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亡国の姫君編
第57話 選択
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俺達は王城を案内されていた。
王城の廊下には茶色い焼き物の壺や何処かで見たような女性の絵画などの骨董品、きらびやかな甲冑、更には転生アイテムであると思われる不思議な形をした杖や宝石が、両脇に一定間隔で備え付けられた腰ほどの高さの大理石の柱の上に飾られていた。
少年たちはそんな左右をゆっくりと確認しながら王女と歩いていく。
男はそれを呆れるように赤く煌めく宝石の前で、立ち止まり見ていた。
「けっ・・・にしても大量だな、王女様・・・。」
「はい。全て一級品でして、一つの価値で言いますと屋敷ほどになりますね。」
「すげえな!」
昔に購入した屋敷が金貨400000枚、日本円にして40億の価値である。
そんな物がここの廊下だけであちこちに飾ってあるのだ、宝物庫を含めた城全体の価値というものは計り知れない。
それでも、ものひろいによって収集しているアイテムの総額の方が天文学的価値で圧倒しているのだろう。
そう考えると、この能力の性能は思っていたよりも凄まじく、願った本人が未だに使いこなせていない状況だ。
幼馴染のナシェは複数の金色の歯車が組み合わさりそれらが機械式時計のように回転している不思議な杖を見ていた。
彼女は動いているそれを夢中になって見つめて、目を輝かせながら手を近づける。
それを見ていたリンが慌てて止めに入る。
「ナシェさん、触ってはダメですよ。」
「わわっ!うん。」
「触っていただいても大丈夫ですよ。ただあの方のように持ち出すのはお止めください・・・」
王女の視線の先には飾ってあった拳程の宝石を袋に入れようとしているご機嫌そうな男の姿があった。
「けっ、バレないと思ったがダメかよ。」
その様子を見ていたモニカとロモが呆れていた。
「グラスさん!何やってるんですか!?」
「グラス坊・・・お前にゃぁ・・・・」
「俺はユリアの為にだな・・・。」
「没落して当然ですね・・・。」
「だな。」
「だにゃ。」
「お前ら・・・とガキ!!」
「その程度であれば、手付品として差し上げますよ。」
「あ?王女からすればその程度なのか。ならもらっておくぜ。」
男はその宝石を懐に忍ばせた。
「えぇ、我が国の危機を救ってもらうには些か安い気もしますが・・・。」
「ならもらっていくぜ!」
男は夢中になって付近にあったそれらを袋に詰め始めた。
「やはり、貴方様は興味が無いようですね。」
「あぁ。それにこんな所に特典アイテムは無いだろうしな。」
王女は少年の後ろに居た、少女に対して手を差し出す。
「お見通しですね・・・あぁ、それは差し上げます。」
少女はご機嫌な様子で歯車の組み合わさった杖を抱きしめていた。
「やったー!」
「ナシェ・・・。」
王女はなにか企むように考え込んだあと胸に手を当てながら口を開く。
「となると・・・後、差し出せるものがあるとすれば・・・・私ぐらいでしょうか?」
「おい」
「いらないにゃ!!ノーセンキューにゃ!」
「です!」
王女はわざとらしく手を当てながら驚いた。
「まぁ!残念です。」
「でも此処のものは王女さまが集めたのかにゃ?」
「えぇ、欲しいものは手に入れる性分でして・・・。それらが偶然一流、一級品と呼ばれるものだっただけのことです。」
「すごいにゃ」
「ものというか人もだろ・・・。」
「もちろんです。ふふっ、ますます欲しくなりますね・・・。」
「やめてくれ・・・。」
あらかたの物をつめ終えた男が袋を置いて壁にもたれ掛かりながら話しかける。
「でも、王女様よぉ。ちっとザルなんじゃねえか?」
「と言いますと?」
「こんなふうに価値とリスクが見合ってねえんだよ!!」
そう言いながら男は背中から鎚を振り下ろす。
一瞬の内に男は複数の騎士たちによって地面に押さえつけられていた。
「何っ!?」
「そうですね・・・今度から気をつけましょう。」
「けっ・・・。」
