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太陽系の夜明け・移民の時代
太陽系の夜明け・移民の時代・士・第216章・明日の栄華夕べの躯
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地球に残された地下シェルターに
博物館美術品や絵画ではなく
電子計算機コンピューターが展示されている
陰の政府前大統領である前当主の個人的な博物館
一般にはその存在は知られていない
陰の政府のメンバーでさえも
知る者はわずか数名
展示されているコンピューターの大半が日本製
20世紀末まで現在全世界で普及している
パーソナルコンピューター
通称パソコンの開発は日本が進め
年代表記は西暦ではなく
昭和の元号が使われていた
それは2000年問題と同じ
問題が危惧されていた
次期当主は博物館を案内され一通り見て回り
管理人に質問した
展示しているコンピューターが2台だけ無いがどうして?
在る方に求められ先代御当主と先々代御当主が
お譲りになられました
2度にわたり・・・
いつ頃の事ですか?
最初は1975年次は2025年です
50年も開きがある
相手は何処の誰と誰か分かりますか
リオン・カトーとおっしゃる方です
もう一人の方は?
同じ方です
そうですか先々代の時から50年
かなりのご高齢ですね
それが私がお会いした方は
若い方でした
同姓同名の方か息子さんでは?
若い頃先代御当主がその方とお会いしていた様で
間違いなく同一人物と思われます
ただ1975年当時の管理人は
別の方でそれ以上の事は分かりません
不思議な話ですね・・・
処でこの博物館は何時この地下シェルターに移されたのですか
1950年代にこの地下シェルターの設計段階から
この博物館は置かれる事が決まっていました
先々代はそれ程コンピューターの収集に
熱意を持っていたのですね
いえ私が知る限り先々代は
コンピューターについて
詳しい事はご存じなかった様で
ではどうしてこのシェルターに博物館を作られたのか
私が先代の管理人からお聞きした限り
第二次世界大戦中にお知り合いになられた方から
この博物館の設置を進められたと聞いています
その話を聞き次期当主は奇異に思われた
第二次世界大戦中に当時は電子計算機と呼ばれた
コンピューターは軍事用の機械に過ぎず
博物館に展示する様物では無かった
博物館の展示施設には何百ものコンピューターが並が
展示スペースは計画当初と変えていない
まるでコンピューターが軍事用から民間様に
普及する事を見越していた様に
この博物館が出来た時に一度だけご見学に来て
何よりもこの施設が巨大地震と津波に耐えられるかとても気にし
この施設の維持管理にいくら使っても構わないと
仰っていた居たと先代の管理人から聞き及んでいます
本日のご来館はこの施設の閉鎖の為とお聞きしています
現在の地球の激変でこの施設の修理維持費は莫大な金額になっています
長年この施設を維持してきた者達も閉鎖の覚悟は出来ています
次期当主は空いている展示スペースを見て聞いた
この展示されていないスペースは
今展示されているスペースより広いが?
これはこれから発売されるコンピューターを展示する予定です
それも当初の計画から決まっていたと聞いています
それを聞いた
次期当主はこれからもこの博物館の管理を我が財団が在る限り
維持していきたいと告げ太平洋へと向かう
陰の政府を20年に渡り穏健派が支配してきたが
冥王星の彼方の準惑星圏で発見された第2の地球に
本拠地を築くために移民を行うが
外宇宙から移動する恒星の引力に引かれ
移住者を乗せたまま第2の地球は
カイパーベルトを突き抜け宇宙の彼方に消えた
全世界はパニックに陥る
それは世界を裏から支配し大富豪達の多くが
メンバーとなっている
陰の政府も別の意味で大混乱に陥る
穏健派のメンバーが第2の地球と共に行方不明になり穏健派は
全体の3分の1に減り
それまで20年に渡り少数派に甘んじて来た
地球圏に残っていた急進派が半数以上を占め
陰の政府の意思決定は急進派が進める事になるが
たとえ影の政府のトップを急進派が占めても
20年に渡り穏健派が作り上げた組織を
急進派が命令しても思い通りには動かず
今や少数派の穏健派の意見を取り入れなければ
陰の組織を動かす事は出来ない
そこで穏健派の中でも最も大きな組織を持ち
前当主が影の政府の大統領で
次期当主に就任する穏健派の若きリーダーに目を付け
急進派への鞍替えを求められた次期当主は
前当主の側近から父親がこれまで人類の危機を幾度となく救って来た事を聞き
