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中等部編
第35話 協力者
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「あぁ、転生者さ。」
俺の隣にいた、ムッツリ少女はいまいち状況を理解できてないでいた。
「おばあちゃん??」
老婆が驚きの言葉をつぶやく。
「コウさん、この本を書いたのは私だよ。」
俺は老婆がプログラミング経験者だと確信してある言葉をつぶやく。
「マジか・・・猫でも分からないんだが・・・。」
「そもそも教えるためじゃなくて同じ転生者を探すために書いたんだよ。」
「なるほどな・・・・であんたは何年から来たんだ?」
「2014年だよ。」
「え?俺も同じ年なんだが・・・どこで死んだんだ?」
「~県の~町の交差点だよ。」
「待て待て、その場所は・・・・」
そう会社の近く・・・俺が死んだ場所だ。
そして老婆が何かに感づいたように質問する。
「もしかして〇〇株式会社のコウさん?」
「は?なんで知ってるんだ?」
「××株式会社のチエミですよ。」
「なん・・だと!?」
なんと業務委託をお願いしていた会社の社員だったのである。
そしてチエミとは頻繁に起こるデスマーチを共に戦った仲であった。
「デスマーチ以来ですね。」
「はい。でもなんで・・・。」
「あなたが死んだって聞いてあの場所でお供えしてて、雷に打たれたみたいで・・・」
「マジか・・・」
老婆がまた泣きながらつぶやく。
「抱きしめても・・・いいですか?」
「はい。」
モニカは会話の内容が全く理解できずに、孫がお婆ちゃんに甘えるような場面をただただ見ていた。
「私コウさんのことが好きでした。今もきっと・・・」
チエミは泣き出す。
「そうだったんですか?」
「多分、覚えてないと思いますけどデスマーチが終わってみんなが死んだように寝てるときコウさんの頬にキスしたんですよ。」
ある日デスマーチ終わりにキスマークが頬についていたことを思い出す。
「あれってそういう事だったんですね、仲間からは虫刺されって馬鹿にされましたけど。」
「ふふっ。」
「おばあちゃん??」
どことなくモニカは前世のチエミにそっくりだ。
「おそらくモニカもコウさんのことが好きなんでしょうね。」
「そうみたいです・・・」
「もう。」
「女としては嫉妬しちゃいますけど祖母として応援しますよ。」
「は、はぁ・・・・」
色々と危ない孫なんで応援されると怖いんですけど・・・。
モニカが照れながらつぶやく。
「お、お婆ちゃん・・・・。二人は前世で仲の良い転生者だったの!?」
「だな」
「えぇ、恋人みたいなものでしたね」
「おい、前世で妻子持ちだったんだが・・・」
「ふふっ」
お婆ちゃんがお茶目なのは違和感があるが仕方ない。
「って事は?コウくんはおじいちゃん??」
「色々とややこしくなるからやめとけ・・・」
「そしてチエミさん、ファイナルエリクサーの製造方法だけど・・・」
「えぇ、コウさんになら教えても良さそうですね。製造するほど大量にいるのでしょう?」
「あぁ、奪取者のせいでな」
モニカとチエミは不思議そうな顔をして返答する。
「はて?奪取者とは?」
「奪取者??」
この言葉をきっかけにさらなる疑問が俺の脳裏に巡り始める。
前世以上にこの世界を生き、それなりに知識があるはずのチエミが奪取者に関して知らなかったのである。
「転生者の転生特典を奪って悪用する転生者のことなんだが・・・何も知らないのか?」
「はい、50年以上この世界で生きてきましたが初めて知りました。」
という事は最近になって奪取者が現れたってことになる。
俺はチエミのように時系列がズレて転生した者がいるということは、これまでに奪取者がいてもおかしくないと思っていた。
やはり困った時のアカネかもしれないな。
一応繋がりを作っておくか・・・・。
俺はタブレット端末を出し知己を呼び出す。
「知己、アカネとの連絡方法をチエミに教えてくれ。」
「はい、連絡方法を表示します。」
「コウさん!?それって・・・」
「あぁ、俺が昔開発していたAIだよ。」
「覚えていますとも、私もそれに憧れて作っていましたから・・・」
チエミは参考用に俺が渡した初期型知己のソースコードを元に自作のAIを作成していた。
「そういえば見せてもらったことがあったな・・・待てあのAIの名前って・・・」
「えぇ、モニカですよ・・・」
その言葉を聞きモニカが驚く。
「えぇーっ!てかAIって何?」
「そこの知己ちゃんのことですよ。」
「へー」
「その別のモニカをこの世界で作ることができると言ったらどうする?」
「??」
「老後の楽しみとしては十分ですね・・・」
「ならタブレット端末に表示されているところに行ってみてくれ。」
「えぇ。」
「ついでにそこの人物に製造方法を教えといてくれればいいから」
先ほどからこの老婆は生き生きとしていた。
「わかりました・・・にしても長生きはするものですね。」
「そんなもんか?」
モニカはずっと不思議そうな顔をしていた。
「モニカも詳しい事はお婆ちゃんから聞くといいさ。」
「う、うん」
窓越しに外を見るとすっかり暗くなっていた。
