強姦依頼

秋元智也

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強姦

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真っ黒な闇のなか男達の笑い声が耳を打つ。
痺れる身体を起こそうと瞼を開くと目の前では見知らぬ光景が広がっていた。

友人兼恋人になって付き合い始めたばかりの圭佑が知らない男達に弄ばれて
いるのだった。

一糸纏わぬ裸体を晒し、目隠しをされたまま男の男根を口に咥え、尻を突き
出した姿勢のまま、中には何連にも連なる玉がじゅぷじゅぷと音を立てて出
し入れされていた。

「おい、お友達も起きたみたいだぞ?よーく見ろよ。友達はこーんなにも、
 気持ちよ~くなっちゃってるんだぞ~?」
「んんっ!!」
「おいおい、興奮したのか?」

やっと最近圭佑と付き合い始めて、はじめてのSEXをしたのを覚えている。
まだ慣れない手つきの聡に初めてをくれた相手だった。
男を好きになるなんて初めてで、告白したら同じ気持ちだと言ってくれた。

嬉しくて舞い上がったのを昨日の事のように覚えている。
付き合って一ヶ月…、何度もした行為をまさかこんな形で見せられるとは
思いもしなかった。
さっきまで一緒に食事をしていた。そして身体を重ね、送ると言って家を
出たのは覚えている。

そこで後ろから近づいてきた男に…そこで記憶が途切れていた。
後ろ手に縛られており抜け出せない。
口にもガムテープが貼られており言葉も話せない。

「いやだぁっ…助けて!やぁぁっ…痛いっ…」
「痛くねーだろ?こーんなに柔らかいんだし、さっきまで使ってたんだろ?
 友達じゃなくてセフレだったか?」

男の下卑た言葉に圭佑は必死に否定するが、身体は慣れているせいか簡単に
飲み込んでしまう。
上も下も同時に責められ、下の玩具を握る手が激しさを増す。
いきなりカメラを握る男が手を伸ばして圭佑の乳首をさするとビクッと反応
した。

「おい、コイツ感じてるぞ?」
「おっ、おっぱい触って欲しいってか?それとも吸って欲しいのか?」

嘲笑うように摘むと無理矢理引っ張ってやる。

「おぉー。締め付けてきたぞ~気持ちいいのか?」

羞恥に悶えながら何度も頭を振る圭佑を見せられると怒りが込み上げてくる。
ただ見ている事しかできない聡は男達を睨みつけていた。

「おいおい、睨んでんぞ。こいつ。自分の立場をわきまえてねーんだな?」

そう言うと、腹を蹴り上げた。

手にはビデオが握られており、圭佑の痴態を撮り続けている。

「もっと太いのよこせ!これじゃ足りないってよ~」
「いやぁぁっーーー!さとるっ、さとる!助けてぇ!」
「助けてだってよ~こんなにおっ勃てておいて嫌がってるつもりかよ!」

そう言うと圭佑のを握ると扱き出す。
鈴口を爪で潰すと痛みからか悲鳴を上げた。
そして透明な水が噴き出す。
尻の中も激しく出し入れされ、前も強い刺激と抑えられたせいで快楽とも
言えない高揚感と苦しさのせめぎ合いが、一気に溢れ出たようだった。

「男で潮吹いたぞ~さぞ気持ちよかったか~?なら本物も入れようか~?」
「いやっ…やだっ…お願いっ、やめて…」

涙声で懇願するが、男達は笑いながら足を掴まえると無理矢理開かせる。
目一杯まで左右に引かれるとピンッと張り詰めたモノが勃ちあがりかける。

「レイプされる事に興奮してんじゃねーの?友達からも何か言ってあげなよ」

口元のガムテームを思いっきり剥がされる。

「圭佑…!」
「聡っ…聡…いやぁぁっ、見ないで!お願い…もう…こんなの…」

ニヤニヤと笑いながら玩具を抜き去ると指でわざと尻の穴を左右に広げて見せ
てくる。

「おいおい。やらしい穴がこーんなに広がってきたぞ~。早速撮影しないとな~」
「それ、俺にやらせろよ…」

聡は静かに言うと、男達を睨みつけた。

「彼氏とのSEXを撮影しろって?いいぜ、しっかり撮ってやるからしっかり犯せ
 よ?もし疲れて萎えたら、今度は俺らがこいつを犯すけどな!」

男の言葉にゾッとした。
大好きな恋人の身体に知らない男のモノなど入れさせたくない!

