160 / 173
第四部:オケアノス海の冒険 7
第151話 ソラフネ山遺跡 その3
しおりを挟む
『%$%&#$!”#$$$』
「なんて言ってるんだ」
『向こうの言語にゃ』
「おい、俺の分かるように話してくれないか?」
『……アジャストします』
お、通じた。
『入船許可証を所持、確認。遺伝子走査……終了。敵性生命体一体確認』
あ、ドレのことを言ってる?
「ドレはいいんだ。仲間だ」
『精神操作……形跡なし。クァールの在船を許可』
この光る玉、話が分かるな。
恐らく、これ自体が意思を持つ魔法装置なんだろう。
ドレ同様、別の世界からこちらにやって来た存在なのだ。
「外で起きている、神話返りという現象があるんだが、あれは君の仕業か」
『神話返り。データベースにそのような単語はありません。意味について音声入力をお願いします』
「ふむ。つまりね、本来なら無害であった動物が、何らかの力を与えられて巨大化、危険なモンスターになってしまう現象のことだ。なぜか、俺達が知っている既存のモンスターに寄せた姿になるが」
『情報共有。照合。ミュータントメイカーによる結果と判断』
「ミュータントメイカー? なんだい、それは」
「リーダー、よくこんな訳わからねえやつとやり取りしてるなあ。ぶった切った方が早くないか?」
「これを壊してしまったら、神話返りが解決しないかもしれないですわよ!」
「意味のわからないやつですねえ……。でも、言ってることは分かりますねえ。間違いなくこいつがやってますねえ」
『質問が錯綜。優先順位を』
「みんな、光る玉が混乱してるのでちょっと静かに頼む……!」
仲間たちは口をつぐんだ。
だが、クルミは何かいいたそうに、口をもぐもぐさせている。
「どうしたんだい、クルミ」
「あのですねー。クルミはずーっと思ってたですよ。もしかしておっきくなったモンスター、食べるところ増やすようにしてたのかなーって。ヒドラは美味しそうな匂いしてたですからねー」
「ええ……。そんなまさか」
『はい、その通りです』
光る玉の言葉に、クルミとドレを除く俺達は、揃って目を剥いた。
『入船許可証を持つ人間がやって来た際、当艦の前で、指示をしました。当艦に、その指示を実行する機能が搭載されていたため、迅速に実行いたしました』
「……その機能というのは?」
『ゴドー星系外惑星において、食糧難に至った際、現地生物を遺伝子改良、可食部を増強する処置です。なお、生殖機能が失われるため、ミュータント化した生物がその土地の遺伝子を汚染する心配はありません』
「なるほど、つまりあれは、このソラフネ山に乗ってやって来た人々が、食料が足りなくなった際、現地の生き物を食べられるように、そして太らせるようにして難を凌がせるための機能だったわけか!」
「マジかあー」
呆然とするアルディ。
「あれは食べられませんわよねえ……」
「もしかしてこの山に住んでた人って、ああいうゲテモノ食べる人だったりしますね……?」
『散々な言われようにゃ。多分この船に乗ってた連中も、あんなの食べたくないに決まってるにゃ』
「ともかく、背に腹はかえられぬって機能だったわけだね。これはクルミ、大正解だ。凄いぞ」
「えへへ! クルミ、すごいですか!」
本当に凄い。
戦った相手の傾向や、戦闘後の敵の状態から真実にたどり着いてしまうんだから。
「センセエが、色々勉強するのは大事だってゆうの教えてくれたですよ。なので、クルミは頑張ってたです!」
「その頑張りが実ったね! 偉い。それで、光る玉」
『アレクシアとお呼び下さい』
名前あったんだ。
「アレクシア。みんな、そのミュータントというのに困らされているんだ。止めることは可能かな」
『食糧問題は解決していたのですか』
「ああ、それは恐らく、食料の問題ではなくて、この山から出ている、食料を作る機械からね、美味しくないのが出てくるだろう」
『合成食料です。カロリー、栄養素ともに必要基準を満たしています』
「あれがあまりにも不味いから、そういう事を言ったんだと思うな……」
『存じ上げています。そのためのミュータントメイカーです』
分かっててやったのか!
