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序章
第1話 Hello other World!
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「つまり神様を増やすってことか?」
「そうだよー。この業界って転職する子も多いし、結構人手不足なわけ。
そんでもって、今も新たな世界が生まれてるし。」
「転生者をつかって異世界のバランスを取りつつ、あわよくば神さまになってねってことか。」
「そゆことー。察しが良すぎない?君。」
半ば営業もやらざる負えなかったのでそこらへんのスキルはあった。
異世界生活に飽きたら神とやらになってもいいかと思っていたが、女神の少し窶れた顔からブラック企業のオーラを感じ取ったので余程の事情が無い限りはしないだろう。
神様の世界に労働基準法無いだろうしな...ブラック企業にも無いけど。
そして俺は気になっていたことを女神に質問する。
「そういえば、みんなどんな特典もらってるんだ?」
「私は動物を操るテイマースキルだったし。定番の不老不死やら、
最近だと女神をもらっていった子もいたよー。」
「なるほど...。」
「やめてね...。」
女神は困り顔で恥ずかしそうに胸元で腕を組んで呟いた。
「いらんわ。」
「ぶー。」
のんびり異世界生活の為になる特典となると限られてくる。
金はもちろん・・・・想像した物を作り出す能力・・・・妥当なところで不老不死か...
想像した物を作り出す能力は対象の情報がないと作り出せないわけで・・・。
『んじゃぁ世界最強の杖を作ってみよう!』となった時に「世界最強ってなんだ?」
となり半端物しか作り出せないだろう...それじゃぁせっかくの異世界面白くない。
不老不死も聞こえは良いがある意味地獄の様なもので、どこかの研究者や国家から
追われるのは目に見えている...それに能力がすぐバレるだろうしな。
となると転生モノの定番のスキルにはロクな物が無いことに俺は気がつく。
少し考える...なぜか貴重な休みに遊んだレトロゲームの画面が脳裏に思い浮かぶ...
確か青色のカセットだったような気がするが...
その能力によりそのゲームでは最初の街でレベルやら能力値を上げるアイテムを
大量&無尽蔵にゲットできたのである。
物こそこの世の全てだからな...
よくよく考えたらそれしかなくね?
(なんで移動せずに手に入るアイテムをわざわざダンジョンや街を
巡って探さなければいけないんだ・・・しかもリアルで!)
「これしかないな」
「ん?きまった?」
「あぁ・・・・。」
「おっけー。じゃぁいってらっしゃーい」
俺を不思議な光が包み込み一瞬でその場の景色が変わる。
というのが5分間のやり取りであった。
どうやら異世界というのは伊達では無いようで4K画質以上のグラフィックで中世ファンタジーの光景が広がっていた。
のどかな田園風景にレンガ造りの家々が点在していて、遠くの山々は雪を被るほどの標高の様だ。
(まぁ悪いところではなさそうだし、ものひろいでのんびり異世界生活は余裕かもしれない...)
そして意識を持てばゲームのように持ち物やらステータスを確認出来るのは
転生してすぐのことであった。
「ぼーっとして大丈夫?コウ君?」
近くから聞こえる幼い声にとっさに振り向く。
そこには黒髪のおさげの女の子が不思議そうな顔をしてこちらを見つめていた。
きっと幼馴染って奴か...名前も一緒だし、女神も粋な事をする様だ...
何処と無く、未来から来たロボットのアニメに登場する1日に3回ぐらい風呂に入りそうなヒロインに似ている。
名前わからないし適当に呼んでみるか...
「えーっと。しず子?」
女の子は俺の当てずっぽうな返答に頬を膨らませて怒る。
「ひどーい!ナシェはそんな変な名前じゃないもん!」
「あー。ごめんごめん。なりきりごっこだよ!」
「えー。本当?でもそれ面白そう!」
どうやら転生とは言っても赤ん坊からではなく、ある年齢から始まるらしい。
その辺聞くの面倒だったから省いてたな...
その後近くにいた幼なじみっぽい女の子(しず子)とありきたりな勇者系の
なりきりごっこをして夕暮れ時まで遊んでいると母親らしき人物が来た。
「遅いと思って見に来たら、コウこんな時間まで!」
ここは話を合わせるか。
「ご、ごめんよ。母さん。」
「あっ、コウ君のお母さんこんばんわ」
「あらあらナシェちゃん、コウと遊んでくれてありがとね。」
「こちらこそお世話になってます。」
意外としず子は出来た子の様だ。
「またねー。コウ君!また明日の学校で会おうね!」
「あぁ。」(学校があるのか...そして行きたくない...)
