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38.記憶の迷い子
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セイルがリーネ、フィエナとともに穏やかな午後を過ごしていたある日、空から一羽の白い鳥がふわりと舞い降りてきた。その鳥はまるで迷いなく、セイルの目の前に降り立つ。
「白い鳥?なんでこんなところに?」
セイルが目を丸くする中、白い鳥はその場で光を放ち、その姿を変えた。次の瞬間、そこにあったのは、一通の手紙だった。
「手紙……? どうなってるんだいったい?」
驚きと困惑の中で手紙を手に取るセイルに、リーネが冷静に説明する。
「それは神の使いよ。天上の存在からの試練を伝えるために現れるの。」
「試練……?」
フィエナもリーネの隣に立ち、興味深そうに手紙を覗き込む。
「セイル様、開けてみてはいかがでしょうか?」
セイルは少し戸惑いながらも手紙を開いた。そこには短い一文が記されていた。
「記憶の迷い子を探し出せ」
その言葉を読んだ瞬間、セイルの頭の中には疑問符が飛び交った。
「記憶の迷い子……? どういうことだ?」
リーネは手紙を覗き込み、ため息をついた。
「これは厄介な試練ね。『記憶の迷い子』というのは、前世の記憶に引きずられて異世界に迷い込んでしまった生物のことよ。」
「記憶に引きずられるってどういうことだ?」
意味が分からずに尋ねるセイルに、リーネは例を挙げて説明した。
「そのままの意味よ。例えば、前世に残した未練が強すぎた場合ね。そんな記憶と繋がってしまうと、体の方がその世界に引き寄せられてしまうことがあるのよ。あなたの居た世界では神隠しなんて呼ばれていたかしら」
フィエナは手を胸に当て、困ったように言った。
「それはとても悲しいことですね……。前世での未練によって、新たな人生にも影響を与えてしまうなんて」
「そうね。まぁ、中には前世を受け入れてしまって、その世界での生を謳歌する人間というのも稀に居るみたいだけれど」
セイルは二人の会話に同意や納得しながらも、試練の内容について思い出し、眉をひそめた。
「でもさ、どうやってそんな存在を探せばいいんだ? どこにいるかもわからないのに。」
リーネは肩をすくめながら答えた。
「そこが試練の厄介なところよ。普通に探しても見つかるものじゃないわ。」
その日から、セイルは『記憶の迷い子』を探すためにいくつかの方法を試みた。フィエナや精霊たちに不自然な動きをしている生物を探して貰いながら、自身でも『記憶の共鳴』の力を使って、周囲の生物たちの記憶を辿ってみる。しかし、既に広がりを見せていたセイルの世界には数多くの生物たちが存在しており、迷い子の記憶に直接たどり着くことはできなかった。
「くそ、どれもうまくいかない……」
セイルは水晶球の前で頭を抱える。
フィエナがそっとお茶を差し出し、励ますように微笑んだ。
「セイル様、焦りは禁物です。『記憶の迷い子』も、きっと手がかりを待っているはずですわ。」
リーネは椅子に腰掛けながら、セイルをじっと見つめる。
「自分の力だけでどうにかしようと思うから詰まるのよ。もう少し柔軟に考えなさい。」
「柔軟に……?」
セイルはリーネの言葉に首をかしげた。
その時、ふと彼の脳裏に過去の経験が蘇る。以前、『風の願い』を聞き取ったときのことだ。風は生物たちのささやかな思いを運び、それを読み取ることで、彼は生物たちの願いを叶えたことがあった。
「そうだ……! 風だ!」
セイルは立ち上がり、リーネとフィエナを振り返る。
「風に聞いてみるよ!『記憶の迷い子』が困っているのであれば、風の情報や願いの中から見つける手掛かりを探せるかもしれない!」
セイルは以前の様に、エアレットの導きで風の中に自らの意識を注ぎ込んだ。
様々な情報や感情、願いなどが交錯する中で、『記憶の迷い子』に繋がりそうな情報を探していく。
(私は……誰なの……ここは……?)
その声はかすれて弱々しかったが、確かに存在していた。セイルはその声に耳を澄ませ、風が運ぶ方向を追った。風が導くままに歩き続けた先、セイルは大きな木の根元に小さな動物を見つけた。それは体が震え、怯えるように目を閉じている子狐だった。
(……この子か?)
セイルはそっと手を伸ばし、『記憶の共鳴』の力を使って狐の記憶に触れた。
記憶の中には、子狐としての記憶に混じって、セイルの世界で狼として生きていた記憶が存在していた。その狼はある日、些細なミスから我が子を崖下に落としてしまった。その崖は深く漸く見つけた時には既に子供は息を引き取っていた。
狼は自身の愚かさを嘆きながらその生涯を終えていた。
(っ!……この気持ちはっ!)
