第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI

パラレル・タイム

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太陽系の夜明け・移民の時代

太陽系の夜明け・移民の時代・士・第221章・シャドー・ファースト・レディーの野望

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陰の政府の閣僚会議が終わるが

現大統領の息子で

第一監視艦隊司令官のWが父親に話があると持ち掛けるが

父親は第一監察官のRと会議での詳細を

詳しく聞きたいと息子には悪いがこの次にと断る

父親が会議場から大統領執務室に移り

残されたWを見つめる男達がいた

Wはシャドー・ファーストレディである

母親の下へ出向く

たわいのない話をして帰る息子の後姿を見て

母親は夫である大統領の側近に息子について連絡を取るが

側に居た大統領に今は大事な話の最中と止められ

側近との話を打ち切られた

シャドー・ファーストレディーは

自分に付の護衛兼連絡員に

今影の大統領の取り巻きについて聞き質した

現在前大統領の御子息のR様が

現大統領最も信頼する側近として

閣僚の方々の信頼を受け事実上太陽系大戦計画を進めています

以前お子様のW様は大統領閣下の側近として

働かれていましたが

不慣れな事もあり

計画が数年遅れました

その後R様が閣議に加わり

僅か1年で計画を元に戻した実績で

大統領閣下の信頼を勝ち取り

逆にW様は第1監視艦隊の司令官になりましたが

事実上の左遷扱いである事は誰もが承知しています

それでも戦争を勝ち抜けさえすれば

次の陰の大統領は自分の息子と思い込んでいる

シャドー・ファーストレディーに対して

それが影の大統領はR様を次の大統領にと

考えて居るともっぱらの噂と伝えると

シャド-・ファーストレディーは激怒した

陰の政府の大統領は世襲制ではないが

先代の大統領が副大統領として事実上陰の政府を仕切っている場合のみ

息子を次期大統領にする事が出来る

シャドー・ファーストレディーは

自分の息子が次期大統領と信じていた分

怒りはすさまじかった

しかしすべての者がR様を支持している訳ではありません

もう一人の側近の言葉に

誰が?

と問い正す不敵な笑みを浮かべながら

彼女の家は代々陰の政府のメンバーの重責を担っており

夫である陰の政府の大統領は彼女の父親に一人娘の婿養子として

彼女の家に入る

彼が陰の大統領にこれ程早く就任出来たのは

陰の政府の閣僚の多くが彼女が幼い頃からの顔見知りで

彼女のロビー活動の成果とも言え

陰の大統領は妻に頭が上がらなかった

そしてRに対して嫌悪感を持つのには理由がある

結婚前彼女は今は亡きRの父親に恋をしていた

其処にRの母親が現れ結婚し彼女の恋は終わった

Rは母親に生き写しで話し方も同じ

先にRの父親が陰の政府の大統領になり

自分の夫は長年副大統領の地位に甘んじて来た

このままでは夫は大統領に成れない処か

Rが次の大統領になり

息子のWが陰の大統領に成るのは絶望だと思っていた所に

前大統領が行方不明になり

夫が陰の大統領に就任し

息子のWにも大統領の道が開けたと言うのに

夫は自分の息子ではなく

あの女の子供であるRを大統領の座を譲ろうとしていた

Rが優秀なのは分かって居たが

あの女の子供

それが許せなかった

彼女はRに反感を持つ者達を密かに集めた

彼らからの指摘は

W様がR以上の手柄を立てない限り

次の大統領の道は開けないと

思案にあぐねた彼女に一人の科学者が紹介された

科学者は火星に足りない月を人工的に作り上げる

プロジェクトを進言するが

莫大な資金と

全地球艦隊と同じだけの鉱物資源を必要とする為

宇宙艦隊再建が優先され

計画は延期となる

戦争に勝ち地球圏の人類が火星に移住

地球圏のコロニーは空き家状態になり更に

敗北した日本圏や火星圏そして開拓地の3つの惑星圏の

住民を金星の地下都市に移住させれば

これらのコロニーも空き家状態になり

火星の衛星軌道を回る第二の月に

必要な鉱物資源が手に入る

おそらくそれらを指揮するのは

Rに成り次期大統領への道は約束される事になる

だが戦争開始前にWがこれらの計画に

責任者として着手し

戦争終結後第2の月を完成すれば

Wの次期大統領への道は開かれる

だがその為には現在火星を支配している

火星政府から地球に対して

第二の月の建造を持ち掛けてもらわねば

計画は進まない

もう一つは地球側の責任者としてWを

火星政府に指名してもらう事が最も重要であり

その為に最高機密とされている

第2の月の計画書を

火星政府の信用出来る人物に渡す事を

シャドー・ファース・トレディーは決める

半年後火星政府と地球政府との定期連絡会議場で

突然火星から第2の月の建造が依頼され

その責任者としてWが指名された

戦争開始まであと2年半に迫っていた
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