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42 ダンスパーティー2
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パーティーが行われているホールでは緩かに音楽がなり集まった生徒はそれぞれパートナーや友達と楽しそうに過ごしている。
シルヴィ達も作戦通りギリギリに会場に入る予定をしていた。
作戦と言っても絶対にシルヴィを一人にしないと言う簡単なものなので基本五人でいれば問題ないはずだ。
シルヴィがひとつ気になっていたのはリオネルがローズを誘ったかどうかだった。
──私のせいだけど…リオネルにはローズと楽しんでもらいたい!ちゃんと誘えたのかな…
シルヴィはリオネルの袖を引っ張りコソコソと聞く。
「ローズをダンスに誘った?」
「お前は…今それを気にしてる場合か?」
「今しかないでしょ!私が悪いのは分かっているけどリオネルにもローズにも幸せになって欲しいし」
ふっとリオネルは笑いシルヴィを見た。
「気にしなくていいよ。元々無理な話で…」
「行動起こす前から諦めてどうするの!お願いリオネル!!作戦とか関係なく、正式にローズに申し込んで!」
「シルヴィ…」
リオネルはガシガシと頭をかいて下を見たまま動かずにいた。
しばらくはそのままだったが、顔を上げ少し前にいるローズの元に歩き始める。
シルヴィはアランとマルクを呼び少し二人と距離をとった。
「ローズ様」
「はい」
会場入口でローズの横に立ち、すっと手を差し出す。ローズが少し驚いてリオネルを見上げるとまっすぐ目が合う。
「シルヴィの事があるからではなく、私のパートナーとしてこのパーティーに参加してくれませんか?」
「え?」
「私はローズ様と踊りたいのです。良ければ手を取って頂けますか?」
シルヴィを一人にさせない様に必然的にペアを組むと思っていた為、リオネルから改めて誘われローズは顔を真っ赤にしていた。
「ローズ様?」
ローズはそっとリオネルの手に自分の手を重ね小さい声で答えた。
「よろしくお願いいたします」
リオネルは受けてもらえると思っていなかったので驚きながらもすぐに笑顔でローズを見つめる。
後ろからその様子を見ていたシルヴィは思わずガッツポーズを取りそうになったのを押さえた。
──良かったー!!
嬉しそうにはしゃいでいるシルヴィを見てアランはため息を吐く。
「シルヴィ…分かっているの?ここからは気を引き締めてよ」
「当然でしょ。あの二人が踊っているところ見れたらすぐに戻るから」
「僕と一曲は踊ってよ」
「マルク様?」
「マルク様…それは」
アランが少しムッとしながら言おうとするのを被せるようにマルクが話し出す。
「僕さ今日ほとんど裏方で頑張ったのに、何もご褒美もないしね…」
「本当なら誰か誘って最後楽しむつもりだったのも…今この状況だし」
「僕にも楽しませてよ」
イタズラっ子の様に笑うマルクに、巻き込んでしまった罪悪感もある。
「私でいいのでしたら大丈夫ですけど、本当に私でいいのですか?」
「シルヴィ!!」
「君がいいんだよ」
マルクがくすっと笑いながら言った。
アランは少しマルクを睨みながら仕方がないと諦めふーと息を吐いた。
「僕が踊った後にしてください」
マルクがそんなアランを見て声をあげて笑った。
シルヴィ達も作戦通りギリギリに会場に入る予定をしていた。
作戦と言っても絶対にシルヴィを一人にしないと言う簡単なものなので基本五人でいれば問題ないはずだ。
シルヴィがひとつ気になっていたのはリオネルがローズを誘ったかどうかだった。
──私のせいだけど…リオネルにはローズと楽しんでもらいたい!ちゃんと誘えたのかな…
シルヴィはリオネルの袖を引っ張りコソコソと聞く。
「ローズをダンスに誘った?」
「お前は…今それを気にしてる場合か?」
「今しかないでしょ!私が悪いのは分かっているけどリオネルにもローズにも幸せになって欲しいし」
ふっとリオネルは笑いシルヴィを見た。
「気にしなくていいよ。元々無理な話で…」
「行動起こす前から諦めてどうするの!お願いリオネル!!作戦とか関係なく、正式にローズに申し込んで!」
「シルヴィ…」
リオネルはガシガシと頭をかいて下を見たまま動かずにいた。
しばらくはそのままだったが、顔を上げ少し前にいるローズの元に歩き始める。
シルヴィはアランとマルクを呼び少し二人と距離をとった。
「ローズ様」
「はい」
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「え?」
「私はローズ様と踊りたいのです。良ければ手を取って頂けますか?」
シルヴィを一人にさせない様に必然的にペアを組むと思っていた為、リオネルから改めて誘われローズは顔を真っ赤にしていた。
「ローズ様?」
ローズはそっとリオネルの手に自分の手を重ね小さい声で答えた。
「よろしくお願いいたします」
リオネルは受けてもらえると思っていなかったので驚きながらもすぐに笑顔でローズを見つめる。
後ろからその様子を見ていたシルヴィは思わずガッツポーズを取りそうになったのを押さえた。
──良かったー!!
嬉しそうにはしゃいでいるシルヴィを見てアランはため息を吐く。
「シルヴィ…分かっているの?ここからは気を引き締めてよ」
「当然でしょ。あの二人が踊っているところ見れたらすぐに戻るから」
「僕と一曲は踊ってよ」
「マルク様?」
「マルク様…それは」
アランが少しムッとしながら言おうとするのを被せるようにマルクが話し出す。
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「本当なら誰か誘って最後楽しむつもりだったのも…今この状況だし」
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「シルヴィ!!」
「君がいいんだよ」
マルクがくすっと笑いながら言った。
アランは少しマルクを睨みながら仕方がないと諦めふーと息を吐いた。
「僕が踊った後にしてください」
マルクがそんなアランを見て声をあげて笑った。
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