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自覚
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七海は抱き締める遼の手を外すとゆっくりと彼の唇と重ね合わせた。
柔らかい触感に甘い香りがする。
いつまでも自分に繋ぎ止めたい衝動に駈られる。
ゆっくりと離すと遼の瞳を覗き込んだ。
綺麗な黒い瞳をしていた。
さらさらの髪を鋤くと目を細めて気持ち良さそうにする癖も、七海につき出された唇は続きを促すサインであるとか。
とにかく彼の事なら何でも分かるようになってきた。
「その前に食事を召し上がってください。体力を着けないと怒られるのは俺の方なんで!」
皿ごと渡すと恨めしそうに眺められた。
「だったら・・・食べさせてよ!七海の口移しなら食べる!」
なんとも甘えたような声に心臓が高鳴った気がした。
ーそれだけじゃ済まないんだ!ー
「全く、後悔しないで下さいよ?」
「うん。早くっ!」
そういうと軽く口を開いた。
お粥を口に含むと遼の唇に重ねると中へと舌を侵入させ流し込んでゆく。
ゴックン。と嚥下するのを確認すると次を含み何度も唇を重ねた。
そのうち二人の息が近く、荒いものになっていく。
貪るように唇を重ねていると次第に体が熱くなってくる。
熱が下に集中し出すともう止められなかった。
「遼さんっ!!流石に体が本調子じゃないんですよ?」
「いいって。七海ので一杯にしてよっ・・・他のやつの感覚が残ってて気持ちが悪いんだよ。消してくれよ?」
せがむように下から見上げられると、七海は弱かった。
理性を押さえ込むと遼の体をベットに繋ぎ止めた。
首筋に舌を這わせると愛撫を続ける。
何度も彼の弱いとこを攻めるとぷっくりと立ち上がり、自己主張をし出した。
「ほんとに、可愛い人ですね?」
「可愛い?何言ってんだよっ・・はぁっ・・ひぃ・・」
唇を深く交わえると尻にローションを取って温度で暖め、ゆっくりと塗り付け押し込んでいく。
中は薬のせいかヌメヌメとしていた。
何度も出し入れを繰り返しならしてゆく。
このままヤっても大丈夫だよな?不安に思いながら遼を見つめた。
「大丈夫だよっ!こんなことで壊れたりしないからっ。早く・・きてっ・・・」
「無理なら言ってくださいね?」
それだけ言うと遼の腰を握り自分の上に腰を落とす。
3本の指を呑み込むソコはそれを待っていたかのように歓喜に震えた。
入るときに多少の痛みは感じたがそれ以上に七海と一つになりたかった。
「あっ・・ひっーー・・ああぁっんーー・・」
なかなか入らないのに焦れると遼は自分の尻を両サイドに引っ張ると中へと招き入れた。
先端のカリが入れば後は体重をかければ一気に入り込むだけ。
何度もやっている行為に遼は喜びを感じていた。
そして全部が収まると七海の肩を借りてゆっくりと自分で体を持ち上げた。
左右に少し振りながら腰を落とした。
「・あぁっ・・ひゃあぁ。・・いいっ・・もっと・・奥にーーー」
七海は彼を抱きながら複雑な思いがよぎっていたのだった。
彼に信頼されるのは嬉しい。
彼と繋がる瞬間がとても好きだった。
でも、このままだと彼を手離せなくなってしまう。
しかし、どうすることも出来ない自分が歯がゆかった。
「ごめん・・・遼さん、俺は・・・貴方を助けてあげられないっ」
遼はただ七海の言葉を聞きながら頷いた。
「そんな事どうでもいいよ。今を楽しもうよ。時間は残り少ないんだ!俺は七海とこうしていたい。そう思ったんだよ?」
「・・・遼さんーー・・」
残りの時間は本当に短くなっていっていた。
相沢の容態が急変すればすぐにでも心臓の提供をすることになるのだ。
体を重ねてからは彼の事が頭から離れなくなっていた。
何度も突き上げると七海の背中に回っていた腕が首に絡み付く。
色っぽい肢体を七海の上で震えさせる様は見ていていとおしさが込み上げて来るほどだった。
感情を押さえ込むように気を失うまで抱くと体を清めるためにシャワールームへと運んだ。
洋平も合流すると二人で清めると着替えさせベットへと運んだ。
「おい、七海!お前入れ込み過ぎんなよ?」
「何の事だ?」
「遼の事だよ!好きになってんだろ?見てりゃーわかるよ。だが、長くないんだ!連れて逃げようものならすぐに殺されるぞ?」
「・・・そんな事は。」
「考えてないならいいが。気を付けろよ?」
洋平はそれだけ言うと戻っていった。
長い付き合いだけに洋平にはばれていたらしい。
確かに遼が七海を気に入っているのは端から見れば明らかだった。
しかし、七海はあまり態度にはでないように接してきたつもりだった。
体を重ねているのは綾音と遼本人と七海の3人しか知らないことだった。
洋平も後始末のみなので気付いていないと思っていた。
が、そうではないらしい。
綾音が部屋に入ってくるまで眠る遼の傍らに七海は付き従っていた。
ドアの開く音がして綾音が入ってくる。
「あら?まだいたの?ぐっすりおやすみのようね?」
「えぇ、食事をとって眠っています。」
「・・・運動もしたのね?隠さなくてもいいわ。そう望んだのなら答えてあげて。彼の望むままにしてあげるのが条件だからね!」
「・・・はい、・・・あの、彼の替わりは・・・」
「いないわ。適合者はなかなか見つからないのよ。私も気にいってきちゃったから手放したくないのだけれど、そうもいかないわ。彼が大事なの。彼と話をしたいの。まだ目覚めないけど・・・彼が元気になるならどんな犠牲も厭わないわ」
