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106・うなぎ料理と美少年
第322話 騎士見習いビータの相談
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巷で高級料理として、カキフライが供されるようになった。
サクサクした歯ざわりと、ジューシーな肉質、そしてほろ苦い風味という癖が、高級感を覚えさせてくれるようだ。
庶民はハレの日に。
お金持ちはステータスとしてカキフライを食べるようになったな。
待ってろ、もうすぐ牡蠣の油煮を食べさせてやるからな!
「さて、シャザクに牡蠣を食べさせねばならぬ」
「君も難儀な性格だなあ。妙な約束をしてどんどんやることを抱え込んで……まあ溜め込まずにすごい速度で消化していくのは本当に尊敬できる点だと思うが」
「ははは、友人と美食のためなら頑張れる」
こうして外に出ようとした僕だ。
そうしたら、外に誰かがいてガツーンとぶつかった。
「ウワーッ」
「ひえー」
向こうさんは小柄な男性で、尻もちをついている。
声変わりが始まったくらいの声だな?
「あいたたた……」
「大丈夫?」
油の力で転倒を回避し、つるりと滑って着地した僕は、彼に手を差し出した。
「ああ、ごめんなさい。ぼくが前に立っていたばかりに……」
「むむっ!!」
彼の手を取り、思わず唸る僕である。
なんたる美少年か!!
整っているとかそういう次元ではなく、見るものを魅了してしまいそうな謎のオーラをむんむんと放っている。
近くには、彼が被っていたのであろう大きな帽子が落ちている。
もしや、これで顔を隠していたのか?
「ごしゅじーん、おきゃくさん? あーっ」
コゲタがパタパタやって来て、美少年の顔を見てカチーンと固まった。
なんだなんだ。
「し、しまった!」
美少年は慌てて帽子を深くかぶる。
すると、コゲタは体の自由が戻ったようだった。
「な、なんだろう。どきどきしたー」
種族を超える魅了!?
僕はこれを……このギフトを知っている!!
「もしや君は……ビータか!」
「はい、そうです、師匠!! ぼくです、ビータです!」
ビータは、騎士ボータブルの弟である。
ヌボーっとした生真面目な巨漢であるボータブルとはあまり似ていない。
小柄なのは、まだ年若いからだろう。
以前僕に弟子入りしていた頃よりも、今は随分背丈が伸びている。
エリィくらいの身長だから、150センチは超えたということだ。
問題は、彼はボータブルほどゴツゴツしておらず、すらりとした体格で顔立ちはとんでもなく美形だということだ。
そして何より、彼の顔を直視したものは種族を問わず、魅了される。
そういうギフトを持っているのだ。
「ビータ大きくなったなあ……」
「はい、もう十三歳ですから」
「もうそんなになったの!? 時が経つのは早いなあ。もしかしてその格好……騎士見習いに?」
「なりました!!」
今の彼は、ビシッと決めた騎士っぽい服装をしているのだ。
サイズが大きいものを、あちこちを紐で縛ったりして調整しているらしい。
すぐ大きくなるだろうから、サイズは自然と合うだろう。
「それで、師匠にご報告をと思って」
「なるほどなるほど。じゃあちょうど友人の家にカキフライを作りに行くところなんだ。一緒に行こう」
「はい!」
ビータはその後、リップルにも挨拶をし……。
赤ちゃんにも会っていった。
おや?
カルはじっとビータを見ても、魅了を受けたような様子がないな。
ビータの魅了は、ギフト持ちには通用しないのだ。
カル、間違いなく何らかのギフトが発現しているな?
