禁断の扉を開けたのは!?

秋元智也

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微かな期待

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あれから暫くは何も話してくれなくなった。
怒っているのかと思ったがそうでもないらしい。
食事は点滴で入れているが近いうちには普通に食べれるようになるだろう。
排泄は自分では出来ないので時間を見計らって無理矢理出させるしかなかった。
尿も感覚のない為か自分では制御が出来ないらしい。
今はオムツを履かせている。
変える度に恥ずかしがってしまい、なかなか替えさせてもらえなかった。
「そろそろ慣れて下さいね?」
「そんなの慣れるか!ばーか。」
顔を真っ赤にして悪態をつくのがいつもの日課になっている。
「元気なのは良いことです。・・・が、口が悪いのは許せませんね?」
そう言いながら頬を思いっきりつねってやる。
「痛い痛いって!マジでやめろよ~」
おふざけだとお互い理解しているので軽く殴りかかってくる遼の頭を押さえると鼻で笑ってやる。
「届かないのかな?手が短いのも考えものですね~」
「なっ・・・やっろー、こっちこいってーの!」
「それじゃーまた、2時間後に見に来ますね?お大事に~」
「だぁーーー!くっそー。」
散々からかって出ていく。
無視されるよりはいいと最近ではいつもこんな調子だった。
入れ替わりに綾音さんが現れ中へと入っていく。
中では音楽がかけられ会話は一切聞こえてこない。
吉野はそのまま立ち去っていった。


入れ替わりに入ってきた綾音に遼は軽く手を振った。
「調子はどう?」
「あぁ、変わりないかな・・・あのさぁ、俺の事なんて見捨てれば?その方がきっと楽だよ?」
「・・・!」
目を見開く綾音に遼は自分の状態を話し出した。
「聞いてるんだろ?もう、動かないこと・・・足手まといのお荷物でしかないんだよ!」
悔しそうに呟くと頬を暖かいものが覆った。
綾音が遼の頬を両手で包んだのだ。
「それでもいいよ、私の側にいてくれない?」
その言葉にはっと顔を上げると唇を塞がれた。
「・・・んっ・・・ふぁ・・んっ・」
「その気になった?」
いきなりのディープキスに鼻から声が漏れた。
「動かねーんだからムリだろ?」
現実を悟ると目を伏せる。
するといきなり綾音が遼を押し倒すと脱がせ始めた。
「ちょっ・・・待てって!ここ病院だってー」
反論するが全て無視するとオムツを一気に脱がせると遼の元気のないペニスに直接触れると何度も扱き上げた。
普通ならそれで少しづつ勃ちあがってくるのだが、今は萎えたまま全く元気になる気配もない。
口に咥えると何度も吸い上げるがたまに歯で噛んでみても遼は全く顔色を変えなかった。
「わりぃ、もう、やめようぜ?」
綾音は悔しくてたまらなかった。
いつも彼を何度もイカせていた。
恥ずかしがるのを承知で色んなプレイを楽しんだのだ。
どっちが入れるなんてのはその日の気分次第でお互い楽しんでいたのだ。
しかし、今の遼の体は快楽を感じることが出来ない。
触れていても、それを肌で感じるかとが出来ないのだ。
「そんなの・・・ないよ。どうしてよ?」
落ち込む綾音にそっと手を触れると涙を拭った。
「ごめん。もう、ムリなんだ。俺の事は忘れてよっ!」
軽く言う遼が腹立たしくて仕方がなかった。
諦められない、こんなに好きになったのは初恋以来なのに・・・。
気持ちを切り替えると遼をいきなり横に向かせると尻を露にさせた。
「ちょっ・・・何をっ!」
言い終わらないうちにアナルに指を突っ込みながら鞄からローションを取り出した。
中に塗りつけながら慣らそうと指を増やすが全く抵抗がなかった。
意識があるときは恥ずかしがるときゅうきゅうと締め付けてくるのだが全く抵抗なくゆうに解されていく。
開いたままのアナルは収縮せずそのままをキープしていた。
それでもゆっくりとは戻ろうとするようで自然に戻っていくまでに時間を要していた。
「やめてくれよ!こんなんじゃダメなんだよっ・・・」
「遼・・・」
「触られててもわかんねーんだよ!何にも感じねーんだよっ・・・!」
喘ぎ声一つ漏らさないのはそういうことなのだ。
痛みも、快楽も何も感じることが出来ないのだった。
綾音は愕然としながらも自分の性器を取り出すとそこへと押し込んだ。
最初は圧迫間があったが次第に順応するとがばがばでなかなかイクことが出来なかった。
「何でよ!どうして?」
遼はただその場で見ているしか出来なかった。
やりたいようにやらせておけばきっと思い直すかもしれない・・・と。
イケないままずるっと引き抜くと遼は手招きをした。
綾音の腰を引き寄せると勃起したものを口に含んだ。
何度も慣れさせられた行為は大分と上手くなっていて、時間をかけずにイカす事が出来た。
じゅるっ、、、ごっくん。
出された精液を飲み干すと口許を袖で拭いた。
「だから言っただろ?」
「それでも、諦めたくないっ!」
綾音は遼に抱きつくと強くしがみついた。
それから実験でも繰り返すように持ってきていた玩具を遼のアナルに宛がった。
「あのーそろそろいいかな?」
「まだだって。きっと感じるようになるもん。」
そう言いながら遼をうつ伏せにすると色んなものを中に入れては出してを繰り返した。
何も感じないといえど恥ずかしさはある。
誰かに見られやしないかと不安で仕方がなかった。
「そろそろ往診だからさぁ~やめない?」
「もう、そんな時間なの?なら、これが最後ね?」
そう言って中にバイブを入れるとかき回しだした。
くちゅくちゅと音は聞こえるが感覚がないので何も反応することはない。
前は萎えたままでピクリとも動かない。
するといきなりピリッと痺れる感覚に襲われ一瞬目の前で火花が散った気がした。
「ひゃっ・・・あっ・・・」
「どう、感じた?」
とっさにシーツを強く握りしめると何が起こったのかと後ろを振り向いた。
するとそのタイミングで全身に電気が流れる感覚で考える事を放棄しかけた。
「どうかな?・・・おおー勃ちかけてるじゃん?」
綾音に言われた通りで自分の性器がピクピクと反応し萎えていた時とは違い少し元気になりつつあった。
「うそっ・・・」
「じゃー毎日やりに来るわね?」
そう言うとかたずけはじめた綾音は遼の服も元通りに着せてくれた。
そのタイミングで吉野が中に入ってきた。
「まじかっ・・・」
遼にとっては最悪のタイミングだった。
今から尿を出すために絞り取られるのだ。
しかし、今の状態を見られるときっと追求されるだろう。
「綾音、待って!」
「じゃーね!お大事に~」
さっさと荷物を纏め出ていってしまった。
「先生?もうちょっと後にしねー?」
「何を言ってるんですか?後にしても一緒ですよ?さぁ、脱がしますよ?」
そう言ってオムツをずり下げたところで予想外の事に目を丸くするとそれからは実験的に何度も刺激されてパンパンに膨れ上がった性器は尿ではなく白濁色の液体を解き放ったのである。
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