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ポイ活、人生の背中を押す編
第43話 最後の人間であることを知りました! +800pt
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月見酒と言えば日本酒だが、さすがにこの世界の人々は日本酒に不慣れだろうなということでワインにして……。
それがやたらと飲みやすいワインだったようで、冒険が終わった解放感からカパカパとグラスを空けた三人……。
あっという間に、マキナもデリアもアイラも耳まで真っ赤になってしまった。
「俺は体を洗って少し温まったら外に出るので……」
「ええ~!? ミアンったら付き合いが悪いですよ~! 裸のお付き合いしましょうよ~」
「うーわー! 尻尾も使って密着してくる! 酒くさーい!」
マキナ、絡み酒だった。
「そうらぞ。お前~。主役みたいなもんなんらから、ちゃーんとここに残ってわらひらちにもてなされないといけなんらぞー」
デリアは呂律が回っていない。
うおーっ、俺を左右から挟んで湯船に引き戻してくる~!
『ウグワーッ! 両側からサンドされました! 実績・幸せサンドイッチ解除! 1000pt獲得!』
いや、確かに幸せ空間だが、どうなってしまうんだという恐怖が強いぞ!
「あひゃひゃひゃひゃ! なんだか楽しくなってきちゃった! お風呂も気持ちいいしお酒も美味しいし、さいこー!」
すっかり出来上がっているアイラが立ち上がり、ワインをぐびーっと飲む。
「こーんな透き通った雑味のないワイン初めて~! やっぱりミアンさんの召喚魔法って凄いんですねえー。私完全に見直しちゃったー! あひゃひゃひゃ!」
女の子が何も隠さず仁王立ちははしたないと思います!
酔っ払いながらふらふら歩み寄ろうとしたアイラは、つるんと滑って湯船にダイブ!
途中に俺がいて、アイラのアタックでスコーンと洗い場に押し出された!
「あーっ、ミアンがー!」
「逃げるなお前~!」
「に、逃げさせてもらう!」
俺は大慌てで立ち上がり、出口に全力ダッシュ!!
ふう、逃げ切った……。
みんな、まさかあんなに酒癖が悪いとは思わなかった。
今後、月見酒は禁止としよう。
「ポポ?」
「ああ、女性に貞操を狙われるのはハッピーだと思っていたけど、俺は考えを改める……! 程度問題だ!」
大浴場からは、宴会めいた大騒ぎが聞こえてくる。
うーん、酒飲み女子怖い。
俺は俺で、風呂上がりのコーラでもやりつつドライバー席でのんびりしよう。
おお、取り戻した街の灯りがきれいだ。
「チャットボット、これからどうしようかね」
『とても曖昧な質問ですね! とりあえず、ケスタイン王国への報告を済ませれば、王国とリクス・タカードを結ぶ通路の作成という大目標が生まれます。これはあくまで、ケスタイン王国の目標ですが。闇雲だった壁の拡張計画に方向性がもたらされますね』
「なるほどー。じゃあ俺はしばらく、デイリーとウィークリーをこなしつつのんびりかな?」
『こなせるミッションはそれこそ無限にあります! 安定などなさらず、バンバンチャレンジしてポイントを貯めましょう! そのついでに、猛烈にアプローチをかけてくる彼女とゴールインしてしまってもいいんですよ!』
「いやいや……それはどうだろう……。出会ってからまだ一ヶ月とかで早すぎない? そういうもんなの?」
『皆さんそれぞれペースがありますからねー』
「日和った!!」
そうこうしているうちに、大浴場が静かになった。
風呂場で酔っ払って寝てしまったか。
いや、それは危険なんじゃないか?
「ポチョ! 三人を回収に行くぞ」
『ピポー!』
ドローンユニットに、キャプチャー装置を購入して取り付け!
いざ大浴場!
果たして、女子たち三人は轟沈していた。
ドライアドのアイラなんかふやけてるじゃないか!