「いや、あのね。別の食料は麓から仕入れられるから、もうストップして欲しいんだ。君の心遣いはありがたかった。感謝する。もう十分だ」
『ミュータントメイカーの停止をご要望ですね。了解いたしました』
光る玉が明滅する。
『終了しました。これにて、ミュータントは自壊します』
「それは何より。一般の生物をモンスターにしてしまう装置だそうだけど、人間には通じないんだね」
『はい。ゴドー星系人と90%まで近い遺伝子を持つ対象には作用しません』
なるほど。
つまり、ゼロ族のクルミも、イカから派生したマーメイドも、みんなモンスターよりは人間に近いってことなのか。
そりゃあ、交配できるくらいだもんなあ。
近いんだろうなあ。
じーっとクルミを見ていたら、彼女はニコニコした。
俺も笑顔になる。
「ああ、それと気になったのですけれど!」
最後にアリサが声を上げた。
「わたくし達のこと、確認もしないでホイホイと言う事を聞きましたわよね、あなた!」
『はい』
「例えばこれが、世界を滅ぼせ! なんて言うような悪人だったらどうするのですの? その辺りの判別、穴だらけじゃありませんこと?」
『あなた方を排除すべく、当艦は動きました。ですが、あなた方はそれを乗り越えています。ゴドー星系は既に存在しません。当艦に帰る場所はありません。当艦の存在意義は、存在し続けることです。そのために、いう事を聞いて破壊を免れるよう行動しました』
「あ、命乞い……なるほどね」
俺は納得した。
なんとも人間らしい考えをしたやつじゃないか。
「分かったよ、アレクシア。だけどどうにか、悪そうなのは見分けるように努力してくれないか? まあ、山頂の集落の人々は大丈夫だと思うけど」
『了解しました』
「じゃあね、アレクシア」
『さようなら。宇宙怪獣を従える者』
なんだそれ。
最後に妙な呼び方をされ、俺達はこの、妙な光る玉と別れたのだった。
「なんて言ってるんだ」
『向こうの言語にゃ』
「おい、俺の分かるように話してくれないか?」
『……アジャストします』
お、通じた。
『入船許可証を所持、確認。遺伝子走査……終了。敵性生命体一体確認』
あ、ドレのことを言ってる?
「ドレはいいんだ。仲間だ」
『精神操作……形跡なし。クァールの在船を許可』
この光る玉、話が分かるな。
恐らく、これ自体が意思を持つ魔法装置なんだろう。
ドレ同様、別の世界からこちらにやって来た存在なのだ。
「外で起きている、神話返りという現象があるんだが、あれは君の仕業か」
『神話返り。データベースにそのような単語はありません。意味について音声入力をお願いします』
「ふむ。つまりね、本来なら無害であった動物が、何らかの力を与えられて巨大化、危険なモンスターになってしまう現象のことだ。なぜか、俺達が知っている既存のモンスターに寄せた姿になるが」
『情報共有。照合。ミュータントメイカーによる結果と判断』
「ミュータントメイカー? なんだい、それは」
「リーダー、よくこんな訳わからねえやつとやり取りしてるなあ。ぶった切った方が早くないか?」
「これを壊してしまったら、神話返りが解決しないかもしれないですわよ!」
「意味のわからないやつですねえ……。でも、言ってることは分かりますねえ。間違いなくこいつがやってますねえ」
『質問が錯綜。優先順位を』
「みんな、光る玉が混乱してるのでちょっと静かに頼む……!」
仲間たちは口をつぐんだ。
だが、クルミは何かいいたそうに、口をもぐもぐさせている。
「どうしたんだい、クルミ」
「あのですねー。クルミはずーっと思ってたですよ。もしかしておっきくなったモンスター、食べるところ増やすようにしてたのかなーって。ヒドラは美味しそうな匂いしてたですからねー」
「ええ……。そんなまさか」
『はい、その通りです』
光る玉の言葉に、クルミとドレを除く俺達は、揃って目を剥いた。
『入船許可証を持つ人間がやって来た際、当艦の前で、指示をしました。当艦に、その指示を実行する機能が搭載されていたため、迅速に実行いたしました』
