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第二十一話 担任の事情
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予想に反して日中の気温が暑くなってきた。
学校はクーラーがない分、教室の上に扇風機が取り付けられていた。
もちろん生暖かい風を送って来るだけだった。
宮野 「あづー。」
山田 「こんな時に昼終わったら体育ってねーよな~」
結弦 「まぁ、うちの学校プールないし外で身体動かせって事だろ?」
山田 「なんでプール作らねーんだよ~!」
宮野 「はははっ…」
プールに入りたいほど暑いが、水着になるのは勘弁したかった。
毎日の様にキスマークを付けて来る変態のせいで着替えるのさえ、人前では
できなくなったのだ。
大和は堂々と着替えているが宮野はトイレに着替えを持って行く事になる。
鎖骨から腹にかけて赤い鬱血が散らばってるのを毎晩風呂で見る度に恥ずか
しくなる。
最近は女子を侍らせる事も無くなったが、それでも言い寄ってくる女子は絶
えないのだった。
あんな奴のどこがいいのかさっぱりだった。
担任 「宮野、ちょっといいか?」
宮野 「このあと体育なので着替えないと…」
担任 「あぁ、なら準備室で着替えればいいからちょっと来い」
宮野 「…?」
化学準備室へ行くとクーラーが効いていて涼しかった。
宮野 「涼しい…」
担任 「着替えてていいぞ?ちょっと聞きたい事があってな~」
着替えてもいいと言われても、流石に人前で脱げない。
宮野 「ほかで着替えるんで、早くして貰っていいですか?」
担任 「…そうか…ならここで服を脱いでくれないか?」
宮野 「…!何言ってるんですか?おかしいでしょ!」
担任 「最近なんでみんなと一緒に着替えないんだ?脱げない訳でもある
のか?」
宮野 「いえっ…ちょっと…」
担任 「なら、脱げるよな?女子じゃあるまいし恥ずかしがる必要はない
だろ?ほらっ…」
宮野 「まっ…やだっ…触らないでっ!」
担任の井上が宮野の服に手をかけようとするのを勢いよく叩いた。
担任 「おかしいと思ってたんだ…なにをされた?それとも佐々木兄貴と
ナニをしている?と聞いた方がいいか?」
宮野 「…!」
ビクッと肩を震わせ井上を見上げてきた。
担任として、叔父としてこのままじゃいけないとちゃんと言わなくてはいけ
ない立場なのだ。
宮野の肩を掴むとシャツのボタンを外して行く。
白い肌に無数の赤い鬱血が浮かんでいた。
自分のものだという所有印、もしくはキスマーク。
恥ずかしそうに俯く宮野に諭す様に語りかける。
担任 「これはどういう事なんだ?分かっててしてるのか?今は若いから色ん
な事に興味があるのは分かるが、大人になって後悔するのだけはやめ
ておいた方がいい。男同士だなんていつか終わりが来る。」
宮野 「どうして?なんでそんな事いうの?」
担任 「今は遊びかもしれないし、本気ではないだろ?」
宮野 「本気です。本当に…!」
いきなり井上に壁際に叩きつけられ唇を塞がれていた。
大和と何度もしたように、舌が中に入って来て息が出来ないくらい苦しい。
でも、大和とした時の様なドキドキした気持ちはなくて、ただ気持ち悪かった。
必死に抵抗して離れると、吐き気がしてうずくまった。
宮野 「う゛ぅっ…おぇっ…」
担任 「どこまでヤったんだ?」
腕を掴むと有無も言わさぬ力で机に押し倒された。
担任 「どこまでヤらせた?」
(こんなにキスマーク付けて…姉さんと同じ顔で佐々木に抱かれてる
のか!尻に入れてそんなによがれるなら俺だってイケるよな?男の
チンポがいいなら誰でもいいよな?)
宮野 「…!いやっ…やだっ…やめて!僕は母さんの代わりじゃない!」
担任 「…っ、ここに入れるのは気持ちいいか?」
(毎回男を咥え込んでるくせに、部屋でよがってたのをしっかり聞い
たぞ)
宮野 「違う!大和だから…大和以外とは嫌だ!」
井上の手が尻を揉む様に触れていたが、そのままズボンに手をかけるとチャイ
ムが鳴った。
授業の始まりを示すものだ。
授業が始まれば誰も来ない。このままでは本当に井上に犯されるかも知れなか
った。
宮野 「先生、まだ母に未練があるんですか?父は出張中だけどこんな事知っ
たら、ただじゃすみませんよ?」
担任 「宮野、お前が黙ってれば済むんじゃないか?そのかわり好きなだけ入
れてやるからな?」
(尻に入れば誰のでも一緒だろ?男は初めてだが、姉さんにそっくりだ
しイケるだろ。中は結構締め付けるんだな?)
ゆっくり触れていた指が後孔へと吸い込まれる様に入っていく。
触れられたくない!