まあいい。
物心ついたら調べよう。
ちなみに、ビータの顔を直視したポーターとアゲパンは、やっぱりへなへな崩れ落ちたりした。
うんうん、動物にも普通に通用するな。
超強力な魅了のギフトだ。
視認させることさえできれば、一人で一軍をも無力化するだろう。
騎士団は凄い隠し玉を手に入れたな。
「ところで師匠、相談なのです」
「なんだいなんだい」
一緒にシャザク邸までの道を歩きながら、ビータとお喋りなどをする。
「実は、純粋な騎士としての実力を身につけるためには、ぼくのギフトが邪魔になっていまして」
「あー、そうなるよなあ。対面したら正気ではいられないから、打ち込みとかやれないもんなあ」
ちょっと同情する。
「どうやったら、ぼくのこのギフトの効果を無くせるでしょう……。師匠ならギフトに詳しいから、何か考えつくかと思って」
「なるほどなるほど。僕もなあ。油使いの力に本格的に目覚めたのが、故郷が遺跡の崩壊に巻き込まれた時だったからな。ギフトが目覚めるキッカケが何かヒントになるかも知れない。今のビータはギフトの力を垂れ流しているだろう」
「はい」
こうしている間にも、帽子の下からちらりと見える美貌に、道行く御婦人とかおじさんがぽーっとなってしまうのだ。
垂れ流しの、傾国レベルのギフト!
これは確かに危険だ。
成長とともに、ビータの魅了はさらに威力を上げていっているのである。
コントロールできなければ、アーランが危ないかも知れない。
ここから貴族街だぞというところで、人通りが少なくなった。
よしよし、ここならば色々試すこともできるだろう。
背負っている容器に入った牡蠣も、すぐには悪くなるまい。
「能力はコントロールできないと破滅する。それだけは確かだぞ」
「はい……! 師匠はどうやって油使いのギフトをコントロールしたのですか?」
「コントロールせねば死ぬ状況に陥ったからだ。崩落していく遺跡の中、油で身を守ったり、上手いこと滑らないと死ぬところだった」
「ひえええ、ぼくだったら死んでます」
「魅了は役立たないから死ぬだろうね……。つまり、魅了をコントロールしないといつか、ガチ恋した誰かに殺される」
「ひいー、騎士になる前に死にたくないです!!」
「だよなあ。じゃあ、魅了を抑え込む練習からやっていくか」
シャザクにカキフライを食べさせる前に、新たなミッションがやって来たのだった。
サクサクした歯ざわりと、ジューシーな肉質、そしてほろ苦い風味という癖が、高級感を覚えさせてくれるようだ。
庶民はハレの日に。
お金持ちはステータスとしてカキフライを食べるようになったな。
待ってろ、もうすぐ牡蠣の油煮を食べさせてやるからな!
「さて、シャザクに牡蠣を食べさせねばならぬ」
「君も難儀な性格だなあ。妙な約束をしてどんどんやることを抱え込んで……まあ溜め込まずにすごい速度で消化していくのは本当に尊敬できる点だと思うが」
「ははは、友人と美食のためなら頑張れる」
こうして外に出ようとした僕だ。
そうしたら、外に誰かがいてガツーンとぶつかった。
「ウワーッ」
「ひえー」
向こうさんは小柄な男性で、尻もちをついている。
声変わりが始まったくらいの声だな?
「あいたたた……」
「大丈夫?」
油の力で転倒を回避し、つるりと滑って着地した僕は、彼に手を差し出した。
「ああ、ごめんなさい。ぼくが前に立っていたばかりに……」
「むむっ!!」
彼の手を取り、思わず唸る僕である。
なんたる美少年か!!
整っているとかそういう次元ではなく、見るものを魅了してしまいそうな謎のオーラをむんむんと放っている。
近くには、彼が被っていたのであろう大きな帽子が落ちている。
もしや、これで顔を隠していたのか?
「ごしゅじーん、おきゃくさん? あーっ」
コゲタがパタパタやって来て、美少年の顔を見てカチーンと固まった。
なんだなんだ。
「し、しまった!」
美少年は慌てて帽子を深くかぶる。
すると、コゲタは体の自由が戻ったようだった。
「な、なんだろう。どきどきしたー」
種族を超える魅了!?
僕はこれを……このギフトを知っている!!
「もしや君は……ビータか!」
「はい、そうです、師匠!! ぼくです、ビータです!」
ビータは、騎士ボータブルの弟である。
ヌボーっとした生真面目な巨漢であるボータブルとはあまり似ていない。
小柄なのは、まだ年若いからだろう。
以前僕に弟子入りしていた頃よりも、今は随分背丈が伸びている。
エリィくらいの身長だから、150センチは超えたということだ。
問題は、彼はボータブルほどゴツゴツしておらず、すらりとした体格で顔立ちはとんでもなく美形だということだ。
そして何より、彼の顔を直視したものは種族を問わず、魅了される。
そういうギフトを持っているのだ。
「ビータ大きくなったなあ……」
「はい、もう十三歳ですから」
「もうそんなになったの!? 時が経つのは早いなあ。もしかしてその格好……騎士見習いに?」
「なりました!!」
今の彼は、ビシッと決めた騎士っぽい服装をしているのだ。
サイズが大きいものを、あちこちを紐で縛ったりして調整しているらしい。
すぐ大きくなるだろうから、サイズは自然と合うだろう。
「それで、師匠にご報告をと思って」
「なるほどなるほど。じゃあちょうど友人の家にカキフライを作りに行くところなんだ。一緒に行こう」
「はい!」
ビータはその後、リップルにも挨拶をし……。
赤ちゃんにも会っていった。
おや?
カルはじっとビータを見ても、魅了を受けたような様子がないな。
ビータの魅了は、ギフト持ちには通用しないのだ。
カル、間違いなく何らかのギフトが発現しているな?
まあいい。
物心ついたら調べよう。
ちなみに、ビータの顔を直視したポーターとアゲパンは、やっぱりへなへな崩れ落ちたりした。
うんうん、動物にも普通に通用するな。
超強力な魅了のギフトだ。
視認させることさえできれば、一人で一軍をも無力化するだろう。
騎士団は凄い隠し玉を手に入れたな。
「ところで師匠、相談なのです」
「なんだいなんだい」
一緒にシャザク邸までの道を歩きながら、ビータとお喋りなどをする。
「実は、純粋な騎士としての実力を身につけるためには、ぼくのギフトが邪魔になっていまして」
「あー、そうなるよなあ。対面したら正気ではいられないから、打ち込みとかやれないもんなあ」
ちょっと同情する。
「どうやったら、ぼくのこのギフトの効果を無くせるでしょう……。師匠ならギフトに詳しいから、何か考えつくかと思って」
「なるほどなるほど。僕もなあ。油使いの力に本格的に目覚めたのが、故郷が遺跡の崩壊に巻き込まれた時だったからな。ギフトが目覚めるキッカケが何かヒントになるかも知れない。今のビータはギフトの力を垂れ流しているだろう」
「はい」
こうしている間にも、帽子の下からちらりと見える美貌に、道行く御婦人とかおじさんがぽーっとなってしまうのだ。
垂れ流しの、傾国レベルのギフト!
これは確かに危険だ。
成長とともに、ビータの魅了はさらに威力を上げていっているのである。
コントロールできなければ、アーランが危ないかも知れない。
ここから貴族街だぞというところで、人通りが少なくなった。
よしよし、ここならば色々試すこともできるだろう。
背負っている容器に入った牡蠣も、すぐには悪くなるまい。
「能力はコントロールできないと破滅する。それだけは確かだぞ」
「はい……! 師匠はどうやって油使いのギフトをコントロールしたのですか?」
「コントロールせねば死ぬ状況に陥ったからだ。崩落していく遺跡の中、油で身を守ったり、上手いこと滑らないと死ぬところだった」
「ひえええ、ぼくだったら死んでます」
「魅了は役立たないから死ぬだろうね……。つまり、魅了をコントロールしないといつか、ガチ恋した誰かに殺される」
「ひいー、騎士になる前に死にたくないです!!」
「だよなあ。じゃあ、魅了を抑え込む練習からやっていくか」
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