「また学校でな。」
「う、うん。今日は・・・ありがと!」
「俺こそありがとな!」
俺の隣にいた、ムッツリ少女はいまいち状況を理解できてないでいた。
「おばあちゃん??」
老婆が驚きの言葉をつぶやく。
「コウさん、この本を書いたのは私だよ。」
俺は老婆がプログラミング経験者だと確信してある言葉をつぶやく。
「マジか・・・猫でも分からないんだが・・・。」
「そもそも教えるためじゃなくて同じ転生者を探すために書いたんだよ。」
「なるほどな・・・・であんたは何年から来たんだ?」
「2014年だよ。」
「え?俺も同じ年なんだが・・・どこで死んだんだ?」
「~県の~町の交差点だよ。」
「待て待て、その場所は・・・・」
そう会社の近く・・・俺が死んだ場所だ。
そして老婆が何かに感づいたように質問する。
「もしかして〇〇株式会社のコウさん?」
「は?なんで知ってるんだ?」
「××株式会社のチエミですよ。」
「なん・・だと!?」
なんと業務委託をお願いしていた会社の社員だったのである。
そしてチエミとは頻繁に起こるデスマーチを共に戦った仲であった。
「デスマーチ以来ですね。」
「はい。でもなんで・・・。」
「あなたが死んだって聞いてあの場所でお供えしてて、雷に打たれたみたいで・・・」
「マジか・・・」
老婆がまた泣きながらつぶやく。
「抱きしめても・・・いいですか?」
「はい。」
モニカは会話の内容が全く理解できずに、孫がお婆ちゃんに甘えるような場面をただただ見ていた。
「私コウさんのことが好きでした。今もきっと・・・」
チエミは泣き出す。
「そうだったんですか?」
「多分、覚えてないと思いますけどデスマーチが終わってみんなが死んだように寝てるときコウさんの頬にキスしたんですよ。」
ある日デスマーチ終わりにキスマークが頬についていたことを思い出す。
「あれってそういう事だったんですね、仲間からは虫刺されって馬鹿にされましたけど。」
「ふふっ。」
「おばあちゃん??」
どことなくモニカは前世のチエミにそっくりだ。
「おそらくモニカもコウさんのことが好きなんでしょうね。」
「そうみたいです・・・」
「もう。」
「女としては嫉妬しちゃいますけど祖母として応援しますよ。」
「は、はぁ・・・・」
色々と危ない孫なんで応援されると怖いんですけど・・・。
モニカが照れながらつぶやく。
「お、お婆ちゃん・・・・。二人は前世で仲の良い転生者だったの!?」
「だな」
「えぇ、恋人みたいなものでしたね」
「おい、前世で妻子持ちだったんだが・・・」
「ふふっ」
お婆ちゃんがお茶目なのは違和感があるが仕方ない。
「って事は?コウくんはおじいちゃん??」
「色々とややこしくなるからやめとけ・・・」
「そしてチエミさん、ファイナルエリクサーの製造方法だけど・・・」
「えぇ、コウさんになら教えても良さそうですね。製造するほど大量にいるのでしょう?」
「あぁ、奪取者のせいでな」
モニカとチエミは不思議そうな顔をして返答する。
「はて?奪取者とは?」
「奪取者??」
この言葉をきっかけにさらなる疑問が俺の脳裏に巡り始める。
前世以上にこの世界を生き、それなりに知識があるはずのチエミが奪取者に関して知らなかったのである。
「転生者の転生特典を奪って悪用する転生者のことなんだが・・・何も知らないのか?」
「はい、50年以上この世界で生きてきましたが初めて知りました。」
という事は最近になって奪取者が現れたってことになる。
俺はチエミのように時系列がズレて転生した者がいるということは、これまでに奪取者がいてもおかしくないと思っていた。
やはり困った時のアカネかもしれないな。
一応繋がりを作っておくか・・・・。
俺はタブレット端末を出し知己を呼び出す。
「知己、アカネとの連絡方法をチエミに教えてくれ。」
「はい、連絡方法を表示します。」
「コウさん!?それって・・・」
「あぁ、俺が昔開発していたAIだよ。」
「覚えていますとも、私もそれに憧れて作っていましたから・・・」
チエミは参考用に俺が渡した初期型知己のソースコードを元に自作のAIを作成していた。
「そういえば見せてもらったことがあったな・・・待てあのAIの名前って・・・」
「えぇ、モニカですよ・・・」
その言葉を聞きモニカが驚く。
「えぇーっ!てかAIって何?」
「そこの知己ちゃんのことですよ。」
「へー」
「その別のモニカをこの世界で作ることができると言ったらどうする?」
「??」
「老後の楽しみとしては十分ですね・・・」
「ならタブレット端末に表示されているところに行ってみてくれ。」
「えぇ。」
「ついでにそこの人物に製造方法を教えといてくれればいいから」
先ほどからこの老婆は生き生きとしていた。
「わかりました・・・にしても長生きはするものですね。」
「そんなもんか?」
モニカはずっと不思議そうな顔をしていた。
「モニカも詳しい事はお婆ちゃんから聞くといいさ。」
「う、うん」
窓越しに外を見るとすっかり暗くなっていた。
「また学校でな。」
「う、うん。今日は・・・ありがと!」
「俺こそありがとな!」
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