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第一部:都市国家アドポリスの冒険 6
第29話 新しい同行者 その4
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若手冒険者達への講義を終えて、質疑応答をする。
「オースさん! モンスターは色々いると思うんスけど、教えてもらってないやつが依頼でいそうだったらどうするんスか?」
「良い質問だね。その場合、本当は仕事先の環境を調べて出てきそうなモンスターに当たりをつけておくのがいい。だけど、それには聞き込みや、お金を払って図書館に通って調べ物をするという日常的な準備が必要になるだろう? そういうのは、俺みたいなのじゃないと耐えられないんじゃないかな」
「あー、無理ッスー。そもそも字があんまり読めないんで」
若い冒険者がげんなりした。
冒険者になるような人間は、多くが生家の仕事を継げなかった若者だ。
無論、教育もあまり受けていない事が多い。
文字が読めるだけで、冒険者の中では一歩先んじる事ができる。
逆に言うと、それが出来ない冒険者はBランクになることすら危うい。
万年Cランクの人々を俺は知っているし、彼らは依頼書が読めないだけでなく、読み上げてもらっても中身を理解するのが苦手なため、危険な依頼に挑んで二度と戻ってこないなどということがざらにある。
だが、今から文字の勉強をするのも酷であろう。
「酒場で先輩冒険者に一杯おごるんだ。そして、彼らから依頼で出会ったモンスターの特徴や対策を聞いておくといい。文字が書けないなら、絵に書いて保存しておくんだ。知識があるだけ、生き残るチャンスが増えるぞ」
「マジッスか! アザッス!!」
おおー、とどよめく若手冒険者達。
「それならやれるわ」
「酒で情報買うんだな。その発想は無かった」
よしよし。
これで彼らが一人でも生き残ってくれればいいのだが。
「はい、センセエ!」
「おや、クルミも質問かい?」
「ハイです! えっとですね。今、センセエが前でがんばっててクルミが後ろで石をなげてるですよね。クルミも前でがんばりたいです!」
「なるほど。それには、まず身のこなしを鍛えないとね。よし、次の相手はデュラハンだ。前に出て実践で教えよう」
「やったー!」
デュラハンという響きを聞いて、若手冒険者達がどよめいた。
「マジカヨ」
「前衛でデュラハンと? あのちびっこが?」
「無理でしょ」
彼らのざわめきを聞いて、クルミがむくれた。
「むーっ。できるですー!」
「そうだね。無理と決めつけるのはよくない。それに、またいつか俺のいない時に、彼女がデュラハンと一騎打ちすることになるかも知れない。そのために実地で学んでおく事は正しいよ」
「デュラハンと一騎打ち……?」
冒険者達が首を傾げた。
世の中、何があるか分からないじゃないか。
ちなみにデュラハンは、押しも押されぬSランクモンスター。
これはなかなか、一人で倒すのは骨が折れるんだ。
俺もまだ二回しか倒したことがない。
だが、今回はショーナウンのパーティではなく、俺のパーティ。
邪魔されることも無いだろう。
「……じゃあ、こんなところでいいかな? これで、俺による講義は終わりです。後で質問が思いついたら、俺に直接聞きに来てね。それから得た情報はみんなで共有すること。情報が無いだけで死ぬし、パーティ全滅なんか起こったら、その危険な依頼の情報が共有されず、他のパーティも地獄を見ることになるからね」
「は、はいっ!」
冒険者達、ちょっと引いていたような?
だがいい返事だ。
「お疲れさまでした!」
受付嬢が報酬を手渡してくる。
ちょっぴりだけど、まあみんなで夕食をするくらいのお金にはなるな。
「それで、カトブレパスの金額だけど……」
「あ、はい。ちょっと難航しててですね。確定した買取金額でこれだけ……」
「ありがとう。じゃあそれをもらうよ。残りは後日でいいから」
カトブレパスの売却金額の一部というわけだ。
これをそのまま、アリサに手渡す。
「あらまあ」
「寄付です……! 教会に口を利いてもらっていい?」
「ええ。もちろんです。本当に好きなのですねえ」
「俺の唯一の生きがいなんで」
よし、これで教会所有の書物が読めるぞ。
テンションが上ってきた。
俺が静かに鼻息を荒くしていると、外がバタバタと騒がしくなって来た。
なんだろうか?
