第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI

パラレル・タイム

文字の大きさ
212 / 334
太陽系の夜明け・移民の時代

太陽系の夜明け・移民の時代・士・第218章・エデンからの追放

しおりを挟む
古代文明の残した量子コンピューターと

陰の政府元大統領の財団の次期当主との話はまだ続く

ひとつの太陽系にふたつの恒星が存在するのは決して珍しくはない

我々の太陽系にはかつてもう一つ太陽が存在していた

現在の木星と土星との間の公転軌道に

木星より一回り大きい恒星がいくつかの惑星を

自らの公転軌道を回っていた

第一公転軌道には我々の地球そして

太陽を挟んだ裏側の同じ第一軌道を

第2の地球と呼ぶべき惑星が回っていた

その外側第2公転軌道から第4公転軌道までには

その後破壊され現在小惑星帯と化す惑星や

金星・火星などが回りそれより外側には

近年発見された冥王星クラスの準惑星が回り

ひとつの太陽系を形作っていた

第2の恒星は第1恒星の第5公転軌道を回り

それより内側には

現在の金星軌道に木星が地球軌道には土星が・火星軌道には天王星が小惑星帯には海王星が回り

現在と違い非常に太陽に近い環境下の為

各惑星や衛星は温暖で多種多様な生命が誕生し

幾つもの文明が生まれ

やがてどの星もAIに管理がまかされた

人々はAIの不調は社会全体に混乱をもたらせる為

AIに対し自分を守れとプログラムした

余りにも機会を信頼し過ぎた行為に対し

反対意見も出たが

僅か1世紀で科学文明は急速に進み

人々は労働から解放され

全ての人々は上流階級の様な暮らしを満喫し

反対意見は消えて行った

木星は最初に

宇宙へと進出して行く

自らの惑星と衛星との間を行き来する間は

他の3つの文明と接触する事は無かった

他の惑星への有人飛行が可能になると

同じ太陽系で生まれたにも拘らず

無人探査機では分からなかった

各惑星の違いに戸惑うも

まだまだ自らの惑星と衛星を開発に忙しく

他の惑星に干渉する事は無かったが

文明が発展し人口増加と資源不足に悩まされ

それまでのAIへの信頼が揺るぎ出し

現在稼働しているAIに代わる

新型と交換する意見が出始めた

生存の危機を考えたAIが出した答えは

他の惑星が持つ資源を軍事力を使い奪う事

土星が標的とされ

侵略が始まりついに全面が戦争が始まる

ほぼ同じレベルに進化していた木星と土星の戦いは

簡単には決着がつかず

兵士が不足し若者だけでなくすべての者が

戦争に駆り出され

生産は全て軍事物資に代わり

必要物資は全て配給制になり

それでも一時的な事と思われていた

戦争は半世紀を過ぎても続いていた

その中で社会に大きな変化が起きていた

兵士達の親は高齢の為に多くが亡くなり

子供達も成長して兵士として戦場に

残された妻も高齢になり

子供を産めなくなり

兵士不足に拍車が掛かり

AIは遺伝子操作により人造人間を作り出し

戦場へと送り出した

それは木星に続き土星も行うが

これが戦争を終結させる切っ掛けとなる

木星の人造人間は長年の研究の結果で

精神面と肉体面でも人間の男性と変わらないが

1世代限りで生殖能力は無い

それに対し土星では

木星の人造人間の登場で急遽対応した為

人造人間の大量生産が出来ず

木星と違い生殖能力を持たせ

女性型の人造人間を作り出した

夫婦として家庭を作る事は許されず

女性型は子供を産むだけの存在で

生まれた子供に少しでも兵士としての不適格の結果が出れば

容赦なく処分された

彼らには戦う事だけを求められた

人造人間の兵士も次第に戦場で戦火を上げ出世して行き

最下位の兵士から将軍にまでなる者が現れ

戦争は土星に有利で間もなく終わろうとしていた

それまで禁止されていた人造人間同士が結婚し

家庭を持つ事が将校にだけ許され

それが戦場で人造人間達が戦火を上げ

土星に勝利をもたらせようとしていたが

今や土星の人口比は人造人間が半数以上を占め

本来の土星人は殆どが兵役に就き

家庭を持つ者はごく僅かで

子供の出生率はさらに低く

戦後の事を考えると

人造人間が土星人に取って代わる恐怖に捕らわれ

この時人造人間には市民権も選挙権もない事を利用し

AIに対し戦争終結後速やかに

人造人間すべての廃棄処分を要求した

だが戦時下人的不足で兵士以外のあらゆる場所に

人造人間が配置され

この情報は軍の高官に出世していた

人造人間の耳に入り

クーデターが計画されるが

直ちにAIの知れる所となり

