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第36話
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焦って見上げるとそこには眼鏡をかけた少し遊んでそうな男が立っていた。
「君、この辺の子じゃないよね?どこから来たの?」
「へっ・・・あの、先程まで連れと一緒にいたのですがはぐれてしまって、、、」
ありきたりの台詞で誤魔化そうと試みるが壁に追いやられていてはどうしようもない。
力ではまず敵わないだろう。ここは魔法で眠って貰うか?
と悩んでいるとどうにも話が違う方向へと流れていっているのに気づいた。
「そう?なら僕が探してあげるよ。だから、今日はうちにおいで?部屋も一杯あるから好きなところを使えばいい。勿論、僕の横でもいいよ?」
キザに決めるのがとても吐き気がするほど気持ち悪かった。
男にそんなこと言われて誰が喜ぶと言うんだ?
ウインクまでつけるとは・・・なんともチャラい奴だ。
と、そこでなんだか、これはもしかしてビンゴなのでは?っと思ってしまった。
「あの~貴方様は勇者、英樹様ではございませんか?」
「おおー。知っていてくれたのか?なら、今夜どうだい?こんなにかわいい子なら大歓迎だよ?」
誰が、お前と過ごしたいやつなんているんだよ!思い上がりも大概にしろよ!
と、思いながら。顔がひきつらないようにしながら笑顔を作って見せた。
「ええ、素敵。喜んでご一緒します。・・・ですがお城の人には見られたくありませんの!」
しおらしく俯くと、自信満々に返してきた。
「それなら気にしなくていい。裏からこっそりと入れるからね?僕には不可能などないよ!」
そう言うと遥の腰の辺りに手を這わせると自分の方へと抱き寄せた。
ゲッ、っと思っても拒むのは不自然になってしまうので手で胸元をガードしながら小声で囁いた。
「ここでは人目があります。勇者様の立場もおありでしょうから・・・」
「そうだな。ますます、気に入った。早く行こう!」
今度は手を握ると先導して引っ張られた。
単純だな・・・こいつは。
心の中ではそう思いながら今回やろうとしていることはまず失敗はしないだろうと確信を得ていた。
魔法で姿が女性に見えるせいか周りからも変に怪しまれることはなかった。
勿論、魔法は肉体をも女性の体にしているのでよっぽどばれる事はない。
指輪さえはずさなければ、だが。
それも、こんな単細胞なら気づかれることはないだろうとたかをくくっていた。
城門の近くまで来るといきなり横抱きに抱えられて驚くと高い塀を難なく飛び越えたのである。
「なっ、・・・きゃっ。」
「すまない。驚いたかい?これは空をも自由に飛べるんだよ?今度飛んで見るかい?」
「魔法が使えるのですか?」
まさか、勇者は例外を除いて魔法は使えないはずであった。
「いやいや、魔法じゃないよ。コレさ。10分間なら自由に飛べるのさ。まぁー15分のクールタイムがあるけど、そんなの気にする程のことじゃないさ?すごいだろう?神が与えた力だよ」
そう自慢げに話した。
「そうね、今度ゆっくり空を飛ぶなんて素敵だわ」
眉がひきつってる気がするが今は気にしないでおこう。
「そうかい?気に入ってくれると嬉しいよ。」
案内されたのは秀樹の部屋だったらしい。
なんとも広い部屋をあてがわれているものだと思いながら見渡すといきなり抱き寄せられると腕に違和感を感じた。
秀樹が離れるとそこには腕にはまった鎖がじゃらじゃらと音をたてていた。
「こ、これはどういうことですか?」
いきなりこうなるとは予想外だった。
「君は俺を気に入ったんだろう?一晩一緒に過ごしたいから付いてきたんだろ?だったらいいじゃないか?縛られていた方が普通より感じるって知ってるかい?」
これは、マジでヤバイかも?