綾音の言葉に七海は覚悟を感じた。
柔らかい触感に甘い香りがする。
いつまでも自分に繋ぎ止めたい衝動に駈られる。
ゆっくりと離すと遼の瞳を覗き込んだ。
綺麗な黒い瞳をしていた。
さらさらの髪を鋤くと目を細めて気持ち良さそうにする癖も、七海につき出された唇は続きを促すサインであるとか。
とにかく彼の事なら何でも分かるようになってきた。
「その前に食事を召し上がってください。体力を着けないと怒られるのは俺の方なんで!」
皿ごと渡すと恨めしそうに眺められた。
「だったら・・・食べさせてよ!七海の口移しなら食べる!」
なんとも甘えたような声に心臓が高鳴った気がした。
ーそれだけじゃ済まないんだ!ー
「全く、後悔しないで下さいよ?」
「うん。早くっ!」
そういうと軽く口を開いた。
お粥を口に含むと遼の唇に重ねると中へと舌を侵入させ流し込んでゆく。
ゴックン。と嚥下するのを確認すると次を含み何度も唇を重ねた。
そのうち二人の息が近く、荒いものになっていく。
貪るように唇を重ねていると次第に体が熱くなってくる。
熱が下に集中し出すともう止められなかった。
「遼さんっ!!流石に体が本調子じゃないんですよ?」
「いいって。七海ので一杯にしてよっ・・・他のやつの感覚が残ってて気持ちが悪いんだよ。消してくれよ?」
せがむように下から見上げられると、七海は弱かった。
理性を押さえ込むと遼の体をベットに繋ぎ止めた。
首筋に舌を這わせると愛撫を続ける。
何度も彼の弱いとこを攻めるとぷっくりと立ち上がり、自己主張をし出した。
「ほんとに、可愛い人ですね?」
「可愛い?何言ってんだよっ・・はぁっ・・ひぃ・・」
唇を深く交わえると尻にローションを取って温度で暖め、ゆっくりと塗り付け押し込んでいく。
中は薬のせいかヌメヌメとしていた。
何度も出し入れを繰り返しならしてゆく。
このままヤっても大丈夫だよな?不安に思いながら遼を見つめた。
「大丈夫だよっ!こんなことで壊れたりしないからっ。早く・・きてっ・・・」
「無理なら言ってくださいね?」
それだけ言うと遼の腰を握り自分の上に腰を落とす。
3本の指を呑み込むソコはそれを待っていたかのように歓喜に震えた。
入るときに多少の痛みは感じたがそれ以上に七海と一つになりたかった。
「あっ・・ひっーー・・ああぁっんーー・・」
なかなか入らないのに焦れると遼は自分の尻を両サイドに引っ張ると中へと招き入れた。
先端のカリが入れば後は体重をかければ一気に入り込むだけ。
何度もやっている行為に遼は喜びを感じていた。
そして全部が収まると七海の肩を借りてゆっくりと自分で体を持ち上げた。
左右に少し振りながら腰を落とした。
「・あぁっ・・ひゃあぁ。・・いいっ・・もっと・・奥にーーー」
七海は彼を抱きながら複雑な思いがよぎっていたのだった。
彼に信頼されるのは嬉しい。
彼と繋がる瞬間がとても好きだった。
でも、このままだと彼を手離せなくなってしまう。
しかし、どうすることも出来ない自分が歯がゆかった。
「ごめん・・・遼さん、俺は・・・貴方を助けてあげられないっ」
遼はただ七海の言葉を聞きながら頷いた。
「そんな事どうでもいいよ。今を楽しもうよ。時間は残り少ないんだ!俺は七海とこうしていたい。そう思ったんだよ?」
「・・・遼さんーー・・」
残りの時間は本当に短くなっていっていた。
相沢の容態が急変すればすぐにでも心臓の提供をすることになるのだ。
体を重ねてからは彼の事が頭から離れなくなっていた。
何度も突き上げると七海の背中に回っていた腕が首に絡み付く。
色っぽい肢体を七海の上で震えさせる様は見ていていとおしさが込み上げて来るほどだった。
感情を押さえ込むように気を失うまで抱くと体を清めるためにシャワールームへと運んだ。
洋平も合流すると二人で清めると着替えさせベットへと運んだ。
「おい、七海!お前入れ込み過ぎんなよ?」
「何の事だ?」
「遼の事だよ!好きになってんだろ?見てりゃーわかるよ。だが、長くないんだ!連れて逃げようものならすぐに殺されるぞ?」
「・・・そんな事は。」
「考えてないならいいが。気を付けろよ?」
洋平はそれだけ言うと戻っていった。
長い付き合いだけに洋平にはばれていたらしい。
確かに遼が七海を気に入っているのは端から見れば明らかだった。
しかし、七海はあまり態度にはでないように接してきたつもりだった。
体を重ねているのは綾音と遼本人と七海の3人しか知らないことだった。
洋平も後始末のみなので気付いていないと思っていた。
が、そうではないらしい。
綾音が部屋に入ってくるまで眠る遼の傍らに七海は付き従っていた。
ドアの開く音がして綾音が入ってくる。
「あら?まだいたの?ぐっすりおやすみのようね?」
「えぇ、食事をとって眠っています。」
「・・・運動もしたのね?隠さなくてもいいわ。そう望んだのなら答えてあげて。彼の望むままにしてあげるのが条件だからね!」
「・・・はい、・・・あの、彼の替わりは・・・」
「いないわ。適合者はなかなか見つからないのよ。私も気にいってきちゃったから手放したくないのだけれど、そうもいかないわ。彼が大事なの。彼と話をしたいの。まだ目覚めないけど・・・彼が元気になるならどんな犠牲も厭わないわ」
綾音の言葉に七海は覚悟を感じた。
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