放課後探偵事務所

オバ太郎

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佐久間隼人とという男

見える男

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目の前には名門財閥の娘、横には猫好きハッカー、後ろにはIQ180オーバーの男、何てことだ
まさにキャラの大渋滞じゃないか、なぜ僕がこんなとこにいるのか、それは後ろで僕なら見るだけで気分が悪くなるレベルの数独をスラスラ解いていってる西条真司に声をかけられたからだ。
「事務所にですか?なんで」
「さっきからあなたの視線の動きが変だったので、それに、私の推理を聞いているとき大して感心してなかったでしょ?」
「、、」確かにその通りだ、と言うのも僕は生まれつき変なものが見える、オーラのようなものから、気配、電波なんかも集中すれば見える、透視はできないので男性諸君、安心してほしい。今回もしろがいなくなってすぐしろがとおったであろう道にオーラのようなものがうっすら見えた、まぎれもないしろのオーラが。
じゃあ、なんで依頼したんだって感じだろうけど、それは僕自信この力を信じきってなかったからオーラをたどってただの無駄足になるのを避けたかったのだ、そしてこの事務所に依頼したのもこの事務所からただならぬ気配が見えたからだ、結局力に頼ってしまっているが、まぁ運任せよりかはいいだろう。
なんて経緯を話したあとに。
「佐久間くんけっこう噂だよ?なんでも巷では見える男って呼ばれてるらしい」
いつのまに?現代の情報網は怖いものだ、ただ西条さんはどうして僕に目をつけたのだろう、男の勘ってやつだろうか。
「しっかし見える男ってセンスねぇー名前だよな」
「同感だにゃ」そういいながら二人はこちらを見る
「なんでこっち見るんですか、僕が考えたわけじゃないですし」
「それもそうか」、ここでしばしの沈黙があり
「所長依頼だにゃ」猫又さんはハッカーで機械系が得意なので依頼の受注はすべてやっている
「お?どんなのだい」藤原さんが興味を示す
「小山さんからにゃ」小山さんとは?
「はぁー、小山さんか」
「どうしたんですか?皆さん」
「俺たちはたまに警察から捜査協力の依頼がくるんだ、小山さんてのはそのときいつも伝達役になるひと」相変わらず西条さんの説明は分かりやすい。
「てことは」
「今回は刑事事件か、気がめいるな」
「さっくん、初めてにしてはヘビーな仕事だよね」有野さんは僕のことをさっくんと言う、しかし気になるのはそこではない。
「なんで僕手伝うことになってるんですか!」
「え?だって仕事さがしてたんでしょ?君、親もいないみたいだし、」
「おぉー、哲也ジャンプ読んでる間にちゃんと見るとこ見てたんだね」
二人とも何を言ってるんだ、確かに親もいないし仕事も探してた、まずそれを部屋見ただけできづくのがすでに怖いし、それに刑事事件に関わるなんて考えただけで背筋が凍る。
そんなの手伝えるわけ、、、
「まぁまぁ佐久間くん今ならなんと日給ゴニョゴニョ」やってみようか
「任せてください」二つ返事で返した
約三十分後
「いつもごめんね、あれ?新しいこいるね名前なんて言うの?」
「佐久間隼人です」この人が小山さんだろうか
何となく刑事って感じじゃない、というよりオーラがない
「小山さん、彼は例の見える男ですよ」
なんだ前から僕のこと探してたなんて初耳だ。
「へぇー、君が、以外だねそー見えない」
「小山さんこそきっと刑事に見えてないですよ」
「失礼な私こそ刑事オブ刑事だ」
「あんたみたいなのが模範なら俺でも刑事になれそうだ」
「哲也じゃ無理だな、真司くんなら行けるかも」
「俺は小山さんみたいなのが模範の組織はお断りですよ」
「悲しいこと言うなよー」
「あ、小山さん、依頼ならあいつ返してくださいよ」
「あ、美由紀ちゃんね分かってる分かってる、もうそろそろ来ると思うけど」
「あの、美由紀って?」はじめて聞く名前だ
「あー、佐久間君知らないか、これから来る子は舘野美由紀、しばらく警察に借りられてたから返してもらうのさ」
「彼女の特技は警察でも重宝してるよ、普通ならできないことを簡単にこなしちゃうんだもんな」
「彼女の特技って?」
「紹介しよう彼女は心理学のスペシャリストで、犯罪心理学にもせいつうしてる」それと同時に事務所のおんぼろドアが開く
「戻りましたー美由紀でーす、疲れましたーほんとに」なんとも大人しそうで警察と協力なんてそんなことしてるようにはとても見えない。
「さぁ、皆事件の概要説明するから聞いてー」
小山さんが手を叩きながら呼び掛ける
「今回はどんなんですかね」
「ちょいと手強いかも、かな?」
「まぁやれますようちの優秀な探偵たちと、新入りの見える男がいればね」
なんだか自分の才能のはけ口をやっと見つけた感じで嬉しくてワクワクしていた、これからどんなことがあっても皆ならやれそうだ。
「頑張りましょうみなさん!」
「おう、任せとけ」藤原さんがジュースを飲み干して言う。
「楽勝ですわ、きっと」二村さんが答える。
「やってやるにゃ」猫又君が答える。
「ちゃちゃっとやっちゃおー、」有野さんが答える。
「はぁー、疲れますねまた、けど頑張ります!私」舘野さんがガッツポーズしながら答える。
「そうだな、頑張ろう」西条さんが答える。
頼もしい、不安なんて一瞬で消え去った
「あと哲也、そのジュース俺のだろ、財布から200円抜いとくからな」西条さんが財布をおもむろに探っている。
「なにしてんだよてめぇーー!どうせ一口くらいしかのこってなかったんだから良いだろ!」
「お前の一口は250mlもあるのか?嘘つくなよ哲也」
「ちぇー、ほんとに抜くかね普通、あれ?200円抜かれてない、ヤッホーーい、珍しく優しいね真司」
「よし、現場行こうか」
「、、、現場行こうかじゃねーよ真司!てめぇー札抜きやがったな!」
僕のなかで不安がたちこめた。
「大丈夫なのだろうか」
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