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第二部:神都ラグナスの冒険 2
第59話 ラグナス観光 その4
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僧兵達がやって来た。
騒ぎを起こしたミノタウロスと、彼をはやしたてた男を連行していくのだという。
「お話を伺いたいので同行願っても?」
「ええ、構わないですよ」
俺も一緒に行くことになった。
「センセエ! この人達がかんこうあんないしてくれるですか? しんせつですねー」
クルミの天然な口ぶりに、僧兵達も思わず微笑む。
『宿はまだにゃ? 己はゴロゴロしたいにゃ』
『わふん』
『ピョイー』
どうぶつトリオは面白いことに、ブランの上にドレ、ドレの上にロッキーが乗って、三段重ねになってついてくる。
これはラグナスの道行く人々も注目してしまう。
「みてみて! ワンちゃんの上に猫ちゃんがのってて、上に小鳥さん!」
子どもが指差して、大声で言っている。
「ドレ、手でも振ってあげたら?」
『己にはサービス精神はないにゃ』
事態をややこしくしないため、ドレには俺達パーティにしか聞こえないように話してもらっている。
彼の言葉は、精神に直接話しかけるものだから、コントロールが可能なのだ。
さて、連行されていくミノタウロスだが、スッキリした顔だ。
「いやあ、びっくりしたなあ。俺を人間が軽々止めちまうなんて。あんたやるなあ」
「いやいや。それよりも大丈夫かい? ミノタウロスの頭は丈夫だと聞いていたから、直接地面にぶつけて目を回してもらったけれど」
「平気平気! つーか、思いついても実行できねーだろ普通。すげえなあ」
ミノタウロスが笑うところに、ファルクスがひょいっと入ってくる。
「ご存知ないのですな? この方こそ、冒険者の都アドポリスを襲った謎の召喚士による大事件を解決した英雄! Sランク冒険者のオース殿なのですぞ!」
「ほうー!!」
「へえー!」
ミノタウロスに僧兵が、目を丸くして俺に注目する。
「ファルクス、そういうのは苦手なんだが……!!」
「有名税というものです。わたくしめ、あなたの冒険について回り、たくさんの歌を作って大儲けする予定なのですぞ。あなたが有名にならなくてどうするのです!」
「うんうん。俺もそこは賛成っすねー。オースさん、マジすげえんだから謙遜とかしちゃダメっすよ」
「センセエやっぱりすごいです? ふふーん、クルミはさいしょから分かってたですからねー」
わいわいきゃっきゃっとはしゃぐ仲間達。
連行されてる、ミノタウロスを煽った男はそれが耳についたらしい。
「うるせえよっ! ぎゃーぎゃー騒いでんじゃねえよ! つうかなんで俺が連行されてんだよ!? この牛野郎をちょっといじっただけで!」
すると、男の頭を僧兵がぶん殴る。
「ウグワーッ」
「なんでもクソも無い! 騒乱罪だ。お前が無駄に煽ったせいで、周囲の人間が迷惑を被っただろうが。神都ラグナスの法は、争いを起こし、公に害を成さしめたものの両者を罰する、だ。罰金刑か、強制労働をしてその賃金の半分を当分収めるか、電池刑のどれかだな」
「ひいい」
「ミノタウロスは強制労働は慣れてるからなあ」
青ざめる男に対して、ミノタウロスは落ち着いたものだ。
「ミノタウロス氏」
「ああ、俺はジャミだ」
「ジャミ、強制労働は慣れてるって?」
「ああ。俺らはさ、頭に血が上りやすいだろ。んで、こうして連行されて強制労働ってのがパターンなんだよ。悪くないんだぜ? 弁償ぶん払い切るまで働けばいいだけだし、飯と寝床はあるし。何より、力仕事をしてるとスカッとするからなあ」
「なるほどー。それで、電池刑っていうのは?」
これには、ジャミも顔をしかめた。
牛の頭でも嫌そうな顔をしたって分かるんだから、よっぽどひどい刑なんだろう。
代わりに僧兵が説明してくれた。
「ラグナ新教の様々な道具を作るため、魔力が必要なのです。なので、当分の間罪人から魔力を吸い上げ続けて、これのための電池とよばれるものにするのです」
電池とは、ラグナの宗教用語らしい。
恐ろしい刑があったものだなあ。
