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俺達は遂にラドラテックスの町に辿り着いた。町の門で衛兵に取り調べを受ける。
全身のボディチェックに口頭での尋問…かなり大袈裟な取り調べだ。
衛兵が一通り取り調べを終えると口を開いた。
「すまないな。旅の人よ。今このラドラテックスの町では連続殺人事件が起きているんだ。その犯人を探すために血眼になっていてね。皆かなり気が立っている。悪く思わないでくれよ。」
俺が答える。
「犯人の目星は着いていないのか?俺達をしらみ潰しに調べあげても仕方がないだろう。俺達はこの町に来たばっかりだぜ。何も知らないんだ。殺害現場で何か証拠は残っていなかったのか?場合によっては仕事として引き受けてやっても良いぞ。」
教えて良いものかどうかとうーんと唸っている衛兵を尻目にエクスが口を開いた。
「衛兵さん…私達は旅の戦士…怪しい者ではないわ。どんな依頼でも受け付けているの。是非この連続殺人事件も任せて貰えないかしら。きっと犯人を捕まえてみせるわ。」
「そうそう。ボク達に任せてよ。衛兵さん。殺しはしないで犯人を差し出すと約束しよう。きっと後悔はさせないよ。どんなに狂暴な奴でもボクらに掛かればあっというまにお縄さ。」
「俺だけでははいどうぞと教えるわけにはいかないんだ。他の衛兵に相談してくる。少し待っていてくれ。」
衛兵は他の衛兵に相談しに行ったようだ。
しばらく待たされる俺達。
「もしかして…やはり暗黒教団が関わっているんだろうか?奴等は暗黒神の復活のために大量の生け贄を必要としているらしいし、この連続殺人も生け贄に捧げた結果発生したのかもしれないな。イベルサ神殿の神託はこれを指し示していたのかもしれない。」
「私達で犯人を捕まえれば神託の暗黒教団の手掛かりが手に入るかもしれないわね。勿論まだ確定と言うわけではないのだけれど…でもかなり期待できると思うわ。見たところラドラテックスの町は普通の町ですもの…それ以外に手掛かりは無さそうね。」
「うーん。今からサブイボが出てきたな。暗黒教団の生け贄に捧げられた人達か…相当胸糞悪い事件になりそうじゃないか…ボク達で無事に犯人を見つけ出せれば良いけどね。エクスの言う通り確かにラドラテックスの町は見たところ普通の町だね。この連続殺人事件以外に暗黒教団の手掛かりは無いと言っても過言じゃないと思うよ。」
「そうだな。仕事にならないとしても犯人を追わないとダメだな。しかし一体どんな奴が犯人なんだろうな?連続殺人を犯して衛兵から逃げ続けられるなんて忍者か魔法使いか?イスワルドでも希少種みたいだけど…」
「私に与えられた知識によると忍者や魔法使いも居るには居るみたいね。今回の下手人の可能性も否定できないわ。敵対するとなると一筋縄じゃいかないでしょう。」
「うーん。セルセタの寺院にいた暗殺者を思い出すね。奴も忍者だったのかも知れない。ああいう奴を相手にするには骨が折れるよ。気を引き締めていかないとね。」
そう話を続けていると衛兵が戻ってきた。
「旅の戦士よ。衛兵長の許可が出た。町についてすぐになってしまって恐縮だが早速連続殺人事件の捜査に当たってほしい。着いてきてくれ。」
衛兵はそう言うと町の門をくぐった。大通りを抜けて路地に入っていく。その裏路地はまだ濃厚な血の匂いが残っていた。
「ここが連続殺人事件の現場だ。ここだけで七人が殺された。全員他の場所からここへ連れてこられたらしい。人員を配置して警備に当たってはいるのだが、それも突破されてここでいつも殺されてしまうんだ。被害者は全員女性だ。いつも死体からは心臓がくり貫かれている。そして死体のそばに奇妙な紋章が毎度残されているんだ。それがこれだ。」
衛兵はそう言うと壁を指差した。Yの字に更に一本線を追加したような紋章だ。
ふむ…見たことがない紋章だな。
「被害女性の特徴は何なんだ?衛兵さん。それを知らないと何とも言えないよ。」
「それもそうだな。全員十五~十八の女性だ。恐らく一人になったところをさらわれてしまったんだろう。直接の誘拐場所は不明だ。」
「よしそういうことか…危険だが一つ作戦があるんだ。俺達の連れのアンジェリカという女を囮にする。人気の無い場所で一人でうろつかせるんだ。それを俺と俺の連れのエクスで監視する。アンジェリカが襲われた所を俺達が抑える。どうだろうか?」