自分も父親と同じ道を歩む事を決め
穏健派から急進派へと鞍替えした次期当主に与えられた
最初の仕事は第2の地球を連れ去った
動く恒星の調査
急進派が穏健派の残党を組織を動かす為の
潤滑油としての役割だけを求め
陰の政府の中枢部から厄介払いされたが
その分自由に忌まわしい動く恒星の調査の為に動く事が出来た
次期当主自身父親を連れ去った動く恒星について調べたかった
陰の政府が太古から引き継いでいる
太陽系の情報を急進派が就任した新大統領の許可を得て
アクセスする事に成功しそこから得た情報と
前当主が第2の地球の地下遺跡で調べた情報を
合わせて動く恒星に関する情報が分かった
だが詳しい情報を得るには
第2の地球の遺跡を調べる必要が在ったが
それは不可能
だが第2の地球で見つけた情報の中に
地球の地図が見つかる
その場所は太平洋の海底
本来なら高水圧化で調査は不可能だが
今地球は地軸が大きく傾き更に
地球を回る月の軌道が不安定になり
潮汐で海水が大きく移動して太平洋の海底が現れていた
ユーラシア大陸の海岸線は大きく日本列島を超えて太平洋の半分にまで伸び
黄河はかつて流れていたと思われる川の流れを海底に眠っていた
古代遺跡の大都市が在る河口部まで流れていた
衛星軌道から見た海岸線が伸びた地形の地図が
太陽系最果ての場所に在った第2の地球の地下遺跡から見つかった物と一致した
次のポールシフトが起これば古代遺跡は再び海の底に沈む
次期当主は危険極まりない海水が引いた海底の古代遺跡へと向かう
この古代遺跡への調査隊は過去何度も行われたが
遺跡に近づく航空機や船舶や車両は謎の故障で
調査を断念していた
今回は衛星軌道から次期当主は大気圏突入カプセルに乗り込み
遺跡の中心部に降下する
この調査が次期当主に取り過酷な運命をもたらすとは
この時次期当主自身も考えていなかった
博物館美術品や絵画ではなく
電子計算機コンピューターが展示されている
陰の政府前大統領である前当主の個人的な博物館
一般にはその存在は知られていない
陰の政府のメンバーでさえも
知る者はわずか数名
展示されているコンピューターの大半が日本製
20世紀末まで現在全世界で普及している
パーソナルコンピューター
通称パソコンの開発は日本が進め
年代表記は西暦ではなく
昭和の元号が使われていた
それは2000年問題と同じ
問題が危惧されていた
次期当主は博物館を案内され一通り見て回り
管理人に質問した
展示しているコンピューターが2台だけ無いがどうして?
在る方に求められ先代御当主と先々代御当主が
お譲りになられました
2度にわたり・・・
いつ頃の事ですか?
最初は1975年次は2025年です
50年も開きがある
相手は何処の誰と誰か分かりますか
リオン・カトーとおっしゃる方です
もう一人の方は?
同じ方です
そうですか先々代の時から50年
かなりのご高齢ですね
それが私がお会いした方は
若い方でした
同姓同名の方か息子さんでは?
若い頃先代御当主がその方とお会いしていた様で
間違いなく同一人物と思われます
ただ1975年当時の管理人は
別の方でそれ以上の事は分かりません
不思議な話ですね・・・
処でこの博物館は何時この地下シェルターに移されたのですか
1950年代にこの地下シェルターの設計段階から
この博物館は置かれる事が決まっていました
先々代はそれ程コンピューターの収集に
熱意を持っていたのですね
いえ私が知る限り先々代は
コンピューターについて
詳しい事はご存じなかった様で
ではどうしてこのシェルターに博物館を作られたのか
私が先代の管理人からお聞きした限り
第二次世界大戦中にお知り合いになられた方から
この博物館の設置を進められたと聞いています
その話を聞き次期当主は奇異に思われた
第二次世界大戦中に当時は電子計算機と呼ばれた
コンピューターは軍事用の機械に過ぎず
博物館に展示する様物では無かった
博物館の展示施設には何百ものコンピューターが並が
展示スペースは計画当初と変えていない
まるでコンピューターが軍事用から民間様に
普及する事を見越していた様に
この博物館が出来た時に一度だけご見学に来て
何よりもこの施設が巨大地震と津波に耐えられるかとても気にし
この施設の維持管理にいくら使っても構わないと
仰っていた居たと先代の管理人から聞き及んでいます
本日のご来館はこの施設の閉鎖の為とお聞きしています
現在の地球の激変でこの施設の修理維持費は莫大な金額になっています
長年この施設を維持してきた者達も閉鎖の覚悟は出来ています
次期当主は空いている展示スペースを見て聞いた
この展示されていないスペースは
今展示されているスペースより広いが?
