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10 嫉妬
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後をつける様に佐伯と一緒にレストランに入った本田圭佑は出来るだけ
近くの席に座った。
佐伯は本田に誘われた事で浮かれて周りも見えていなかった。
佐伯 「ここのメニュー読めないんですけど~どれがオススメですか?」
本田 「あぁ、じゃー僕が適当に頼んでおくよ。」
メニューに目を通すとシェフのオススメコースを頼んだ。
佐伯が何やら話していたが適当に相槌を打つと聞き耳を立てていた。
乾隼人。やつは会社社長の息子で、ゆくゆくは社長のポストを継ぐ人材だった。
女子なら将来安泰な物件だ。
しかし、男となど付き合えばどうしても反対されないわけがない。
それをいうなら本田とて、同じ状況とも言える。
後継が同性愛者など認められるわけはなかった。
会社に帰る途中、乾と荒川がキスしているのを目の当たりにして一瞬目の前が暗く
なった気がした。
隣の佐伯さんは気付きもしなかったが、本田の苛立ちは増して行った。
佐伯 「今日はごちそうさまでした。よかったら週末空いてますか?」
本田 「じゃーね。悪いけど忙しいんだ。」
佐伯 「あ…大丈夫ですぅ。」
そっけない返事に少し期待していただけに声が沈んで感じた。
午後からの仕事は全く手に付かず、苛立ちだけが募っていった。
その頃、荒川は午後の仕事を終えて、早々に帰宅していた。
涼介 「さ~て、今日は使ってみるかな~。っとその前に動画みとこっと」
鼻歌まじりに尿道責めの動画を再生する。
はじめは細い方から先端を濡らして慣らして行く。
見ながら下半身を脱ぐと動画の通りにもらったローションを塗りつけると先端
に差し込んでみる。
涼介 「ぅ…いっ…きつっ…」
先端だけだというのにキツくてなかなか中には入っていかない。
それ以上に痛みもあって余計奥に入れられなかった。
涼介 「なんで?あの時はすんなり入ったのに…?奥にはローション塗れないし
な~…あっ!そうだ。」
お尻を解すといつもの様にディルドを出し入れし精液を中にいっぱいにする事にした。
涼介 「あっ…くっ…もうちょっ…あっ…」
イキそうになったところで先端にさっきの尿道プラグを入れ込んだ。
すぐそこまで精液が溢れ出している中、その上から差し込んだ。
さっきより滑りが良くなっていて、ローションと精液が混ざってなんとか入った。
奥まで行くと根元付近で止まってしまった。
そこでそれ以上奥に入れようとすると背筋に電気が走った様な感覚が襲ってきた。
涼介 「あぁ…これ、コレが味わいたかったんだ!もっと、もっと感じたい!」
尿道プラグを太めのに変えると、お尻にはまったディルドを勢いよく出し入れした。
前と後ろを同時に刺激する。
これほど高揚する事はなかった。
自分の手なのに、止まらない!夜中までずっと弄っていた。
ケイの手で触れられた時はもっと感じていた。
自分でやってもある程度快楽を感じられるが、やっぱり人にやってもらった方が感じ
方も敏感になって気持ちよかった。
一度知ってしまうとどうしてもやめられなかった。
ローションもいつものより馴染むし、塗りつけるだけで、体が火照って来ていた。
涼介 「週末が楽しみだなぁ~。」
じゅぽっ、じゅぽっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ。
出し入れする度に卑猥な音が耳を打つが快楽の前には気に留める事でもなかった。
誰もいない部屋の中なので心配の必要もないし、防音でもある為夜遅くにバイブ音
が鳴り響いてもさほど気にもされなかった。
毎日尿道とアナルを同時に弄っているうちにすっかり慣れて来て日課となっていた。
朝早くに会社へ出社すると、書類を持って本田圭佑が待っていた。
荒川 「何かあったのか?」
本田 「何かだと?やり直しだ。もっと細かく数字を見直してこい。」
荒川 「ちゃんと書いてあるだろ?」
本田 「わかりずらいんだ、もっときちんとまとめて来いって言ってるんだ」
分かりやすく作成したつもりだったが、それでも気に入らなかったらしい。
荒川はため息を吐くと書類を受け取り自分のデスクに戻った。
パソコンを立ち上げると横から書類がひょいっと持ち上がった。
荒川 「ん?」
乾 「これのどこが作り直しなんだ?」
荒川 「見にくいんだと…メガネでもかけろっつーの。」
乾 「確かにな…、ちょっと待ってろよ。」
荒川 「はぁ?おいっ!」
乾は立ち去って行く本田を呼び止めると何やら話すと本田に書類を押し付けた。
そしてこっちを振り向くと親指を突き出してきた。
乾 「あの書類そのままでいいってさ。」
荒川 「でも…」
乾 「あれ以上丁寧に書けって無理だろ?あんなのただの嫌がらせだろ?