「本気でないことも分かっています。」
「お見通しかよ・・・。」
「ロモさん、見えましたか?」
「見えなかったにゃ・・・。」
男から騎士達がゆっくりと離れる。
「では、皆様のお部屋にご案内します。」
「じゃあ俺は、100年ぶりに街に繰り出してくるとするかぁ!」
王女の言葉を気にせずに男は袋を満足気に下げて王城の入り口へと向かっていく。
「ちょっと、グラスさん。」
「あ、モニカの嬢ちゃんも来るか?」
「違いますよ!」
獣人はその少女の手を握った。
「まぁ、あぁ言うやつにゃ。」
「コウ様はどうされますか?」
「俺は・・・・。」
その後、少年は用意された部屋の浴室で長旅の疲れを癒やしていた。
もちろん、この部屋も枕カバーから照明に至るまでのすべてが一級品であった。
この疲れは山を下り王国の跡地に入るまでに溜め込んだものではない。
アカシックレコードを使用してモニカが閉じ込められた空間に入る手段、時空の狭間に飛び込むため全力を尽くした結果でもあった。
・・・・・
静寂に包まれた街中で少年はタブレット端末を取り出す。
「知己、アカシックレコード起動!」
「すべての可能性からモニカ様をお助けする選択肢を抽出します。」
「頼むぞ知己・・・。」
「そうか、それにゃら!」
「モニカさんは大丈夫なのでしょうか。」
アカシックレコード・・・それは本来未来を完璧に予知するシステムである。
予知できるということは、取れる行動から好きな未来を選択できるということでもあった。
ハズレくじを当たりくじに変え、森羅万象を司る。ある種の願いを叶える事のできるシステムでもあるのだ。
完璧そうに見えるが欠点は以外にも多く、未来に干渉する以上はテウリアの奪取者が持っていた未来改変の影響を受け、取れる行動次第で制限される。
破壊と創造と対峙した時のように、同じシステムが重複使用された場合などにも干渉が発生するので使えない。
モニカを助けたいという願いが今取れる行動で実現可能かというのも、案外神のみぞ知るといったところだ。
無理と言われればそれまでで、今後少女と一切会えないだろう。
固唾を呑みながら、俺はタブレット端末を見ていた。
「コウ様、1分後にここから数百メートル離れた地下道の場所に1秒間、時空の歪が生じるので飛び込んでください。」
「来た!これでモニカは助かる!」
「1秒だけかにゃ!?」
「あぁ、だが選択されているということはそれに間に合うってことだ。」
「これがコウさんの力・・・・。」
「すごいね・・・。」
「殆どはアカネのおかげだがな・・・」
「さすが会長・・・」
「案内します。走ってください。」
「走るんですか!?コウさん、砂鉄の馬を・・・」
「あぁ・・・。」
「コウ様、それは使用しないでください。」
「まじか・・・。」
そこから数秒後には漆黒と悪臭の漂う地下道をロモを先頭に全力疾走していた。
ロモはナシェを抱えて、俺はリンと一緒に走っていた。
「すごい悪臭にゃ!!」
「ロモ、時間がない。突き当りを真っ直ぐだ。」
「わかったにゃ」
漆黒の地下道を獣人の光り輝く目だけを頼りに少年たちは走り続けている。
以外にも初めに音を上げたのは真面目そうな少女だった。
「はぁっ・・・、はぁっ・・・コウさん待ってください!」
少女が躓いて体勢を崩す。
「リン大丈夫か?」
「うぅ・・・。私は良いので・・・ってちょっと!?」
少年は少女を前に抱きかかえる。
「置いていくわけがないだろ・・・。って重い!?」
「はわわわ、その私もコウさんのように手や足に重りを付けてトレーニングしてて・・・。」
「そういうことか・・・。すまない。」
「いえ・・・・私の方こそ・・・。」
「リンが剣なら俺は盾だからな。」
少女は照れながらうつむいた。
「はい・・・。」
ロモの向かう先、地下道の突き当りの壁が黄色く輝き出す。
「あそこにゃね!」
「あぁ!」
獣人はその光に飛び込み姿が消える。
「間に合ったか!」
それを安堵した瞬間、俺の視界がゆっくりと下がり始める。
近くのレンガで足を引っ掛け、絡まってしまい躓いたのだ。
「コウさん!光が消えます!このままじゃ・・・。」
