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第二部:神都ラグナスの冒険 2
第56話 ラグナス観光 その1
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まずは、引き受けた仕事を果たすとしよう。
魔剣と親書を届ける。
これが、アドポリスのギルドマスターから引き受けた仕事だ。
神都ラグナスは大きい。
大きいが、アドポリスの首都と面積だけならどっこいどっこいだろう。
そこに、ぎっしりと建物が詰まっているから広く感じる。
「はー、どこまで行っても家やら教会やらで、どんだけ人が住んでるんだ……」
カイルが呆然としている。
「ふむ、神都の都民として登録されている者だけで、十万人に及ぶと言われておりますな。登録は教会で行われますから、無登録者は教会に通わないような者達です。そんな人間も一万人ほどいますな。つまり……」
「十一万!?」
「?」
吟遊詩人ファルクスの説明に、驚くカイルと、首を傾げるクルミ。
「センセエ、じゅういちまんってなんですか?」
「数だねえ。この街にいる人の数」
「ほえー。それって、クルミの村よりも多いですか?」
「多いねえ。クルミの村に住んでる人の数を、さらに森にある木の数くらいまで増やしただけの人がここには住んでるんだ」
「ほえー? ?」
あまりにも数の桁が大きすぎて分からないようだ。
クルミが数えられる数は、一度に二十一までである。
両手両足の指の数だからね。
あと尻尾か。
ゼロ族は、狩りと採集で生きている種族だ。
なので、管理するという概念があまりない。
多く木の実が採集できた時は、土の中に埋めておく。
そしてその場所を忘れて、そこから木が生えてきたり。
まんまリスだね。
それでも、人間と交流して、珍しい木の実と人間社会の物資などを物々交換してはいるようだ。
なので、クルミもちょっとは人間社会のことが分かる。
「たくさんあることは分かったです! それで、やっぱりこのたくさんのおうちは、上にのぼったりしたらだめですか?」
「ダメだねえ」
「ざんねんです」
ちょっとしょんぼりした。
船では、マストに登ると誉められていたので、木登りが存分にできる村の時のことを思い出したのかも知れない。
「でも、仕事を引き受けたら、屋根の上にのぼって良くなるかもしれないよ。まずは届け物を片付けて、この街で仕事を受けてみよう!」
「はいです!」
クルミが元気よく返事をした。
『わふん』
ブランが、こんな都会で屋根に登る必要がある仕事ってなんだろうね、なんて言ってくる。
「そうだなあ。迷子の猫探しとか?」
『にゃ? 街なかで迷子になるにゃか? 都会の猫は軟弱にゃ』
ブランの頭の上に鎮座したドレが、上から目線だ。
「ドレはラグナスでも迷わない自信があるのかい?」
『そりゃもちろん──』
ドレはきょろきょろと、ラグナスを見回した。
広い。
そして所狭しと建物が立ち並び、多くの人々が行き交う。
特徴的なのは、都市の中心にあるあの大きな尖塔かな。
神都ラグナスを収める、法王の住む大教会だ。
『迷うにゃ』
「だよね」
『迷っても己は強く生きていくにゃ』
「そうかー」
別の方向の話になってきたな。
これには、クルミもカイルもファルクスも笑った。
ファルクスの懐から出てきたロッキーも笑っている。
『鳥ー! 何を笑っているにゃー!』
『ピョイー』
ドレが前足を振り上げて威嚇したら、ロッキーが翼を広げて対抗した。
これは煽ってる。
なかなかいい性格の小鳥だ。
ぶらぶらと街なかを歩き続け、目指すは大教会。
とても目立つし、広い道は全て大教会に通じているので、気がついたら目の前だ。
ここに来て分かったのだが、ラグナスの中にもたくさんの運河がある。
大教会周りは運河に囲まれており、さながら水に浮かぶ城のようにも見えた。
運河には門が設けられ、万一賊がやって来ても簡単には入れないようになっている。
……だとしても、大通りがまっすぐ過ぎないか?