こんなやつに感じたくない!決して男が好きなんじゃないのに…。
身体を這い回る手が気持ち悪くて、それでも身体は素直になってしまうのが悔し
かった。
ドンドンッ ドンドンッ
ドアを乱暴に叩く音がして、流石に担任も止めざるを得なかった。
鍵を外すと、いきなり担任が壁に激突した。
大和 「まもる!大丈夫か!」
いきなりの大和の声にホッとして、力が抜けて座り込んだ。
学校はクーラーがない分、教室の上に扇風機が取り付けられていた。
もちろん生暖かい風を送って来るだけだった。
宮野 「あづー。」
山田 「こんな時に昼終わったら体育ってねーよな~」
結弦 「まぁ、うちの学校プールないし外で身体動かせって事だろ?」
山田 「なんでプール作らねーんだよ~!」
宮野 「はははっ…」
プールに入りたいほど暑いが、水着になるのは勘弁したかった。
毎日の様にキスマークを付けて来る変態のせいで着替えるのさえ、人前では
できなくなったのだ。
大和は堂々と着替えているが宮野はトイレに着替えを持って行く事になる。
鎖骨から腹にかけて赤い鬱血が散らばってるのを毎晩風呂で見る度に恥ずか
しくなる。
最近は女子を侍らせる事も無くなったが、それでも言い寄ってくる女子は絶
えないのだった。
あんな奴のどこがいいのかさっぱりだった。
担任 「宮野、ちょっといいか?」
宮野 「このあと体育なので着替えないと…」
担任 「あぁ、なら準備室で着替えればいいからちょっと来い」
宮野 「…?」
化学準備室へ行くとクーラーが効いていて涼しかった。
宮野 「涼しい…」
担任 「着替えてていいぞ?ちょっと聞きたい事があってな~」
着替えてもいいと言われても、流石に人前で脱げない。
宮野 「ほかで着替えるんで、早くして貰っていいですか?」
担任 「…そうか…ならここで服を脱いでくれないか?」
宮野 「…!何言ってるんですか?おかしいでしょ!」
担任 「最近なんでみんなと一緒に着替えないんだ?脱げない訳でもある
のか?」
宮野 「いえっ…ちょっと…」
担任 「なら、脱げるよな?女子じゃあるまいし恥ずかしがる必要はない
だろ?ほらっ…」
宮野 「まっ…やだっ…触らないでっ!」
担任の井上が宮野の服に手をかけようとするのを勢いよく叩いた。
担任 「おかしいと思ってたんだ…なにをされた?それとも佐々木兄貴と
ナニをしている?と聞いた方がいいか?」
宮野 「…!」
ビクッと肩を震わせ井上を見上げてきた。
担任として、叔父としてこのままじゃいけないとちゃんと言わなくてはいけ
ない立場なのだ。
宮野の肩を掴むとシャツのボタンを外して行く。
白い肌に無数の赤い鬱血が浮かんでいた。
自分のものだという所有印、もしくはキスマーク。
恥ずかしそうに俯く宮野に諭す様に語りかける。
担任 「これはどういう事なんだ?分かっててしてるのか?今は若いから色ん
な事に興味があるのは分かるが、大人になって後悔するのだけはやめ
ておいた方がいい。男同士だなんていつか終わりが来る。」
宮野 「どうして?なんでそんな事いうの?」
担任 「今は遊びかもしれないし、本気ではないだろ?」
宮野 「本気です。本当に…!」
いきなり井上に壁際に叩きつけられ唇を塞がれていた。
大和と何度もしたように、舌が中に入って来て息が出来ないくらい苦しい。
でも、大和とした時の様なドキドキした気持ちはなくて、ただ気持ち悪かった。
必死に抵抗して離れると、吐き気がしてうずくまった。
宮野 「う゛ぅっ…おぇっ…」
担任 「どこまでヤったんだ?」
腕を掴むと有無も言わさぬ力で机に押し倒された。
担任 「どこまでヤらせた?」
(こんなにキスマーク付けて…姉さんと同じ顔で佐々木に抱かれてる
のか!尻に入れてそんなによがれるなら俺だってイケるよな?男の
チンポがいいなら誰でもいいよな?)
宮野 「…!いやっ…やだっ…やめて!僕は母さんの代わりじゃない!」
担任 「…っ、ここに入れるのは気持ちいいか?」
(毎回男を咥え込んでるくせに、部屋でよがってたのをしっかり聞い
たぞ)
宮野 「違う!大和だから…大和以外とは嫌だ!」
井上の手が尻を揉む様に触れていたが、そのままズボンに手をかけるとチャイ
ムが鳴った。
授業の始まりを示すものだ。
授業が始まれば誰も来ない。このままでは本当に井上に犯されるかも知れなか
った。
宮野 「先生、まだ母に未練があるんですか?父は出張中だけどこんな事知っ
たら、ただじゃすみませんよ?」
担任 「宮野、お前が黙ってれば済むんじゃないか?そのかわり好きなだけ入
れてやるからな?」
(尻に入れば誰のでも一緒だろ?男は初めてだが、姉さんにそっくりだ
しイケるだろ。中は結構締め付けるんだな?)
ゆっくり触れていた指が後孔へと吸い込まれる様に入っていく。
触れられたくない!
こんなやつに感じたくない!決して男が好きなんじゃないのに…。
身体を這い回る手が気持ち悪くて、それでも身体は素直になってしまうのが悔し
かった。
ドンドンッ ドンドンッ
ドアを乱暴に叩く音がして、流石に担任も止めざるを得なかった。
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いきなりの大和の声にホッとして、力が抜けて座り込んだ。
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