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第二次太陽系大戦
第二次太陽系大戦・墟・第319章・振りかざした剣を収めるべく
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西暦2099年1月
太陽系第一惑星・水星
軌道を離れ金星への衝突コースを取る
潜水艇乗組員サトウにより水星の中心部のコアを破壊する
反物質爆弾が設置されカウントダウンに入る
だが月面政府W大統領はサトウに対して
幼い頃に低重力が原因で重力障害病を患う
妻を人質にして水星のコアの破壊を中止する様に要求する
従わないサトウに妻の映像を見せて再度中止を要求する
銃を突き付けられ妻リサに夫に命乞いをする様に
水星のコアの破壊を止めてくれと言えと迫る
だが妻は水星を破壊して
私達の様な重力障害者の特効薬物質βが産出される
金星が破壊されたら多くの重力障害者が亡くなると
銃声が響き渡り拳銃が床に転がる
W大統領は水星のコアが破壊される前に
月の巨大マナ砲の出力を最大にして砲撃を命じ発射された
水星はマナ砲の閃光に包まれた
時は1月ほど遡り西暦2098年12月
月面政府・火星共和国・日本台湾諸国連合から
12月24日から翌年の1月4日AM7:00までの間戦闘停止が宣言された
各戦線は将兵に対して休暇が与えられ兵士達は故郷に一時的に帰国した
帰国に使う輸送手段は軍の輸送船だけでは足りず
民間の高速輸送船が使われたが
余にも急な発表の為輸送船を軍が丸ごと借りる事が出来ず
木星圏から地球圏へと向かう貨物船と客船を兼ねた輸送船に一般の旅客と
日本軍・火星軍・月面軍の軍人がごちゃ混ぜで乗り合う船まで出て来た
一触即発の事態を懸念する船を運行するスタッフの危惧とは裏腹に
敵軍同士の喧嘩は僅かでそこら中で博打や酒を飲み交わして盛り上がっていた
火星・日本そして地球圏へと船は進み月へと到着した
その中に火星共和国・日本台湾諸国連合の代表が月へと降り立つ
月面政府を交えた三カ国による講和会議が開かれる
輸送船は月を離れ金星そして最終目的地の水星に向かい潜水艇を降ろす
水星は表面は岩と砂に覆われていたが
その下には氷の層が在りさらにその下には
塩分を含んだ液体の海が広がる
地表に隕石が落下して氷の層まで破壊した後
一時的に内部の水が噴き出すが
宇宙空間のマイナス100度以上の氷点下の気温で
急激に冷やされる
残された地表には氷のクレーターが出来上がり
太陽の光が氷を通して液体の海まで届き
クレーターの真下の氷と海の間には
原始地球と良く似た原子生命体が生息した
氷の層と海が接触する所には植物が育ち
それを求め地球上ではすでに絶滅した
魚類や甲殻類が集まり
進化を続けついに人類で言えば類人猿レベルの
魚類系人類と甲殻系人類が誕生していた
不思議な事に木星や土星の衛星で
氷の下に同じ様に海が存在する星では
進化の度合いに違いが有るが
生息する生命体は驚くほど似ていて
DNAさえも共通点が見られた
この事から水星は初めから太陽の側で誕生したのではなく
木星か土星の衛星の可能性が高いとされている
水星の中心部には薄い玄武岩の中に高温の重金属の核が存在していた
潜水艇は星の中心部の核を覆う玄武岩に穴をあけて
内部を調べる為に高水圧化でも耐えられる潜水艇を日本軍が開発した
中心核からの熱エネルギーを使い発電を起こす実験が行われようとしていた
この実験が成功すれば水星と同じ構造の木星や土星の衛星が
はるか遠く太陽で発電されたエネルギーを頼らなくとも
