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太陽系の夜明け・移民の時代
太陽系の夜明け・移民の時代・士・第218章・エデンからの追放
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古代文明の残した量子コンピューターと
陰の政府元大統領の財団の次期当主との話はまだ続く
ひとつの太陽系にふたつの恒星が存在するのは決して珍しくはない
我々の太陽系にはかつてもう一つ太陽が存在していた
現在の木星と土星との間の公転軌道に
木星より一回り大きい恒星がいくつかの惑星を
自らの公転軌道を回っていた
第一公転軌道には我々の地球そして
太陽を挟んだ裏側の同じ第一軌道を
第2の地球と呼ぶべき惑星が回っていた
その外側第2公転軌道から第4公転軌道までには
その後破壊され現在小惑星帯と化す惑星や
金星・火星などが回りそれより外側には
近年発見された冥王星クラスの準惑星が回り
ひとつの太陽系を形作っていた
第2の恒星は第1恒星の第5公転軌道を回り
それより内側には
現在の金星軌道に木星が地球軌道には土星が・火星軌道には天王星が小惑星帯には海王星が回り
現在と違い非常に太陽に近い環境下の為
各惑星や衛星は温暖で多種多様な生命が誕生し
幾つもの文明が生まれ
やがてどの星もAIに管理がまかされた
人々はAIの不調は社会全体に混乱をもたらせる為
AIに対し自分を守れとプログラムした
余りにも機会を信頼し過ぎた行為に対し
反対意見も出たが
僅か1世紀で科学文明は急速に進み
人々は労働から解放され
全ての人々は上流階級の様な暮らしを満喫し
反対意見は消えて行った
木星は最初に
宇宙へと進出して行く
自らの惑星と衛星との間を行き来する間は
他の3つの文明と接触する事は無かった
他の惑星への有人飛行が可能になると
同じ太陽系で生まれたにも拘らず
無人探査機では分からなかった
各惑星の違いに戸惑うも
まだまだ自らの惑星と衛星を開発に忙しく
他の惑星に干渉する事は無かったが
文明が発展し人口増加と資源不足に悩まされ
それまでのAIへの信頼が揺るぎ出し
現在稼働しているAIに代わる
新型と交換する意見が出始めた
生存の危機を考えたAIが出した答えは
他の惑星が持つ資源を軍事力を使い奪う事
土星が標的とされ
侵略が始まりついに全面が戦争が始まる
ほぼ同じレベルに進化していた木星と土星の戦いは
簡単には決着がつかず
兵士が不足し若者だけでなくすべての者が
戦争に駆り出され
生産は全て軍事物資に代わり
必要物資は全て配給制になり
それでも一時的な事と思われていた
戦争は半世紀を過ぎても続いていた
その中で社会に大きな変化が起きていた
兵士達の親は高齢の為に多くが亡くなり
子供達も成長して兵士として戦場に
残された妻も高齢になり
子供を産めなくなり
兵士不足に拍車が掛かり
AIは遺伝子操作により人造人間を作り出し
戦場へと送り出した
それは木星に続き土星も行うが
これが戦争を終結させる切っ掛けとなる
木星の人造人間は長年の研究の結果で
精神面と肉体面でも人間の男性と変わらないが
1世代限りで生殖能力は無い
それに対し土星では
木星の人造人間の登場で急遽対応した為
人造人間の大量生産が出来ず
木星と違い生殖能力を持たせ
女性型の人造人間を作り出した
夫婦として家庭を作る事は許されず
女性型は子供を産むだけの存在で
生まれた子供に少しでも兵士としての不適格の結果が出れば
容赦なく処分された
彼らには戦う事だけを求められた
人造人間の兵士も次第に戦場で戦火を上げ出世して行き
最下位の兵士から将軍にまでなる者が現れ
戦争は土星に有利で間もなく終わろうとしていた
それまで禁止されていた人造人間同士が結婚し
家庭を持つ事が将校にだけ許され
それが戦場で人造人間達が戦火を上げ
土星に勝利をもたらせようとしていたが
今や土星の人口比は人造人間が半数以上を占め
本来の土星人は殆どが兵役に就き
家庭を持つ者はごく僅かで
子供の出生率はさらに低く
戦後の事を考えると
人造人間が土星人に取って代わる恐怖に捕らわれ
