが酷いヤツだったか理解している
今、ワタルが生き返ってきてももう戻ることはない
それでもワタルをそれほど悪くは言わないのは一度は愛した人を悪しざまに言いたくない実樹輝の性格である
実樹輝はこの話題を終わらせるために翔太に思い切り強くキスをした
「もうこの話は終わり。今は僕には翔太だけ」
唇を離してゆっくりと翔太に言った。翔太もこれ以上、実樹輝を困らせることはしなかった
「わかったよ。これから少し楽しもう」
翔太はそう言ってエンジンを始動してハンドルを取った
お楽しみの始まりだった
続きます
お互い自由を奪われ、気望まない性交渉もしてきた
実樹輝はヒモのワタルに食い物にされ多額の借金を負わされ、奴隷ボーイとなった後も定期的に搾取されてきた
ワタルがまだ生きていて実樹輝の心を支配していたらまだ実樹輝はリゾートで20号のままだと思う
実樹輝は翔太に話して一度だけワタルの墓に行くことにした
過去との決別のため!と、言うと最初は難色を示していた翔太も許してくれた
翔太はわざわざ車を出してくれて実樹輝を送ってくれた
お墓は千葉のワタルの実家近くにあった
「ここは車でないと大変だよ」
翔太は宅配便のドライバーなので道には詳しい。以前は長距離ドライバーだったので日本中の道に詳しい
「多分、ここだよ」
地元の人だけが使う小さな墓地があった
ワタルの墓はすぐに見つかった。墓石簿にワタルの俗名と戒名が記されていた。亡くなった日から見ても間違いない
実樹輝は手を合わせ線香を手向けた
「これからは翔太と幸せになるからね」
ワタルへの想いは冷めている実樹輝だが、一つだけ感謝することは奴隷ボーイに売ってくれたから翔太と知り合えた
「それはありがとね」
そう言って実樹輝はワタルの墓を後にした
車では翔太が心配そうな表情で待っていた
「もう少し遅いようなら迎えに行くつもりだったよ」
と言う
ワタルの墓を見て翔太への想いからワタルへの想いへ変わり悲しみに溺れているのか?
と、翔太は危惧した
そんなことを言うと実樹輝は
「そんな訳ないじゃん」
と一笑に付した
「ワタルには翔太と幸せになるからねって言って来た」
今となってはワタルがいかに自分を食い物にしてきた悪いヤツだと理解できる。ワタルの生前はいかに調教師の大輝や俊介が口を酸っぱくして説いても否定していた。頭の良い大学生だった実樹輝が何故、この件だけは理解できないのか?頭を抱えたものだ
今は優しくて誠実な翔太に出会っていかにワタルが酷いヤツだったか理解している
今、ワタルが生き返ってきてももう戻ることはない
それでもワタルをそれほど悪くは言わないのは一度は愛した人を悪しざまに言いたくない実樹輝の性格である
実樹輝はこの話題を終わらせるために翔太に思い切り強くキスをした
「もうこの話は終わり。今は僕には翔太だけ」
唇を離してゆっくりと翔太に言った。翔太もこれ以上、実樹輝を困らせることはしなかった
「わかったよ。これから少し楽しもう」
翔太はそう言ってエンジンを始動してハンドルを取った
お楽しみの始まりだった
続きます
21
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる