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第1章 (強制連行という名の)帰還
1. 精霊達と翼
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お久しぶりです
よろしくお願いします
追記2022/12/03
もしかしてこれって冒頭だけグロ注意いる?
冒頭以降そういう描写一切ないから考えてませんでしたけど…
追記2022/12/05
シリアスな泣ける話を読みたい方はGOback推奨
こちらではコメディさんがあちこちで出しゃばって来ますのでよろしくお願いします
また、逃げ出したシリアスさんを見かけた方はコメント欄までご一報ください。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ある世界のある大陸に広大な大森林地帯がある。
背の高い鬱蒼と茂る木々、あちこちから聞こえる生き物達の声。そしてその森は世界に数ヶ所しか存在しない精霊のすみかと言われる所だった。常に精霊達の手入れの行き届いた幻想的で神秘的なその森は、周辺諸国の人々から神聖な地だと崇められている。
そんな森の奥地。
森の面積と比べると小さくはあるが広さのある湖とその近くの小さな家。そこに精霊達に囲まれた美しい女性の天使が1人。森の中だと言うのに白いドレスを着たその天使は鼻歌交じりに午前中の日課である掃除や洗濯に勤しんでいた。
「よし!今日はこれで最後にしましょう。これにお水をちょうだい?」
天使が精霊達に声をかけると器に綺麗な水が溜まっていく。
天使の名前はクリスティーナ、ただのクリスティーナ。
そして彼女が天使になる前…つまりは、死んで天使に生まれ変わる前。
前世での名前はクリスティーナ・フィア・マクファディン。
由緒あるマクファディン公爵家の長女として生まれた彼女は3歳のある日に夢を視た。それはこれから起こる未来の出来事でクリスティーナが母から受け継いだ能力の一端だった。
幼児の体にはあまりにも大きすぎるその力はクリスティーナの身体を蝕みクリスティーナは死にかけた。生死の境を1ヶ月もの長い間さまよったが、公爵家の財力とコネクションを駆使し呼んだ最高位の魔法医の尽力もありなんとか一命を取り留めた。
そしてその時にクリスティーナは前世の記憶を思い出した。日本での暮らし、好きだったゲームや本や音楽を。そして気づく、この世界がその中の一つの所謂乙女ゲーと呼ばれるあるゲームによく似ているという事に。さらにクリスティーナはそのゲームで悪役令嬢と呼ばれるポジションのキャラクターで様々な死のルートがあった。そして3歳の時にクリスティーナが死にかけるきっかけになった自分の力で視た未来でもいくつもの死の未来があった。
そこからクリスティーナは必死に頑張った。
ゲームでは救えなかった人や変えられなかった未来をいくつも変えた。
だが、自分の死の未来だけはどうやっても変えることが出来なかった。
ある夜会で幼なじみ達に濡れ衣を着せられて牢に囚われた所までは覚えているがそこから先がどうしても思い出せないクリスティーナ。
だが状況から考えて自分は殺されたのだろうという事は確かだった。死ぬ前後の事はぼんやりとしか思い出せないが胸に突き刺さる魔封じの毒付きナイフの感触だけは覚えていた。
殺されたはずの私がなぜまた転生…いや、蘇生?…出来て、そして今こうして生きているのかは分からないけど、気がついたら死んだ時のクリスティーナの姿そのままに、背中に真っ白な翼と手の甲に天族の証とよく似た光の紋があって深い森の小さな小屋の前にいた。
手の甲の紋は手袋でも隠れるし特に痛むものでもなかったので特別に気にはならなかったが背中の翼は邪魔でしょうがなかった。
扉で引っかかってぶつけたり、キッチンで棚にぶつけたり、戦闘中に木の枝が引っかかったりと地味に…いや、とっっっっ…ても邪魔なのだ…。神経も通っているようで痛覚があってぶつかったら痛いのだ。普段は存在感の薄いそれは頑張って気をつけていても今までなかった器官で慣れていないせいかそもそも痛覚以外の感覚がないせいなのか、ついついやってしまうクリスティーナだった。
数年前、転生した直後に小屋の前で気がついてすぐ。
小屋の中を確認すると、外から見た時より中の部屋面積は広く感じた。外から見た時は小屋という感じだったが中は豪華なお城と言われても疑問に思わない程だ。生活に必要なものはほとんどその家の中に揃っていて、食材は精霊達が毎日持って来るし洋服も精霊達が助けてくれるから自分で作れるし、お風呂も家の中に大きな大浴場がある。
さらに以前家の近くに湖を見つけた時に思いつきをそのまま呟いたらお願いしてないのに精霊達がほんとに温泉にしてくれたので生活に関しては全く困っていない。
むしろ快適過ぎて怖いくらいである。
強いていえば人に会えないことかしら?とクリスティーナはふと思う。
でも、こんな目立つ羽があると街になんて騒ぎになるから行けないし、そもそも人との関わりに未練もないしいいかなとも思っている。
小説とかでテンプレなざまぁも一瞬考えたけれど私の場合そもそも覚えてないからざまぁしようがないのよね。思い出すことがあればその時考えるかもしれないけれど。
と、いったふうにクリスティーナは復讐に関しても消極的…というか興味がなかった。
そういった経緯で私が今住んでいるここは精霊達が住まい神聖な場所とされている精霊の森。
精霊達はなぜか親切に色々してくれるけれど私にとってこの森は気がついたら居ただけのなんの思い入れもない場所。
だけど、やる事も行く場所も生きがいすらも…なにもかもをなくしてしまって空っぽの私は何となく居着いてしまった。
あと1日だけ、もう1日、とずるずるやってるうちになんだか離れがたくなってしまって、今ではすっかりこの森と今の暮らしを気に入っている。
この森に住み始めてもうすぐ3年なのがその証拠だ。
「さぁ、精霊さん達!今日も森のパトロールに行きましょう!」
「わーい。」
「いくー。」
「今日も~。」
「いっぱい~。」
「バラバラ~。」
「こらこら。人聞きの悪い事言わないでちょうだい。いつも、 た ま た ま 魔物と出くわして た ま た ま 駆除してるだけよ?」
「森の~。」
「平和を~。」
「守る~?」
なんでそこでいつも不思議そうなの!?
まるで私が好きで毎回魔物狩りしてるみたいじゃない!
失礼しちゃうわ。
「そ、う、よ!パトロール!昨日も一昨日もその前もさらにその前も…魔物と戦闘になったけど狩に行ったわけではないのよ?」
「パトロール~。」
「パトロール~♪」
「パトロー…zzZ…」
クリスティーナはいつもしているお決まりの会話をしつつ、いつもの巡回コースを巡った。
するとやっぱりいつも魔物と遭遇する辺りで、今日も魔物にあった。
「魔物…やっぱり今日もいるのね…。」
「バラバラ~?」
「バッラバラ~♪」
「バラバラ!」
精霊達が『バッラバラ~♪』と大合唱し始める。
「いえ、だから…………はぁ。皆さん今はもうそれで良いです。では、サポートは頼みますね?」
目の前の魔物に集中しようと息をつくと精霊達に声をかけ、敵を見据える。
「さて…魔物さん方?御覚悟はよろしいかしら?」
クリスティーナはそう言うとニッコリと微笑む。
濃密な殺気を纏い、氷のような冷たい眼差しで敵を見据える姿に魔物はもちろんだが、何故か味方であるはずの精霊達でさえも恐怖に振るえていた。
「あはははははっ!!さぁ!死にたい子からかかっていらっしゃいな!」
ここは、幻想的な精霊の森。
精霊達の住まう神聖な森。
だが、その森には不釣り合いな狂った様な笑い声が今日も響いていた。
*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*
ここまでお読み下さりありがとうございます
次の話も修正が終わり次第投稿します
よろしくお願いします
追記2022/12/03
もしかしてこれって冒頭だけグロ注意いる?
冒頭以降そういう描写一切ないから考えてませんでしたけど…
追記2022/12/05
シリアスな泣ける話を読みたい方はGOback推奨
こちらではコメディさんがあちこちで出しゃばって来ますのでよろしくお願いします
また、逃げ出したシリアスさんを見かけた方はコメント欄までご一報ください。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ある世界のある大陸に広大な大森林地帯がある。
背の高い鬱蒼と茂る木々、あちこちから聞こえる生き物達の声。そしてその森は世界に数ヶ所しか存在しない精霊のすみかと言われる所だった。常に精霊達の手入れの行き届いた幻想的で神秘的なその森は、周辺諸国の人々から神聖な地だと崇められている。
そんな森の奥地。
森の面積と比べると小さくはあるが広さのある湖とその近くの小さな家。そこに精霊達に囲まれた美しい女性の天使が1人。森の中だと言うのに白いドレスを着たその天使は鼻歌交じりに午前中の日課である掃除や洗濯に勤しんでいた。
「よし!今日はこれで最後にしましょう。これにお水をちょうだい?」
天使が精霊達に声をかけると器に綺麗な水が溜まっていく。
天使の名前はクリスティーナ、ただのクリスティーナ。
そして彼女が天使になる前…つまりは、死んで天使に生まれ変わる前。
前世での名前はクリスティーナ・フィア・マクファディン。
由緒あるマクファディン公爵家の長女として生まれた彼女は3歳のある日に夢を視た。それはこれから起こる未来の出来事でクリスティーナが母から受け継いだ能力の一端だった。
幼児の体にはあまりにも大きすぎるその力はクリスティーナの身体を蝕みクリスティーナは死にかけた。生死の境を1ヶ月もの長い間さまよったが、公爵家の財力とコネクションを駆使し呼んだ最高位の魔法医の尽力もありなんとか一命を取り留めた。
そしてその時にクリスティーナは前世の記憶を思い出した。日本での暮らし、好きだったゲームや本や音楽を。そして気づく、この世界がその中の一つの所謂乙女ゲーと呼ばれるあるゲームによく似ているという事に。さらにクリスティーナはそのゲームで悪役令嬢と呼ばれるポジションのキャラクターで様々な死のルートがあった。そして3歳の時にクリスティーナが死にかけるきっかけになった自分の力で視た未来でもいくつもの死の未来があった。
そこからクリスティーナは必死に頑張った。
ゲームでは救えなかった人や変えられなかった未来をいくつも変えた。
だが、自分の死の未来だけはどうやっても変えることが出来なかった。
ある夜会で幼なじみ達に濡れ衣を着せられて牢に囚われた所までは覚えているがそこから先がどうしても思い出せないクリスティーナ。
だが状況から考えて自分は殺されたのだろうという事は確かだった。死ぬ前後の事はぼんやりとしか思い出せないが胸に突き刺さる魔封じの毒付きナイフの感触だけは覚えていた。
殺されたはずの私がなぜまた転生…いや、蘇生?…出来て、そして今こうして生きているのかは分からないけど、気がついたら死んだ時のクリスティーナの姿そのままに、背中に真っ白な翼と手の甲に天族の証とよく似た光の紋があって深い森の小さな小屋の前にいた。
手の甲の紋は手袋でも隠れるし特に痛むものでもなかったので特別に気にはならなかったが背中の翼は邪魔でしょうがなかった。
扉で引っかかってぶつけたり、キッチンで棚にぶつけたり、戦闘中に木の枝が引っかかったりと地味に…いや、とっっっっ…ても邪魔なのだ…。神経も通っているようで痛覚があってぶつかったら痛いのだ。普段は存在感の薄いそれは頑張って気をつけていても今までなかった器官で慣れていないせいかそもそも痛覚以外の感覚がないせいなのか、ついついやってしまうクリスティーナだった。
数年前、転生した直後に小屋の前で気がついてすぐ。
小屋の中を確認すると、外から見た時より中の部屋面積は広く感じた。外から見た時は小屋という感じだったが中は豪華なお城と言われても疑問に思わない程だ。生活に必要なものはほとんどその家の中に揃っていて、食材は精霊達が毎日持って来るし洋服も精霊達が助けてくれるから自分で作れるし、お風呂も家の中に大きな大浴場がある。
さらに以前家の近くに湖を見つけた時に思いつきをそのまま呟いたらお願いしてないのに精霊達がほんとに温泉にしてくれたので生活に関しては全く困っていない。
むしろ快適過ぎて怖いくらいである。
強いていえば人に会えないことかしら?とクリスティーナはふと思う。
でも、こんな目立つ羽があると街になんて騒ぎになるから行けないし、そもそも人との関わりに未練もないしいいかなとも思っている。
小説とかでテンプレなざまぁも一瞬考えたけれど私の場合そもそも覚えてないからざまぁしようがないのよね。思い出すことがあればその時考えるかもしれないけれど。
と、いったふうにクリスティーナは復讐に関しても消極的…というか興味がなかった。
そういった経緯で私が今住んでいるここは精霊達が住まい神聖な場所とされている精霊の森。
精霊達はなぜか親切に色々してくれるけれど私にとってこの森は気がついたら居ただけのなんの思い入れもない場所。
だけど、やる事も行く場所も生きがいすらも…なにもかもをなくしてしまって空っぽの私は何となく居着いてしまった。
あと1日だけ、もう1日、とずるずるやってるうちになんだか離れがたくなってしまって、今ではすっかりこの森と今の暮らしを気に入っている。
この森に住み始めてもうすぐ3年なのがその証拠だ。
「さぁ、精霊さん達!今日も森のパトロールに行きましょう!」
「わーい。」
「いくー。」
「今日も~。」
「いっぱい~。」
「バラバラ~。」
「こらこら。人聞きの悪い事言わないでちょうだい。いつも、 た ま た ま 魔物と出くわして た ま た ま 駆除してるだけよ?」
「森の~。」
「平和を~。」
「守る~?」
なんでそこでいつも不思議そうなの!?
まるで私が好きで毎回魔物狩りしてるみたいじゃない!
失礼しちゃうわ。
「そ、う、よ!パトロール!昨日も一昨日もその前もさらにその前も…魔物と戦闘になったけど狩に行ったわけではないのよ?」
「パトロール~。」
「パトロール~♪」
「パトロー…zzZ…」
クリスティーナはいつもしているお決まりの会話をしつつ、いつもの巡回コースを巡った。
するとやっぱりいつも魔物と遭遇する辺りで、今日も魔物にあった。
「魔物…やっぱり今日もいるのね…。」
「バラバラ~?」
「バッラバラ~♪」
「バラバラ!」
精霊達が『バッラバラ~♪』と大合唱し始める。
「いえ、だから…………はぁ。皆さん今はもうそれで良いです。では、サポートは頼みますね?」
目の前の魔物に集中しようと息をつくと精霊達に声をかけ、敵を見据える。
「さて…魔物さん方?御覚悟はよろしいかしら?」
クリスティーナはそう言うとニッコリと微笑む。
濃密な殺気を纏い、氷のような冷たい眼差しで敵を見据える姿に魔物はもちろんだが、何故か味方であるはずの精霊達でさえも恐怖に振るえていた。
「あはははははっ!!さぁ!死にたい子からかかっていらっしゃいな!」
ここは、幻想的な精霊の森。
精霊達の住まう神聖な森。
だが、その森には不釣り合いな狂った様な笑い声が今日も響いていた。
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