この時人造人間には市民権も選挙権もない事を利用し
AIに対し戦争終結後速やかに
人造人間すべての廃棄処分を要求した
だが戦時下人的不足で兵士以外のあらゆる場所に
人造人間が配置され
この情報は軍の高官に出世していた
人造人間の耳に入り
クーデターが計画されるが
直ちにAIの知れる所となり
クーデターは失敗する
処分は軍高官だけでなく
男型の人造人間に対し生殖能力を無くす事が決定され
不要になった女性型を含む未成年の子供達の処分が決定された
だがこの時軍の高官だけに許されていた結婚が
戦果を挙げる為に事実上大半の兵士に認められ
殆どの兵士が家族が処分されると知った兵士が
土星軍に反旗を翻し土星軍に襲い掛かった
人造人間の反乱は劣勢の木星軍の攻勢を呼び
いくつかの衛星を破壊され
土星はついに降伏に至る
木星は辛くも勝利をつかんだ
しかし木星は国力のすべてを使い果たし
本国の再建に全力を挙げる為
土星への駐留軍は人造人間の部隊に任された
木星の人口は戦争で減少し
土星になどに回す兵力は無かったが
戦争犯罪人裁判だけは人造人間の占領軍ではなく
木星政府の役人の元で行われた
木星の人工人間の兵士達が見た土星は
破壊された都市と衣食住に事欠く住民達
そして生き残った人造人間狩りが
土星政府の手により行われていた
母親とそして幼い子供が
土星軍に包囲され銃撃される寸前
木星占領軍司令部直属の部隊が救い出した
降伏したとは言え土星軍内部の問題だとして
木星軍占領部隊に対し裏切り者の
土星の人造人間の引き渡しを要求するが
木星占領軍司令官は土星政府に対し
2人は私の妻と子供に成った
占領軍司令官の妻子を引き渡せとは
宣戦布告と同等だと言い放ち
土星政府は引き下がったが
だがこの司令官の行為は
土星が人造人間の反乱により敗北した事が
木星政府内で燻っていた
人造人間の危険性を危惧する者達に火を付ける結果となる
戦争が終わった以上
人造人間には最早用は無いが
人造人間の反乱により敗北した土星軍を見て来た木星政府には
簡単に人造人間達を処分する事は出来ないが
もし今彼らが反乱を起こせば
木星も土星と同じ運命を歩む
何とか軍を退役させて
彼らから武器を取り上げたかった
その様な木星政府の思惑を人造人間である
占領軍司令官は肌で感じ取り
人造人間達の行く末に思いを巡らせていた
占領政策の第一歩として
土星軍の人造人間への非人道的行為を禁止
彼らに安全と生活物資の供給を保証した
だが治安を乱す者は
誰であろうと逮捕し
第2太陽系の流刑星に送り込んだ
この命令は土星政府だけでなく
木星政府からも疑念の目で見られた
土星政府は降伏したが
木星に残る軍事力は僅かで
土星占領軍を排除すれば
木星への再攻撃も可能だと判断し
土星占領軍に対して寝返り工作と
奇襲攻撃の計画を立てたが
この情報は木星と土星の戦争に関与してこなかった
第3惑星の天王星と第4惑星の海王星に伝わる
2つの惑星は軍事力は元々
2つの惑星を合わせても木星・土星の数分の1しか無く
木星と土星が戦争継続の為にそれぞれの惑星に物資の供給を強要した
天王星や海王星は物資不足で人々は貧困と食糧不足に悩まされ続けたが
人造人間の登場で彼らの為の食料から軍艦の建造まで要求し
戦争末期には天王星と海王星の住民が飢餓により亡くなり
木星と土星への憎しみは頂点に達していた
あらゆる兵器の生産していた天王星と海王星は
生産した兵器を秘匿し
木星と土星に攻撃を始めた
数十年の平和の時を経て
宇宙は再び戦乱時代を迎える
木星の守備艦隊は圧倒的戦力差を前に戦わず降伏する者が続出
残された土星の人造人間の占領軍は土星の住民と人造人間達を
第2太陽系に避難させて自らは全滅を覚悟で
時間稼ぎの為に出撃した
あの日土星軍の人造人間狩りで助け
その後本当に自分の妻と子として育てた
妻子を預けて占領軍司令官は最前線に向かう
避難民を安全な宙域に送り出した
土星の人造人間の元兵士達が
反転して戦闘宙域で戦う
占領軍と合流して共に
天王星と海王星と戦うが
圧倒的戦力差の前に壊滅したが
高速艦艇の大半を大破させて
避難民の追撃を完全に阻止