クーデターは失敗する

処分は軍高官だけでなく

男型の人造人間に対し生殖能力を無くす事が決定され

不要になった女性型を含む未成年の子供達の処分が決定された

だがこの時軍の高官だけに許されていた結婚が

戦果を挙げる為に事実上大半の兵士に認められ

殆どの兵士が家族が処分されると知った兵士が

土星軍に反旗を翻し土星軍に襲い掛かった

人造人間の反乱は劣勢の木星軍の攻勢を呼び

いくつかの衛星を破壊され

土星はついに降伏に至る

木星は辛くも勝利をつかんだ

しかし木星は国力のすべてを使い果たし

本国の再建に全力を挙げる為

土星への駐留軍は人造人間の部隊に任された

木星の人口は戦争で減少し

土星になどに回す兵力は無かったが

戦争犯罪人裁判だけは人造人間の占領軍ではなく

木星政府の役人の元で行われた

木星の人工人間の兵士達が見た土星は

破壊された都市と衣食住に事欠く住民達

そして生き残った人造人間狩りが

土星政府の手により行われていた

母親とそして幼い子供が

土星軍に包囲され銃撃される寸前

木星占領軍司令部直属の部隊が救い出した

降伏したとは言え土星軍内部の問題だとして

木星軍占領部隊に対し裏切り者の

土星の人造人間の引き渡しを要求するが

木星占領軍司令官は土星政府に対し

2人は私の妻と子供に成った

占領軍司令官の妻子を引き渡せとは

宣戦布告と同等だと言い放ち

土星政府は引き下がったが

だがこの司令官の行為は

土星が人造人間の反乱により敗北した事が

木星政府内で燻っていた

人造人間の危険性を危惧する者達に火を付ける結果となる

戦争が終わった以上

人造人間には最早用は無いが

人造人間の反乱により敗北した土星軍を見て来た木星政府には

簡単に人造人間達を処分する事は出来ないが

もし今彼らが反乱を起こせば

木星も土星と同じ運命を歩む

何とか軍を退役させて

彼らから武器を取り上げたかった

その様な木星政府の思惑を人造人間である

占領軍司令官は肌で感じ取り

人造人間達の行く末に思いを巡らせていた

占領政策の第一歩として

土星軍の人造人間への非人道的行為を禁止

彼らに安全と生活物資の供給を保証した

だが治安を乱す者は

誰であろうと逮捕し

第2太陽系の流刑星に送り込んだ

この命令は土星政府だけでなく

木星政府からも疑念の目で見られた

土星政府は降伏したが

木星に残る軍事力は僅かで

土星占領軍を排除すれば

木星への再攻撃も可能だと判断し

土星占領軍に対して寝返り工作と

奇襲攻撃の計画を立てたが

この情報は木星と土星の戦争に関与してこなかった

第3惑星の天王星と第4惑星の海王星に伝わる

2つの惑星は軍事力は元々

2つの惑星を合わせても木星・土星の数分の1しか無く

木星と土星が戦争継続の為にそれぞれの惑星に物資の供給を強要した

天王星や海王星は物資不足で人々は貧困と食糧不足に悩まされ続けたが

人造人間の登場で彼らの為の食料から軍艦の建造まで要求し

戦争末期には天王星と海王星の住民が飢餓により亡くなり

木星と土星への憎しみは頂点に達していた

あらゆる兵器の生産していた天王星と海王星は

生産した兵器を秘匿し

木星と土星に攻撃を始めた

数十年の平和の時を経て

宇宙は再び戦乱時代を迎える

木星の守備艦隊は圧倒的戦力差を前に戦わず降伏する者が続出

残された土星の人造人間の占領軍は土星の住民と人造人間達を

第2太陽系に避難させて自らは全滅を覚悟で

時間稼ぎの為に出撃した

あの日土星軍の人造人間狩りで助け

その後本当に自分の妻と子として育てた

妻子を預けて占領軍司令官は最前線に向かう

避難民を安全な宙域に送り出した

土星の人造人間の元兵士達が

反転して戦闘宙域で戦う

占領軍と合流して共に

天王星と海王星と戦うが

圧倒的戦力差の前に壊滅したが

高速艦艇の大半を大破させて

避難民の追撃を完全に阻止

避難民を逃がす事に成功した

木星は天王星に土星は海王星に占領され

まず行われたのは

食料を含む資源のすべてを奪う事と

天王星と海王星による

戦争犯罪人裁判が行われた

戦勝国として天王星や海王星の住民アが

飢餓に陥る迄資源を奪い取った者達を

地位が高い者達の多くが死刑や終身刑が大半を占め

刑が軽い者達でも10年の強制労働が課せられた

最後に残された人造人間への判断は

家族が待つ第2太陽系への追放

全員処刑や投獄などは一切無く

最低限の物資は支給される

余りにも寛大な判決に

木星や土星の戦争犯罪人達から不満が噴出した

彼らに対し裁判長は