『わふん』
ブランが、いつもののんきな調子で鼻を鳴らす。
だが彼が言っていることは、のんきではない。
「外に臭いものが来てる? この世の者じゃないものが……って、アンデッド? この昼日中から?」
「アンデッドですか?」
アリサが真剣な顔になった。
「アンデッドですか?」
クルミは分かってない顔だ。
俺達は外へ飛び出した。
すると、カトブレパスの検分を行っていたギルド職員達が、及び腰になっている。
そして彼らが見つめる先には、裏路地から這い出してくる黄色く光る人影が。
「黄色いアンデッド。レブナントだね」
「正解です。なんだオースさん、よくご存知じゃないですか」
「名前くらいは知ってるよ。だけど、対処方法は聖水を使ったりする以外には知らないんだ。それにあのレブナント、冒険者の格好をしてるような」
『ウウウ……アアア……』
レブナントは呻きながら、日向に這い出してきた。
すると、太陽の光がレブナントの体を焼き始める。
『ギャアアアアアアッ』
大変耳障りな叫び声を上げるレブナント。
「あ、あの装備は……。今朝がた、依頼を受けて血痕を調査に行ったEランク冒険者です!」
レブナントを見た受付嬢が血相を変えた。
「血痕? それにEランク冒険者ということは……。あれが最後のレブナントではない?」
俺が考えた通りだった。
後から後から、合計五体のレブナントが現れる。
これを見て、アリサが前に出る。
「幸い、弱いレブナントのようです。素体となる人間が強ければ、それだけ強力になるのがレブナントというアンデッドですから。ここでわたくしが浄化しましょう」
彼女はレブナントに向かって歩いていく。
ギルド職員たちが、慌てて叫ぶ。
「あぶない!」
「あぶないよ!」
アリサはSランク相当の司祭なのだ。
これくらいはお手の物だろう。
「いと高き我らが神に乞い願う。汚れに侵された者達へ、浄化の光を今。コール・コマンド・パニッシュ」
彼女が祈りの言葉を高らかに唱える。
すると、空が一瞬、きらりと輝いた。
空の一部に規則正しい形の亀裂が走り、その部分部分がめいめいに点滅をする。
そして、亀裂の全てが同時に光り輝いた。
降り注ぐ、一条の輝き。
輝きは、日陰に固まったレブナントに直撃した。
今、光が曲がって屋根を回避したな。
なるほど、神聖魔法か。
『アアアアアアア……』
レブナントが、消滅していく。
全身が薄くなっていき、身に付けていたものだけを残して肉体が消え失せた。
装備が地面に落ちる。
「これは……由々しき事態ですね。ギルドマスターに伝えなければ」
受付嬢の顔は真剣そのものだった。
アドポリスに、何か騒動が起ころうとしているのだろうか?
「オースさん! モンスターは色々いると思うんスけど、教えてもらってないやつが依頼でいそうだったらどうするんスか?」
「良い質問だね。その場合、本当は仕事先の環境を調べて出てきそうなモンスターに当たりをつけておくのがいい。だけど、それには聞き込みや、お金を払って図書館に通って調べ物をするという日常的な準備が必要になるだろう? そういうのは、俺みたいなのじゃないと耐えられないんじゃないかな」
「あー、無理ッスー。そもそも字があんまり読めないんで」
若い冒険者がげんなりした。
冒険者になるような人間は、多くが生家の仕事を継げなかった若者だ。
無論、教育もあまり受けていない事が多い。
文字が読めるだけで、冒険者の中では一歩先んじる事ができる。
逆に言うと、それが出来ない冒険者はBランクになることすら危うい。
万年Cランクの人々を俺は知っているし、彼らは依頼書が読めないだけでなく、読み上げてもらっても中身を理解するのが苦手なため、危険な依頼に挑んで二度と戻ってこないなどということがざらにある。
だが、今から文字の勉強をするのも酷であろう。
「酒場で先輩冒険者に一杯おごるんだ。そして、彼らから依頼で出会ったモンスターの特徴や対策を聞いておくといい。文字が書けないなら、絵に書いて保存しておくんだ。知識があるだけ、生き残るチャンスが増えるぞ」
「マジッスか! アザッス!!」
おおー、とどよめく若手冒険者達。
「それならやれるわ」
「酒で情報買うんだな。その発想は無かった」
よしよし。
これで彼らが一人でも生き残ってくれればいいのだが。
「はい、センセエ!」
「おや、クルミも質問かい?」
「ハイです! えっとですね。今、センセエが前でがんばっててクルミが後ろで石をなげてるですよね。クルミも前でがんばりたいです!」
「なるほど。それには、まず身のこなしを鍛えないとね。よし、次の相手はデュラハンだ。前に出て実践で教えよう」
「やったー!」
デュラハンという響きを聞いて、若手冒険者達がどよめいた。
「マジカヨ」
「前衛でデュラハンと? あのちびっこが?」
「無理でしょ」
彼らのざわめきを聞いて、クルミがむくれた。
「むーっ。できるですー!」
「そうだね。無理と決めつけるのはよくない。それに、またいつか俺のいない時に、彼女がデュラハンと一騎打ちすることになるかも知れない。そのために実地で学んでおく事は正しいよ」
「デュラハンと一騎打ち……?」
冒険者達が首を傾げた。
世の中、何があるか分からないじゃないか。
ちなみにデュラハンは、押しも押されぬSランクモンスター。
これはなかなか、一人で倒すのは骨が折れるんだ。
俺もまだ二回しか倒したことがない。
だが、今回はショーナウンのパーティではなく、俺のパーティ。
邪魔されることも無いだろう。
「……じゃあ、こんなところでいいかな? これで、俺による講義は終わりです。後で質問が思いついたら、俺に直接聞きに来てね。それから得た情報はみんなで共有すること。情報が無いだけで死ぬし、パーティ全滅なんか起こったら、その危険な依頼の情報が共有されず、他のパーティも地獄を見ることになるからね」
「は、はいっ!」
冒険者達、ちょっと引いていたような?