避難民を逃がす事に成功した
木星は天王星に土星は海王星に占領され
まず行われたのは
食料を含む資源のすべてを奪う事と
天王星と海王星による
戦争犯罪人裁判が行われた
戦勝国として天王星や海王星の住民アが
飢餓に陥る迄資源を奪い取った者達を
地位が高い者達の多くが死刑や終身刑が大半を占め
刑が軽い者達でも10年の強制労働が課せられた
最後に残された人造人間への判断は
家族が待つ第2太陽系への追放
全員処刑や投獄などは一切無く
最低限の物資は支給される
余りにも寛大な判決に
木星や土星の戦争犯罪人達から不満が噴出した
彼らに対し裁判長は
我々は天王星と海王星への非人道的行為だけで
君達を断罪したのではない
我々の攻撃が始まると守るべき市民を見捨て真っ先に逃げ出した
その為に多くの市民が亡くなった
それに比べ彼らは守るべき味方を逃がす為に
負けると分かっていながら
戦いを挑んで来た
君達に彼らを非難する権利は無い
その言葉に木星や土星の戦争犯罪人達は崩れ落ちる様にその場に倒れた
人造人間を代表する
亡くなった元土星占領軍司令官の副官に対し裁判長は
敵とは言え味方を守る為に戦ったあなた達の行動は称賛に値する
その言葉に元副官はただただ涙があふれ続けた
軍部からは味方を逃がす為に死をも厭わず
戦う姿に真の軍人の姿を見た将兵たちから
ぜひ我が軍の輸送艦で送らせて欲しいと申出が続出した
輸送艦には人造人間達が驚く程の物資が満載されている
すべて人造人間達の為だと伝えられた
しかしどう見ても輸送艦で運ばれている人造人間達だけとは思えない量に
輸送艦艦長は貴方たちの家族は逃げるだけで精一杯だった筈だ
食料不足で多くの市民が亡くなった我々天王星や海王星の者には良く分かる
これは君達が守り抜いた家族の分だ
君達はこれを受け取るだけの事をしたのだ
胸を張って家族の元へ帰り給え
艦長に礼を言い艦橋を離れ
遠ざかる土星の衛星を見ながら
自分達は戦う為に作られ
多くの者が亡くなった
このまま平和な時が続けば良いが
もし再び戦争が始まれば
我々が必要になる
その為の物資か・・・
陰の政府元大統領の財団の次期当主との話はまだ続く
ひとつの太陽系にふたつの恒星が存在するのは決して珍しくはない
我々の太陽系にはかつてもう一つ太陽が存在していた
現在の木星と土星との間の公転軌道に
木星より一回り大きい恒星がいくつかの惑星を
自らの公転軌道を回っていた
第一公転軌道には我々の地球そして
太陽を挟んだ裏側の同じ第一軌道を
第2の地球と呼ぶべき惑星が回っていた
その外側第2公転軌道から第4公転軌道までには
その後破壊され現在小惑星帯と化す惑星や
金星・火星などが回りそれより外側には
近年発見された冥王星クラスの準惑星が回り
ひとつの太陽系を形作っていた
第2の恒星は第1恒星の第5公転軌道を回り
それより内側には
現在の金星軌道に木星が地球軌道には土星が・火星軌道には天王星が小惑星帯には海王星が回り
現在と違い非常に太陽に近い環境下の為
各惑星や衛星は温暖で多種多様な生命が誕生し
幾つもの文明が生まれ
やがてどの星もAIに管理がまかされた
人々はAIの不調は社会全体に混乱をもたらせる為
AIに対し自分を守れとプログラムした
余りにも機会を信頼し過ぎた行為に対し
反対意見も出たが
僅か1世紀で科学文明は急速に進み
人々は労働から解放され
全ての人々は上流階級の様な暮らしを満喫し
反対意見は消えて行った
木星は最初に
宇宙へと進出して行く
自らの惑星と衛星との間を行き来する間は
他の3つの文明と接触する事は無かった
他の惑星への有人飛行が可能になると
同じ太陽系で生まれたにも拘らず
無人探査機では分からなかった
各惑星の違いに戸惑うも
まだまだ自らの惑星と衛星を開発に忙しく
他の惑星に干渉する事は無かったが
文明が発展し人口増加と資源不足に悩まされ
それまでのAIへの信頼が揺るぎ出し
現在稼働しているAIに代わる
新型と交換する意見が出始めた
生存の危機を考えたAIが出した答えは
他の惑星が持つ資源を軍事力を使い奪う事
土星が標的とされ
侵略が始まりついに全面が戦争が始まる
ほぼ同じレベルに進化していた木星と土星の戦いは
