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戦後編そして
戦後編そして・霧・第283章・メッセンジャー
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西暦2093年
地球圏
4つのコロニーに追い詰められた反占領軍ゲリラは
最後の抵抗を試みていた
陥落は時間の問題
ゲリラの総司令官は副官である一人の女性兵士に
ローラアシェルに宛てたメッセージを託し
彼女の元に行くよう命令する
コロニー外壁に秘密裏に設置された
ステルス制の脱出カプセルで
ローラアシェルの元に向かう様に
命令された副司令官クラートは
「私も最後まで司令のお側で戦いたいです」
〈我々は負けた
降伏は時間の問題だ
だがそれだけでは終わらない
我々は移動式コロニーに乗せられて
金星の地下収容施設に送られ
それを奪回する為に
ローラアシェルが動く〉
「占領軍は大艦隊でそれを迎え撃つと?」
〈いや恐らく護衛は少数だろう
奪還は容易だろうが
問題はその後だ
足の遅いコロニーを引き連れた
ローラアシェルの艦隊を
占領軍が追撃し補足するのは確実
更に問題なのはそのタイミングだ
追撃されたのが本拠地から遠ければ
コロニーを我々を見捨て撤退する
彼女に取って身を切られる思いだろうが
だが追撃を受けたのが
ローラアシェルの隠れている本拠地に近ければ
本拠地が攻撃を受ける
そして本拠地を失えば
艦隊が残っていても
補給が出来ず
いずれローラアシェルの艦隊は壊滅する〉
副官クラートは
「それでは我々を救助に来ないのでは?」
〈だがそれが分かっていても
ローラアシェルは動くだろう
味方を見捨てないそれがローラアシェルだから
短い期間といえど
彼女の下に居たのなら分かるだろう〉
「ではこのメッセージは
私達を助けに来るなと」
〈そうだそしてメッセージにより
ローラアシェルが迷った場合は
君が彼女を説得するのだ
ローラアシェルの元部下である
君にしか出来ない事だ頼む〉
副官クラートは目を閉じ俯きながら答える
「分かりました」
涙を見せまいと
脱出カプセルが発進してから1時間後
反占領軍ゲリラは降伏した
反占領軍ゲリラの生き残りはすべて逮捕され
地球圏のコロニーではゲリラの協力者が多数逮捕され
2週間後
反占領軍ゲリラとその協力者を乗せた4つのコロニーは
4隻の護衛艦隊に率いられ金星圏に向かう
脱出カプセルは暗号信号を発信しながら
宇宙空間を漂う
ローラアシェルからのコンタクトは未だに無く
諦めがクラークの心を支配して居た時
ゴンと何かに衝突した
同時に
星の光が消え暗闇に
次の瞬間眩い光が脱出カプセルの中を照らす
光の前に誰かが立っていた
その顔を見てクラートは
「ああ・・・」と声を漏らす
『私はローラアシェル
カプセルを空けたまえ
反占領軍ゲリラのメッセンジャーよ』
地球圏
4つのコロニーに追い詰められた反占領軍ゲリラは
最後の抵抗を試みていた
陥落は時間の問題
ゲリラの総司令官は副官である一人の女性兵士に
ローラアシェルに宛てたメッセージを託し
彼女の元に行くよう命令する
コロニー外壁に秘密裏に設置された
ステルス制の脱出カプセルで
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命令された副司令官クラートは
「私も最後まで司令のお側で戦いたいです」
〈我々は負けた
降伏は時間の問題だ
だがそれだけでは終わらない
我々は移動式コロニーに乗せられて
金星の地下収容施設に送られ
それを奪回する為に
ローラアシェルが動く〉
「占領軍は大艦隊でそれを迎え撃つと?」
〈いや恐らく護衛は少数だろう
奪還は容易だろうが
問題はその後だ
足の遅いコロニーを引き連れた
ローラアシェルの艦隊を
占領軍が追撃し補足するのは確実
更に問題なのはそのタイミングだ
追撃されたのが本拠地から遠ければ
コロニーを我々を見捨て撤退する
彼女に取って身を切られる思いだろうが
だが追撃を受けたのが
ローラアシェルの隠れている本拠地に近ければ
本拠地が攻撃を受ける
そして本拠地を失えば
艦隊が残っていても
補給が出来ず
いずれローラアシェルの艦隊は壊滅する〉
副官クラートは
「それでは我々を救助に来ないのでは?」
〈だがそれが分かっていても
ローラアシェルは動くだろう
味方を見捨てないそれがローラアシェルだから
短い期間といえど
彼女の下に居たのなら分かるだろう〉
「ではこのメッセージは
私達を助けに来るなと」
〈そうだそしてメッセージにより
ローラアシェルが迷った場合は
君が彼女を説得するのだ
ローラアシェルの元部下である
君にしか出来ない事だ頼む〉
副官クラートは目を閉じ俯きながら答える
「分かりました」
涙を見せまいと
脱出カプセルが発進してから1時間後
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地球圏のコロニーではゲリラの協力者が多数逮捕され
2週間後
反占領軍ゲリラとその協力者を乗せた4つのコロニーは
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脱出カプセルは暗号信号を発信しながら
宇宙空間を漂う
ローラアシェルからのコンタクトは未だに無く
諦めがクラークの心を支配して居た時
ゴンと何かに衝突した
同時に
星の光が消え暗闇に
次の瞬間眩い光が脱出カプセルの中を照らす
光の前に誰かが立っていた
その顔を見てクラートは
「ああ・・・」と声を漏らす
『私はローラアシェル
カプセルを空けたまえ
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