「……その機能というのは?」
『ゴドー星系外惑星において、食糧難に至った際、現地生物を遺伝子改良、可食部を増強する処置です。なお、生殖機能が失われるため、ミュータント化した生物がその土地の遺伝子を汚染する心配はありません』
「なるほど、つまりあれは、このソラフネ山に乗ってやって来た人々が、食料が足りなくなった際、現地の生き物を食べられるように、そして太らせるようにして難を凌がせるための機能だったわけか!」
「マジかあー」
呆然とするアルディ。
「あれは食べられませんわよねえ……」
「もしかしてこの山に住んでた人って、ああいうゲテモノ食べる人だったりしますね……?」
『散々な言われようにゃ。多分この船に乗ってた連中も、あんなの食べたくないに決まってるにゃ』
「ともかく、背に腹はかえられぬって機能だったわけだね。これはクルミ、大正解だ。凄いぞ」
「えへへ! クルミ、すごいですか!」
本当に凄い。
戦った相手の傾向や、戦闘後の敵の状態から真実にたどり着いてしまうんだから。
「センセエが、色々勉強するのは大事だってゆうの教えてくれたですよ。なので、クルミは頑張ってたです!」
「その頑張りが実ったね! 偉い。それで、光る玉」
『アレクシアとお呼び下さい』
名前あったんだ。
「アレクシア。みんな、そのミュータントというのに困らされているんだ。止めることは可能かな」
『食糧問題は解決していたのですか』
「ああ、それは恐らく、食料の問題ではなくて、この山から出ている、食料を作る機械からね、美味しくないのが出てくるだろう」
『合成食料です。カロリー、栄養素ともに必要基準を満たしています』
「あれがあまりにも不味いから、そういう事を言ったんだと思うな……」
『存じ上げています。そのためのミュータントメイカーです』
分かっててやったのか!
「いや、あのね。別の食料は麓から仕入れられるから、もうストップして欲しいんだ。君の心遣いはありがたかった。感謝する。もう十分だ」
『ミュータントメイカーの停止をご要望ですね。了解いたしました』
光る玉が明滅する。
『終了しました。これにて、ミュータントは自壊します』
「それは何より。一般の生物をモンスターにしてしまう装置だそうだけど、人間には通じないんだね」
『はい。ゴドー星系人と90%まで近い遺伝子を持つ対象には作用しません』
なるほど。
つまり、ゼロ族のクルミも、イカから派生したマーメイドも、みんなモンスターよりは人間に近いってことなのか。
そりゃあ、交配できるくらいだもんなあ。
近いんだろうなあ。
じーっとクルミを見ていたら、彼女はニコニコした。
俺も笑顔になる。
「ああ、それと気になったのですけれど!」
最後にアリサが声を上げた。
「わたくし達のこと、確認もしないでホイホイと言う事を聞きましたわよね、あなた!」
『はい』
「例えばこれが、世界を滅ぼせ! なんて言うような悪人だったらどうするのですの? その辺りの判別、穴だらけじゃありませんこと?」
『あなた方を排除すべく、当艦は動きました。ですが、あなた方はそれを乗り越えています。ゴドー星系は既に存在しません。当艦に帰る場所はありません。当艦の存在意義は、存在し続けることです。そのために、いう事を聞いて破壊を免れるよう行動しました』
「あ、命乞い……なるほどね」
俺は納得した。
なんとも人間らしい考えをしたやつじゃないか。
「分かったよ、アレクシア。だけどどうにか、悪そうなのは見分けるように努力してくれないか? まあ、山頂の集落の人々は大丈夫だと思うけど」
『了解しました』
「じゃあね、アレクシア」
『さようなら。宇宙怪獣を従える者』
なんだそれ。
最後に妙な呼び方をされ、俺達はこの、妙な光る玉と別れたのだった。
30
あなたにおすすめの小説
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる