奴隷を飼いました。

まぐろ

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イチャつく

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「ご主人様天使くんばっかりぃいい!!僕にもお仕置きしてぇええ!!かまってぇえええ」

春紫苑がかまってちゃんと化している。
物凄く分かりやすく嫉妬している。

「春紫苑くん、」

「んはい!!!!」

呼ぶとものすごい勢いで飛びついてくる。

「お手。」

「わん!」

「おかわり」

「わん!!」

ふざけてこんな事をやってもちゃんとノッてくれるのが春紫苑のいいところだ。

「春紫苑くん服従のポーズして。」

「はい!」

春紫苑はごろんと寝っ転がり、お腹を晒す。
可愛いのでお腹を撫でてあげた。

「そういえばさぁ、春紫苑くんねこが遊ばれてるの見てもおちんちん立ってなかったよね。興奮しないの?」

そう聞いた瞬間、春紫苑は今までの甘えきった表情から一変し、冷めた表情になってしまった。

「え。なんでご主人様が僕じゃない子可愛がってんのみて興奮するの?ご主人様は僕だけ可愛がってくれたらいいのに。」

「あ…ごめんね、」

まさか春紫苑、メンヘラ系…?
病んでる系ショタとかド性癖なんだけど。
好き。

「ご主人様のすることは全部好き。痛い事も苦しい事も気持ちいい事も…ご主人様の全部が好き。僕のこと監禁して愛して欲しい…いや…僕がご主人様を監禁して一生一緒に遊びたい…」

なんてことだ。
監禁されたいなんて言われたらめっちゃ興奮する。
お腹を撫で撫でして、春紫苑に顔を近づける。
ねこは今日向ぼっこしてるからこっちには来ないだろう。

「春紫苑くん、頭も撫で撫でしてあげる。あと…」

ちゅっと春紫苑に口付けると、春紫苑が嬉しそうにする。
頭も角も撫でてあげた。

「ご主人様もっと角撫で撫でしてー!!」

春紫苑が抱きついてすりすりしてくる。

「可愛い淫魔だなぁほんとに…あ、そういえば…魔界のボスってなんのこと?」

「僕昔は地獄にいて、天使くんは魔界って呼んでるけど。僕ねー?そこで一番偉い悪魔だったのー!!」

「へぇ…いいの?こんな人間に飼われてて。」

「えへへ…僕ずーっと寂しかったから…今のほうが幸せ!ご主人様、僕が欲しかったもの全部くれたし…愛情も劣情も…ほかにもいっぱい!それにご主人様僕が壊れちゃったとき命がけで治してくれた…大好き!」

めっちゃ笑顔。
これは…漫画とかなら尊死してしまう…
ショタの笑顔プラス「大好き」なんて…過剰摂取で尊死してしまう。

「春紫苑くん、俺も大好きだよ。ありがとうね。」

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