それに、そんなにわからない様なら自分で調べて書き直せって言っ
ておいたから。心配ないよ。」
荒川 「なんか…それって…」
乾 「僕に逆らえないでしょ?」
荒川 「ははっ、せこいですね…でも、助かりました」
乾 「特権は使わないよね。感謝してるんなら週末暇?」
荒川 「予定があるので遠慮します。」
乾 「可愛くないなぁ~。まぁいいっか。」
乾は荒川の笑った顔を見たら少し恥ずかしそうにはにかむとそのまま立ち去っ
ていった。
近くの席に座った。
佐伯は本田に誘われた事で浮かれて周りも見えていなかった。
佐伯 「ここのメニュー読めないんですけど~どれがオススメですか?」
本田 「あぁ、じゃー僕が適当に頼んでおくよ。」
メニューに目を通すとシェフのオススメコースを頼んだ。
佐伯が何やら話していたが適当に相槌を打つと聞き耳を立てていた。
乾隼人。やつは会社社長の息子で、ゆくゆくは社長のポストを継ぐ人材だった。
女子なら将来安泰な物件だ。
しかし、男となど付き合えばどうしても反対されないわけがない。
それをいうなら本田とて、同じ状況とも言える。
後継が同性愛者など認められるわけはなかった。
会社に帰る途中、乾と荒川がキスしているのを目の当たりにして一瞬目の前が暗く
なった気がした。
隣の佐伯さんは気付きもしなかったが、本田の苛立ちは増して行った。
佐伯 「今日はごちそうさまでした。よかったら週末空いてますか?」
本田 「じゃーね。悪いけど忙しいんだ。」
佐伯 「あ…大丈夫ですぅ。」
そっけない返事に少し期待していただけに声が沈んで感じた。
午後からの仕事は全く手に付かず、苛立ちだけが募っていった。
その頃、荒川は午後の仕事を終えて、早々に帰宅していた。
涼介 「さ~て、今日は使ってみるかな~。っとその前に動画みとこっと」
鼻歌まじりに尿道責めの動画を再生する。
はじめは細い方から先端を濡らして慣らして行く。
見ながら下半身を脱ぐと動画の通りにもらったローションを塗りつけると先端
に差し込んでみる。
涼介 「ぅ…いっ…きつっ…」
先端だけだというのにキツくてなかなか中には入っていかない。
それ以上に痛みもあって余計奥に入れられなかった。
涼介 「なんで?あの時はすんなり入ったのに…?奥にはローション塗れないし
な~…あっ!そうだ。」
お尻を解すといつもの様にディルドを出し入れし精液を中にいっぱいにする事にした。
涼介 「あっ…くっ…もうちょっ…あっ…」
イキそうになったところで先端にさっきの尿道プラグを入れ込んだ。
すぐそこまで精液が溢れ出している中、その上から差し込んだ。
さっきより滑りが良くなっていて、ローションと精液が混ざってなんとか入った。
奥まで行くと根元付近で止まってしまった。
そこでそれ以上奥に入れようとすると背筋に電気が走った様な感覚が襲ってきた。
涼介 「あぁ…これ、コレが味わいたかったんだ!もっと、もっと感じたい!」
尿道プラグを太めのに変えると、お尻にはまったディルドを勢いよく出し入れした。
前と後ろを同時に刺激する。
これほど高揚する事はなかった。
自分の手なのに、止まらない!夜中までずっと弄っていた。
ケイの手で触れられた時はもっと感じていた。
自分でやってもある程度快楽を感じられるが、やっぱり人にやってもらった方が感じ
方も敏感になって気持ちよかった。
一度知ってしまうとどうしてもやめられなかった。
ローションもいつものより馴染むし、塗りつけるだけで、体が火照って来ていた。
涼介 「週末が楽しみだなぁ~。」
じゅぽっ、じゅぽっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ。
出し入れする度に卑猥な音が耳を打つが快楽の前には気に留める事でもなかった。
誰もいない部屋の中なので心配の必要もないし、防音でもある為夜遅くにバイブ音
が鳴り響いてもさほど気にもされなかった。
毎日尿道とアナルを同時に弄っているうちにすっかり慣れて来て日課となっていた。
朝早くに会社へ出社すると、書類を持って本田圭佑が待っていた。
荒川 「何かあったのか?」
本田 「何かだと?やり直しだ。もっと細かく数字を見直してこい。」
荒川 「ちゃんと書いてあるだろ?」
本田 「わかりずらいんだ、もっときちんとまとめて来いって言ってるんだ」
分かりやすく作成したつもりだったが、それでも気に入らなかったらしい。
荒川はため息を吐くと書類を受け取り自分のデスクに戻った。
パソコンを立ち上げると横から書類がひょいっと持ち上がった。
荒川 「ん?」
乾 「これのどこが作り直しなんだ?」
荒川 「見にくいんだと…メガネでもかけろっつーの。」
乾 「確かにな…、ちょっと待ってろよ。」
荒川 「はぁ?おいっ!」
乾は立ち去って行く本田を呼び止めると何やら話すと本田に書類を押し付けた。
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乾 「あの書類そのままでいいってさ。」
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それに、そんなにわからない様なら自分で調べて書き直せって言っ
ておいたから。心配ないよ。」
荒川 「なんか…それって…」
乾 「僕に逆らえないでしょ?」
荒川 「ははっ、せこいですね…でも、助かりました」
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