だがいい返事だ。
「お疲れさまでした!」
受付嬢が報酬を手渡してくる。
ちょっぴりだけど、まあみんなで夕食をするくらいのお金にはなるな。
「それで、カトブレパスの金額だけど……」
「あ、はい。ちょっと難航しててですね。確定した買取金額でこれだけ……」
「ありがとう。じゃあそれをもらうよ。残りは後日でいいから」
カトブレパスの売却金額の一部というわけだ。
これをそのまま、アリサに手渡す。
「あらまあ」
「寄付です……! 教会に口を利いてもらっていい?」
「ええ。もちろんです。本当に好きなのですねえ」
「俺の唯一の生きがいなんで」
よし、これで教会所有の書物が読めるぞ。
テンションが上ってきた。
俺が静かに鼻息を荒くしていると、外がバタバタと騒がしくなって来た。
なんだろうか?
『わふん』
ブランが、いつもののんきな調子で鼻を鳴らす。
だが彼が言っていることは、のんきではない。
「外に臭いものが来てる? この世の者じゃないものが……って、アンデッド? この昼日中から?」
「アンデッドですか?」
アリサが真剣な顔になった。
「アンデッドですか?」
クルミは分かってない顔だ。
俺達は外へ飛び出した。
すると、カトブレパスの検分を行っていたギルド職員達が、及び腰になっている。
そして彼らが見つめる先には、裏路地から這い出してくる黄色く光る人影が。
「黄色いアンデッド。レブナントだね」
「正解です。なんだオースさん、よくご存知じゃないですか」
「名前くらいは知ってるよ。だけど、対処方法は聖水を使ったりする以外には知らないんだ。それにあのレブナント、冒険者の格好をしてるような」
『ウウウ……アアア……』
レブナントは呻きながら、日向に這い出してきた。
すると、太陽の光がレブナントの体を焼き始める。
『ギャアアアアアアッ』
大変耳障りな叫び声を上げるレブナント。
「あ、あの装備は……。今朝がた、依頼を受けて血痕を調査に行ったEランク冒険者です!」
レブナントを見た受付嬢が血相を変えた。
「血痕? それにEランク冒険者ということは……。あれが最後のレブナントではない?」
俺が考えた通りだった。
後から後から、合計五体のレブナントが現れる。
これを見て、アリサが前に出る。
「幸い、弱いレブナントのようです。素体となる人間が強ければ、それだけ強力になるのがレブナントというアンデッドですから。ここでわたくしが浄化しましょう」
彼女はレブナントに向かって歩いていく。
ギルド職員たちが、慌てて叫ぶ。
「あぶない!」
「あぶないよ!」
アリサはSランク相当の司祭なのだ。
これくらいはお手の物だろう。
「いと高き我らが神に乞い願う。汚れに侵された者達へ、浄化の光を今。コール・コマンド・パニッシュ」
彼女が祈りの言葉を高らかに唱える。
すると、空が一瞬、きらりと輝いた。
空の一部に規則正しい形の亀裂が走り、その部分部分がめいめいに点滅をする。
そして、亀裂の全てが同時に光り輝いた。
降り注ぐ、一条の輝き。
輝きは、日陰に固まったレブナントに直撃した。
今、光が曲がって屋根を回避したな。
なるほど、神聖魔法か。
『アアアアアアア……』
レブナントが、消滅していく。
全身が薄くなっていき、身に付けていたものだけを残して肉体が消え失せた。
装備が地面に落ちる。
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