身の危険を感じながら焦りを募らせた。
「そうだな。そこにはめてる指輪は邪魔だな?誰から貰ったかは知らないが必要ないよ?君には・・・だってこれからずーっとここにいるんだから!」
そう言って近づいてくるのを止められなかった。
逃げようとドアの方へと走るとドアには鍵がしっかりとかけられていてびくともしない。
すると、横のタンスの中でも鎖の擦れる音が響いていた。
カイルから聞いた話では少女を監禁していたと言っていた。
「まさかっ・・・」
思いたつとすぐさまタンスの取っ手をひねった。
中にはほぼ全裸の少年が鎖に繋がれた状態で膝立ち状態で入れられていた。
「これは、どういうことですか!何をなさていたのですか!」
「何を怒っているんだい?死刑囚の息子だよ?殺さないだけでもありがたいと思ってほしいね?」
「・・・この、ひとごろしっ・・・」
小さかったが少年が呻いたのが聞こえてきた。
「こんなことして恥ずかしくないのか?」
怒りが込み上げてきて叫んだ遥に英樹は全く気に止める様子もなかった。
「これからは君も俺のコレクションだよ?」
すばやい動きになすすべもなく捕まえられるとベットに押し倒されてしまった。
ヤバイっと思い、抵抗するが全くいにかえさなかった。
服が破ける音が部屋に響いた。
「この指輪は邪魔だね?君には似合わないよ?」
耳元で囁かれ指にはめていた指輪を無理矢理奪われてしまった。
すると、魔法の光が一瞬眩しく光るともとの姿に戻ってしまったのだ。
「なっ!・・・男?」
胸元をはだけられていたため戻ってしまえば男だとまるわかりであった。
顔は女でも通じるが体はれっきとした男のものであった。
「へー、どっかで見たことあると思ったら、君もバス事故で死んでたんだ?」
「?」
話が見えず眉をしかめると首筋に噛みついてきた。
「いっ・・・つっ・・・」
「会いたかったんだよ?めちゃくちゃにしてやりたかったんだ?何て幸運な事だ!神は俺に味方しているらしい。」
なんか、嫌な流れになってきている気がしてならなかった。
抜け出そうにもしっかりと押さえられていて、もがいてもびくともしなかった。
「女じゃなくて残念だったな!」
負け惜しみで叫んでもみたが、それも、全くの聞いていない。
むしろ歓び震えていた。
「そうでもないさ。俺は男でも構わないよ、君が辛いだけだよ!」
服をビリビリと力任せに破かれていく。
前は完全に破れて、素肌をさらしていた。
すると突然、首に手をかけると力をこめだした。
「かはっ・・・っ・・・」
「どうだい?まだまだ、いけるだろう?」
意識が朦朧としだした辺りで指を緩めた。
一気に止められていた空気が軌道に入ってきてむせ返していた。
「げほっ・・・ごほっ・・ぁっ・」
それを見ていた英樹はゆっくりとまた首に力をこめだした。
そして下の方へともう片方の手を忍び込ませていく。
苦しさにもがくが自分ではどうにもならなかった。
集中できなくては魔法も使えない。
鎖を断つことも、電撃で感電させることも出来なかった。
下から触れられる手が股の間を揉むようにゆっくりと動くといきなり強く握り締めた。
「いやっあああぁぁーーー」
痛みと呼吸器を締め付けられる感覚に意識は段々と遠退いていく。
薄れゆく景色の中で遥は黒い影を見た。
「君、この辺の子じゃないよね?どこから来たの?」
「へっ・・・あの、先程まで連れと一緒にいたのですがはぐれてしまって、、、」
ありきたりの台詞で誤魔化そうと試みるが壁に追いやられていてはどうしようもない。
力ではまず敵わないだろう。ここは魔法で眠って貰うか?
と悩んでいるとどうにも話が違う方向へと流れていっているのに気づいた。
「そう?なら僕が探してあげるよ。だから、今日はうちにおいで?部屋も一杯あるから好きなところを使えばいい。勿論、僕の横でもいいよ?」
キザに決めるのがとても吐き気がするほど気持ち悪かった。
男にそんなこと言われて誰が喜ぶと言うんだ?
ウインクまでつけるとは・・・なんともチャラい奴だ。
と、そこでなんだか、これはもしかしてビンゴなのでは?っと思ってしまった。
「あの~貴方様は勇者、英樹様ではございませんか?」
「おおー。知っていてくれたのか?なら、今夜どうだい?こんなにかわいい子なら大歓迎だよ?」
誰が、お前と過ごしたいやつなんているんだよ!思い上がりも大概にしろよ!
