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しおりを挟むブリジストの宿屋で二人は目を覚ました。早くも出立の準備を整えた私がエリカに話しかける。
「お早う。エリカ。もう出かける準備は出来たかしら。」
「起きたけどさ。まだ眠く無いかい?ボクはもう少しゆっくりしていたいなあ。なーんて思うんだけれど。エリスはもうどこかに行きたいの?」
「仕事があるわ。今日で二回目の仕事になるの。早く取り掛かってさっさと帰りたいのよ。さあ準備をなさい。エリカ。置いていくわよ。」
「分かった!分かったよ。エリス。ボクは持ち物も無いし出かける準備は出来たよ。」
そう言うとベットから身を起こすエリカだった。まだ眠り足りないもののエリスルージュに脅かされては仕方が無いと思っている。
ボクが思うに彼女はせっかち過ぎる。まるで帝国との闘いまで駆け足で進んで行ってそのまま死んでしまうのではないかと思えるくらい先走っている。…エリスは死に急いでいるのかもしれない。まあボクが居る限りは無様な死に様を晒す事は無いのだがと彼女は考えていた。
二人は宿屋を出ると酒場に向かった。まだ朝の早い時間だったが酒場はオープンしていた。
店内に入るとマスターがカウンターに向かっている。当然客はいなかった。朝早くから酒場に訪れるのは冒険者に他ならなかった。しかし同業者も見当たらない。ここには私とエリカの二人だけしかいなかった。エリカは寂しさを覚えた。異世界の酒場はいつも賑わっているイメージが強かったからだ。朝の閑散とした雰囲気の酒場を彼女は知らなかった。私が口を開く。
「マスターさん。お早うございます。今日も何か依頼はあるかしら?あれば受けたいと思うんだけれど。」
「お早う。御嬢さん達。今ある依頼は牛男…ミノタウロスの退治依頼だな。北方…ガラの街道にミノタウロスが出て人を襲っているらしい。詳しい情報は町で聞き込んでくれ。被害者のリストがここにある。何人かに当たればどんな化物か察しが付くだろうよ。」
「ありがとう。マスター。さあエリス。化物の被害者を探しに行こうよ。本当はそんなもの聞き込まなくても倒せると思うんだけれど、雰囲気的に聞きこまないと駄目そうだよね。」
私は飽きれた顔をした。エリカが余りにも迂闊な発言をしたからだ。被害者を当たる事で初めて正確な情報が得られるのだ。化け物退治において情報は自分達の命の次に重いものだと私は天性の勘で読み切っていた。
「そうよ。エリカ。化物の情報を聞き込みましょう。先走ってガラの街道に行っても会えるかどうかも分からないし、一方的に殺されてしまうかもしれないわ。聞き込みは大事よ。ギフテッドと言え、無敵では無いんですもの。そこの所は気を付けてね。」
そう言葉を交わすと彼女達は酒場を出ていった。まずは冒険者ギルドにいる戦士のニコラウスという男に当たってみる。
冒険者ギルドは酒場や宿屋に比べて町の奥に所在していた。十五分程歩くと到着。冒険者ギルドの中に入る。受付のほかにテーブル席があり様々な冒険者が腰を下ろしていた。
私が口を開く。
「この中にニコラウスという人はいますか。話を聞きたいんですが?」
中年で肌の浅黒い男…ローブを羽織っている…が答える。
「俺がニコラウスだ。何が聞きたいんだ?御嬢さん達。」
エリカが口を開いた。
「ボク達はミノタウロスを追っているんだ。何か有力な情報を教えてくれないかい?」
ニコラウスの目つきが変わる。怯えた目つきになった。
