間違って村娘が勇者パーティーにいます

秋元智也

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第一話 転移

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目を覚ませばそこは、ただ木が生い茂る森の中だった。
周りを見回しても誰もいなければ、何もない。

「夢でも見てんのか?」

頬を引っ張ってみると微かに痛みを感じた。
現実味のない景色にうろうろと歩きまわる事にした。

樹に触れてみるとしっかりした樹木の匂いと感触がある。
しかしさっきまで友人とバスに乗っていたはずで、どうしてここに居るのか
さえ思い出せない。
荷物も落ちていない。
手持ちぶたさを感じながら歩いて行くと人を見つけた。

「おっ、誰かいるじゃん~…おーーい!すいませーん」

大声で叫んでみる。
声に違和感を覚えながらも近づいて行くと、やけに人相が悪い。
そしてその人間の足元には血だらけで倒れた兵士が横たわっていた。

「えっ…あっ、いや~なんでもないです~」

回れ右して帰ろうとしたがすぐに囲まれ捕まってしまった。
ロープでキツく縛られると腕がいたい。

「なんだ?偉いべっぴんじゃねーか。いい金になりそうだな~」

顎を掴まれると値踏みされるように触られた。

(つーか男にべっぴんって目が腐ってんじゃねーか?)

矢田春樹は心の中で愚痴ると木でできた檻の中に入れられた。
そこには自分のように拉致られたのか縛られている女性が何人かいた。

「なぁ~ここってどこなんだ?」
「私達は奴隷として売られるのよ。あなた何も知れないの?」
「奴隷!?ふざけんなよ!おい、こっから出せよ!」
「ちょっと、やめなさいよ!騒ぐと夜に貴方相手させられるわよ」

相手?それって…。
と言おうとして男に檻の外から捕まれると痛みで呻いた。

「ぐっ…」
「おい、静かにしろよ。そんなに元気なら今晩はお前にしてやるよ!たっぷりと
 仕込んでやるからな~」

春樹はゾッとすると後ずさった。

「ほら、言わんこちゃない。今晩は寝られないわよ。まさか処女じゃないわよね?」
「はぁ~男の経験なんかあるわけないだろ!」

大声で叫んでしまったせいか男達にも聞こえたのか笑われると事あるごとに尻を撫で
られた。

「今日は処女かぁ~たんまり楽しむとするか~」
「そりゃいい。処女は締まりもいいし、膜を突き破るのが楽しみだ」
「ちげ~ね~」

下品な事ばかりを言い並べていた。

日が暮れ出すと夜営の準備に取り掛かっていた。
川のそばに留まると春樹だけが連れ出された。

縛られたまま引きずられるように連れて行かれた先で、服を逃されると川に入って行く。
浅いおかげか冷たいが身体を洗われた。

そこで初めて水に映る自分の姿を見た。どこをどう見ても女性だった。
裸に剥かれた身体も胸はそこまで大きくはないが、ふっくらと膨らんでいる。
そして股間にはいつもの見慣れたモノがついていなかった。

「嘘だろ…ちんこが…ない!」
「嬢ちゃん、そんなにちんこが欲しかったのか?夜になれば嫌ってほど食わせて
 やるからな~」
「…」

ショックで頭の中が真っ白になっていた。

(ここはどこだ?いや、その前に俺は誰なんだ?)

産まれてこのかた、男として生を受けたはずでまかり間違っても女性の身体に
なるなど、信じられない事だった。

ゆっくりと考えていると股間に違和感を感じた。
考えを中断すると下を覗くと、男の指が股の下から穴へと入ろうとしていた。

「やめろっ…ふざけんなっ!」

大声で騒ぐと口を捕まれ、声が出せなくなった。

「おい、ちょっとくらい味見してもいいだろ?お前もちんこが欲しいんだろ?」
「んんーーーー!!」

必死に抵抗するがびくともしない。
しまいには後ろの孔にまで指が入ってきた。

「んんん!!んーーーー!」
「今日はこっちの穴もたっぷりと可愛がってやるからな~、3つの孔を同時に入れる
 気持ち良さをたっぷりと教えてやるからなぁ~」
「んんっ…んっーーー!んっ。」

必死で訴えると向こうから見張りの一人が歩いてきた。

「おい、洗えたか?」
「あぁ、まだかかる。それとこいつちんこが欲しいって言ってたから味見してから持っ
 て行くけどいいよなー?」
「おい、お頭の処女膜を貫通させる楽しみを取ったら怒られるぞ?」
「う~仕方ねーな~。まぁ、お頭が抱いたら俺たちの番だからそれまでの我慢かぁ~」

いっときだが猶予はできたらしい。
しかし、油断はできない。
男の指は中のモノを掻き出すように乱暴にされると尻の中がヒリヒリした。
川から上がると身体を拭かれ前と後ろの孔には油のような滑りけのあるものが塗ら
れていく。

いよいよ危機感を募らせていると離れたところが騒がしくなってきた。
金属の首輪を嵌められ鎖で繋がれるとやっと腕のロープが外された。

必死で外そうともがくが、首輪も鎖も外れる気配はない。

「諦めなさい。この首輪がある限り、どこに逃げても奴隷商に捕まれば売られるし、
 街に入っても兵士に捕まって一生性奴隷として使われて終わりよ」
「だったらどうしたらいいんだよ!」
「もう、諦めるのね。もしくは…いいご主人様に買い取ってもらうしかないわ」
「買い取って貰うって…その前に俺は…冗談じゃねー。こんなところに居られるかよ!」

ガチャガチャと鎖を引っ張ってみる。
次第に騒がしくなってくるとドサッと何か重いモノが倒れる音がしたのだった。
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