自らの衛星の中心核から取り出した熱エネルギーで発電が可能になる
水星で行われる実験は月で講和会議が成功した時
平和な時代になる時に必ず必要になると
潜水艇の乗組員は意気込んでいた
その頃月のリゾート施設の一角で月面政府・火星共和国・そして日本と話し合いが行われていた
マナ砲それは古代文明が残した星をも破壊する兵器
第一次太陽系大戦末期日本台湾諸国連合艦隊と火星共和国艦隊は
地球艦隊を追撃して月の北極上空に差し掛かった時
月の地下深く封印された巨大マナ砲が地球艦隊に対して火を噴いた
月の北極上空の地球艦隊は一瞬で全滅し
地球連邦政府は降伏し第一次太陽系大戦は終結した
戦後太陽系は日本台湾諸国連合・火星共和国
そして地球連邦を裏切ったW氏が大統領に就任した
独裁国家月面政府が3分割した
そして10年の後再びこの3ヵ国が太陽系の派遣をめぐって
第二次太陽系大戦が始まる
戦いは長引き消耗戦に入り
熟練の兵の殆どが戦死
軍は退役した老兵を再徴兵
そして10代の少年少女まで兵士として徴兵
宇宙艦隊もマナ砲搭載艦は十分な乗組員が配置されたが
それ以外の艦艇は艦隊を指揮する司令官が乗る旗艦を除き
戦闘艦すら艦橋に僅かな乗組員が乗り込み
砲塔やミサイルなどの武器システム
エンジンなどの機関室などすべてをコントロールしていた
艦橋に配置される乗組員すら
艦長や副長・機関長は退役した予備役の老兵が殆どで
その他の乗組員は殆どが学徒動員で徴兵された少年少女達で
艦隊の半数は老人と子供達で構成された
軍とは呼べず戦争の続行は不可能とされ
厭戦気分が国民の中からも出る始末で
もはや戦争を望む者無く
月面で講和会議が開かれる事と成った
だが日本と火星が驚く程月面政府による主張は
話し合いとは言えない高圧的なものだった
どの国も戦争により正規の軍人の半数が失われ
老人と学生を徴兵して何とか軍の体制を維持して来たが
財政も含め限界に達していた
事実上月一つを支配するだけの月面政府が
人も物資も資金も一番不足している筈で
戦争継続が不可能に近く
一番講和を望んでいる筈なのに
高圧的な態度で火星と日本に金星と土星圏・天王星圏・海王星圏の
月面政府の支配を認める事を講和の条件するなど
火星と日本は理解出来なかった
月の代表は条件を拒む日本と火星の代表を
最重要施設であるマナ砲がある地下施設へと案内する
月の関係者以外にマナ砲を見せるのはこれが初めてで
日本と火星の代表は巨大なマナ砲の姿に圧倒される
準惑星冥王星の月であるカロンの映像を見せ
月の代表が合図するとマナ砲が稼働して
次の瞬間カロンが閃光に包まれ破壊された
マナ砲のエネルギーを空間転移させてカロンを攻撃したと告げる月の代表
講和会議の直前
月では第四文明の生き残りムーン・ラーが目覚め
月のマナ砲に新たな力が備わる
それは膠着した戦況を一気に変え
月に太陽系を支配するほどの力が与えられた
日本と火星の代表は急ぎ本国に伝える
火星と日本では緊急の会議が開かれ
カロンを破壊したエネルギーがマナ砲だと確認されると
両国は講和の条件を承諾したが
月の代表は更なる条件を追加
火星と日本のコロニーの明け渡しと
住民を金星の地下都市への移住を求める
事実上の降伏勧告を宣言した
日本と火星の本国は断固拒否を宣言
会議は事実上決裂
それまで対立していた日本と火星は
月を共通の敵として日本と火星が講和会議を行い
停戦に同意同時に同盟を結び
日本・火星連合軍を結成した
だがこれは月面政府に取り思惑通りの結果であり
月面艦隊は物資の補給を始めた
侵攻目標は太陽系第2惑星金星
