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風の列車
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機械の声
「pattern イチ・ゼロ・ヨン」
風の列車は一時 形為し ヒト影のないフォームに
壊れたように沈む
僕は木陰に紛れる鷹の影のようになって
列車に乗り込む
どこから現れたのか
ヒトの一団 ガサゴソガサゴソ
やってきて
我が物顔で列車に乗り込む
さて列車
重い身体を引いて擦って
ばたばた動き出せば
形を失い風となり
飛んで翔ける
誰もがそれに乗るわけでなく
ただ 知るもののみ 風の列車に
身を委ねる
ほとんどヒトを 重力格子の掛かった
鉄の列車に残して
風の列車は浮かび上がる
鉄の鼻先飛び抜けて
透明に翔ける 幽霊列車 霊能の列車
置いてけ 置いてけ
鉄列車
いよいよ重い物理より幽体離脱し
ツバメのように大地の肌を掠めて走る
往け往け 往け往け
風列車
その有機硝子の窓に
硝子細工の世界を見せて
往け往け 往け往け
獣に産まれず ヒトになれぬ
悲しき定めを労うように
どうか どうか
こんな惨めな不定形な
身体とこころを持つ僕のため
幽霊列車よ
どこにもない空を走ってくれ
「pattern イチ・ゼロ・ヨン」
風の列車は一時 形為し ヒト影のないフォームに
壊れたように沈む
僕は木陰に紛れる鷹の影のようになって
列車に乗り込む
どこから現れたのか
ヒトの一団 ガサゴソガサゴソ
やってきて
我が物顔で列車に乗り込む
さて列車
重い身体を引いて擦って
ばたばた動き出せば
形を失い風となり
飛んで翔ける
誰もがそれに乗るわけでなく
ただ 知るもののみ 風の列車に
身を委ねる
ほとんどヒトを 重力格子の掛かった
鉄の列車に残して
風の列車は浮かび上がる
鉄の鼻先飛び抜けて
透明に翔ける 幽霊列車 霊能の列車
置いてけ 置いてけ
鉄列車
いよいよ重い物理より幽体離脱し
ツバメのように大地の肌を掠めて走る
往け往け 往け往け
風列車
その有機硝子の窓に
硝子細工の世界を見せて
往け往け 往け往け
獣に産まれず ヒトになれぬ
悲しき定めを労うように
どうか どうか
こんな惨めな不定形な
身体とこころを持つ僕のため
幽霊列車よ
どこにもない空を走ってくれ
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