「奴は突然街道の物陰から出てきたんだ。巨大な斧を持っていてそれで俺の相方のソーリスが真っ二つに斬られてしまった。とんでもない怪力だった。剣で攻撃をいなそうとしたんだが、ソーリスは剣ごと頭から真っ二つにされちまったんだ。俺は大急ぎで逃げてきたから、今ここにいる。足は鈍重でそんなに早くは無かったぞ。恐ろしい化け物だった。御嬢さん達、悪い事は言わないからあの化け物と闘うのはよした方が良い。確実に殺される。俺から言えることは以上だ。」
少し物思いに耽る私。本当にそこまで強烈な化物を私とエリカで倒せるのだろうか…アーティファクトとギフテッドの能力を使えば勝てるかもしれないけれど大怪我を負う可能性も高いと感じた。まあそれでも依頼を受けた以上は片付けなくてはならないが。
一方でエリカは呑気にしていた。怪力自慢の怪物如きにギフテッドたる自分が負ける筈はないと思っている。実際にギフテッドをそんじょそこらの怪物が倒す事など到底不可能なはずではあるが、油断から生じる隙というのは馬鹿にできないものだ。彼女は無防備極まりない状態であった。
「分かったわ。情報提供ありがとう。ニコラウスさん。さあエリカ、次の目撃者に会いに行きましょうか?」
「そうだね。ここではこれ以上得られる情報はなさそうだしね。次は誰を尋ねるんだい?エリス?」
パラパラとリストをめくる私。次の目標は…
「次は行商人のリヒトという男よ。商業ギルドに居るんじゃないかしら?」
「また歩くのかい?エリス?まあ良いか。所詮町の中の移動だしね。」
行き先を決めると歩き出した。商業ギルドはここから歩いて二十分程する場所にある。町の中での位置は冒険者ギルドと正反対だった。
歩いて行くと商業ギルドに辿り着いた。入口の門を開けて中に入る。
そこには商業組織によって違うカウンターが置かれていた。どれがリヒトの所属している商業組織か私には分からなかったので、声を張り上げた。
「この中にリヒトという行商人の方はいますか?私達はミノタウロス討伐の依頼を帯びています。何か有力な情報が無いか聞きたいのですが?」
「ボク達に情報を下さい。お願いします。リヒトさんはどなた?」
奥のカウンターに座っていた男が手を振った。金髪黒目のマントを羽織った男…彼がリヒトだろう。
奥のカウンターまで二人は歩いて行くとリヒトが話し出した。
「御嬢さん達、本当にあの化物を退治するっていうのかい?これは信じられないね。俺が見た化物についての情報を教えてやろう。奴は最初ガラ街道の沼の中に居たんだ。俺が荷馬車で通りかかると沼からヌウっと奴が出てきた。それで馬を斧の一撃で殺すとバリバリとその場で俺の馬を食い始めたんだ。荷馬車の馬はもう一頭いてそいつはその場から逃げ出したんだけど、奴は斧を投げてその馬も殺してしまったんだ。俺は恐ろしくて固まってしまったよ。まるでその場に縫い付けられるようにね。ミノタウロスは俺の馬を二頭とも食べると満足したみたいでまた沼の中に戻っていったんだ。俺はその場から命からがら逃げだしてきた。交易品も置いてね。とんだ災難だったよ。俺の知っている事はこの位かな。」
私は情報を頭の中で整理していた。一つ、ミノタウロスは斧を使った攻撃をする。それは斧を投げる攻撃も含まれている。二つ、ミノタウロスは沼の中に生息していた。普段の住処は沼の中かもしれない。こんなものかしら…非常に簡単な分析になるけれど致し方無いわね。
エリカは退屈そうにしている。
結局斧で攻撃してくるって事以外は大した情報が無いじゃないか。驚くに値しないね。ボクの能力を使えばいちころさ。闘いが面白く無くなるかもしれないからボクの能力を使うのは控えるけれど…
私が口を開いた。
「情報提供ありがとうございます。リヒトさん。これでミノタウロスは無事退治できそうです。それではさようなら。」
