ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第1章:広がりの章 〜運命の出会い〜

40 八重の涙

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翌日、駅にいくと既に由良が待っていた。予定より20分早く来たはずなのに、由良は既にいたのである。

「おまたせ、あれ10時だよね?」

「おはよう!中曽根さん、洋服かわいいね。そういえば、髪伸びてきたなーとこないだ嘉位の家で思っていたけど、髪のばしているの?」

!?気が付いている人も、いたのだ
「うん、バスケやめようと思い始めてからだから、秋くらいからかな、伸ばすことにしたの、変?」

「いや、俺は中曽根さん長い方が似合うと思うんだよね、かわいいよ!」



   ◇



私はは顔が真っ赤になり、由良はごく自然に、八重の手をとり、二人は手をつないで電車にのり

私のドキドキがとまらなかった。なんと自然に手をつないだのだ、初めてである、男性と手をつなぐのは
電車は目的のお台場に到着し、二人はそのまま映画を見た。
ラブストーリーもので、湯世曲折したが、最後はハッピーエンドになった。



   ◇



そのまま、食事に向かい、少し並んだが、由良の話が面白くて、退屈ということはまったくなかった。
食事を済ませてから、由良が別のところにいこうと、誘い、途中書籍店が目について、立ち寄った。

野球のコーナーには、一昨年前のU15代表の本があった。

そうだ、今世界一の人と一緒にいるのだ
「これ、由良、のっているね!天才バッテリーって由良と、香織の旦那が表紙!」

「お!まだおいてあるのだね、あれは号外的に出てすぐわすれさられるような、気もしていたが、まだ売っているんだ。この特集は見たことないな、ま!あとから出たものなのだろうね」

「え!由良もみていないの、これ私買っていいかな?」

「うん、でも中学のときだよ?」

とても珍しいモノということがわかり、嬉しくなって
「いいの、いいの!買ってくるね」



   ***



二人はそのまま光のアミューズメントに行った。


中に入ると、そこはまさに異世界、光のアート、鏡にもなっていて、綺麗であった。
由良は、どきっとした、あとしまった、と反省するところがあった。

「ごめん、選択をミスった、中曽根さん、下着見えちゃっている」

「あ、本当だ!はずかしいけど、由良なら良いよ」

由良は、びっくりた様子で、顔が真っ赤になった。クスクス。

照れている由良がかわいく見えてしまい
「由良、顔まっか、ねぇーねーぇ、うちらってさー周りからみるとデートしているように見えるのかな?」

「え、デートでしょう、どうみても、デート、それ以外になにがあるの?」



   ***



少し、移動して、人がすくないところに
私は、とても、どきどきしていた。
実直にデートという言葉を受けいれた、由良にたいして、由良の顔をみることにドキドキしたが、もう、思いはとまらなかった、玉砕覚悟で

「あのね、由良、わたしね、ずっと思っている人がいるの、その人と一緒に大学を出てプロになる、そうしたら、告白すると決めていたの」
「でもね、その夢はあきらめて、新しい夢が出来たの」
「わかる?」

私は、ドキドキと、今にも泣きそうな声で話しかけた
「由良、わたしね、中学のときから、ずっと、由良のことが、由良のユニークに!」

その時、
由良は私の唇に、
指でふれて、


それ以上は言わない

いうようなそぶりを見せた

私は、・・・ポロリと涙が、落ちた。ダメだったのだ、
わたし、
フラレちゃった。

がんばったのだけどな、ずっと、好きだったのに・・・。

あれだけかっこよくて、それも世界一。
思い出せば、ずっと由良を見ていたのだな。

そっか、
フラレちゃったんだ、わたし。

涙が、ぼろぼろ

落ちてきた。

我慢が
出来なかった。

はじめての告白であったと同時に、それは初めての失恋だと、思ったから
なおさら、この場から立ち去りたく、涙がぽたぽたと
ガラスの地面にぽつり、ぽつりと
フラれるって、こんなに苦しい事なのだね。



涙をこぼしている私を見ながら
「俺は、中学校に入って、一目みて、惚れてしまった人がいる。その人と生涯を共にしたいと、ずっと思っていた。」

もう、嫌になり、その場から逃げようと思った。フラれたのだから、もう、いいでしょう、もう、いい、もう良いのだ、その場から立ち去り、振り返ろうとしたときに
由良は私のケガをしていない手の方を優しく握り
私は、顔をあげて由良をみつめる

「その人は、部活に一生懸命で、俺は体育館によるたびに、その人を見つめていたのだ」
「その人の事がずっと好きだった、そして今でも、今はさらに」

私は、もう泣いていて、失恋の厳しさを知った。


由良は、私の顔を別の手で、やさしくほほをなぞり自分の顔にむけさせた
私は、どきっとした、由良の顔が近いのと、なんでと!!涙がとまらない

真剣な表情に変わり、顔を近づけて来た。
「ここからは、俺にいわせてください」
「俺は中学校で初めて、あなたを見てから、一目ぼれしました、そして今はそれ以上に中曽根さんが好きです。大好きです。」
「俺とお付き合いしてください」

私は、もう、何がなんだか、あふれるばかりの涙で、
私はは由良をみつめ、うなずき、そっと目を閉じた

由良も意をくんで、二人は唇を重ねた

私の涙はとまらない、とまるはずもない。
フラれたと、思っていたのに、由良がそう、わたしの事をわたしと同じようにずっと思ってくれていたなんて!

唇から少し放して

「わたしも由良が大好きです、宜しくお願いします」
私は涙がとまらず、再び唇を重ねた。

光のイルミネーションが意図的に、二人を照らすような演出をしていた。


まわりのお客様もこれは、何かの演出だと思い、
祝福の拍手を送ったのである。


二人は周りをみわたすと、視線が二人のもとにあつまっていることに、気が付いた

どうどうと、人前でキスをしていたのだから
二人は真っ赤になりつつも、軽くまわりの方やスタッフさんに頭をさげた。



帰りの電車も手をつないで
由良が、決めていたこともあり
「八重と呼んでいいよね?」

私はは由良によりかかって
「もちろん、わたしだけの由良!大好きです」

素直に、あらためて、気持ちを伝え
明日は、日曜日、デートをする約束をした。

由良は八重の家まで送ってから、自宅にもどった。外はまっくらであった。



   ***



帰宅し、部屋にもどると
由良は、

「よっしゃーーーーーーーーーー!!!!!!」

大きな、声、
いや雄たけびを、あげた!


翌日は由良と私は水族館に行き、いちゃつきながらも、熱いキスをかわした。



   ***



帰宅後、
嘉位にSNSで連絡し
嘉位からは、「おめでとう!バレンタインデーくらいまではかかると思っていたが、それより早くて驚いたが、ついにやったな!うれしいよ」
的な返信があり

つづけて、
「明日監督に話すのだけど、そのなかの1つに、3月、俺と香織、由良と八重さん、4人で甲子園視察、長期お泊り旅行な!いくぞ!」

由良は嘉位に、ありがとう と 同時に、まじかい!お泊り!すげーことを軽くあっさり、考えるな、流石嘉位だぜ。
感謝しなくては!
「では、明日学校で!」
そう、返信した



   ◇



一方で八重も香織にSNSで連絡をいれつづけるものの、なんの返信も香織からはなかった・・・。
色々話したかったのにー。


金曜日からの出来事が急すぎて、思い出すだけでドキドキしていた。
早く由良に会いたい、会いたい。
そう思い、いつのまにか寝ていたのであった。

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