2099年1月4日AM7:00月の艦隊は金星に向け発進した
時を同じくして太陽の北極上空に位置に設置された
超遠距離望遠鏡ハレーが太陽系に接近する天体を発見した
太陽系第一惑星・水星
軌道を離れ金星への衝突コースを取る
潜水艇乗組員サトウにより水星の中心部のコアを破壊する
反物質爆弾が設置されカウントダウンに入る
だが月面政府W大統領はサトウに対して
幼い頃に低重力が原因で重力障害病を患う
妻を人質にして水星のコアの破壊を中止する様に要求する
従わないサトウに妻の映像を見せて再度中止を要求する
銃を突き付けられ妻リサに夫に命乞いをする様に
水星のコアの破壊を止めてくれと言えと迫る
だが妻は水星を破壊して
私達の様な重力障害者の特効薬物質βが産出される
金星が破壊されたら多くの重力障害者が亡くなると
銃声が響き渡り拳銃が床に転がる
W大統領は水星のコアが破壊される前に
月の巨大マナ砲の出力を最大にして砲撃を命じ発射された
水星はマナ砲の閃光に包まれた
時は1月ほど遡り西暦2098年12月
月面政府・火星共和国・日本台湾諸国連合から
12月24日から翌年の1月4日AM7:00までの間戦闘停止が宣言された
各戦線は将兵に対して休暇が与えられ兵士達は故郷に一時的に帰国した
帰国に使う輸送手段は軍の輸送船だけでは足りず
民間の高速輸送船が使われたが
余にも急な発表の為輸送船を軍が丸ごと借りる事が出来ず
木星圏から地球圏へと向かう貨物船と客船を兼ねた輸送船に一般の旅客と
日本軍・火星軍・月面軍の軍人がごちゃ混ぜで乗り合う船まで出て来た
一触即発の事態を懸念する船を運行するスタッフの危惧とは裏腹に
敵軍同士の喧嘩は僅かでそこら中で博打や酒を飲み交わして盛り上がっていた
火星・日本そして地球圏へと船は進み月へと到着した
その中に火星共和国・日本台湾諸国連合の代表が月へと降り立つ
月面政府を交えた三カ国による講和会議が開かれる
輸送船は月を離れ金星そして最終目的地の水星に向かい潜水艇を降ろす
水星は表面は岩と砂に覆われていたが
その下には氷の層が在りさらにその下には
塩分を含んだ液体の海が広がる
地表に隕石が落下して氷の層まで破壊した後
一時的に内部の水が噴き出すが
宇宙空間のマイナス100度以上の氷点下の気温で
急激に冷やされる
残された地表には氷のクレーターが出来上がり
太陽の光が氷を通して液体の海まで届き
クレーターの真下の氷と海の間には
原始地球と良く似た原子生命体が生息した
氷の層と海が接触する所には植物が育ち
それを求め地球上ではすでに絶滅した
魚類や甲殻類が集まり
進化を続けついに人類で言えば類人猿レベルの
魚類系人類と甲殻系人類が誕生していた
不思議な事に木星や土星の衛星で
氷の下に同じ様に海が存在する星では
進化の度合いに違いが有るが
生息する生命体は驚くほど似ていて
DNAさえも共通点が見られた
この事から水星は初めから太陽の側で誕生したのではなく
木星か土星の衛星の可能性が高いとされている
水星の中心部には薄い玄武岩の中に高温の重金属の核が存在していた
潜水艇は星の中心部の核を覆う玄武岩に穴をあけて
内部を調べる為に高水圧化でも耐えられる潜水艇を日本軍が開発した
中心核からの熱エネルギーを使い発電を起こす実験が行われようとしていた
この実験が成功すれば水星と同じ構造の木星や土星の衛星が
はるか遠く太陽で発電されたエネルギーを頼らなくとも
自らの衛星の中心核から取り出した熱エネルギーで発電が可能になる
水星で行われる実験は月で講和会議が成功した時
平和な時代になる時に必ず必要になると