と、思いながら。顔がひきつらないようにしながら笑顔を作って見せた。
「ええ、素敵。喜んでご一緒します。・・・ですがお城の人には見られたくありませんの!」
しおらしく俯くと、自信満々に返してきた。
「それなら気にしなくていい。裏からこっそりと入れるからね?僕には不可能などないよ!」
そう言うと遥の腰の辺りに手を這わせると自分の方へと抱き寄せた。
ゲッ、っと思っても拒むのは不自然になってしまうので手で胸元をガードしながら小声で囁いた。
「ここでは人目があります。勇者様の立場もおありでしょうから・・・」
「そうだな。ますます、気に入った。早く行こう!」
今度は手を握ると先導して引っ張られた。
単純だな・・・こいつは。
心の中ではそう思いながら今回やろうとしていることはまず失敗はしないだろうと確信を得ていた。
魔法で姿が女性に見えるせいか周りからも変に怪しまれることはなかった。
勿論、魔法は肉体をも女性の体にしているのでよっぽどばれる事はない。
指輪さえはずさなければ、だが。
それも、こんな単細胞なら気づかれることはないだろうとたかをくくっていた。
城門の近くまで来るといきなり横抱きに抱えられて驚くと高い塀を難なく飛び越えたのである。
「なっ、・・・きゃっ。」
「すまない。驚いたかい?これは空をも自由に飛べるんだよ?今度飛んで見るかい?」
「魔法が使えるのですか?」
まさか、勇者は例外を除いて魔法は使えないはずであった。
「いやいや、魔法じゃないよ。コレさ。10分間なら自由に飛べるのさ。まぁー15分のクールタイムがあるけど、そんなの気にする程のことじゃないさ?すごいだろう?神が与えた力だよ」
そう自慢げに話した。
「そうね、今度ゆっくり空を飛ぶなんて素敵だわ」
眉がひきつってる気がするが今は気にしないでおこう。
「そうかい?気に入ってくれると嬉しいよ。」
案内されたのは秀樹の部屋だったらしい。
なんとも広い部屋をあてがわれているものだと思いながら見渡すといきなり抱き寄せられると腕に違和感を感じた。
秀樹が離れるとそこには腕にはまった鎖がじゃらじゃらと音をたてていた。
「こ、これはどういうことですか?」
いきなりこうなるとは予想外だった。
「君は俺を気に入ったんだろう?一晩一緒に過ごしたいから付いてきたんだろ?だったらいいじゃないか?縛られていた方が普通より感じるって知ってるかい?」
これは、マジでヤバイかも?
身の危険を感じながら焦りを募らせた。
「そうだな。そこにはめてる指輪は邪魔だな?誰から貰ったかは知らないが必要ないよ?君には・・・だってこれからずーっとここにいるんだから!」
そう言って近づいてくるのを止められなかった。
逃げようとドアの方へと走るとドアには鍵がしっかりとかけられていてびくともしない。
すると、横のタンスの中でも鎖の擦れる音が響いていた。
カイルから聞いた話では少女を監禁していたと言っていた。
「まさかっ・・・」
思いたつとすぐさまタンスの取っ手をひねった。
中にはほぼ全裸の少年が鎖に繋がれた状態で膝立ち状態で入れられていた。
「これは、どういうことですか!何をなさていたのですか!」
「何を怒っているんだい?死刑囚の息子だよ?殺さないだけでもありがたいと思ってほしいね?」
「・・・この、ひとごろしっ・・・」
小さかったが少年が呻いたのが聞こえてきた。
「こんなことして恥ずかしくないのか?」
怒りが込み上げてきて叫んだ遥に英樹は全く気に止める様子もなかった。
「これからは君も俺のコレクションだよ?」
すばやい動きになすすべもなく捕まえられるとベットに押し倒されてしまった。
ヤバイっと思い、抵抗するが全くいにかえさなかった。
服が破ける音が部屋に響いた。
「この指輪は邪魔だね?君には似合わないよ?」
耳元で囁かれ指にはめていた指輪を無理矢理奪われてしまった。
すると、魔法の光が一瞬眩しく光るともとの姿に戻ってしまったのだ。
「なっ!・・・男?」
胸元をはだけられていたため戻ってしまえば男だとまるわかりであった。
顔は女でも通じるが体はれっきとした男のものであった。
「へー、どっかで見たことあると思ったら、君もバス事故で死んでたんだ?」
「?」
話が見えず眉をしかめると首筋に噛みついてきた。
「いっ・・・つっ・・・」
「会いたかったんだよ?めちゃくちゃにしてやりたかったんだ?何て幸運な事だ!神は俺に味方しているらしい。」
なんか、嫌な流れになってきている気がしてならなかった。
抜け出そうにもしっかりと押さえられていて、もがいてもびくともしなかった。
「女じゃなくて残念だったな!」
負け惜しみで叫んでもみたが、それも、全くの聞いていない。
むしろ歓び震えていた。
「そうでもないさ。俺は男でも構わないよ、君が辛いだけだよ!」
服をビリビリと力任せに破かれていく。
前は完全に破れて、素肌をさらしていた。
すると突然、首に手をかけると力をこめだした。
「かはっ・・・っ・・・」
「どうだい?まだまだ、いけるだろう?」
意識が朦朧としだした辺りで指を緩めた。
一気に止められていた空気が軌道に入ってきてむせ返していた。
「げほっ・・・ごほっ・・ぁっ・」
それを見ていた英樹はゆっくりとまた首に力をこめだした。
そして下の方へともう片方の手を忍び込ませていく。
苦しさにもがくが自分ではどうにもならなかった。
集中できなくては魔法も使えない。
鎖を断つことも、電撃で感電させることも出来なかった。
下から触れられる手が股の間を揉むようにゆっくりと動くといきなり強く握り締めた。
「いやっあああぁぁーーー」
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