危ない危ない。
ポチョのオプション、キャプチャー装置で三人をアブダクションだ。
便利だなー。
重さを感じずに、ポチョを押すだけで運搬できる。
で、脱衣所に寝かせた三人にタオルを掛けてっと。
室温を風邪をひかない程よい温度にして放置!
しかし、とんでもない盛り上がりだ。
重力にあまり負けてないのは若さか……!!
「水を置いておくのでほどほどに飲むようにね。うおお、ワインの瓶が15本も空いてる!! そりゃ酔っ払うわ……」
「うーん、世界が回っています……あれえ? 回っているのは私達……」
「ひゃひゃひゃ、これれ、わらひは大出世らぞー!」
「うーんむにゃむにゃ、もう壁の外はこりごりですよぉ」
三者三様なのだった。
『ウグワーッ! 酔っ払いを介抱しました! 実績・世話焼き上手さん解除! 1000pt獲得!』
酔っ払いの介抱が思いの外ポイント高いぞ。
「ポポー、よいかよいか?」
「あっ、ちょうど三人とも寝てるもんね。いいよヨルカ」
「では元の姿に戻って……と。これよりは、国に任せていく事になろう。お主は助力を仰がれた時のみ協力せよ」
「そんなもんでいいの?」
「お主の力なら、もっと多くのことが成し遂げられる故な。分断された世界を繋ぎ直すこと、お主がいれば難しくはないと知れた。これは大きな収穫じゃ!」
ヨルカが鼻息を荒くしている。
「まあ落ち着いて。これお菓子とお茶です」
「おお、悪いのう。つまりじゃ、お主の力の根源がなんなのかは知れぬが、それは大いなる可能性を秘めているということじゃ。ケスタイン王国は近くにある、リクス・タカードの調査すらろくにできておらんかった。じゃが、かの都市を併合して力を蓄えれば、より離れた都市をも調査し、繋がっていくことができるじゃろう」
「なるほど、俺の力をそこで使いたいと」
「そうなる。協力してくれるか? わしは、災厄が来る前……千年以上昔の人類の繁栄を取り戻したい。純粋な人間は、お主一人だけになってしまったがのう」
「ほうほう、純粋な人間は俺一人……。えっ!? ええーっ!?」
なんかとんでもないことを言ってないか!?
『ウグワーッ! 最後の人間であることに気付きました! 実績・ラストマン解除! 800pt獲得!』
衝撃の事実の割に、ポイント低いなあ!
◎現在のポイント:33002pt
貢献ポイント :37855ポイント
それがやたらと飲みやすいワインだったようで、冒険が終わった解放感からカパカパとグラスを空けた三人……。
あっという間に、マキナもデリアもアイラも耳まで真っ赤になってしまった。
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デリアは呂律が回っていない。
うおーっ、俺を左右から挟んで湯船に引き戻してくる~!
『ウグワーッ! 両側からサンドされました! 実績・幸せサンドイッチ解除! 1000pt獲得!』
いや、確かに幸せ空間だが、どうなってしまうんだという恐怖が強いぞ!
「あひゃひゃひゃひゃ! なんだか楽しくなってきちゃった! お風呂も気持ちいいしお酒も美味しいし、さいこー!」
すっかり出来上がっているアイラが立ち上がり、ワインをぐびーっと飲む。
「こーんな透き通った雑味のないワイン初めて~! やっぱりミアンさんの召喚魔法って凄いんですねえー。私完全に見直しちゃったー! あひゃひゃひゃ!」
女の子が何も隠さず仁王立ちははしたないと思います!
酔っ払いながらふらふら歩み寄ろうとしたアイラは、つるんと滑って湯船にダイブ!
途中に俺がいて、アイラのアタックでスコーンと洗い場に押し出された!
「あーっ、ミアンがー!」
「逃げるなお前~!」
「に、逃げさせてもらう!」
俺は大慌てで立ち上がり、出口に全力ダッシュ!!