「あぁ、ギリギリ間に合うかな・・・。」
倒れながら俺は転置の杖を取り出した。
その杖をかざすと俺達は光の中、時空の歪にいた。
王城の廊下には茶色い焼き物の壺や何処かで見たような女性の絵画などの骨董品、きらびやかな甲冑、更には転生アイテムであると思われる不思議な形をした杖や宝石が、両脇に一定間隔で備え付けられた腰ほどの高さの大理石の柱の上に飾られていた。
少年たちはそんな左右をゆっくりと確認しながら王女と歩いていく。
男はそれを呆れるように赤く煌めく宝石の前で、立ち止まり見ていた。
「けっ・・・にしても大量だな、王女様・・・。」
「はい。全て一級品でして、一つの価値で言いますと屋敷ほどになりますね。」
「すげえな!」
昔に購入した屋敷が金貨400000枚、日本円にして40億の価値である。
そんな物がここの廊下だけであちこちに飾ってあるのだ、宝物庫を含めた城全体の価値というものは計り知れない。
それでも、ものひろいによって収集しているアイテムの総額の方が天文学的価値で圧倒しているのだろう。
そう考えると、この能力の性能は思っていたよりも凄まじく、願った本人が未だに使いこなせていない状況だ。
幼馴染のナシェは複数の金色の歯車が組み合わさりそれらが機械式時計のように回転している不思議な杖を見ていた。
彼女は動いているそれを夢中になって見つめて、目を輝かせながら手を近づける。
それを見ていたリンが慌てて止めに入る。
「ナシェさん、触ってはダメですよ。」
「わわっ!うん。」
「触っていただいても大丈夫ですよ。ただあの方のように持ち出すのはお止めください・・・」
王女の視線の先には飾ってあった拳程の宝石を袋に入れようとしているご機嫌そうな男の姿があった。
「けっ、バレないと思ったがダメかよ。」
その様子を見ていたモニカとロモが呆れていた。
「グラスさん!何やってるんですか!?」
「グラス坊・・・お前にゃぁ・・・・」
「俺はユリアの為にだな・・・。」
「没落して当然ですね・・・。」
「だな。」
「だにゃ。」
「お前ら・・・とガキ!!」
「その程度であれば、手付品として差し上げますよ。」
「あ?王女からすればその程度なのか。ならもらっておくぜ。」
男はその宝石を懐に忍ばせた。
「えぇ、我が国の危機を救ってもらうには些か安い気もしますが・・・。」
「ならもらっていくぜ!」
男は夢中になって付近にあったそれらを袋に詰め始めた。
「やはり、貴方様は興味が無いようですね。」
「あぁ。それにこんな所に特典アイテムは無いだろうしな。」
王女は少年の後ろに居た、少女に対して手を差し出す。
「お見通しですね・・・あぁ、それは差し上げます。」
少女はご機嫌な様子で歯車の組み合わさった杖を抱きしめていた。
「やったー!」
「ナシェ・・・。」
王女はなにか企むように考え込んだあと胸に手を当てながら口を開く。
「となると・・・後、差し出せるものがあるとすれば・・・・私ぐらいでしょうか?」
「おい」
「いらないにゃ!!ノーセンキューにゃ!」
「です!」
王女はわざとらしく手を当てながら驚いた。
「まぁ!残念です。」
「でも此処のものは王女さまが集めたのかにゃ?」
「えぇ、欲しいものは手に入れる性分でして・・・。それらが偶然一流、一級品と呼ばれるものだっただけのことです。」
「すごいにゃ」
「ものというか人もだろ・・・。」
「もちろんです。ふふっ、ますます欲しくなりますね・・・。」
「やめてくれ・・・。」
あらかたの物をつめ終えた男が袋を置いて壁にもたれ掛かりながら話しかける。
「でも、王女様よぉ。ちっとザルなんじゃねえか?」
「と言いますと?」
「こんなふうに価値とリスクが見合ってねえんだよ!!」
そう言いながら男は背中から鎚を振り下ろす。
一瞬の内に男は複数の騎士たちによって地面に押さえつけられていた。
「何っ!?」
「そうですね・・・今度から気をつけましょう。」
「けっ・・・。」
「本気でないことも分かっています。」
「お見通しかよ・・・。」
「ロモさん、見えましたか?」
「見えなかったにゃ・・・。」