戦争が起こって、相手の国がその気になったら、簡単に大教会まで攻めて来れるじゃないか。
まるで、この大教会はダミーみたいな扱いだな。
本当に国にとって重要なものは、隠されているとか。
まさかね。
大教会入り口であろう、巨大な橋の前。
立派な服装に身を包み、ハルバートを手にした門番が複数人。
「あのー。アドポリスからの親書を持ってきたんですが」
門番がじろりと俺を見た。
そして、親書を目にする。
今は、筒状になった上に蝋で封がされている。
「お待ち下さい」
門番の中でも偉いらしい人物がそう告げると、橋の奥に向かって走っていった。
……走っていった? なんか、妙なものに乗ってる。
二輪の車輪が横についた台座に乗り、台座は絶妙にバランスを保ちながらウィーンと走っていく。
なんだあれ。
待つことしばし。
「こないですねー」
クルミが飽きてきた頃、ようやく大教会に動きがあった。
二輪の台座に乗って、何人もの司祭がやって来たのだ。
だからなんなんだ、あれ。
「ありゃなんだ」
「あれなんです?」
カイルもクルミも分からない。
俺だってもちろん分からない。
「魔力を使って走る、自走車輪セグウォークですな。屋内や凸凹が少ない場所しか走れませんが、大教会は広い上に司祭はローブが邪魔で移動が大変なため、普及しているようですぞ。この国の富豪も家の中用として活用しているはずですな」
さすがファルクス、詳しい。
だけど、セグウォーク。
あれに乗って集団でやって来る様は、なんともユーモラスだ。
「親書を持ってきたと聞いたが」
偉いらしい司祭が尋ねてきたので、俺は「これです」と親書を提示する。
司祭は親書に向けて、むにゃむにゃと呪文を唱えた。
彼の頭上から、ピカッと光りが降り注ぐ。
神聖魔法を使ったみたいだな。
「ああ、間違いありませんな。これは失礼しました。どうやらあの宝剣も持っていらっしゃるご様子……」
確証が取れたようで、司祭は丁寧な態度になった。
そして、司祭は空を仰いだ。
「あ、これはこれはフランチェスコ猊下。え? は、はい。彼らを通せと。あ、はい。今すぐお連れします」
司祭が俺達に向き直る。
「ただいま、フランチェスコ枢機卿から連絡がありましてな。法王聖下はご多忙ゆえ、代わりに会うと」
「フランチェスコ枢機卿は、法王聖下に次ぐ地位にあるお方ですよ。これは凄い」
ファルクスの解説がありがたい。
つまり俺達、この国の偉人に直接会うわけだな。
まあ、確かに俺達はアドポリスからの使者だし、そう言う扱いもありうるか。
「じゃあ、会います。あの、それでブランとドレを連れて行っても?」
「あー」
司祭が、うちの犬と猫を見て難しい顔をした。
すると、すぐにどこからかそのフランチェスコ枢機卿からお告げがあったらしい。
「あっ、構わないそうです。どうぞどうぞ」
かくして。
人数分のセグウォークを用意され、俺達はなんとも不思議な乗り物で大教会に入っていくのだった。
魔剣と親書を届ける。
これが、アドポリスのギルドマスターから引き受けた仕事だ。
神都ラグナスは大きい。
大きいが、アドポリスの首都と面積だけならどっこいどっこいだろう。
そこに、ぎっしりと建物が詰まっているから広く感じる。
「はー、どこまで行っても家やら教会やらで、どんだけ人が住んでるんだ……」
カイルが呆然としている。
「ふむ、神都の都民として登録されている者だけで、十万人に及ぶと言われておりますな。登録は教会で行われますから、無登録者は教会に通わないような者達です。そんな人間も一万人ほどいますな。つまり……」
「十一万!?」
「?」
吟遊詩人ファルクスの説明に、驚くカイルと、首を傾げるクルミ。
「センセエ、じゅういちまんってなんですか?」
「数だねえ。この街にいる人の数」
「ほえー。それって、クルミの村よりも多いですか?」
「多いねえ。クルミの村に住んでる人の数を、さらに森にある木の数くらいまで増やしただけの人がここには住んでるんだ」
「ほえー? ?」
あまりにも数の桁が大きすぎて分からないようだ。
クルミが数えられる数は、一度に二十一までである。
両手両足の指の数だからね。
あと尻尾か。
ゼロ族は、狩りと採集で生きている種族だ。
なので、管理するという概念があまりない。
多く木の実が採集できた時は、土の中に埋めておく。
そしてその場所を忘れて、そこから木が生えてきたり。
まんまリスだね。
それでも、人間と交流して、珍しい木の実と人間社会の物資などを物々交換してはいるようだ。
なので、クルミもちょっとは人間社会のことが分かる。
「たくさんあることは分かったです! それで、やっぱりこのたくさんのおうちは、上にのぼったりしたらだめですか?」
「ダメだねえ」
「ざんねんです」
ちょっとしょんぼりした。