「えーボクを生け贄みたいに扱うの?酷いじゃないか…って言いたい所だけど自衛の意味でもボクじゃないと危ないか。良いだろう!大船に乗ったつもりで任せなさい!」
「アンジェリカを囮にするのは気が引けるけど私は武装出来ないもの…仕方がないけどお願いするわね…アンジェリカ。犯人が見つかったら必ず駆けつけるからね。」
衛兵が口を開いた。
「単純な作戦だが、被害女性の特徴とアンジェリカさんは一致しているな。こちらも犯人を捕まえられなくて腸が煮えくり返って居たところだ。是非協力を頼むよ。犯人逮捕に繋がれば報酬を用意させて貰おう。まあ今日はもう遅い。町の中で宿を取ると良いだろう。」
昼頃にラドラテックスに到着していたのだがゴタゴタがあり今は夕暮れ時になっていた。
「了解した。囮作戦は明日から開始する事にする。衛兵さん…明日の朝衛兵詰所に寄らせてもらうから、他の衛兵にも話が通じるようにしておいてくれよ。」
「ああ…その件は安心してくれ。明日から捜査にあんた達が加わってくれる事は共有しておこう。何日目に犯人が釣れるのか今から待ち遠しいな。もうこの裏路地を離れよう。血の匂いで参ってしまいそうだ。」
俺達は衛兵に着いていき町の門まで戻ってきていた。門に立つと衛兵が口を開いた。
「それでは遅くなったが…ようこそラドラテックスの町へ…連続殺人以外は何の変哲も無い町だがどうかゆっくりしていってくれ。俺はこれで失礼する。」
そう言うと衛兵は衛兵詰所の中に戻っていった。
アンジェリカが口を開く。
「いやー。それにしても新しい町でいきなり大変な事に巻き込まれたね。うーん。囮か…別に犯人を殺してしまっても良いんだよね。」
アンジェリカの目が怪しく光った。
「取り敢えず宿屋に向かおうか。アンジェリカ…殺しては駄目だ。生きたまま捕らえるぞ。俺とエクスも協力するからきっと上手くいくさ。」
「そうよ。アンジェリカ。貴女には傷一つつけさせません。私達が取り押さえるわ。まあ剣聖レベルの下手人でも現れたら殺さないといけないかもしれないけどね。でも生かして捕らえないと暗黒教団の情報を入手できないわ…難儀しそうね。」
「生きたまま捕まって殺さないで殺されないようにしないといけないんだね。結構注文が多いね。まっそれは仕方ないとして…宿屋が見えてきたよ。ようやく休めるね。」
俺達は宿屋に入るとその日は疲れていたので食事を取って眠りに着いた。
全身のボディチェックに口頭での尋問…かなり大袈裟な取り調べだ。
衛兵が一通り取り調べを終えると口を開いた。
「すまないな。旅の人よ。今このラドラテックスの町では連続殺人事件が起きているんだ。その犯人を探すために血眼になっていてね。皆かなり気が立っている。悪く思わないでくれよ。」
俺が答える。
「犯人の目星は着いていないのか?俺達をしらみ潰しに調べあげても仕方がないだろう。俺達はこの町に来たばっかりだぜ。何も知らないんだ。殺害現場で何か証拠は残っていなかったのか?場合によっては仕事として引き受けてやっても良いぞ。」
教えて良いものかどうかとうーんと唸っている衛兵を尻目にエクスが口を開いた。
「衛兵さん…私達は旅の戦士…怪しい者ではないわ。どんな依頼でも受け付けているの。是非この連続殺人事件も任せて貰えないかしら。きっと犯人を捕まえてみせるわ。」
「そうそう。ボク達に任せてよ。衛兵さん。殺しはしないで犯人を差し出すと約束しよう。きっと後悔はさせないよ。どんなに狂暴な奴でもボクらに掛かればあっというまにお縄さ。」
「俺だけでははいどうぞと教えるわけにはいかないんだ。他の衛兵に相談してくる。少し待っていてくれ。」
衛兵は他の衛兵に相談しに行ったようだ。
しばらく待たされる俺達。
「もしかして…やはり暗黒教団が関わっているんだろうか?奴等は暗黒神の復活のために大量の生け贄を必要としているらしいし、この連続殺人も生け贄に捧げた結果発生したのかもしれないな。イベルサ神殿の神託はこれを指し示していたのかもしれない。」
「私達で犯人を捕まえれば神託の暗黒教団の手掛かりが手に入るかもしれないわね。勿論まだ確定と言うわけではないのだけれど…でもかなり期待できると思うわ。見たところラドラテックスの町は普通の町ですもの…それ以外に手掛かりは無さそうね。」