簡単には決着がつかず
兵士が不足し若者だけでなくすべての者が
戦争に駆り出され
生産は全て軍事物資に代わり
必要物資は全て配給制になり
それでも一時的な事と思われていた
戦争は半世紀を過ぎても続いていた
その中で社会に大きな変化が起きていた
兵士達の親は高齢の為に多くが亡くなり
子供達も成長して兵士として戦場に
残された妻も高齢になり
子供を産めなくなり
兵士不足に拍車が掛かり
AIは遺伝子操作により人造人間を作り出し
戦場へと送り出した
それは木星に続き土星も行うが
これが戦争を終結させる切っ掛けとなる
木星の人造人間は長年の研究の結果で
精神面と肉体面でも人間の男性と変わらないが
1世代限りで生殖能力は無い
それに対し土星では
木星の人造人間の登場で急遽対応した為
人造人間の大量生産が出来ず
木星と違い生殖能力を持たせ
女性型の人造人間を作り出した
夫婦として家庭を作る事は許されず
女性型は子供を産むだけの存在で
生まれた子供に少しでも兵士としての不適格の結果が出れば
容赦なく処分された
彼らには戦う事だけを求められた
人造人間の兵士も次第に戦場で戦火を上げ出世して行き
最下位の兵士から将軍にまでなる者が現れ
戦争は土星に有利で間もなく終わろうとしていた
それまで禁止されていた人造人間同士が結婚し
家庭を持つ事が将校にだけ許され
それが戦場で人造人間達が戦火を上げ
土星に勝利をもたらせようとしていたが
今や土星の人口比は人造人間が半数以上を占め
本来の土星人は殆どが兵役に就き
家庭を持つ者はごく僅かで
子供の出生率はさらに低く
戦後の事を考えると
人造人間が土星人に取って代わる恐怖に捕らわれ
この時人造人間には市民権も選挙権もない事を利用し
AIに対し戦争終結後速やかに
人造人間すべての廃棄処分を要求した
だが戦時下人的不足で兵士以外のあらゆる場所に
人造人間が配置され
この情報は軍の高官に出世していた
人造人間の耳に入り
クーデターが計画されるが
直ちにAIの知れる所となり
クーデターは失敗する
処分は軍高官だけでなく
男型の人造人間に対し生殖能力を無くす事が決定され
不要になった女性型を含む未成年の子供達の処分が決定された
だがこの時軍の高官だけに許されていた結婚が
戦果を挙げる為に事実上大半の兵士に認められ
殆どの兵士が家族が処分されると知った兵士が
土星軍に反旗を翻し土星軍に襲い掛かった
人造人間の反乱は劣勢の木星軍の攻勢を呼び
いくつかの衛星を破壊され
土星はついに降伏に至る
木星は辛くも勝利をつかんだ
しかし木星は国力のすべてを使い果たし
本国の再建に全力を挙げる為
土星への駐留軍は人造人間の部隊に任された
木星の人口は戦争で減少し
土星になどに回す兵力は無かったが
戦争犯罪人裁判だけは人造人間の占領軍ではなく
木星政府の役人の元で行われた
木星の人工人間の兵士達が見た土星は
破壊された都市と衣食住に事欠く住民達
そして生き残った人造人間狩りが
土星政府の手により行われていた
母親とそして幼い子供が
土星軍に包囲され銃撃される寸前
木星占領軍司令部直属の部隊が救い出した
降伏したとは言え土星軍内部の問題だとして
木星軍占領部隊に対し裏切り者の
土星の人造人間の引き渡しを要求するが
木星占領軍司令官は土星政府に対し
2人は私の妻と子供に成った
占領軍司令官の妻子を引き渡せとは
宣戦布告と同等だと言い放ち
土星政府は引き下がったが
だがこの司令官の行為は
土星が人造人間の反乱により敗北した事が
木星政府内で燻っていた
人造人間の危険性を危惧する者達に火を付ける結果となる
戦争が終わった以上
人造人間には最早用は無いが
人造人間の反乱により敗北した土星軍を見て来た木星政府には
簡単に人造人間達を処分する事は出来ないが
もし今彼らが反乱を起こせば
木星も土星と同じ運命を歩む
何とか軍を退役させて
彼らから武器を取り上げたかった
その様な木星政府の思惑を人造人間である
占領軍司令官は肌で感じ取り
人造人間達の行く末に思いを巡らせていた
占領政策の第一歩として
土星軍の人造人間への非人道的行為を禁止