抜き去られたあと、太めのバイブが捩じ込まれた。
聡の拘束が外されるまでにとイボイボのついたディルドが圭佑を犯す。

聡は腕が自由になると圭佑を抱き寄せた。
落ち着かせる様にそっと身体に触れていく。

「いやぁっ…お願い…やめてっ!」
「俺だよ…圭佑…」

震える圭佑の耳元で囁くと「ごめん」と付け加えた。

「おい。早くしろよ!」

圭佑の口の周りはさっきまで咥えさせられていた男の精液で濡れている。
そんなの関係ないとばかりに唇に舌を這わせゆっくりと中をも蹂躙する。

「おっ…汚ねー口でもキスしたいのか?後ろはもうぐずぐずだな~おい!」

男が言うと圭佑の後ろにハマったままの玩具を思いっきり奥まで突き入れ
ると一気に引きずり出した。

「んんっ…!!」

聡に口を塞がれたまま声にならない声が漏れる。
全身を痙攣させ聡の腕の中で震えている。

「もう、触らせないから…」

聡は圭佑を寝かせると足を持ち上げる。
ビデオカメラがその光景を撮り続ける中、カメラのシャッター音が響く。

さっきまで家でしていた行為を、知らない男達の前でする事になるなんて
思いもしなかった。

ゆっくりと先端を差し込むと、ソコは吸い付くように聡を受け入れた。
負担のないようにゆっくり挿入をしていると後ろから蹴り上げられる。

「ぐっ…なにしっ…」
「あぁぁっ…!苦しっ…さとるっ、さとるぅ…」
「ごめん…ゆっくりするから…」

急に押されたせいで、一気に奥まで入ってしまう。ナカは一気に締め
付けを増して、うねるように吸い付き搾り取る。
聡も入れたばかりだと言うのに、さっきまでの痴態を見せられていた
せいかすぐにイってしまっていた。

「おいおい、彼氏くん早いんじゃねーか?早漏か?こりゃ大変だな~
 すぐに俺らに番が回ってくるな~?」

笑いながら男達が見下ろしてくる。

きゅうきゅうと締め付けられ、出したばかりだったがすぐに硬くなっ
ていく。

「激しく突かねーと俺らも混ざっちゃうよ~」
「いっそ2本くらい入れてみるか?」

外野の声に聡はギョッとすると、覚悟を決めると圭佑の腰を掴むと
一心不乱に突き出した。
こんなに激しく腰を振ったのは初めてだった。
いつもは傷つけないようにと優しく扱ったし、無理をさせないよう
にと、1回出したら終わりにしていた。

しかし今は状況が違う。
もし、今やめてしまえば、この男達は何をするか分からない。
しかも、さっきまで玩具で何度も刺激させられていたせいで圭佑の
アナルは赤く腫れていた。

感じているのか?それとも、痛みに耐えているのか?
聡の下で悶えるようにビクビクと身体を揺すられる度に震えている。
男に圭佑の目隠しを外されると涙でいっぱいになった瞳で聡を見上
げていた。

おでこにキスをすると安心させるように抱きしめながら奥に突き入
れる。背をしならせ悲鳴が溢れる。

「いいね、いいね~。こっちも咥えてよ~」

一人の男が圭佑の目の前に自分のイチモツを突き出した。
怯えたように身体を引くと髪を掴まれ鼻を摘んだ。

「やめろよ!圭佑には手を出すな!」

聡の言葉を聞く気などないのか無視して無理矢理喉の奥へと突き入れ
ていく。

「うぐっ…おえっ…ぐっ…」
「おい、しっかり咥えろって。そうじゃないと彼氏くんの尻に入れんぞ?」

一瞬理解が遅れると聡はギョッとして圭佑を見た。
抵抗するのをやめたのか男のを口に含んだまま聡を見て涙をこぼす。

「可愛いな~、そうやって黙って言う事聞いてればいいんだよ。」
「くっ…」

聡は唇を噛み締めると一心不乱に圭佑の身体を貪った。
体制を変えると後ろからも何度も入れた。
いつしか喘ぎ声も止み、出し過ぎた分の精液は尻の中から溢れ出てくる。

床にうつ伏せにするとピッタリくっついたまま重なるように真上から差
し込んだ状態で何度も擦りつける。
圭佑のモノはふにゃふにゃに萎えたまま床で擦られている。

何度も扱いたせいか真っ赤になってきている。
聡も、こんなに擦った事がないせいかジンジンしてちんこが痛くなって
来ていた。



(でも、ここで萎えたら圭佑はあいつらの玩具にされる、それだけは防が
 ないと…)

 
重い腰を引くと奥まで入れる。
硬さもやがてなくなって、するっと抜けてしまう。

「あっ…」
「もう、疲れちゃったか?選手交代か?」

男の一言に聡は自分のちんこを掴み握りしめた。
痛みからか少し硬くなると、再び圭佑の中に突っ込んだ。

もう、目が覚めてからどのくらいが経っているのか分からないが、圭佑は
ピクリとも動かない。
ただ、聡だけが腰を動かし出し入れするだけだった。

「そろそろ時間だな~。お疲れ様~。あとはそいつの顔にでも精液飛ばし
 たら勘弁してやるよ!」

ビデオカメラを持った男の言葉にやっと助かったのかと安堵した。
圭佑のナカから抜き出すと、もう何も出てこなかった。

「おい、でねーのか?」
「そんなはずは…」

焦るが、散々ナカに出したせいか玉を握って絞り出そうにも出てこなかった。
イライラする男の声と共に一気に引っ張られ床に転がった。
男の一人が自分の性器を擦って圭佑の髪を鷲掴みすると顔に向かってぶっかけ
ていた。