我々は天王星と海王星への非人道的行為だけで

君達を断罪したのではない

我々の攻撃が始まると守るべき市民を見捨て真っ先に逃げ出した

その為に多くの市民が亡くなった

それに比べ彼らは守るべき味方を逃がす為に

負けると分かっていながら

戦いを挑んで来た

君達に彼らを非難する権利は無い

その言葉に木星や土星の戦争犯罪人達は崩れ落ちる様にその場に倒れた

人造人間を代表する

亡くなった元土星占領軍司令官の副官に対し裁判長は

敵とは言え味方を守る為に戦ったあなた達の行動は称賛に値する

その言葉に元副官はただただ涙があふれ続けた

軍部からは味方を逃がす為に死をも厭わず

戦う姿に真の軍人の姿を見た将兵たちから

ぜひ我が軍の輸送艦で送らせて欲しいと申出が続出した

輸送艦には人造人間達が驚く程の物資が満載されている

すべて人造人間達の為だと伝えられた

しかしどう見ても輸送艦で運ばれている人造人間達だけとは思えない量に

輸送艦艦長は貴方たちの家族は逃げるだけで精一杯だった筈だ

食料不足で多くの市民が亡くなった我々天王星や海王星の者には良く分かる

これは君達が守り抜いた家族の分だ

君達はこれを受け取るだけの事をしたのだ

胸を張って家族の元へ帰り給え

艦長に礼を言い艦橋を離れ

遠ざかる土星の衛星を見ながら

自分達は戦う為に作られ

多くの者が亡くなった

このまま平和な時が続けば良いが

もし再び戦争が始まれば

我々が必要になる

その為の物資か・・・
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

アガルタ・クライシス ―接点―

来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。 九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。 同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。 不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。 古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

 神典日月神示 真実の物語

蔵屋
歴史・時代
 私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。 この方たちのお名前は 大本開祖•出口なお(でぐちなお)、 神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。  この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。  昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。 その神示を纏めた書類です。  私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。  日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。 殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。 本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。 日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。 そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。 なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。 縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。 日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。 この小説は真実の物語です。 「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」 どうぞ、お楽しみ下さい。 『神知りて 人の幸せ 願うのみ 神のつたへし 愛善の道』  歌人 蔵屋日唱

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

処理中です...