彼らに安全と生活物資の供給を保証した
だが治安を乱す者は
誰であろうと逮捕し
第2太陽系の流刑星に送り込んだ
この命令は土星政府だけでなく
木星政府からも疑念の目で見られた
土星政府は降伏したが
木星に残る軍事力は僅かで
土星占領軍を排除すれば
木星への再攻撃も可能だと判断し
土星占領軍に対して寝返り工作と
奇襲攻撃の計画を立てたが
この情報は木星と土星の戦争に関与してこなかった
第3惑星の天王星と第4惑星の海王星に伝わる
2つの惑星は軍事力は元々
2つの惑星を合わせても木星・土星の数分の1しか無く
木星と土星が戦争継続の為にそれぞれの惑星に物資の供給を強要した
天王星や海王星は物資不足で人々は貧困と食糧不足に悩まされ続けたが
人造人間の登場で彼らの為の食料から軍艦の建造まで要求し
戦争末期には天王星と海王星の住民が飢餓により亡くなり
木星と土星への憎しみは頂点に達していた
あらゆる兵器の生産していた天王星と海王星は
生産した兵器を秘匿し
木星と土星に攻撃を始めた
数十年の平和の時を経て
宇宙は再び戦乱時代を迎える
木星の守備艦隊は圧倒的戦力差を前に戦わず降伏する者が続出
残された土星の人造人間の占領軍は土星の住民と人造人間達を
第2太陽系に避難させて自らは全滅を覚悟で
時間稼ぎの為に出撃した
あの日土星軍の人造人間狩りで助け
その後本当に自分の妻と子として育てた
妻子を預けて占領軍司令官は最前線に向かう
避難民を安全な宙域に送り出した
土星の人造人間の元兵士達が
反転して戦闘宙域で戦う
占領軍と合流して共に
天王星と海王星と戦うが
圧倒的戦力差の前に壊滅したが
高速艦艇の大半を大破させて
避難民の追撃を完全に阻止
避難民を逃がす事に成功した
木星は天王星に土星は海王星に占領され
まず行われたのは
食料を含む資源のすべてを奪う事と
天王星と海王星による
戦争犯罪人裁判が行われた
戦勝国として天王星や海王星の住民アが
飢餓に陥る迄資源を奪い取った者達を
地位が高い者達の多くが死刑や終身刑が大半を占め
刑が軽い者達でも10年の強制労働が課せられた
最後に残された人造人間への判断は
家族が待つ第2太陽系への追放
全員処刑や投獄などは一切無く
最低限の物資は支給される
余りにも寛大な判決に
木星や土星の戦争犯罪人達から不満が噴出した
彼らに対し裁判長は
我々は天王星と海王星への非人道的行為だけで
君達を断罪したのではない
我々の攻撃が始まると守るべき市民を見捨て真っ先に逃げ出した
その為に多くの市民が亡くなった
それに比べ彼らは守るべき味方を逃がす為に
負けると分かっていながら
戦いを挑んで来た
君達に彼らを非難する権利は無い
その言葉に木星や土星の戦争犯罪人達は崩れ落ちる様にその場に倒れた
人造人間を代表する
亡くなった元土星占領軍司令官の副官に対し裁判長は
敵とは言え味方を守る為に戦ったあなた達の行動は称賛に値する
その言葉に元副官はただただ涙があふれ続けた
軍部からは味方を逃がす為に死をも厭わず
戦う姿に真の軍人の姿を見た将兵たちから
ぜひ我が軍の輸送艦で送らせて欲しいと申出が続出した
輸送艦には人造人間達が驚く程の物資が満載されている
すべて人造人間達の為だと伝えられた
しかしどう見ても輸送艦で運ばれている人造人間達だけとは思えない量に
輸送艦艦長は貴方たちの家族は逃げるだけで精一杯だった筈だ
食料不足で多くの市民が亡くなった我々天王星や海王星の者には良く分かる
これは君達が守り抜いた家族の分だ
君達はこれを受け取るだけの事をしたのだ
胸を張って家族の元へ帰り給え
艦長に礼を言い艦橋を離れ
遠ざかる土星の衛星を見ながら
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多くの者が亡くなった
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そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
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