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【20】好き!
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修学旅行が終わってから、ウチのクラスは席替えがなくなった。
何故かと言うと、校内テストがあるとわざわざ席を出席番号順に並べ替えているのだけれど、その‘’わざわざ席を動かす行為”が面倒臭いという理由で担任は出席番号順の席のまま、席替えをなくしてしまった。
みんな流石にブーイング。
特にクロミはその席順だと1番前だからかなりキレていた。
けれど、私はその横着な考えにめちゃくちゃ大賛成だった。
というのも私の出席番号順の隣の席というのが奇跡的に早川くんだったから。
(だから最初の頃テスト返却の時声かけてくれた)
早川くんと移動教室の生物の授業が前の席固定、教室での授業が隣の席固定となり、必然的に親密度がググッとアップした。
多分隣の席じゃなかったら、彼とはこんなに仲良くなれなかったと思う。担任の横着さ加減にすごく感謝してる。
この席前から3番目の中央で教師から目立つし悪さしにくいけど、早川くんの隣って最高。
そんな早川くんは、良く気がつく人だ。
前髪を切ったり、ちょっとメイクを変えたりするとすぐに気がついて褒めてくれる。
「それ、カワイイ。」
「すげー似合ってる。」
本当にサラリと言えちゃうんだもん。
流石の私もその言葉にポッ////と照れてしまうよ。
それも、クラスのみんなに褒めるわけじゃなく、私にだけ褒めてくれるから、特別な気がしちゃうんだよね////
「アハハw ありがと。
良く気が付いたね////」
嬉しくて声のトーンを上げながら笑うと、右斜め前の席からクロミが振り返り、私をギロリ。
………わッッ!!
調子に乗るなよ、雑魚が。黙れ!·····って思ってそうな顔してるよ!!
取り敢えず、私はその視線に負けてだんまり。
なるべくクロミに関わりたくないし。早川くんに害があったら大変。
私から笑顔が消え、急にだんまりすると、早川くんは
「教科書忘れたから見せて」
授業が始まってからそう言うので、机を隣同士くつけて一つの教科書を二人で見る事に。
…はぁ、なんて幸せなんだー♡
ニマニマを抑える様に机の上のノートに注意を向けていると、早川くんは教科書立ててコソコソ話をし始めた。
「……ねぇ、クロミさんって、るあちゃんに対して態度がなんだか嫌な感じじゃない?」
「え……!
早川くん、気がついてたの?」
早川くんはクロミが私の事を良く思っていない事、気付いてくれていた!
斜め前のクロミさんに聞こえない様に超絶極小ボイスで話す。
早川くんの唇が私の耳に触れそうな近距離で尋常ならざるドキドキ/////
「るあちゃんと話してるとめっちゃ目が合うんだよね。クロミさんと。
なんだか、こっちを監視されてるっぽくて嫌ーな気分になる。」
それそれ!!
そうなんですよ!!!
早川くんもそうだけど、蒼太くんと話してる時も睨まれる。
とにかく私が一軍男子と絡むのが
許せないんでしょう。
てか、早川くんは、周りの事が良く見えててすごい!!
蒼太くんは私がクロミの視線に困ってたり、神経すり減らしてること全然気付いてくれないし!
(だからお子ちゃま)
「ウン。なぜか睨まれちゃうんだよね。」
「そういうくだらないの、やめて欲しいよね。
何か言われたら俺に言って?
俺はあの人あんまり好きじゃないから。」
「ウン。ありがと。」
そうだよね!修学旅行の時も早川くんに対してクロミはお礼の一言もなかったもんね!
感じ悪いよね!
嫌いになるのは当然!
しかし、早川くんが味方についてくれるなら心強いよ。
決してクロミに屈しはしない!
「クロミさんもだけど、俺はね、女子の中で山田さんが一番苦手なんだよね。」
「………山田さんかぁ。」
山田さんね………。
濃厚ぶりっ子キャラで、
早川くん好き♡好き♡アピール凄い子w
早川くん、ぶりっ子苦手なんだ。
私はクールだからなんとなく落ち着くのかな。
早川くんと話せて、内心キュンキュン♡してるけどそれを隠すためになるべく顔に出しませんからw
話してるうちに終鈴が鳴る。
「早川くぅぅ~~~ん♡♡♡♡」
休み時間になった途端に、早速ぶりっこ全開な声で早川くんの名前を呼び、近づく山田さん。
(本当こんな感じの呼び方w)
あまりのタイミングの良さに、二人で顔を見合わせ、吹き出して笑った。
「?」な顔した山田さんに「どうぞ」と席を譲り、早川くんを残して廊下へ逃げた。
山田さんに早川くんを取られる事はないって余裕から、早川くんが彼女を苦手だと知りつつこんなイジワルをしちゃったw
早川くんの「オイオイそりゃないよ」みたいな、私に縋る様な顔が可愛いかったw
ふふふ♡
私に隣にいて欲しかった?
