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戦後編・選択の時代
戦後編・選択の時代・参・第91章・帰国
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戦後処理で問題と成ったのは
軍備の維持費
既に各国は財政破綻寸前の状態で
米国や日本も例外ではない
既に核兵器が指向性兵器の前に
無用の長物と化し
核ミサイル搭載の潜水艦は
どの国も全て退役が決まり
ICBMも廃棄を待つていた
米国が世界に誇った空母艦隊も
最新型の3隻を残して
全て解体される
残された空母も退役後に
新造艦を作る予定は無い
空母は小型の強襲揚陸艦2隻体制で残し
新造艦も建造するが
2隻体制はいずれ1隻体制に移行する予定
その為海軍の戦闘機は
F-35Bタイプだけになる
空軍は大戦中多くのパイロットと
最新鋭の航空機を失い
大戦後期に登場した
空中空母と無人戦闘機の組み合わせで
大戦を乗り切った
一機数百億の戦闘機も
何年も掛けたパイロットの育成を
必要としないシステムに移行し
空軍も有人戦闘機の開発は中止され
戦後有人戦闘機は廃棄処分とされた
だが空中空母自体は有人機であり
維持費が掛かり廃棄処分の対象とされたが
宇宙軍とNASAから
宇宙開発に必要とされ
廃棄は一時凍結とされた
陸軍は最新鋭の戦車とエアータンク以外の戦闘車両は
すべて廃棄された
輸送車は各国から戦後復興に必要とされ
必要量以外はすべて連合軍各国に譲り渡された
戦後処理が進む中
経済は中国が崩壊した今インド東南アジアに移り
米国と日本は軍事面では
世界第一位と第三位の地位に居たが
海外の資産を含め
全て使い果たし金融支援を受けるほどになっていた
台湾は大戦当初中国軍に占領され
軍の一部が日本に亡命
その後連合軍の一員として
北中国侵攻作戦に参加
戦後は中国軍台湾侵攻作戦と
連合軍の台湾上陸作戦の
二度に渡る軍事作戦で
荒廃した祖国の再建の為に
ファン・ホ少尉は台湾に戻って来た
旧友達との再会と
戦友の戦死を知らされ
酒場で亡くなった者達を思い
涙と昔話に時間を忘れ酒を酌み交わした
会計の時15名様合わせた料金は・・・
そう言われいや俺達は10名だけど
(でも確かに15名居ましたが)
ファン・ホはハッとして
テーブルを見ると
確かに15名分のコップが置かれていた
『あいつら来ていたのか・・・』
外を見ると蛍が舞っていた
翌日ファン・ホ少尉は3年ぶりに我が家に帰る
門を開けると
母親が居た
白髪が増え皺が深くなっていたが
間違いなく母親が立っていた
母は両手を高く上げ
涙目で息子を抱きしめた
「ああ・・・良く無事で・・・」
『心配掛けてごめんよ』
「いいんだよ無事に帰ってきてくれた
母さんはそれだけで十分だよ」
《おばあちゃんその人だーれ?》
ファン・ホは振り返る
「ミュウこの人はあんたの
お父さんだよ」
そこには3年前はまだ1歳だった
自分の娘が居た
『ミュウかい?』
《うん》
ファン・ホは娘を抱き上げ
帰って来たんだと心の底から思った
その晩は友人親戚などが集まり
大宴会と成った
酒も十分に飲み酔いが回った頃
旧友がファン・ホに
【戦争は終ったが台湾は
これからどうなるんだ?】
『戦後復興の事か?』
【いやいや独立の事さ】
『それなら台湾は独立国家として
連合国からも
北中国も南中国も認めている
独立は出来る』
【そうじゃないんだ
今台湾には連合軍の
日本軍が駐留しているが
いずれ日本軍は本国に帰る】
『1年後を目処に帰るそうだ』
【その後はどうなる
誰がこの国を守るんだ?
この先中国が南北を統一して
台湾に軍事侵攻して来たら
守りきれるのか?】
『無理だ核兵器が無力化した今
通常戦力の戦いになる
とても守りきれん
だから今の内に南北どちらかに付くと言うのか』
〈とんでもない
台湾を占領した中国軍は
俺達の台湾から何もかも奪って行った
金も物も女も同じ人間のやる事じゃない〉
嗚咽を漏らしながらすすり泣く
『米国は軍備を大幅に縮小する
何か在っても助けてはくれん』
【もう一つ在るだろう】
『日本か・・・』
【そうだ日本が駐留して1年
確かに事件が数件在ったが
強盗事件を起こした者は
銃殺刑だ】
〈中国軍が占領していた時代は
訴えた方が殺された〉
【日本軍が上陸して
一番最初に始めたのは
水と食料の配給と
野戦病院を作り
インフラの復旧】
〈中国軍が始めたのは
若い者を徴兵して
大陸に送り込んだ
拒否する者は
家族も含め
強制収容所に送り
大勢の者が亡くなった〉
【大陸の人間は俺達を
同胞などとこれっぽっちも
思って居ない】
ファン・ホンは目を瞑り
大きなため息をつき
『これはまだ外部には漏らしては
いけない事なんだが
台湾政府が内々に日本との併合を申し出たが
断られたそうだ』
【え・・・】
『諦めるしか無い』
だがインドと南中国の対立が
台湾の運命を変えようとしていた
軍備の維持費
既に各国は財政破綻寸前の状態で
米国や日本も例外ではない
既に核兵器が指向性兵器の前に
無用の長物と化し
核ミサイル搭載の潜水艦は
どの国も全て退役が決まり
ICBMも廃棄を待つていた
米国が世界に誇った空母艦隊も
最新型の3隻を残して
全て解体される
残された空母も退役後に
新造艦を作る予定は無い
空母は小型の強襲揚陸艦2隻体制で残し
新造艦も建造するが
2隻体制はいずれ1隻体制に移行する予定
その為海軍の戦闘機は
F-35Bタイプだけになる
空軍は大戦中多くのパイロットと
最新鋭の航空機を失い
大戦後期に登場した
空中空母と無人戦闘機の組み合わせで
大戦を乗り切った
一機数百億の戦闘機も
何年も掛けたパイロットの育成を
必要としないシステムに移行し
空軍も有人戦闘機の開発は中止され
戦後有人戦闘機は廃棄処分とされた
だが空中空母自体は有人機であり
維持費が掛かり廃棄処分の対象とされたが
宇宙軍とNASAから
宇宙開発に必要とされ
廃棄は一時凍結とされた
陸軍は最新鋭の戦車とエアータンク以外の戦闘車両は
すべて廃棄された
輸送車は各国から戦後復興に必要とされ
必要量以外はすべて連合軍各国に譲り渡された
戦後処理が進む中
経済は中国が崩壊した今インド東南アジアに移り
米国と日本は軍事面では
世界第一位と第三位の地位に居たが
海外の資産を含め
全て使い果たし金融支援を受けるほどになっていた
台湾は大戦当初中国軍に占領され
軍の一部が日本に亡命
その後連合軍の一員として
北中国侵攻作戦に参加
戦後は中国軍台湾侵攻作戦と
連合軍の台湾上陸作戦の
二度に渡る軍事作戦で
荒廃した祖国の再建の為に
ファン・ホ少尉は台湾に戻って来た
旧友達との再会と
戦友の戦死を知らされ
酒場で亡くなった者達を思い
涙と昔話に時間を忘れ酒を酌み交わした
会計の時15名様合わせた料金は・・・
そう言われいや俺達は10名だけど
(でも確かに15名居ましたが)
ファン・ホはハッとして
テーブルを見ると
確かに15名分のコップが置かれていた
『あいつら来ていたのか・・・』
外を見ると蛍が舞っていた
翌日ファン・ホ少尉は3年ぶりに我が家に帰る
門を開けると
母親が居た
白髪が増え皺が深くなっていたが
間違いなく母親が立っていた
母は両手を高く上げ
涙目で息子を抱きしめた
「ああ・・・良く無事で・・・」
『心配掛けてごめんよ』
「いいんだよ無事に帰ってきてくれた
母さんはそれだけで十分だよ」
《おばあちゃんその人だーれ?》
ファン・ホは振り返る
「ミュウこの人はあんたの
お父さんだよ」
そこには3年前はまだ1歳だった
自分の娘が居た
『ミュウかい?』
《うん》
ファン・ホは娘を抱き上げ
帰って来たんだと心の底から思った
その晩は友人親戚などが集まり
大宴会と成った
酒も十分に飲み酔いが回った頃
旧友がファン・ホに
【戦争は終ったが台湾は
これからどうなるんだ?】
『戦後復興の事か?』
【いやいや独立の事さ】
『それなら台湾は独立国家として
連合国からも
北中国も南中国も認めている
独立は出来る』
【そうじゃないんだ
今台湾には連合軍の
日本軍が駐留しているが
いずれ日本軍は本国に帰る】
『1年後を目処に帰るそうだ』
【その後はどうなる
誰がこの国を守るんだ?
この先中国が南北を統一して
台湾に軍事侵攻して来たら
守りきれるのか?】
『無理だ核兵器が無力化した今
通常戦力の戦いになる
とても守りきれん
だから今の内に南北どちらかに付くと言うのか』
〈とんでもない
台湾を占領した中国軍は
俺達の台湾から何もかも奪って行った
金も物も女も同じ人間のやる事じゃない〉
嗚咽を漏らしながらすすり泣く
『米国は軍備を大幅に縮小する
何か在っても助けてはくれん』
【もう一つ在るだろう】
『日本か・・・』
【そうだ日本が駐留して1年
確かに事件が数件在ったが
強盗事件を起こした者は
銃殺刑だ】
〈中国軍が占領していた時代は
訴えた方が殺された〉
【日本軍が上陸して
一番最初に始めたのは
水と食料の配給と
野戦病院を作り
インフラの復旧】
〈中国軍が始めたのは
若い者を徴兵して
大陸に送り込んだ
拒否する者は
家族も含め
強制収容所に送り
大勢の者が亡くなった〉
【大陸の人間は俺達を
同胞などとこれっぽっちも
思って居ない】
ファン・ホンは目を瞑り
大きなため息をつき
『これはまだ外部には漏らしては
いけない事なんだが
台湾政府が内々に日本との併合を申し出たが
断られたそうだ』
【え・・・】
『諦めるしか無い』
だがインドと南中国の対立が
台湾の運命を変えようとしていた
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昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
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殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
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