「うーん。今からサブイボが出てきたな。暗黒教団の生け贄に捧げられた人達か…相当胸糞悪い事件になりそうじゃないか…ボク達で無事に犯人を見つけ出せれば良いけどね。エクスの言う通り確かにラドラテックスの町は見たところ普通の町だね。この連続殺人事件以外に暗黒教団の手掛かりは無いと言っても過言じゃないと思うよ。」
「そうだな。仕事にならないとしても犯人を追わないとダメだな。しかし一体どんな奴が犯人なんだろうな?連続殺人を犯して衛兵から逃げ続けられるなんて忍者か魔法使いか?イスワルドでも希少種みたいだけど…」
「私に与えられた知識によると忍者や魔法使いも居るには居るみたいね。今回の下手人の可能性も否定できないわ。敵対するとなると一筋縄じゃいかないでしょう。」
「うーん。セルセタの寺院にいた暗殺者を思い出すね。奴も忍者だったのかも知れない。ああいう奴を相手にするには骨が折れるよ。気を引き締めていかないとね。」
そう話を続けていると衛兵が戻ってきた。
「旅の戦士よ。衛兵長の許可が出た。町についてすぐになってしまって恐縮だが早速連続殺人事件の捜査に当たってほしい。着いてきてくれ。」
衛兵はそう言うと町の門をくぐった。大通りを抜けて路地に入っていく。その裏路地はまだ濃厚な血の匂いが残っていた。
「ここが連続殺人事件の現場だ。ここだけで七人が殺された。全員他の場所からここへ連れてこられたらしい。人員を配置して警備に当たってはいるのだが、それも突破されてここでいつも殺されてしまうんだ。被害者は全員女性だ。いつも死体からは心臓がくり貫かれている。そして死体のそばに奇妙な紋章が毎度残されているんだ。それがこれだ。」
衛兵はそう言うと壁を指差した。Yの字に更に一本線を追加したような紋章だ。
ふむ…見たことがない紋章だな。
「被害女性の特徴は何なんだ?衛兵さん。それを知らないと何とも言えないよ。」
「それもそうだな。全員十五~十八の女性だ。恐らく一人になったところをさらわれてしまったんだろう。直接の誘拐場所は不明だ。」
「よしそういうことか…危険だが一つ作戦があるんだ。俺達の連れのアンジェリカという女を囮にする。人気の無い場所で一人でうろつかせるんだ。それを俺と俺の連れのエクスで監視する。アンジェリカが襲われた所を俺達が抑える。どうだろうか?」
「えーボクを生け贄みたいに扱うの?酷いじゃないか…って言いたい所だけど自衛の意味でもボクじゃないと危ないか。良いだろう!大船に乗ったつもりで任せなさい!」
「アンジェリカを囮にするのは気が引けるけど私は武装出来ないもの…仕方がないけどお願いするわね…アンジェリカ。犯人が見つかったら必ず駆けつけるからね。」
衛兵が口を開いた。
「単純な作戦だが、被害女性の特徴とアンジェリカさんは一致しているな。こちらも犯人を捕まえられなくて腸が煮えくり返って居たところだ。是非協力を頼むよ。犯人逮捕に繋がれば報酬を用意させて貰おう。まあ今日はもう遅い。町の中で宿を取ると良いだろう。」
昼頃にラドラテックスに到着していたのだがゴタゴタがあり今は夕暮れ時になっていた。
「了解した。囮作戦は明日から開始する事にする。衛兵さん…明日の朝衛兵詰所に寄らせてもらうから、他の衛兵にも話が通じるようにしておいてくれよ。」
「ああ…その件は安心してくれ。明日から捜査にあんた達が加わってくれる事は共有しておこう。何日目に犯人が釣れるのか今から待ち遠しいな。もうこの裏路地を離れよう。血の匂いで参ってしまいそうだ。」
俺達は衛兵に着いていき町の門まで戻ってきていた。門に立つと衛兵が口を開いた。
「それでは遅くなったが…ようこそラドラテックスの町へ…連続殺人以外は何の変哲も無い町だがどうかゆっくりしていってくれ。俺はこれで失礼する。」
そう言うと衛兵は衛兵詰所の中に戻っていった。
アンジェリカが口を開く。
「いやー。それにしても新しい町でいきなり大変な事に巻き込まれたね。うーん。囮か…別に犯人を殺してしまっても良いんだよね。」
アンジェリカの目が怪しく光った。
「取り敢えず宿屋に向かおうか。アンジェリカ…殺しては駄目だ。生きたまま捕らえるぞ。俺とエクスも協力するからきっと上手くいくさ。」
「そうよ。アンジェリカ。貴女には傷一つつけさせません。私達が取り押さえるわ。まあ剣聖レベルの下手人でも現れたら殺さないといけないかもしれないけどね。でも生かして捕らえないと暗黒教団の情報を入手できないわ…難儀しそうね。」
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