ものひろいの能力もらったけど魔法と恋愛に夢中です。

紫雲くろの

文字の大きさ
16 / 67
修学旅行編

第15話 合流

しおりを挟む
「仕方ないな。別の馬車と合流するか。」

俺はタブレット端末を取り出す。
「知己、一番近くの馬車を教えてくれ。」
「ナシェ様が乗った馬車が一番近いと思われます。およそ2時間ほどで追いつけます。」
「仕方ないな。」

「喋った!?」
近くにいた全員が不思議そうな目でタブレット端末を見てくる。

「コウさんそれは?」
「あぁ電気を使った地図魔法のアイテムだ。」
「そんなものがあるんですね。」
「こんにちは私は知己と申します。皆さんをサポートさせていただきます。」

「あぁ、よろしくな!知己。」
「よろしくお願いしますわ。」
「よ、よろしくお願いします。」
「よろしくね。」

モニカが俺の方を向いて言った。
「先ほどの分裂した武器も魔法のアイテムですか?」
「あぁ。特別なものだが。」
「そうだったんですね。コウさんってやっぱり頼りになります。」
「ありがとうモニカ。」
「いえいえ」

それを見ていたリークが俺をからかう。
「コウ!ナシェちゃんを悲しませるなよ。」
「あぁナシェが一番大事だ。」
「冗談だって・・・」
「すまん」
「・・・」

幸い馬2頭が無事なのでリンとリーク、モニカとエンリカ二人ずつ馬に載せ別の馬車を目指す。
「二人ずつ馬に乗ってくれ」
「コウさんあなたはどうするのですか?」

「仕方ないな、マグネティックドール!」

地面から砂鉄でできた黒馬が姿をあら合わす。
俺はそれにまたがる。
「さて、いくか。」

「!?」
みんながそれを見て驚く。
「コウさん、どこまで魔法を極めて・・・・!!」
「普通だよ。」

「もうなれましたわ。」
「俺もコウが何やっても驚かなくなってきたぜ。」
「コウさん、すごいです!」

しばらくしてリンが俺の方を向いて向いて声をかけてくる。
「コウさん、その・・・今度私と魔法試合をお願いできますか?」
「ロウウェルみたいな男ならともかく、女とは戦いたくないな。普通に教えることぐらいしかできない。」
「そうですか・・・。えっ、ロウウェルさんと戦ったことがあるんですか?」
「あぁ、向こうから仕掛けてきてな。返り討ちにしたんだが、あまりいい気持ちでは無かったな。」

周りが驚く
「!?」
「はぁ・・・、やっとコウさんに追いつけたと思ったらまだまだ遠そうですね。」
「そうか?さっきのビームかなりの射程と威力だったぞ。」
「そういう意味じゃなくて・・・・!!」

「お、見えてきたな。おーいナシェ!」
「コウさんまだ話が・・・・」

俺を見つけたナシェが驚く。
「・・・・?コウ君!?」
「そっちはどうやら無事みたいだな。」
「コウ君私を心配して来てくれたの!?」
「あぁそれもある。こっちの馬車がモンスターにやられてな。」
「もう!って何その馬!?」
「あぁ、前見せた俺の魔法だよ」
「えぇ!」

周りが驚く。
ナシェの馬車も男2女3という同じ構成だった。
「一応野宿用の道具は持ってきたが。休憩の街まであとどのぐらいだ?」
「1時間ぐらいだよ。」
「まぁもうすぐだな。そこで馬車もなんとかしよう。」
「どうするんだコウ?」
「馬車ぐらい売ってるだろ・・・」
「そういう問題じゃなくてな・・・・」


しばらくすると街の灯が見え皆が安心する。
「街だー」
「よかった。」

「とりあえずみんなは宿屋に行っててくれ。俺は商店で馬車を探してくるよ。」

ナシェがすかさず呟く。
「私も行く!」

「あぁ、わかったよ」

しばらくすると馬小屋のある商店がありそこに寄る。
「少し外で待っててくれ。」
「うん」

「いらっしゃいませー」
「馬車を明日までに用意してもらいたいんだが。」
「お客様・・・馬車となりますと金貨50枚からになりますが。」
「お金ならここにある。」

店主が驚く。
「わかりました・・・。では明日またここへお越しください。」
「あぁありがとう。」
「ありがとうございましたー。」

扉を出るとナシェが待っていた。
「待たせたな」
「ううん。いこっ」

宿の道を戻ろうとすると怪しい二人組が近づいていた。
「あーこれは面倒くさいパターンだな。飛ぶか・・・」
「えっ?」

俺は地面に鉄板を置き磁力で屋根までナシェを抱えてジャンプした。
「よっと・・・」
「きゃーっ。って・・・すごい綺麗な景色だね。」

そして俺はナシェを抱え、屋根伝いに宿へと戻った。
「また明日な。」
「えー。」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。

しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。 しかし―― 彼が切り捨てた仲間こそが、 実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。 事実に気づいた時にはもう遅い。 道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。 “荷物持ちがいなくなった瞬間”から、 アレクスの日常は静かに崩壊していく。 短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。 そんな彼と再び肩を並べることになったのは―― 美しいのに中二が暴走する魔法使い ノー天気で鈍感な僧侶 そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。 自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。 これは、 “間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる” 再生の物語である。 《小説家になろうにも投稿しています》

男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる

暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。 授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく

かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。 ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!? 俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。 第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。 「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」 信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。 賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。 様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する! 異世界ざわつき転生譚、ここに開幕! ※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。 ※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

処理中です...