好きになっていいですか?

秋元智也

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番外編 賭けをしようか?

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帰って来ると優馬と樹は利久斗の部屋で待っていた。

 リクト「どうしたの?二人して…?」
 イツキ「あのな…な?」
 ユウマ「えっとだな…なんつーか…」
 リクト「どうしたのさ、はっきり言ってよ」

迷うと二人ははっきりと口を揃えて言った。

 ユウマ「利久斗のオナニーするところを見たい」
 イツキ「りく、目の前でオナニーしてくれ!」
 リクト「へ?」
 ユウマ「いやさ、いつも俺らががっついちゃってて。主導権を
     利久斗にしたら、自分からオナニーして、舐められた
     いっつーか、俺のを自分で入れてるのを見たい!」
 イツキ「俺も。して欲しい。いつもは俺から手を出しちまって
     りくには無理矢理やってる気がして、りくから開いて
     ほしいって言うか、乗って欲しい」

二人の言い分は同じ事を指していた。
要は、利久斗が二人に前でストリップショーをすると言う事に他
ならなかった。

 リクト「なんで、いきなり?」

二人は顔を揃えて、前から思っていたと言ってのけた。
二人に要望通りシャツ一枚になると、下着もそのまま入れれるタイプ
のモノを履くと後ろは紐しかないし、前も小さい面積で支えられてい
るだけで心元ない。
準備し帰って来るとベットの上には準備万端とばかりに玩具が並んで
いた。
使えと言われている様に無造作に置かれた物を手に取るとゆっくりと
口に含んだ。
唾液でたっぷり濡れたディルドを下半身に持っていく。
目の布に当てると、スイッチを入れる。
不規則に動くそれを自身と重ねると突起が当たりビクッと身震いした。
その間に横のローションを手に取りお尻に垂らす。
体を伝っていくだけなのに、これから入れると思うだけで中が疼き始
めていた。

 リクト「よ~く見ててね。こっちに食べさせてあ•げ•る」

ローションを中にも塗り付け、ゆっくりとディルドを入れていく。

 リクト「はぅっ…あっ…もう…ちょっと…ぅんっ…あぁ…」

先端を入れたり出したりを繰り返し、ヌプッと中へと入ると、そのまま
奥へと入っていく。痛みは感じない。
足を左右に開いたまま色々な角度で何度でも中を掻き回す。スイッチを
入れると中を機械音がしてぐるぐると掻き回す。

 リクト「あっ…あぁん…触って…もっと…」

一人ねだるように片手で乳首を弄りながらもう片方で尻の中を何度も出
し入れし、ビクビクと体を震わせ自分で追い詰める。

 リクト「あぁ…あぁん…」

一際大きな声を出すと、そのままベットへと沈み込んだ。目の前の二人
の方へと精子を飛ばし力尽きたように余韻に浸っていた。
その間の優馬も樹も下半身を膨れ上がらせ、じっと見つめていた。
食い入るように見つめられ、利久斗も興奮が治らなかった。
息を落ち着かせると、今度は優馬の上に乗るとお尻を突き出し、優馬の
モノを口に含んで何度も舐め上げる。たっぷり濡れたのを確認すると自
身の割れ目を左右に開きゆっくりと腰を落としていく。
しっかりと勃ちあがったモノは硬く、入れるだけで、イッてしまいそう
なほどの刺激が利久斗の全身を貫く。
全部飲み込むと、ゆっくりと抜き差しを始める。

 リクト「あっ…いい…優馬の…気持ちいい…」

そう言って馴染ませると、一番深いところへゆっくり沈み込む。
すると、我慢出来なくなったのかいきなり優馬が起き上がると利久斗を
押し倒した。
いきなりの位置ちチェンジに驚くと、一気に突き上げられた。

 リクト「あぁぁっ…まっ…って…あっ…あんっ…」
 ユウマ「我慢出来ねーわ」

早い勢いで追い立てる。利久斗はついて行けず、されるがままになって
何度も揺さぶられた。
中に暖かいモノが溢れて来てイッた事に気がついた。
中から抜き出すと、今度は樹の方を向いた。
同じように最初は樹のモノを舐めとるとお尻から溢れて来た精液がゆっ
くりと流れ出ていき、太腿を伝う。
パンパンになった樹のモノを前にゆっくりと自分の中に収める。
お尻の中はひくひくと太さに喜びと長さに迫り上げられる感じに圧迫感を
感じ、ゆっくり出し入れしてもなかなか奥には行けない。
数回出し入れしたくらいで、いきなり腰を掴まれ、下から突き上げられた。
完全に奥まで入らなかったモノが一気に入って来た。

 リクト「あぁぁぁぁーーー…待って…ちょっと…」

ゆっくり慣らしていくはずが一気に突き入れられ、体は喜びと歓喜に震え
ている。

 リクト「僕のペースでいいって…あぁ…あっ…あっ…あんっ」

もう、止まらないのかペースは早くなっていって、しまいには樹の腹の上
で力尽きてされるがままになっていた。
それからはまな板の鯉とはよく言ったものである。
力が入らない身体を二人は好きなように抱いたのだった。
翌朝、起き上がれなくなった利久斗を看病する二人の姿があった。






 ヒトミ「で?どうだったの?」
 ユウマ「あー…俺らの負けかな?」
 イツキ「だな…あれは反則だろ?」
 ヒトミ「情けない!じゃー。賭けは私の勝ちって事でいいわね。」

そう言うと一人は二人に手を差し出した。
渋々といった感じでメモリチップを手渡したのだった。
そこに映っているのは昨夜の一部始終だった。
3人でしていた賭けというのは、利久斗が自分から恥ずかしいのを覚悟で
ストリップショーをするかというのと、その後に利久斗が先導してセック
スしているときに、絶対に自分から動かない。イクまでやらせるという
簡単な事だった…はずであった。
が…実際は我慢できず、押し倒してしまった優馬も我慢出来なくなって、
自分から突き上げてしまったイツキもアウトというわけであった。
仁美だけが、そうなるだろうと予想したが、案の定だった。

 ヒトミ「もし、貴方達が勝ったらこのチケットあげようと思ったのにな~」

それは有名な温泉ホテルの宿泊券だった。
二人分。それを賭けて勝負していたのだ。
負ければ、その時の画像を仁美に渡すという条件でだ。
仁美は利久斗の理解者なので売り渡す事はないだろうという判断で渡した。
落ち込む二人に仁美は溜息をこぼすと。机の上にチケットを置いた。

 ヒトミ「もう、あんた達にあげるわ。楽しんで来なさいよ。そして、これは
     …私からのサービスよ」

そういうと、三枚目のチケットを渡した。

 ヒトミ「部屋は個別だけど、中で繋げられるらしいわよ」

ディナーショーも兼ねているのでなかなか取れなくて困っていたのだ。仁美は
芸能人というコネで手に入れたらしい。
後日、利久斗を驚かせようと、二人は一緒に旅行に行く計画を話すのだった。
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