ふう、逃げ切った……。
みんな、まさかあんなに酒癖が悪いとは思わなかった。
今後、月見酒は禁止としよう。
「ポポ?」
「ああ、女性に貞操を狙われるのはハッピーだと思っていたけど、俺は考えを改める……! 程度問題だ!」
大浴場からは、宴会めいた大騒ぎが聞こえてくる。
うーん、酒飲み女子怖い。
俺は俺で、風呂上がりのコーラでもやりつつドライバー席でのんびりしよう。
おお、取り戻した街の灯りがきれいだ。
「チャットボット、これからどうしようかね」
『とても曖昧な質問ですね! とりあえず、ケスタイン王国への報告を済ませれば、王国とリクス・タカードを結ぶ通路の作成という大目標が生まれます。これはあくまで、ケスタイン王国の目標ですが。闇雲だった壁の拡張計画に方向性がもたらされますね』
「なるほどー。じゃあ俺はしばらく、デイリーとウィークリーをこなしつつのんびりかな?」
『こなせるミッションはそれこそ無限にあります! 安定などなさらず、バンバンチャレンジしてポイントを貯めましょう! そのついでに、猛烈にアプローチをかけてくる彼女とゴールインしてしまってもいいんですよ!』
「いやいや……それはどうだろう……。出会ってからまだ一ヶ月とかで早すぎない? そういうもんなの?」
『皆さんそれぞれペースがありますからねー』
「日和った!!」
そうこうしているうちに、大浴場が静かになった。
風呂場で酔っ払って寝てしまったか。
いや、それは危険なんじゃないか?
「ポチョ! 三人を回収に行くぞ」
『ピポー!』
ドローンユニットに、キャプチャー装置を購入して取り付け!
いざ大浴場!
果たして、女子たち三人は轟沈していた。
ドライアドのアイラなんかふやけてるじゃないか!
危ない危ない。
ポチョのオプション、キャプチャー装置で三人をアブダクションだ。
便利だなー。
重さを感じずに、ポチョを押すだけで運搬できる。
で、脱衣所に寝かせた三人にタオルを掛けてっと。
室温を風邪をひかない程よい温度にして放置!
しかし、とんでもない盛り上がりだ。
重力にあまり負けてないのは若さか……!!
「水を置いておくのでほどほどに飲むようにね。うおお、ワインの瓶が15本も空いてる!! そりゃ酔っ払うわ……」
「うーん、世界が回っています……あれえ? 回っているのは私達……」
「ひゃひゃひゃ、これれ、わらひは大出世らぞー!」
「うーんむにゃむにゃ、もう壁の外はこりごりですよぉ」
三者三様なのだった。
『ウグワーッ! 酔っ払いを介抱しました! 実績・世話焼き上手さん解除! 1000pt獲得!』
酔っ払いの介抱が思いの外ポイント高いぞ。
「ポポー、よいかよいか?」
「あっ、ちょうど三人とも寝てるもんね。いいよヨルカ」
「では元の姿に戻って……と。これよりは、国に任せていく事になろう。お主は助力を仰がれた時のみ協力せよ」
「そんなもんでいいの?」
「お主の力なら、もっと多くのことが成し遂げられる故な。分断された世界を繋ぎ直すこと、お主がいれば難しくはないと知れた。これは大きな収穫じゃ!」
ヨルカが鼻息を荒くしている。
「まあ落ち着いて。これお菓子とお茶です」
「おお、悪いのう。つまりじゃ、お主の力の根源がなんなのかは知れぬが、それは大いなる可能性を秘めているということじゃ。ケスタイン王国は近くにある、リクス・タカードの調査すらろくにできておらんかった。じゃが、かの都市を併合して力を蓄えれば、より離れた都市をも調査し、繋がっていくことができるじゃろう」
「なるほど、俺の力をそこで使いたいと」
「そうなる。協力してくれるか? わしは、災厄が来る前……千年以上昔の人類の繁栄を取り戻したい。純粋な人間は、お主一人だけになってしまったがのう」
「ほうほう、純粋な人間は俺一人……。えっ!? ええーっ!?」
なんかとんでもないことを言ってないか!?
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衝撃の事実の割に、ポイント低いなあ!
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