「やめろっ!圭佑に触るなーー!」

聡は叫ぶと立ちあがろうとして、よろめくと床に転がった。

「おいおい、腰がなってねーな?ヤりすぎて立てねーってか?まぁ、いいや。
 これで勘弁してやるから安心しろよ。ただし、コレは売らせて貰うがな!
 こう言う需要もあんだよ。コレ見たやつはどーいう反応をするかなぁ~?」

ビデオカメラを閉じるとそのまま男達は帰っていった。
ここがどこだか分からないが、まずは助かった事に安堵した。
服は隅に置かれていて、よく見ると隅の方に水道もある。よろよろとした足
取りで圭佑に近寄ると寝息を確認してから聡は自分のTシャツを濡らすと圭佑
の身体を拭いた。

撮影の為だけに置かれたライトの中、至るところに鬱血が見えた。
抑えられた腕の痕や噛まれた歯痕が残っている。
泣き腫らしたように目元が腫れてもいた。

「守れなくて…ごめん…俺、一生圭佑の事守るから。絶対に離さないから…」

聞こえていないのを知っていて言葉にする。
拭きながら自分の出した精液を掻き出すと服を着せた。

まだ夏の初めのせいか少し肌寒く感じた。
そこは今は使われていない工場の跡地だったらしい。

朝になってから二人で出ると少し歩いて家までたどり着いた。

その間も会話らしい会話はなかった。
昨日、あれだけシタのだから、何も言えない。

「圭佑…あのさ…」
「大丈夫…聡は僕を守ってくれたんでしょ?怖かったけど、僕を抱いてたのが
 聡でよかった…。ごめんね…もう身体が辛くて…」

圭佑はそれだけ言うと家に入って行った。

また明日になったら元通りになるのだろうか?
傷ついた心を、どうしたら癒やしてあげられるのだろうか?

今度は優しく抱いてあげよう。
彼が傷つかないように、怖がらないように…。



後日、先日の男達の一人が学校裏にやってきていた。
待ち合わせをしていた人物が近寄っていく。
手にはこの前取ったビデオカメラが握られている。

そこに来た青年に向けて手を振っていた。
圭佑は足早に近づいて行った。

目の前で、流される映像に口角を上げた。

「綺麗に写ってるだろ?お前も演技派だよな~?」
「そう?その割にあんた達も、ちんぽおっ勃ててたじゃん?本当に突っ込むつ
 もりじゃないだろうな?そんな事してたら、二度と抱けない身体にするよ?」

押し殺した声に男は後ずさった。

「やだな~ただの脅しですって~」
「なら、連れに言っとけよ。二度と粗雑なモノ咥えさせんなって!それと、
 金ならこれで十分だろ?」

万札の入った封筒を出すと、男は喜んで数を数えた。
嬉しそうに数え終わるとデータを渡してきた。

「もちろんコピーはしてねーだろうな?」
「はい、もちろんですよ~。でも、あんな事してよかったんですか?」
「あぁ、あれでいい。あいつはもう俺から離れられないほどの理由ができた
 からな…」
「そ、そうですかぁ~、まぁ、俺はこれで…。」
「あぁ、ご苦労だったな。」

圭佑はそのまま戻っていく。
後ろ姿は、あの時犯されて泣き崩れていた時とはまるで別人だった。

聡を眠らせ縛り終えてからは起きるまでは言われた通りに依頼主の身体を
煽った。
もちろん、腕を縛って目隠しをさせてだ。
仲間にも依頼主の事は黙って、ただただ、犯せと伝えた。
ただ、絶対に壊すなと…。最初は男という事だったのでふりだけでいいかと
聞いてきた仲間も意外とノリノリで参加していた。

玩具も用意されたモノだし、縛る前にローションもたっぷりとナカに注入した。

「見たことないやつですね?」
「特注だよ…媚薬入りでね…絶対に君達は入れたらダメだよ?止まらなくなるか
 ら…」

とこっそり言ってきた。
止まらなくなる…言われた事がわかった気がした。

玩具を数回入れただけなのに、彼の様子がおかしかった。
感じすぎなのだ。
見られて興奮するのかとも思ったが違う。自分でもわかっているのか、身体をく
ねらせ必死に耐えているのだ。
聡が起きるまで…。
起きたあとは、もうカメラに写っていた通りに目の前で玩具を激しく動かしてイ
かせてやると、脅しをかける。
そしてナカに入れようとしたところで、やっと彼が叫んだ。
それに応えるように、自分がと言い出してきた。

予想外だったのは友人が依頼主の口のナカに何度も突き入れた事だった。

「その方が雰囲気出ていいだろう?」

と言っていたが、本当はどうだったのだろう?
あの日以来、友人は夜道で強姦紛いの事をしていると聞く。
これが、依頼の顛末だった。
あっけなく、終わるとお金以上に違う性癖が顔を上げた気がする。

「女に勃たなくなったら…どーしよ?」

一人で呟くと車に乗り込む。
一枚だけ写真を現像した。身体を貫かれ悶える依頼主が本気で感じている姿。
本当に綺麗だと思ってしまった。

何度も見直して、そしてプリントアウトしてしまった。

それをダッシュボードにしまうと車を発進させた。

もう二度と会う事はないだろう事を願いながら…。
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