そう言うと私は踵を返して足早に商業ギルドを出ていった。慌てて後ろを追いかけるエリカ。
「ちょっと待ってよ!エリス。置いてかないで~!」
「あら、ごめんなさい。置いていくつもりは無かったんだけれど…さあミノタウロス退治に出かけましょう。ガラの街道に向かうわよ。」
私は武者震いをしていた。ミノタウロスと闘う前から戦闘シミュレーションを頭の中で行う。エリカの能力も含めて勝率は百パーセントだ。だがそれでも油断はできない。後ろから付いて来るエリカが声を掛ける。
「ガラの街道って町から何処に行けばあるの?ここら辺の地理…というかこの大陸の地理はそもそも疎いんでね。教えてくれない?」
エリカは困ったように尋ねる。幾ら戦闘能力があっても彼女にこの世界の常識は無いのだ。
「この町を出で北に進むとガラの街道があるわ。酒場のマスターが言っていたじゃないの。まあ私に付いて来れば間違いないわよ。安心しなさい。」
そう言うと二人は町の門をくぐり、ブリジストの北方、ガラの街道に向かって歩いて行った。
町を出た時刻は正午頃。空は澄み渡った晴れだ。私達の姿は太陽に照らし出されている。つまり襲撃に無防備と言う事だ。
しかし幸い道中ではモンスターが出なかった。この世界は危険に満ちている。モンスターに襲われる可能性は町の外では高い。町の衛兵もならず者を相手にするというよりはモンスターと闘う為に居るようなものなのだ。
歩いてから二時間程経つと沼が見えてきた。リヒトが言っていた。沼なのだろうか…ゆっくりと近寄りミノタウロスの所在を確認する。
胸の鼓動が高鳴り、冷や汗を掻き、胃の中に重いものが溜まっているような気分になる。結果から言うと私は極度に緊張していた。
それはモンスター退治が初めてだったからという事でもあるし、そもそも戦闘に慣れていない事も関係していた。
エリカの様子を私は盗み見てみる。彼女は平常心の様だ。まったく緊張していない。ギフテッドで無ければ信じられない程の大馬鹿者であった。
彼女はギフテッドである傲慢さから緊張をする事など無い…闘いをまるでゲームをするように楽しむのだろうとそう感じた。
…沼の中からヌウっと巨体が姿を現した。ミノタウロスだ!距離は百メートル弱。タケミカヅチの射程範囲だ。
私はタケミカヅチを構えた。ミノタウロスの腹部を狙うと引き金を引く。甲高い発射音が鳴り響くとミノタウロスの腹に弾が着弾した。腹筋を貫通して内臓がばら撒かれた。しかしミノタウロスに怖気づく様子は無い。
こちらを目視すると走ってミノタウロスは近寄ってきた。
「チッ!どうなってるのよ。確かにタケミカヅチは命中したはずなのに!全然効いているそぶりが無いわ。」
「エリス…落ち着いて。確かに腹部にダメージは与えたけれどそれが致命傷になっていないだけだよ。落ち着いてもう一度ミノタウロスを狙うんだ。」
「分かったわ。ごめんなさい。取り乱してしまって…もう一度狙いましょう。」
私はタケミカヅチを再度構えるとミノタウロスが斧を持っている方の右腕を狙って発射した。ミノタウロスに着弾。右腕は破裂した。獲物の斧を落として固まるミノタウロス。
「やった!効いている。この調子で近接戦闘で仕留めるわ。」
「フーン。やっぱり止めは剣術を頼るんだね。良いだろう。ボクの方からも少し手伝ってあげよう。ブラッディケージ!」
そうエリカが叫ぶと血で出来た檻がミノタウロスを拘束して身動きが取れなくなった。私は感じた。これがエリカの能力の一部なのだと。血を操る魔法の能力者…ギフテッド故にその能力は未知数だ。
ブラッディケージに囲われたミノタウロスは身動きを取る事が出来ずその場に立ち尽くしていた。そこに私が踊り込む!ストームカリバーを鞘から引き抜きミノタウロスの首に向かって袈裟斬りで切りつけた。