魔力を抜かれると、その人間は頭がぼんやりして、気持ちが沈み込んでしまうらしい。
これで死んでしまう者もいるというから、なるほど、彼らが恐れる理由も分かるというものだ。
ラグナの話を聞きながら、俺はジャミと男の争いについても説明する。
そうしながら到着したのは、港湾地帯だった。
無数の運河があちこちからやって来て、ここに合流するのだ。
俺達が降りたのもここだったような。
「じゃあ、話も聞けたので、ここまでで結構です! ご協力感謝します!」
「それじゃーな、オース! また会ったらよろしくなー!」
僧兵とジャミが爽やかに手を振る。
俺も彼らに手を振り返し、別れることになったのだった。
「びっくりだな。国家として、元モンスターと呼ばれていた種族にも分け隔てなく接しているんだ。喧嘩したらどちらも罰する、というのは新鮮だなあ」
俺が感心していると、ファルクスが補足してきた。
「これは、店の中で喧嘩をして物を壊したことが罪なのですよ。他人に迷惑を掛けて損害を与えた場合、それを弁償する。これがほぼ唯一の法ですね、イリアノスは。ちなみに、合法的に喧嘩する方法もありますよ。決闘というのですが、これはラグナスでもちょこちょこありまして、都民の娯楽にもなっておりますな」
「うまくできてるなあ」
俺はますます感心した。
「センセエ! センセエ!」
そんな俺の袖を、クルミが引っ張る。
「なんだいなんだい」
「いろいろ見てまわるですよー! 港まできたですから、こんどはべつのところ行くですよー!」
「はいはい」
彼女に引っ張られながら、さて、次はどこを見に行ってみようと考える。
神都ラグナスは広い。
どうやらしばらくは滞在することになるようだから、今のうちに詳しくなっておかないとな。
「それならばオススメがありますぞ! バザールに行きましょうぞ! イリアノスは中央海に突き出した半島! セントロー王国やサウザン帝国の品物も届きますからな。世界は広いということを、このファルクスがお教えいたしましょう!」
「へえ、本当かい!? 俺、目新しいものとか未知のものって大好きなんだよなあ……。行こう行こう」
「いくですいくです!」
「なあファルクス、美味いもんとかあるわけ? なら俺も楽しみだなあ」
『わふん』
『ピヨ』
『ぬわわわわ、宿に行く気配がまったくないのにゃああああ』
ドレの抗議の声が響くのだった。
騒ぎを起こしたミノタウロスと、彼をはやしたてた男を連行していくのだという。
「お話を伺いたいので同行願っても?」
「ええ、構わないですよ」
俺も一緒に行くことになった。
「センセエ! この人達がかんこうあんないしてくれるですか? しんせつですねー」
クルミの天然な口ぶりに、僧兵達も思わず微笑む。
『宿はまだにゃ? 己はゴロゴロしたいにゃ』
『わふん』
『ピョイー』
どうぶつトリオは面白いことに、ブランの上にドレ、ドレの上にロッキーが乗って、三段重ねになってついてくる。
これはラグナスの道行く人々も注目してしまう。
「みてみて! ワンちゃんの上に猫ちゃんがのってて、上に小鳥さん!」
子どもが指差して、大声で言っている。
「ドレ、手でも振ってあげたら?」
『己にはサービス精神はないにゃ』
事態をややこしくしないため、ドレには俺達パーティにしか聞こえないように話してもらっている。
彼の言葉は、精神に直接話しかけるものだから、コントロールが可能なのだ。
さて、連行されていくミノタウロスだが、スッキリした顔だ。
「いやあ、びっくりしたなあ。俺を人間が軽々止めちまうなんて。あんたやるなあ」
「いやいや。それよりも大丈夫かい? ミノタウロスの頭は丈夫だと聞いていたから、直接地面にぶつけて目を回してもらったけれど」
「平気平気! つーか、思いついても実行できねーだろ普通。すげえなあ」
ミノタウロスが笑うところに、ファルクスがひょいっと入ってくる。
「ご存知ないのですな? この方こそ、冒険者の都アドポリスを襲った謎の召喚士による大事件を解決した英雄! Sランク冒険者のオース殿なのですぞ!」
「ほうー!!」
「へえー!」
ミノタウロスに僧兵が、目を丸くして俺に注目する。
「ファルクス、そういうのは苦手なんだが……!!」