これはこれから発売されるコンピューターを展示する予定です
それも当初の計画から決まっていたと聞いています
それを聞いた
次期当主はこれからもこの博物館の管理を我が財団が在る限り
維持していきたいと告げ太平洋へと向かう
陰の政府を20年に渡り穏健派が支配してきたが
冥王星の彼方の準惑星圏で発見された第2の地球に
本拠地を築くために移民を行うが
外宇宙から移動する恒星の引力に引かれ
移住者を乗せたまま第2の地球は
カイパーベルトを突き抜け宇宙の彼方に消えた
全世界はパニックに陥る
それは世界を裏から支配し大富豪達の多くが
メンバーとなっている
陰の政府も別の意味で大混乱に陥る
穏健派のメンバーが第2の地球と共に行方不明になり穏健派は
全体の3分の1に減り
それまで20年に渡り少数派に甘んじて来た
地球圏に残っていた急進派が半数以上を占め
陰の政府の意思決定は急進派が進める事になるが
たとえ影の政府のトップを急進派が占めても
20年に渡り穏健派が作り上げた組織を
急進派が命令しても思い通りには動かず
今や少数派の穏健派の意見を取り入れなければ
陰の組織を動かす事は出来ない
そこで穏健派の中でも最も大きな組織を持ち
前当主が影の政府の大統領で
次期当主に就任する穏健派の若きリーダーに目を付け
急進派への鞍替えを求められた次期当主は
前当主の側近から父親がこれまで人類の危機を幾度となく救って来た事を聞き
自分も父親と同じ道を歩む事を決め
穏健派から急進派へと鞍替えした次期当主に与えられた
最初の仕事は第2の地球を連れ去った
動く恒星の調査
急進派が穏健派の残党を組織を動かす為の
潤滑油としての役割だけを求め
陰の政府の中枢部から厄介払いされたが
その分自由に忌まわしい動く恒星の調査の為に動く事が出来た
次期当主自身父親を連れ去った動く恒星について調べたかった
陰の政府が太古から引き継いでいる
太陽系の情報を急進派が就任した新大統領の許可を得て
アクセスする事に成功しそこから得た情報と
前当主が第2の地球の地下遺跡で調べた情報を
合わせて動く恒星に関する情報が分かった
だが詳しい情報を得るには
第2の地球の遺跡を調べる必要が在ったが
それは不可能
だが第2の地球で見つけた情報の中に
地球の地図が見つかる
その場所は太平洋の海底
本来なら高水圧化で調査は不可能だが
今地球は地軸が大きく傾き更に
地球を回る月の軌道が不安定になり
潮汐で海水が大きく移動して太平洋の海底が現れていた
ユーラシア大陸の海岸線は大きく日本列島を超えて太平洋の半分にまで伸び
黄河はかつて流れていたと思われる川の流れを海底に眠っていた
古代遺跡の大都市が在る河口部まで流れていた
衛星軌道から見た海岸線が伸びた地形の地図が
太陽系最果ての場所に在った第2の地球の地下遺跡から見つかった物と一致した
次のポールシフトが起これば古代遺跡は再び海の底に沈む
次期当主は危険極まりない海水が引いた海底の古代遺跡へと向かう
この古代遺跡への調査隊は過去何度も行われたが
遺跡に近づく航空機や船舶や車両は謎の故障で
調査を断念していた
今回は衛星軌道から次期当主は大気圏突入カプセルに乗り込み
遺跡の中心部に降下する
この調査が次期当主に取り過酷な運命をもたらすとは
この時次期当主自身も考えていなかった
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