セイルはその情景に圧倒され、心が軋むような痛みを感じた。落ちていく我が子を前に何もできなかった無力感や我が子の死を目の当たりにした時の絶望の感情がセイルの中に鮮明に流れ込んでくる。それはあまりにもリアルで、耐えがたい重さを伴っていた。
(俺に、この悲しみを……受け止めきれるのか?)
視界がぼやけ、呼吸が乱れる。狐の感情がまるで自分のもののように思えてくる。セイルは額に冷や汗を浮かべ、手が震えるのを感じた。
「セイル! 大丈夫なの!?」
異変に気付いたリーネの声が遠くから聞こえたが、セイルの意識は狐の記憶に完全に引き込まれていた。その感情の渦は彼を飲み込み、出口の見えない迷路のようだった。
セイルの精神は、狐の悲しみに引きずり込まれそうになりながらも必死に耐えた。自分の存在を確認するために、手をぎゅっと握りしめる。
(これは……俺の記憶じゃない。狐の記憶だ……!)
そう自分に言い聞かせるたびに、狐の記憶の中の負の感情が波のように押し寄せてくる。しかし、セイルはそのたびに心を奮い立たせた。
(逃げちゃいけない……。この記憶は、狐が背負ってきたものなんだ。俺が受け止めないと、俺だけじゃなくこの子も救えないんだ!)
その瞬間、頭の中にリーネの言葉が蘇った。
「神である以上、他者の悲しみに触れることは避けられないわ。でも、それに飲まれてしまえば、あとには何も残らないわ。」
「こんなところで終わるわけにはいかない……!」
セイルは深呼吸を繰り返し、狐の記憶を冷静に見つめようとした。その中で、ふと気づいたことがあった。
記憶の中の狼は我が子の最後を見るまで諦めていなかった。危険な坂を無理やり駆け下り可能な限り早く我が子の下へ向かっていた。確かに結果は悲劇だったが、その行動には強い愛と思いやりが感じられた。
(そうだ……君はただ負の感情に囚われているだけじゃない。君の記憶には、大切なものがあるんだ。)
セイルの声が震えながらも力を取り戻していく。そして、記憶の中心にあるその気持ちに触れた瞬間、セイルの意識は現実に引き戻された。
気付くと目の前には心配そうにこちらを見つめるリーネとフィエナの顔があった。
「セイル!意識が戻ったのね。いったい何があったの?」
「セイル様、ご無事で何よりです。状況はよく分かりませんでしたが、あまり無茶をなさらないで下さい。」
セイルの変化に気づいた二人が、その表情を緩ませながら声を掛けてきた。
「二人とも心配かけてごめん。でも、今はまずあの子のことだ。リーネ、『記憶の迷い子』っぽい子狐を見つけた!それで、ここからはどうしたらいいんだ?」
「『記憶の迷い子』を?……なるほどね。それなら、あとは簡単よ。さっきの手紙をその子狐の方に向けてあげれば良いわ。」
セイルの言葉でおおよその事情を察したリーネは、そうセイルに説明した。
セイルが言われた通りに手紙を水晶球に映る子狐の方へ向けると、その姿は再び白い鳥の姿になって飛んでいった。そして、子狐の下に辿り着くと白い光を放ち子狐と共にその場から消えていた。
「消えた?これで良かったのか?」
「えぇ、今の子が『記憶の迷い子』で間違いない。あの子はこの後、記憶の封印を施されてから元の世界に戻されることになるわ。」
「……そうか。」
セイルはその答えに一息ついてから、ふと自分の手を見る。
「記憶に触れるって、こんなにも重いんだな……。」
リーネが近づき、冷静な声で言った。
「お疲れ様。だけど、これで終わりじゃないわよ。これからもこんな試練は続くわ。」
「……だろうな。」
セイルは苦笑しながら、夜空を見上げた。そして以前、リーネから聞いたことを思い出し、納得するように俯いた。
(転生を望んだ神は、こんなことを何度も経験したんだろうな……)
そんなセイルにフィエナが温かいお茶を差し出し、そっと微笑んだ。
「セイル様、どうかこれからも無理をなさらず。私たちもお力になりますわ。」
「ありがとう、フィエナ。……そうだよな、俺には皆が居る。一人で抱え込む必要はないよな。」
「えぇ、その通りです。」
同意するように二人が頷きを返す。
(あの狼の記憶から感じた悲しみや絶望、そして強い愛と思いやり、それらを自分はしっかり覚えておこう。)
セイルはあの子狐の幸せを願いながら、自分はこれからも前に進もうと決意を胸に抱いた。