船では、マストに登ると誉められていたので、木登りが存分にできる村の時のことを思い出したのかも知れない。
「でも、仕事を引き受けたら、屋根の上にのぼって良くなるかもしれないよ。まずは届け物を片付けて、この街で仕事を受けてみよう!」
「はいです!」
クルミが元気よく返事をした。
『わふん』
ブランが、こんな都会で屋根に登る必要がある仕事ってなんだろうね、なんて言ってくる。
「そうだなあ。迷子の猫探しとか?」
『にゃ? 街なかで迷子になるにゃか? 都会の猫は軟弱にゃ』
ブランの頭の上に鎮座したドレが、上から目線だ。
「ドレはラグナスでも迷わない自信があるのかい?」
『そりゃもちろん──』
ドレはきょろきょろと、ラグナスを見回した。
広い。
そして所狭しと建物が立ち並び、多くの人々が行き交う。
特徴的なのは、都市の中心にあるあの大きな尖塔かな。
神都ラグナスを収める、法王の住む大教会だ。
『迷うにゃ』
「だよね」
『迷っても己は強く生きていくにゃ』
「そうかー」
別の方向の話になってきたな。
これには、クルミもカイルもファルクスも笑った。
ファルクスの懐から出てきたロッキーも笑っている。
『鳥ー! 何を笑っているにゃー!』
『ピョイー』
ドレが前足を振り上げて威嚇したら、ロッキーが翼を広げて対抗した。
これは煽ってる。
なかなかいい性格の小鳥だ。
ぶらぶらと街なかを歩き続け、目指すは大教会。
とても目立つし、広い道は全て大教会に通じているので、気がついたら目の前だ。
ここに来て分かったのだが、ラグナスの中にもたくさんの運河がある。
大教会周りは運河に囲まれており、さながら水に浮かぶ城のようにも見えた。
運河には門が設けられ、万一賊がやって来ても簡単には入れないようになっている。
……だとしても、大通りがまっすぐ過ぎないか?
戦争が起こって、相手の国がその気になったら、簡単に大教会まで攻めて来れるじゃないか。
まるで、この大教会はダミーみたいな扱いだな。
本当に国にとって重要なものは、隠されているとか。
まさかね。
大教会入り口であろう、巨大な橋の前。
立派な服装に身を包み、ハルバートを手にした門番が複数人。
「あのー。アドポリスからの親書を持ってきたんですが」
門番がじろりと俺を見た。
そして、親書を目にする。
今は、筒状になった上に蝋で封がされている。
「お待ち下さい」
門番の中でも偉いらしい人物がそう告げると、橋の奥に向かって走っていった。
……走っていった? なんか、妙なものに乗ってる。
二輪の車輪が横についた台座に乗り、台座は絶妙にバランスを保ちながらウィーンと走っていく。
なんだあれ。
待つことしばし。
「こないですねー」
クルミが飽きてきた頃、ようやく大教会に動きがあった。
二輪の台座に乗って、何人もの司祭がやって来たのだ。
だからなんなんだ、あれ。
「ありゃなんだ」
「あれなんです?」
カイルもクルミも分からない。
俺だってもちろん分からない。
「魔力を使って走る、自走車輪セグウォークですな。屋内や凸凹が少ない場所しか走れませんが、大教会は広い上に司祭はローブが邪魔で移動が大変なため、普及しているようですぞ。この国の富豪も家の中用として活用しているはずですな」
さすがファルクス、詳しい。
だけど、セグウォーク。
あれに乗って集団でやって来る様は、なんともユーモラスだ。
「親書を持ってきたと聞いたが」
偉いらしい司祭が尋ねてきたので、俺は「これです」と親書を提示する。
司祭は親書に向けて、むにゃむにゃと呪文を唱えた。
彼の頭上から、ピカッと光りが降り注ぐ。
神聖魔法を使ったみたいだな。
「ああ、間違いありませんな。これは失礼しました。どうやらあの宝剣も持っていらっしゃるご様子……」
確証が取れたようで、司祭は丁寧な態度になった。
そして、司祭は空を仰いだ。
「あ、これはこれはフランチェスコ猊下。え? は、はい。彼らを通せと。あ、はい。今すぐお連れします」
司祭が俺達に向き直る。
「ただいま、フランチェスコ枢機卿から連絡がありましてな。法王聖下はご多忙ゆえ、代わりに会うと」
「フランチェスコ枢機卿は、法王聖下に次ぐ地位にあるお方ですよ。これは凄い」
ファルクスの解説がありがたい。
つまり俺達、この国の偉人に直接会うわけだな。
まあ、確かに俺達はアドポリスからの使者だし、そう言う扱いもありうるか。
「じゃあ、会います。あの、それでブランとドレを連れて行っても?」
「あー」
司祭が、うちの犬と猫を見て難しい顔をした。
すると、すぐにどこからかそのフランチェスコ枢機卿からお告げがあったらしい。
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