·····早川くん好きだなぁ。
何故かと言うと、校内テストがあるとわざわざ席を出席番号順に並べ替えているのだけれど、その‘’わざわざ席を動かす行為”が面倒臭いという理由で担任は出席番号順の席のまま、席替えをなくしてしまった。
みんな流石にブーイング。
特にクロミはその席順だと1番前だからかなりキレていた。
けれど、私はその横着な考えにめちゃくちゃ大賛成だった。
というのも私の出席番号順の隣の席というのが奇跡的に早川くんだったから。
(だから最初の頃テスト返却の時声かけてくれた)
早川くんと移動教室の生物の授業が前の席固定、教室での授業が隣の席固定となり、必然的に親密度がググッとアップした。
多分隣の席じゃなかったら、彼とはこんなに仲良くなれなかったと思う。担任の横着さ加減にすごく感謝してる。
この席前から3番目の中央で教師から目立つし悪さしにくいけど、早川くんの隣って最高。
そんな早川くんは、良く気がつく人だ。
前髪を切ったり、ちょっとメイクを変えたりするとすぐに気がついて褒めてくれる。
「それ、カワイイ。」
「すげー似合ってる。」
本当にサラリと言えちゃうんだもん。
流石の私もその言葉にポッ////と照れてしまうよ。
それも、クラスのみんなに褒めるわけじゃなく、私にだけ褒めてくれるから、特別な気がしちゃうんだよね////
「アハハw ありがと。
良く気が付いたね////」
嬉しくて声のトーンを上げながら笑うと、右斜め前の席からクロミが振り返り、私をギロリ。
………わッッ!!
調子に乗るなよ、雑魚が。黙れ!·····って思ってそうな顔してるよ!!
取り敢えず、私はその視線に負けてだんまり。
なるべくクロミに関わりたくないし。早川くんに害があったら大変。
私から笑顔が消え、急にだんまりすると、早川くんは
「教科書忘れたから見せて」
授業が始まってからそう言うので、机を隣同士くつけて一つの教科書を二人で見る事に。
…はぁ、なんて幸せなんだー♡
ニマニマを抑える様に机の上のノートに注意を向けていると、早川くんは教科書立ててコソコソ話をし始めた。
「……ねぇ、クロミさんって、るあちゃんに対して態度がなんだか嫌な感じじゃない?」
「え……!
早川くん、気がついてたの?」
早川くんはクロミが私の事を良く思っていない事、気付いてくれていた!
斜め前のクロミさんに聞こえない様に超絶極小ボイスで話す。
早川くんの唇が私の耳に触れそうな近距離で尋常ならざるドキドキ/////
「るあちゃんと話してるとめっちゃ目が合うんだよね。クロミさんと。
なんだか、こっちを監視されてるっぽくて嫌ーな気分になる。」
それそれ!!
そうなんですよ!!!
早川くんもそうだけど、蒼太くんと話してる時も睨まれる。
とにかく私が一軍男子と絡むのが
許せないんでしょう。
てか、早川くんは、周りの事が良く見えててすごい!!
蒼太くんは私がクロミの視線に困ってたり、神経すり減らしてること全然気付いてくれないし!
(だからお子ちゃま)
「ウン。なぜか睨まれちゃうんだよね。」
「そういうくだらないの、やめて欲しいよね。
何か言われたら俺に言って?
俺はあの人あんまり好きじゃないから。」
「ウン。ありがと。」
そうだよね!修学旅行の時も早川くんに対してクロミはお礼の一言もなかったもんね!
感じ悪いよね!
嫌いになるのは当然!
しかし、早川くんが味方についてくれるなら心強いよ。
決してクロミに屈しはしない!
「クロミさんもだけど、俺はね、女子の中で山田さんが一番苦手なんだよね。」
「………山田さんかぁ。」
山田さんね………。
濃厚ぶりっ子キャラで、
早川くん好き♡好き♡アピール凄い子w
早川くん、ぶりっ子苦手なんだ。
私はクールだからなんとなく落ち着くのかな。
早川くんと話せて、内心キュンキュン♡してるけどそれを隠すためになるべく顔に出しませんからw
話してるうちに終鈴が鳴る。
「早川くぅぅ~~~ん♡♡♡♡」
休み時間になった途端に、早速ぶりっこ全開な声で早川くんの名前を呼び、近づく山田さん。
(本当こんな感じの呼び方w)
あまりのタイミングの良さに、二人で顔を見合わせ、吹き出して笑った。
「?」な顔した山田さんに「どうぞ」と席を譲り、早川くんを残して廊下へ逃げた。
山田さんに早川くんを取られる事はないって余裕から、早川くんが彼女を苦手だと知りつつこんなイジワルをしちゃったw
早川くんの「オイオイそりゃないよ」みたいな、私に縋る様な顔が可愛いかったw
ふふふ♡
私に隣にいて欲しかった?
·····早川くん好きだなぁ。
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