潜水艇の乗組員は意気込んでいた
その頃月のリゾート施設の一角で月面政府・火星共和国・そして日本と話し合いが行われていた
マナ砲それは古代文明が残した星をも破壊する兵器
第一次太陽系大戦末期日本台湾諸国連合艦隊と火星共和国艦隊は
地球艦隊を追撃して月の北極上空に差し掛かった時
月の地下深く封印された巨大マナ砲が地球艦隊に対して火を噴いた
月の北極上空の地球艦隊は一瞬で全滅し
地球連邦政府は降伏し第一次太陽系大戦は終結した
戦後太陽系は日本台湾諸国連合・火星共和国
そして地球連邦を裏切ったW氏が大統領に就任した
独裁国家月面政府が3分割した
そして10年の後再びこの3ヵ国が太陽系の派遣をめぐって
第二次太陽系大戦が始まる
戦いは長引き消耗戦に入り
熟練の兵の殆どが戦死
軍は退役した老兵を再徴兵
そして10代の少年少女まで兵士として徴兵
宇宙艦隊もマナ砲搭載艦は十分な乗組員が配置されたが
それ以外の艦艇は艦隊を指揮する司令官が乗る旗艦を除き
戦闘艦すら艦橋に僅かな乗組員が乗り込み
砲塔やミサイルなどの武器システム
エンジンなどの機関室などすべてをコントロールしていた
艦橋に配置される乗組員すら
艦長や副長・機関長は退役した予備役の老兵が殆どで
その他の乗組員は殆どが学徒動員で徴兵された少年少女達で
艦隊の半数は老人と子供達で構成された
軍とは呼べず戦争の続行は不可能とされ
厭戦気分が国民の中からも出る始末で
もはや戦争を望む者無く
月面で講和会議が開かれる事と成った
だが日本と火星が驚く程月面政府による主張は
話し合いとは言えない高圧的なものだった
どの国も戦争により正規の軍人の半数が失われ
老人と学生を徴兵して何とか軍の体制を維持して来たが
財政も含め限界に達していた
事実上月一つを支配するだけの月面政府が
人も物資も資金も一番不足している筈で
戦争継続が不可能に近く
一番講和を望んでいる筈なのに
高圧的な態度で火星と日本に金星と土星圏・天王星圏・海王星圏の
月面政府の支配を認める事を講和の条件するなど
火星と日本は理解出来なかった
月の代表は条件を拒む日本と火星の代表を
最重要施設であるマナ砲がある地下施設へと案内する
月の関係者以外にマナ砲を見せるのはこれが初めてで
日本と火星の代表は巨大なマナ砲の姿に圧倒される
準惑星冥王星の月であるカロンの映像を見せ
月の代表が合図するとマナ砲が稼働して
次の瞬間カロンが閃光に包まれ破壊された
マナ砲のエネルギーを空間転移させてカロンを攻撃したと告げる月の代表
講和会議の直前
月では第四文明の生き残りムーン・ラーが目覚め
月のマナ砲に新たな力が備わる
それは膠着した戦況を一気に変え
月に太陽系を支配するほどの力が与えられた
日本と火星の代表は急ぎ本国に伝える
火星と日本では緊急の会議が開かれ
カロンを破壊したエネルギーがマナ砲だと確認されると
両国は講和の条件を承諾したが
月の代表は更なる条件を追加
火星と日本のコロニーの明け渡しと
住民を金星の地下都市への移住を求める
事実上の降伏勧告を宣言した
日本と火星の本国は断固拒否を宣言
会議は事実上決裂
それまで対立していた日本と火星は
月を共通の敵として日本と火星が講和会議を行い
停戦に同意同時に同盟を結び
日本・火星連合軍を結成した
だがこれは月面政府に取り思惑通りの結果であり
月面艦隊は物資の補給を始めた
侵攻目標は太陽系第2惑星金星
2099年1月4日AM7:00月の艦隊は金星に向け発進した
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