幼なじみと別れ母親と手を繋ぎながら川の水面に映った自分の顔を見る。
その若さと苦労を知らない顔は前世での幼い頃の自分にそっくりだった。
これから始まるのんびり異世界生活に胸を躍らせながら歩いていると、
視界の右端にお知らせのようなものが表示されていたことに気がついた。
ーーー銅の剣を取得しました。ーーー
「そうだよー。この業界って転職する子も多いし、結構人手不足なわけ。
そんでもって、今も新たな世界が生まれてるし。」
「転生者をつかって異世界のバランスを取りつつ、あわよくば神さまになってねってことか。」
「そゆことー。察しが良すぎない?君。」
半ば営業もやらざる負えなかったのでそこらへんのスキルはあった。
異世界生活に飽きたら神とやらになってもいいかと思っていたが、女神の少し窶れた顔からブラック企業のオーラを感じ取ったので余程の事情が無い限りはしないだろう。
神様の世界に労働基準法無いだろうしな...ブラック企業にも無いけど。
そして俺は気になっていたことを女神に質問する。
「そういえば、みんなどんな特典もらってるんだ?」
「私は動物を操るテイマースキルだったし。定番の不老不死やら、
最近だと女神をもらっていった子もいたよー。」
「なるほど...。」
「やめてね...。」
女神は困り顔で恥ずかしそうに胸元で腕を組んで呟いた。
「いらんわ。」
「ぶー。」
のんびり異世界生活の為になる特典となると限られてくる。
金はもちろん・・・・想像した物を作り出す能力・・・・妥当なところで不老不死か...
想像した物を作り出す能力は対象の情報がないと作り出せないわけで・・・。
『んじゃぁ世界最強の杖を作ってみよう!』となった時に「世界最強ってなんだ?」
となり半端物しか作り出せないだろう...それじゃぁせっかくの異世界面白くない。
不老不死も聞こえは良いがある意味地獄の様なもので、どこかの研究者や国家から
追われるのは目に見えている...それに能力がすぐバレるだろうしな。
となると転生モノの定番のスキルにはロクな物が無いことに俺は気がつく。
少し考える...なぜか貴重な休みに遊んだレトロゲームの画面が脳裏に思い浮かぶ...
確か青色のカセットだったような気がするが...
その能力によりそのゲームでは最初の街でレベルやら能力値を上げるアイテムを
大量&無尽蔵にゲットできたのである。
物こそこの世の全てだからな...
よくよく考えたらそれしかなくね?
(なんで移動せずに手に入るアイテムをわざわざダンジョンや街を
巡って探さなければいけないんだ・・・しかもリアルで!)
「これしかないな」
「ん?きまった?」
「あぁ・・・・。」
「おっけー。じゃぁいってらっしゃーい」
俺を不思議な光が包み込み一瞬でその場の景色が変わる。
というのが5分間のやり取りであった。
どうやら異世界というのは伊達では無いようで4K画質以上のグラフィックで中世ファンタジーの光景が広がっていた。
のどかな田園風景にレンガ造りの家々が点在していて、遠くの山々は雪を被るほどの標高の様だ。
(まぁ悪いところではなさそうだし、ものひろいでのんびり異世界生活は余裕かもしれない...)
そして意識を持てばゲームのように持ち物やらステータスを確認出来るのは
転生してすぐのことであった。
「ぼーっとして大丈夫?コウ君?」
近くから聞こえる幼い声にとっさに振り向く。
そこには黒髪のおさげの女の子が不思議そうな顔をしてこちらを見つめていた。
きっと幼馴染って奴か...名前も一緒だし、女神も粋な事をする様だ...
何処と無く、未来から来たロボットのアニメに登場する1日に3回ぐらい風呂に入りそうなヒロインに似ている。
名前わからないし適当に呼んでみるか...
「えーっと。しず子?」
女の子は俺の当てずっぽうな返答に頬を膨らませて怒る。
「ひどーい!ナシェはそんな変な名前じゃないもん!」
「あー。ごめんごめん。なりきりごっこだよ!」
「えー。本当?でもそれ面白そう!」
どうやら転生とは言っても赤ん坊からではなく、ある年齢から始まるらしい。
その辺聞くの面倒だったから省いてたな...
その後近くにいた幼なじみっぽい女の子(しず子)とありきたりな勇者系の
なりきりごっこをして夕暮れ時まで遊んでいると母親らしき人物が来た。
「遅いと思って見に来たら、コウこんな時間まで!」
ここは話を合わせるか。
「ご、ごめんよ。母さん。」
「あっ、コウ君のお母さんこんばんわ」
「あらあらナシェちゃん、コウと遊んでくれてありがとね。」
「こちらこそお世話になってます。」
意外としず子は出来た子の様だ。
「またねー。コウ君!また明日の学校で会おうね!」
「あぁ。」(学校があるのか...そして行きたくない...)
幼なじみと別れ母親と手を繋ぎながら川の水面に映った自分の顔を見る。
その若さと苦労を知らない顔は前世での幼い頃の自分にそっくりだった。
これから始まるのんびり異世界生活に胸を躍らせながら歩いていると、
視界の右端にお知らせのようなものが表示されていたことに気がついた。
ーーー銅の剣を取得しました。ーーー
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