男から騎士達がゆっくりと離れる。
「では、皆様のお部屋にご案内します。」
「じゃあ俺は、100年ぶりに街に繰り出してくるとするかぁ!」
王女の言葉を気にせずに男は袋を満足気に下げて王城の入り口へと向かっていく。
「ちょっと、グラスさん。」
「あ、モニカの嬢ちゃんも来るか?」
「違いますよ!」
獣人はその少女の手を握った。
「まぁ、あぁ言うやつにゃ。」
「コウ様はどうされますか?」
「俺は・・・・。」
その後、少年は用意された部屋の浴室で長旅の疲れを癒やしていた。
もちろん、この部屋も枕カバーから照明に至るまでのすべてが一級品であった。
この疲れは山を下り王国の跡地に入るまでに溜め込んだものではない。
アカシックレコードを使用してモニカが閉じ込められた空間に入る手段、時空の狭間に飛び込むため全力を尽くした結果でもあった。
・・・・・
静寂に包まれた街中で少年はタブレット端末を取り出す。
「知己、アカシックレコード起動!」
「すべての可能性からモニカ様をお助けする選択肢を抽出します。」
「頼むぞ知己・・・。」
「そうか、それにゃら!」
「モニカさんは大丈夫なのでしょうか。」
アカシックレコード・・・それは本来未来を完璧に予知するシステムである。
予知できるということは、取れる行動から好きな未来を選択できるということでもあった。
ハズレくじを当たりくじに変え、森羅万象を司る。ある種の願いを叶える事のできるシステムでもあるのだ。
完璧そうに見えるが欠点は以外にも多く、未来に干渉する以上はテウリアの奪取者が持っていた未来改変の影響を受け、取れる行動次第で制限される。
破壊と創造と対峙した時のように、同じシステムが重複使用された場合などにも干渉が発生するので使えない。
モニカを助けたいという願いが今取れる行動で実現可能かというのも、案外神のみぞ知るといったところだ。
無理と言われればそれまでで、今後少女と一切会えないだろう。
固唾を呑みながら、俺はタブレット端末を見ていた。
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「あぁ、だが選択されているということはそれに間に合うってことだ。」
「これがコウさんの力・・・・。」
「すごいね・・・。」
「殆どはアカネのおかげだがな・・・」
「さすが会長・・・」
「案内します。走ってください。」
「走るんですか!?コウさん、砂鉄の馬を・・・」
「あぁ・・・。」
「コウ様、それは使用しないでください。」
「まじか・・・。」
そこから数秒後には漆黒と悪臭の漂う地下道をロモを先頭に全力疾走していた。
ロモはナシェを抱えて、俺はリンと一緒に走っていた。
「すごい悪臭にゃ!!」
「ロモ、時間がない。突き当りを真っ直ぐだ。」
「わかったにゃ」
漆黒の地下道を獣人の光り輝く目だけを頼りに少年たちは走り続けている。
以外にも初めに音を上げたのは真面目そうな少女だった。
「はぁっ・・・、はぁっ・・・コウさん待ってください!」
少女が躓いて体勢を崩す。
「リン大丈夫か?」
「うぅ・・・。私は良いので・・・ってちょっと!?」
少年は少女を前に抱きかかえる。
「置いていくわけがないだろ・・・。って重い!?」
「はわわわ、その私もコウさんのように手や足に重りを付けてトレーニングしてて・・・。」
「そういうことか・・・。すまない。」
「いえ・・・・私の方こそ・・・。」
「リンが剣なら俺は盾だからな。」
少女は照れながらうつむいた。
「はい・・・。」
ロモの向かう先、地下道の突き当りの壁が黄色く輝き出す。
「あそこにゃね!」
「あぁ!」
獣人はその光に飛び込み姿が消える。
「間に合ったか!」
それを安堵した瞬間、俺の視界がゆっくりと下がり始める。
近くのレンガで足を引っ掛け、絡まってしまい躓いたのだ。
「コウさん!光が消えます!このままじゃ・・・。」
「あぁ、ギリギリ間に合うかな・・・。」
倒れながら俺は転置の杖を取り出した。
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