「白い鳥?なんでこんなところに?」
セイルが目を丸くする中、白い鳥はその場で光を放ち、その姿を変えた。次の瞬間、そこにあったのは、一通の手紙だった。
「手紙……? どうなってるんだいったい?」
驚きと困惑の中で手紙を手に取るセイルに、リーネが冷静に説明する。
「それは神の使いよ。天上の存在からの試練を伝えるために現れるの。」
「試練……?」
フィエナもリーネの隣に立ち、興味深そうに手紙を覗き込む。
「セイル様、開けてみてはいかがでしょうか?」
セイルは少し戸惑いながらも手紙を開いた。そこには短い一文が記されていた。
「記憶の迷い子を探し出せ」
その言葉を読んだ瞬間、セイルの頭の中には疑問符が飛び交った。
「記憶の迷い子……? どういうことだ?」
リーネは手紙を覗き込み、ため息をついた。
「これは厄介な試練ね。『記憶の迷い子』というのは、前世の記憶に引きずられて異世界に迷い込んでしまった生物のことよ。」
「記憶に引きずられるってどういうことだ?」
意味が分からずに尋ねるセイルに、リーネは例を挙げて説明した。
「そのままの意味よ。例えば、前世に残した未練が強すぎた場合ね。そんな記憶と繋がってしまうと、体の方がその世界に引き寄せられてしまうことがあるのよ。あなたの居た世界では神隠しなんて呼ばれていたかしら」
フィエナは手を胸に当て、困ったように言った。
「それはとても悲しいことですね……。前世での未練によって、新たな人生にも影響を与えてしまうなんて」
「そうね。まぁ、中には前世を受け入れてしまって、その世界での生を謳歌する人間というのも稀に居るみたいだけれど」
セイルは二人の会話に同意や納得しながらも、試練の内容について思い出し、眉をひそめた。
「でもさ、どうやってそんな存在を探せばいいんだ? どこにいるかもわからないのに。」
リーネは肩をすくめながら答えた。
「そこが試練の厄介なところよ。普通に探しても見つかるものじゃないわ。」
その日から、セイルは『記憶の迷い子』を探すためにいくつかの方法を試みた。フィエナや精霊たちに不自然な動きをしている生物を探して貰いながら、自身でも『記憶の共鳴』の力を使って、周囲の生物たちの記憶を辿ってみる。しかし、既に広がりを見せていたセイルの世界には数多くの生物たちが存在しており、迷い子の記憶に直接たどり着くことはできなかった。
「くそ、どれもうまくいかない……」
セイルは水晶球の前で頭を抱える。
フィエナがそっとお茶を差し出し、励ますように微笑んだ。
「セイル様、焦りは禁物です。『記憶の迷い子』も、きっと手がかりを待っているはずですわ。」
リーネは椅子に腰掛けながら、セイルをじっと見つめる。
「自分の力だけでどうにかしようと思うから詰まるのよ。もう少し柔軟に考えなさい。」
「柔軟に……?」
セイルはリーネの言葉に首をかしげた。
その時、ふと彼の脳裏に過去の経験が蘇る。以前、『風の願い』を聞き取ったときのことだ。風は生物たちのささやかな思いを運び、それを読み取ることで、彼は生物たちの願いを叶えたことがあった。
「そうだ……! 風だ!」
セイルは立ち上がり、リーネとフィエナを振り返る。
「風に聞いてみるよ!『記憶の迷い子』が困っているのであれば、風の情報や願いの中から見つける手掛かりを探せるかもしれない!」
セイルは以前の様に、エアレットの導きで風の中に自らの意識を注ぎ込んだ。
様々な情報や感情、願いなどが交錯する中で、『記憶の迷い子』に繋がりそうな情報を探していく。
(私は……誰なの……ここは……?)
その声はかすれて弱々しかったが、確かに存在していた。セイルはその声に耳を澄ませ、風が運ぶ方向を追った。風が導くままに歩き続けた先、セイルは大きな木の根元に小さな動物を見つけた。それは体が震え、怯えるように目を閉じている子狐だった。
(……この子か?)
セイルはそっと手を伸ばし、『記憶の共鳴』の力を使って狐の記憶に触れた。
記憶の中には、子狐としての記憶に混じって、セイルの世界で狼として生きていた記憶が存在していた。その狼はある日、些細なミスから我が子を崖下に落としてしまった。その崖は深く漸く見つけた時には既に子供は息を引き取っていた。
狼は自身の愚かさを嘆きながらその生涯を終えていた。
(っ!……この気持ちはっ!)
