好きか?嫌いか?

秋元智也

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第二十五話 黙っててごめん

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大和のでかいちんこが宮野のあそこに入っている事も、真っ赤な顔して苦し
そうにしていたというのに、それさえ幻想的で下半身が熱くなっていた。
あのままあそこにいたらと思うと怖かった。

ただの友達、大切な友達のはずだ。
だが、さっき自分はその友達が侵されるのを見て綺麗だと思ってしまっていた。
その肌に触れたい…鎖骨から腹にかけて赤い鬱血。
ぷっくりと膨らんだ乳首を弄ぶように触れた大和を羨ましく思ってしまっていた。

本当に大和と好みが似ている。
昔からそうだったが、大和は飽きやすかった。今回もすぐに飽きるだろう。
そうしたら…お下がりでもいい。
男を抱けるだろうか?同じモノがついているのに、それさえも色っぽかった。

結弦 「そうだよ!大和はいつも一回抱けばすぐに飽きるんじゃないか!今
    からでも遅くないよ。傷ついた彼を慰めよう!」

思い立ったら行動は早かった。
家に帰ると大和の部屋へと向かった。
部屋の外で聞き耳を立てた。

大和 「結弦のやつ、情けねーの!」
宮野 「ふざけんな!いい加減やめっ!あっ…またかよっ!」
大和 「守の中って気持ちいいんだよ!俺のもいいだろ?中もしっかり擦っ
    てやるから、もっと声出せよ!」
宮野 「いやだっ…毎回毎回くどいんだよ!やぁっ!あぁっ…もう、無理
    身体がもたないって…あぁっ!…気持ちいいから…やめてっ…」
大和 「いいじゃん!もう、女どもとはしねーからいいだろ?」
宮野 「変態野郎…身体がもたねーよ!」
大和 「いいよ、俺が看病してやるから…イキたいだけいきまくれよ!」
宮野 「あぁぁぁ!…っ…あっ…」

悲鳴に似た声は中からひっきりなしに聞こえていたと思うとぴたりと止んだ。
静かになったのを怪訝に思うとそっとドアを開けた。

大和 「帰ってきたのか?逃げたくせに…」
結弦 「宮野も一回抱けばどうせ飽きるんだろ?」
大和 「飽きねーよ。もう何回抱いてると思うんだよ?癖になるほど気持ち
    いいし誰かに渡すなんてできねーな!一生俺のモノだよ!」
結弦 「ふざけるな!どうせまた女に走るんだろ?だったら宮野を解放して
    くれよ。もう、関わるなよ!」
大和 「関わるなだと?これは俺のセリフだ。こいつは俺の女だ。こんなに
    身体の相性がいいやつはいないからな…手放す気はねーよ。もし
    今後俺のモノに手を出したら殺すからな!」

牽制され、ベッドにぐったりと横たわる宮野の姿に心が痛くなった。
今すぐ触れたい。大和の手から救い出す方法はないのかと…!

大和に担がれるように風呂場に連れて行かれた後は精液の匂いが充満して
いた。
ベッドの上にはどちらが出したか分からないくらいぐちゃぐちゃに濡れて
いた。

親が帰ってきても、大和は部屋から出てこなかった。
いつもの事なので親さえ何も言わない。
しばらくすると隣の部屋で話し声が聞こえてきた。
宮野が起きたようだった。
どんな顔して会えばいいのだろう?
それでも、このまま学校で会うのはもっと気まずい。
先に外に出ると、帰りに通るであろう道路で待っている事にした。
夜風は涼しく、昼の暑さが嘘のようだった。

しばらくして、宮野が通りかかった。

宮野 「結弦…」
結弦 「逃げ出してごめん。こんなの友達じゃないよな?」
宮野 「違う、そうじゃない!こっちこそごめん。言えなくて…大和と
    付き合ってるんだ…さっきのはあいつが誤解して…」
結弦 「毎回あんな事させてるのか?おかしいだろ?」
宮野 「最初はレイプまがいの事されて…家に連れ込まれた時は必死で
    逃げちゃったんだけど…多分、あの相談内容なんだけど…僕の
    事だと思う。僕も変なのかな?尻に入れられてすっごく気持ち
    よくってさ…」
結弦 「それって誰でもなのか?」
宮野 「違う!そうじゃないんだ。この前担任の井上に襲われて、大和が
    来てくれた時すっごくホッとしたんだ。男に身体を触れられるの
    がこんなに怖かったんだって、思えて。すっごく気持ち悪くて。
    大和に触れられた時はそんな事なかったのに…やっぱり大和の事
    好きなのかもって思ってさ。」
結弦 「そっか…」
宮野 「黙っててごめん。言い出せなくて…」
結弦 「そうだよな~。男と付き合ってるなんて言えるわけねーよな。大和
    のやつがおかしいんだよな?好きな事には貪欲だからな~」
宮野 「知ってる。すぐ嫉妬するし、乱暴に抱くし、かと思うとすっげーや
    さしくする時もあるし、気分屋だよな~。」

結弦よ向かい合うとついた笑いが込み上げてきた。
さっきまで真剣に話していたのに、今はどうでも良くなっていた。

結弦 「あのさ…痛くないのか?えーっと、あそこがさ~。」
宮野 「あぁ、ジンジンして痛いけど?あんなに無理矢理ねじ込まれれば裂け
    るかと思ったし。」
結弦 「やっぱり僕じゃダメだよな?」
宮野 「ごめん。結弦は大事な友人なんだ。それに可愛い彼女つくるんだろ?」
結弦 「そうだな!スッゲー可愛い子見つけて自慢してやるよ!」
宮野 「おう!」

手を振ると、帰っていった。時折腰をさすっていたのはきっと無理したせいだ
ろう。
しばらくは恋愛は出来ないかもしれない。
あの白い肌と大和によって高揚した表情が忘れられそうになかった。
多分、これから女子を見る目が肥えるかもしれない。
宮野よりもエロい子を探そうと思うと結構ハードルが高い気がしたのだった。
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