「有名税というものです。わたくしめ、あなたの冒険について回り、たくさんの歌を作って大儲けする予定なのですぞ。あなたが有名にならなくてどうするのです!」
「うんうん。俺もそこは賛成っすねー。オースさん、マジすげえんだから謙遜とかしちゃダメっすよ」
「センセエやっぱりすごいです? ふふーん、クルミはさいしょから分かってたですからねー」
わいわいきゃっきゃっとはしゃぐ仲間達。
連行されてる、ミノタウロスを煽った男はそれが耳についたらしい。
「うるせえよっ! ぎゃーぎゃー騒いでんじゃねえよ! つうかなんで俺が連行されてんだよ!? この牛野郎をちょっといじっただけで!」
すると、男の頭を僧兵がぶん殴る。
「ウグワーッ」
「なんでもクソも無い! 騒乱罪だ。お前が無駄に煽ったせいで、周囲の人間が迷惑を被っただろうが。神都ラグナスの法は、争いを起こし、公に害を成さしめたものの両者を罰する、だ。罰金刑か、強制労働をしてその賃金の半分を当分収めるか、電池刑のどれかだな」
「ひいい」
「ミノタウロスは強制労働は慣れてるからなあ」
青ざめる男に対して、ミノタウロスは落ち着いたものだ。
「ミノタウロス氏」
「ああ、俺はジャミだ」
「ジャミ、強制労働は慣れてるって?」
「ああ。俺らはさ、頭に血が上りやすいだろ。んで、こうして連行されて強制労働ってのがパターンなんだよ。悪くないんだぜ? 弁償ぶん払い切るまで働けばいいだけだし、飯と寝床はあるし。何より、力仕事をしてるとスカッとするからなあ」
「なるほどー。それで、電池刑っていうのは?」
これには、ジャミも顔をしかめた。
牛の頭でも嫌そうな顔をしたって分かるんだから、よっぽどひどい刑なんだろう。
代わりに僧兵が説明してくれた。
「ラグナ新教の様々な道具を作るため、魔力が必要なのです。なので、当分の間罪人から魔力を吸い上げ続けて、これのための電池とよばれるものにするのです」
電池とは、ラグナの宗教用語らしい。
恐ろしい刑があったものだなあ。
魔力を抜かれると、その人間は頭がぼんやりして、気持ちが沈み込んでしまうらしい。
これで死んでしまう者もいるというから、なるほど、彼らが恐れる理由も分かるというものだ。
ラグナの話を聞きながら、俺はジャミと男の争いについても説明する。
そうしながら到着したのは、港湾地帯だった。
無数の運河があちこちからやって来て、ここに合流するのだ。
俺達が降りたのもここだったような。
「じゃあ、話も聞けたので、ここまでで結構です! ご協力感謝します!」
「それじゃーな、オース! また会ったらよろしくなー!」
僧兵とジャミが爽やかに手を振る。
俺も彼らに手を振り返し、別れることになったのだった。
「びっくりだな。国家として、元モンスターと呼ばれていた種族にも分け隔てなく接しているんだ。喧嘩したらどちらも罰する、というのは新鮮だなあ」
俺が感心していると、ファルクスが補足してきた。
「これは、店の中で喧嘩をして物を壊したことが罪なのですよ。他人に迷惑を掛けて損害を与えた場合、それを弁償する。これがほぼ唯一の法ですね、イリアノスは。ちなみに、合法的に喧嘩する方法もありますよ。決闘というのですが、これはラグナスでもちょこちょこありまして、都民の娯楽にもなっておりますな」
「うまくできてるなあ」
俺はますます感心した。
「センセエ! センセエ!」
そんな俺の袖を、クルミが引っ張る。
「なんだいなんだい」
「いろいろ見てまわるですよー! 港まできたですから、こんどはべつのところ行くですよー!」
「はいはい」
彼女に引っ張られながら、さて、次はどこを見に行ってみようと考える。
神都ラグナスは広い。
どうやらしばらくは滞在することになるようだから、今のうちに詳しくなっておかないとな。
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「へえ、本当かい!? 俺、目新しいものとか未知のものって大好きなんだよなあ……。行こう行こう」
「いくですいくです!」
「なあファルクス、美味いもんとかあるわけ? なら俺も楽しみだなあ」
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