セイルはその情景に圧倒され、心が軋むような痛みを感じた。落ちていく我が子を前に何もできなかった無力感や我が子の死を目の当たりにした時の絶望の感情がセイルの中に鮮明に流れ込んでくる。それはあまりにもリアルで、耐えがたい重さを伴っていた。
(俺に、この悲しみを……受け止めきれるのか?)
視界がぼやけ、呼吸が乱れる。狐の感情がまるで自分のもののように思えてくる。セイルは額に冷や汗を浮かべ、手が震えるのを感じた。
「セイル! 大丈夫なの!?」
異変に気付いたリーネの声が遠くから聞こえたが、セイルの意識は狐の記憶に完全に引き込まれていた。その感情の渦は彼を飲み込み、出口の見えない迷路のようだった。
セイルの精神は、狐の悲しみに引きずり込まれそうになりながらも必死に耐えた。自分の存在を確認するために、手をぎゅっと握りしめる。
(これは……俺の記憶じゃない。狐の記憶だ……!)
そう自分に言い聞かせるたびに、狐の記憶の中の負の感情が波のように押し寄せてくる。しかし、セイルはそのたびに心を奮い立たせた。
(逃げちゃいけない……。この記憶は、狐が背負ってきたものなんだ。俺が受け止めないと、俺だけじゃなくこの子も救えないんだ!)
その瞬間、頭の中にリーネの言葉が蘇った。
「神である以上、他者の悲しみに触れることは避けられないわ。でも、それに飲まれてしまえば、あとには何も残らないわ。」
「こんなところで終わるわけにはいかない……!」
セイルは深呼吸を繰り返し、狐の記憶を冷静に見つめようとした。その中で、ふと気づいたことがあった。
記憶の中の狼は我が子の最後を見るまで諦めていなかった。危険な坂を無理やり駆け下り可能な限り早く我が子の下へ向かっていた。確かに結果は悲劇だったが、その行動には強い愛と思いやりが感じられた。
(そうだ……君はただ負の感情に囚われているだけじゃない。君の記憶には、大切なものがあるんだ。)
セイルの声が震えながらも力を取り戻していく。そして、記憶の中心にあるその気持ちに触れた瞬間、セイルの意識は現実に引き戻された。
気付くと目の前には心配そうにこちらを見つめるリーネとフィエナの顔があった。
「セイル!意識が戻ったのね。いったい何があったの?」
「セイル様、ご無事で何よりです。状況はよく分かりませんでしたが、あまり無茶をなさらないで下さい。」
セイルの変化に気づいた二人が、その表情を緩ませながら声を掛けてきた。
「二人とも心配かけてごめん。でも、今はまずあの子のことだ。リーネ、『記憶の迷い子』っぽい子狐を見つけた!それで、ここからはどうしたらいいんだ?」
「『記憶の迷い子』を?……なるほどね。それなら、あとは簡単よ。さっきの手紙をその子狐の方に向けてあげれば良いわ。」
セイルの言葉でおおよその事情を察したリーネは、そうセイルに説明した。
セイルが言われた通りに手紙を水晶球に映る子狐の方へ向けると、その姿は再び白い鳥の姿になって飛んでいった。そして、子狐の下に辿り着くと白い光を放ち子狐と共にその場から消えていた。
「消えた?これで良かったのか?」
「えぇ、今の子が『記憶の迷い子』で間違いない。あの子はこの後、記憶の封印を施されてから元の世界に戻されることになるわ。」
「……そうか。」
セイルはその答えに一息ついてから、ふと自分の手を見る。
「記憶に触れるって、こんなにも重いんだな……。」
リーネが近づき、冷静な声で言った。
「お疲れ様。だけど、これで終わりじゃないわよ。これからもこんな試練は続くわ。」
「……だろうな。」
セイルは苦笑しながら、夜空を見上げた。そして以前、リーネから聞いたことを思い出し、納得するように俯いた。
(転生を望んだ神は、こんなことを何度も経験したんだろうな……)
そんなセイルにフィエナが温かいお茶を差し出し、そっと微笑んだ。
「セイル様、どうかこれからも無理をなさらず。私たちもお力になりますわ。」
「ありがとう、フィエナ。……そうだよな、俺には皆が居る。一人で抱え込む必要はないよな。」
「えぇ、その通りです。」
同意するように二人が頷きを返す。
(あの狼の記憶から感じた悲しみや絶望、そして強い愛と思いやり、それらを自分はしっかり覚えておこう。)
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