切りつけた部分のみ限定でブラッディケージをボクが解放した。ミノタウロスは頭から胸まで袈裟に切りつけられ絶命した。
「やった!ミノタウルスは死んだわ。支援ありがとう。エリカ。」
「フフ…何もやっていない様な物だけれどね。もっとピンチになったら更に凄い能力を見せてあげよう。約束するよ。」
「最初から勿体つけずに支援して欲しかったわね。タケミカヅチが効いていないと思った時凄い動揺したもの。あのまま闘っていたら死んでいたのはこっちだったかもしれないわ。」
エリカはフフンと笑う。自信たっぷりだ。
「そう言う時にボクの血の魔法を見せてあげよう。今日披露したのはその力の一端に過ぎない。さあ帰ろう。エリス。」
「そうね。証拠にミノタウロスの首を切り落として持って帰るわ。重いかもしれないけれど仕方が無いわね。」
そう言うと私はミノタウロスの首を切り落として持ち上げた。中々の重量だが依頼の完了を証明するためには仕方が無い。それに脳味噌が露出しておりかなり気持ちの悪いオブジェと化していたのは私の気を更に滅入らせた。
ガラの街道を戻り、ブリジストの町に到着する。時刻は既に夕方になって居た。町は人通りがかなり多くなっており、ミノタウロスの首を持って歩いていると嫌悪と好奇が混じった視線を浴びる。
仕方が無いのだが、私もエリカも少し不満に思っていた。この町の為に化物を倒してきたのにまるで自分達が鼻つまみ者の様に扱われているからだ。本当なら勇者として崇められてもおかしくないというのにとエリカは思った。私は今すぐ首を放り出したくなったが仕事なのでそういう訳にはいかない。
酒場に到着する。夕方という事もあり酒場にはそこそこの客の入りがあった。そこにミノタウロスの首を持って二人が現れたので、非難の目線を浴びることになった。
マスターが話しかけてくる。
「御嬢さん達…ミノタウロスを退治したみたいだな。それは良いんだが…ウチも客商売でね。そういう物をずっと振り回されていると困るんだ。ほら…報酬の金貨を渡そう。だからそいつを何処か人気の無い所に捨てて来てくれないか。」
「マスターさん。依頼してきた割には冷たいのね。私達だって持ちたくてこの生首を持っているわけでは無いわ。賞金を貰った事だしどこかに捨ててくるとしましょう。さようなら。またの依頼を待っているわ。」
私はむくれてそう言い放つと酒場の外の路地まで出ていった。ここには人気は無いし、ゴミ置き場がある。そこに捨てるのは憚られるが仕方が無いだろうと私は思った。
ゴミ置き場にミノタウロスの生首を捨てた。
エリカは複雑な表情をしている。自分達の勲功を表すものをゴミの様に捨てるのは彼女にも憚られるのであろう。しかしいつまでもミノタウロスの生首の様な物を持っているわけにもいかない。
「バイバイ。ミノタウロス…次はモンスターじゃなくて可愛い牛さんに生まれてくるんだよ。そうすればもうとっちめられないからね。ボクとの約束だぞ。そうすればこんな可哀そうな生首にならずに済むんだからな!」
「エリカは優しいのね。まあ人を傷つけない動物にでも産まれれば確かにこんな目には合わなくて済むわ。次は牛に生まれてきなさい。なるべく乳牛のメスにね。そうすれば殺されなくて済むわ。何処かに行く自由は剥奪されるけれどね。仕方ないでしょう。さあ宿屋に戻って休みましょう。」
「そうだね。今日も沢山歩いたし、ミノタウロスとも戦ったしでとても疲れたよ。もう休もう。」
そう言うと二人は宿屋まで歩いて戻り、寝ることにした。
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